☆ 新着情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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☆ 作者より |
庶民・凡人の味方、真面目で不誠実な一般庶民、 DreamHope です。
この度は AutoReNamer をご利用いただきありがとうございます。 ご利用前にこちらに記載されています、操作方法や注意事項、免責事項、利用条件などをお読みください。 今後も庶民的で品質の高いソフトウェアを出して行きたいと考えておりますので、応援の程よろしくお願いします。 ソフトウェアの不具合のご指摘、ご感想、バージョンアップのご要望などありましたら、遠慮なくご連絡ください。
DreamHope's FreeWares は庶民救済企画として誕生しました。 罪もない一般庶民が犠牲になっているこの世の中において、少しでも力になれればと思っております。 「 DreamHope's FreeWares が気に入った!」もしくは「 DreamHope の考えに賛同したい!」 そうおっしゃっていただける奇特な方! そんな方がもしお見えでしたら、ぜひ夕張市に10円でも100円でも募金を行ってあげてください。 よろしくお願いいたします。
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☆ ソフトウェアの概要 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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☆ ソフトウェアの紹介 |
AutoReNamer の機能は主に4つあります。 1、ファイルの収集 ファイルの収集に関しては、指定したフォルダの下の階層のサブフォルダの中も全て含め、指定した拡張子のファイルを収集します。
重複ファイルの削除に関しては、指定したフォルダ内の同一拡張子、異なるファイル名のファイルに対してバイナリチェックを行い、全く同一のファイルがあった場合に一方のファイルを削除します。ビット単位で全て探索しますので、日付時刻などが同一でファイルサイズも同一である1ビットだけ異なるファイルも別のファイルとして取り扱うことができます。リネームして同一ファイルかどうか判らなくなった場合や、バックアップファイルの重複ファイル削除に重宝します。 ファイル名の変更に関しては、同一フォルダ、同一拡張子のファイルに対して、ファイル名順、日付順、ファイルサイズ順など様々なバリエーションで正規化した名前でのリネームが可能です。掛け算割り算などを一切排除したヒープソートを利用しておりますので、Visual Basicにしては高速なリネーム処理ができます。 拡張子の追加と削除に関しては自分で好きな拡張子を好きなだけ登録可能ですし、必要のない拡張子は自由に削除できます。 一度に30万件のファイル操作に対応しています。 後は、体感的に使っていただけるかと思います。
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☆ ダウンロード方法 |
ここをクリックすると、ファイルのダウンロードダイアログボックスが現れます。 そこで、「保存」をクリックし、任意のフォルダに保存してください。
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☆ インストール方法 |
プログラムファイルはzip形式で圧縮されておりますので、解凍してください。 解凍用プログラムはこちらなどから入手することができます。 解凍しますと、「 setup.exe 」と「 SETUP.LST 」、「 AutoReNamer.CAB 」、「 ReadMe.htm 」が出現します。 setup.exe を実行するとインストールを開始します。 後は、指示に従ってインストールしてください。 WindowsXPにおいての全角文字のログオン名の場合でもインストールできます。
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☆ ソフトウェアの使い方 | |||
リネームにおいてはHeader、Figuresの指定が必要ですが、Binary DeleteとCollect Filesに関しては指定する必要はありません。
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☆ アンインストール方法 |
アプリケーションの追加と削除よりアンインストールしてください。
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☆ 使用上の注意事項 |
一旦ファイル名を変更すると元へは戻せませんのでご注意下さい。
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☆ バージョンアップ履歴情報 |
2007年 6月20日 Version 2.0 性能改善 ソートアルゴリズム変更 機能追加 拡張子Edit機能追加 バグ修正 ファイルが指定されていないときの異常終了の修正 性能改善 WindowsXPの日本語ログオン名に対応 2007年 8月XX日 Version 2.0 をリリース版 AutoReNamer Version2.0 として配布開始
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☆ 開発手記 |
基本的には使い捨てプログラムでした。 TouchMethodの成績処理時に、学生たちのファイルを集め、名前を変更するプログラムを作って実行したらすぐに廃棄し、の繰り返しをしていたのですが、何度か作っていましたので、いい加減良く使うと判断し残しておける程度に見栄えを整えて作っておいたものです。 今回TouchMethodに組み込む折に合わせてバージョンアップして高速かつ使い勝手がよくなりました。拡張子も編集できるようになりましたので、様々な用途で利用できるかと思います。 学生の再帰やソートの勉強用でもサンプルプログラムとして利用できますし、応用例としてはとても具体的で気に入っています。
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☆ お礼の言葉 |
特にお世話になった方はいないのですが、とりあえず言っておきます。 ありがとうございました。
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☆ その他 |
★ TouchMethodに搭載! |
今回TouchMethodのバージョンアップに伴い、AutoReNamerをTouchMethodにも搭載しました。 TouchMethodの成績処理がメチャメチャ楽で便利なものになりました! 先生方、頑張ってください!
