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設定例:エージェント兼マネージャーの活用


ここでは、具体的な設定例として、システム構築例:エージェント兼マネージャーの活用 を考えてみます。この構築例では、純粋なローカルエージェント(Agent1 など)、 ローカルエージェント兼ローカルマネージャー(中継マネージャー、Agent/Manager)、 純粋なローカルマネージャー(Manager)の3種類のLanMapが存在しています。

会社全体管理用 純粋なローカルマネージャーです。各部の中継マネージャー (ローカルエージェント兼ローカルマネージャー) から情報を受信します。この IP アドレスは192.168.10.1であり、 受信用TCPポートはLanMapデフォルトの値を使うものと仮定しましょう。
営業部(Agent/Manager) 営業部の中継マネージャー (ローカルエージェント兼ローカルマネージャー) です。 これは、営業部内のローカルエージェント(下の欄)から情報を受信し、会社全体管理用の ローカルマネージャー(上の欄)に情報を送信します。 このIP アドレスは192.168.20.1であり、受信用TCPポートはLanMapデフォルトの値を使うものと 仮定しましょう。
営業1課/営業2課 営業部内の純粋なローカルエージェントです。これらは、営業部のローカルエージェント兼 ローカルマネージャー(上の欄)に情報を送信します。
経理部 経理部の中継マネージャー (ローカルエージェント兼ローカルマネージャー) です。 これは、(図では省省略されていますが) 経理部内のローカルエージェントから情報を受信し、 会社全体管理用のローカルマネージャーに情報を送信します。

この場合、営業部の各LanMapと会社全体管理用LanMapの設定は、以下のようになります (設定の早見表とあわせてごらんください)。

会社全体管理用 Manager

営業部中継(Agent/Manager)

営業1課/営業2課 Agent