LanMap/Multi + LanMapリモートオプション をリモートエージェント・マネージャーとして使用する場合の、
送受信間隔の設定も非常に重要です。この処理は、ローカルエージェント・マネージャーの場合より CPU
に負荷をかける可能性がありますので、間隔はさらに長めにしておく方が安全です。
リモートエージェントが高速 CPU の場合は送信間隔10分程度、
低速 CPU の場合は送信間隔15〜60分程度を目安に設定することをおすすめします。
リモートマネージャー側の受信間隔も、同様に、高速CPU の場合は受信間隔10分程度、
低速CPU の場合は受信間隔15〜60分程度が目安です。
マネージャーは、多数のメールを一度に受信すると、動作に非常に大きな負荷がかかります。
エージェントの送信間隔とマネージャーの受信間隔は、
「マネージャーが多数のメールを一度に受信することを避ける」ように調整してください。
特に、受信間隔を送信間隔より極端に長くすることは避けてください。
また、多数のエージェントからメールを受け取るマネージャーの場合は、
各エージェントの送信間隔よりマネージャーの受信間隔を短めにしておくほうが安全です。
なお、エージェント側でイベントが発生した場合は、送信間隔の設定によらずに、 ただちにマネージャー宛に送信が行われます。ただし、当然ながら、 マネージャーが実際にイベント情報(正確にいうと、イベントを含む統計情報)を受信するのは、 マネージャーが次に受信処理を行った時点ということになります。