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★ SOHO業務募集中! |
こんな私ですが、仕事をさせてみたいと思っていただけましたらご連絡ください。釣りと子育てと本業に忙しくて開発は遅いかもしれませんが、、、 お待ちしております!
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☆ 作者より |
庶民・凡人の味方、真面目で不誠実な一般庶民、 DreamHope です。
この度は Mathematics (算数なんて怖くない!)をご利用いただきありがとうございます。 ご利用前にこちらに記載されています、操作方法や注意事項、免責事項、利用条件などをお読みください。 今後も庶民的で品質の高いソフトウェアを出して行きたいと考えておりますので、応援の程よろしくお願いします。 ソフトウェアの不具合のご指摘、ご感想、バージョンアップのご要望などありましたら、遠慮なくご連絡ください。
DreamHope's FreeWares は庶民救済企画として誕生しました。 罪もない一般庶民が犠牲になっているこの世の中において、少しでも力になれればと思っております。 「 DreamHope's FreeWares が気に入った!」もしくは「 DreamHope の考えに賛同したい!」 そうおっしゃっていただける奇特な方! そんな方がもしお見えでしたら、ぜひ夕張市に10円でも100円でも募金を行ってあげてください。 よろしくお願いいたします。
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☆ ソフトウェアの概要 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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☆ ソフトウェアの紹介 |
Mathematics (算数なんて怖くない!)は、算数の初期段階である、3桁までの足し算・引き算・掛け算・割り算および九九の練習用アプリケーションソフトです。 お父さん・お母さんが設定をし、小学1〜3年生の方に利用していただくことを前提として作成しております。 ・ 自由学習モード(子供が自由に算数の学習を勧めることができます) を選択することができます。 指定学習モードとスパルタモードは保護者の方で学習内容や学習量を指定することができます。 指定学習モードは子供が自分で途中終了できるのに対して、スパルタモードは指定した学習内容を指定した学習量が終わるまで終了できません。問題が終了するとパスワード確認画面がでますので、それを入力して終了となります。 忙しいお父さん・お母さんには持ってこいです。 後は、体感的に使っていただけるかと思います。 |
☆ ダウンロード方法 |
ここをクリックすると、ファイルのダウンロードダイアログボックスが現れます。 そこで、「保存」をクリックし、任意のフォルダに保存してください。
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☆ インストール方法 |
プログラムファイルはzip形式で圧縮されておりますので、解凍してください。 解凍用プログラムはこちらなどから入手することができます。 解凍しますと、「 setup.exe 」と「 SETUP.LST 」、「 Mathematics.CAB 」、「 ReadMe.htm 」が出現します。 setup.exe を実行するとインストールを開始します。 後は、指示に従ってインストールしてください。 WindowsXPにおいての全角文字のログオン名の場合でもインストールできます。
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☆ ソフトウェアの使い方 | ||||||||||||||||
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☆ アンインストール方法 |
アプリケーションの追加と削除よりアンインストールしてください。
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☆ 使用上の注意事項 |
パスワードを忘れるとモード変更できませんのでご注意下さい。 また、確かにスパルタモードは最強ですが、一人きりでスパルタモードで学習させるのはお薦めできません。 やっぱり、保護者が一緒になって楽しんで勉強するのが一番だと思います。
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☆ バージョンアップ履歴情報 |
2007年 6月13日 Version 1.02 バグ修正 問題数が1問のときに異常終了するバグを修正 性能改善 解答の正否表示を見やすく大きなウィンドウで表示 性能改善 WindowsXPの日本語ログオン名に対応 2007年 8月XX日 Version 2.0 をリリース版 Mathematics Version2.0 として配布開始
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☆ 開発手記 |
我が子用に作りました。 せっかく作った指定学習モードもスパルタモードも使ったことがありません。 やっぱり、勉強は楽しんでやるものですので、ぜひ保護者の方も一緒にやってください。 お子さんは自由学習モードで、保護者の方が子供にスパルタモードをやらされるというのが理想的ですね。
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☆ お礼の言葉 |
子供たちのおかげでできました。 ありがとう。
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☆ その他 |
★ SOHO業務募集中! |
こんな私ですが、仕事をさせてみたいと思っていただけましたらご連絡ください。釣りと子育てと本業に忙しくて開発は遅いかもしれませんが、、、 お待ちしております!
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☆ 作者より |
庶民・凡人の味方、真面目で不誠実な一般庶民、 DreamHope です。
この度は shutter をご利用いただきありがとうございます。 ご利用前にこちらに記載されています、操作方法や注意事項、免責事項、利用条件などをお読みください。 今後も庶民的で品質の高いソフトウェアを出して行きたいと考えておりますので、応援の程よろしくお願いします。 ソフトウェアの不具合のご指摘、ご感想、バージョンアップのご要望などありましたら、遠慮なくご連絡ください。
DreamHope's FreeWares は庶民救済企画として誕生しました。 罪もない一般庶民が犠牲になっているこの世の中において、少しでも力になれればと思っております。 「 DreamHope's FreeWares が気に入った!」もしくは「 DreamHope の考えに賛同したい!」 そうおっしゃっていただける奇特な方! そんな方がもしお見えでしたら、ぜひ夕張市に10円でも100円でも募金を行ってあげてください。 よろしくお願いいたします。
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☆ ソフトウェアの概要 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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☆ ソフトウェアの紹介 | ||||||||||||||||||||||||||||||
★ shutterとは | ||||||||||||||||||||||||||||||
世のスケベたち、世の浮気者たち、世の堕落者たち、世の一般庶民たちへのプレゼント! その名も shutter (シャッター)!
・ 一人でエッチなサイトを見ていて、突然部屋に人が入って来たことありませんか? ・ 秘密のメールを打っていて、急に後ろから覗かれたことありませんか? ・ 学校でゲームをやっていて、先生にばれて叱られたことありませんか? ・ 会社でチャットをやっていて、上司に睨まれたことありませんか? ・ 2つのウィンドウを何度も行ったり来たりしたい時ってありますよね。
そんな時には shutter! shutter は今見ているウィンドウを瞬時に非表示にできます。 キーやマウスのワンプッシュで、瞬時に消し去ることができます。 つまり、よそ見しながらでも、会話しながらでも非表示可能なのです。 そして、そのウィンドウでの編集内容もそのまま保持できます。 大切な文書を破棄してしまったり、入力途中のメールの保存確認メッセージであたふたすることもありません。 そして、非表示にするのと同様に手軽に瞬時に再表示が可能です。 エッチなサイトだって、秘密のメールだって、授業中のゲームや、仕事中のチャットだってもう心配ありません!
そして、何よりデスクトップにもタスクバーにもタスクトレイにも、どこにも shutter の痕跡はありません。* もちろん非表示にされたウィンドウはタスクバーからも消えます。 shutter はC言語で作られたコンパクトでライトな基本的にウィンドウレスのWindowsアプリケーションなのです。 パッと見ただけでは shutter が起動していることが誰にもわからないのです。 ソフトウェアもたった「 shutter.exe (55KB) 」の一つだけ。 DLLも必要なければ、面倒で痕跡の残るインストールも必要ありません。 つまり、自宅の共有マシンや会社の共有マシンに手軽にかつ一時的に利用することが可能なのです。 自動レジストリ登録機能もあり、パソコン立ち上げ時に自動起動も簡単。 レジストリ登録の削除は shutter を終了させるだけと更に簡単。 ピンチな時は、いつでもシャッターを下ろすように shutter が利用できます。 もう、びくびくして悪さする必要はありません! 胸を張って(?)秘密を謳歌してください!
* タスクマネージャのアプリケーションでは確認することはできませんが、プロセスでは確認することができます。
この説明は一般的な使用環境を想定し説明しております。
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★ 自動レジストリ登録/削除機能 | ||||||||||||||||||||||||||||||
shutter はたった一つの「 shutter.exe 」だけしかありません。これを起動するだけで、現在の自分自身の位置を自動でレジストリ登録し、次回Windows起動時からは自動起動されるようになっています。 また、最初に shutter を起動したときに、 shutter の起動モードを選択します。ここで選択したモードで次回から自動起動されるように設定されます。一度起動モードを選択すれば以降は起動モード選択の必要性もなく、Windowsが起動した瞬間から shutter が利用できます。 ですので、スタートアップへの登録も必要ありません。どこに shutter.exe を置いていてもきちんと自分自身の場所を把握してレジストリ登録ができます。 shutter のレジストリ登録を有効にしておくためには shutter を終了させないだけで良いのです。逆に言うと、レジストリ登録を削除したい場合は shutter を終了させるだけで良いのです。 shutter を終了させることで、これも自動でレジストリから登録削除されるように作られているのです。 一旦 shutter を終了させてしまうと、次回 shutter の起動時に再度起動モードの選択をする必要がありますが、隠密なソフトウェアですので、念には念を入れて痕跡を残さないよう作っておきました。 再度起動モードを変更したい場合には一旦 shutter を終了させていただき、再度起動することで、起動モードの選択が可能となります。 Windowsでは起動中のアプリケーションプログラムの削除ができません。つまり、 shutter を削除したい場合には、一旦 shutter を終了させる必要があるわけです。ということは、「 shutter を削除する」=「レジストリ登録も削除される」という訳です。 shutter はアンインストールの必要もなく「 shutter.exe 」を削除するだけでレジストリからも削除され、レジストリも一切汚さず、何の痕跡も残さないということです。 フロッピーディスクやCDなどで起動して、Windowsを終了させ、次にそのディスクを挿入せずにWindowsを起動した場合等は当然正常稼動しませんのでご注意ください。
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★ Mode(モード) | ||||||||||||||||||||||||||||||
shutter には3つのモードがあり、「Num Lock」キーの2度早押しでモード変更ができます。
Mode Changeはモードの変更、shutter Endsは shutter の終了、Showは表示、Hideは非表示のことです。 Keyは押すキーやボタンを表し、その後ろの( )の中の数値はそのボタンを押す回数を表しています。 モード変更時にはメッセージボックスが表示され、そのモードの使い方も表示されます。簡易マニュアルとしてご利用ください。
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★ フォアグラウンド処理 | ||||||||||||||||||||||||||||||
shutter は完全なフォアグラウンド処理を実現しております。ですので、ウィンドウを非表示にした瞬間に、そのすぐ下にあるウィンドウにキーボード入力ができます*し、入力途中だったウィンドウを非表示にしてあった場合は、再表示した瞬間から入力が可能となります。 * Zオーダーで、現在フォアグラウンドな状態にある「非表示にされるウィンドウ」のすぐ下にあるウィンドウが、「非表示にされるウィンドウ」がフォアグラウンドな状態になる前にフォアグラウンドな状態でなかった場合には、フォアグラウンドな状態として表示されませんので、キーボード入力もできません。簡単に言いますと、「非表示にされるウィンドウ」を閉じた場合と同じ状態になるということです。
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★ 非表示中の終了時の動作 | ||||||||||||||||||||||||||||||
shutter において、あるウィンドウを非表示中に shutter を終了させた場合は、非表示中であったウィンドウが自動的に表示され終了します。 ですので、他人がいるところで shutter を急に終了させると、見られては困るウィンドウが表示されてしまう場合がありますので、ご注意下さい。
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☆ ダウンロード方法 |
ここをクリックすると、ファイルのダウンロードダイアログボックスが現れます。 そこで、「保存」をクリックし、任意のフォルダに保存してください。
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☆ インストール方法 |
プログラムファイルはzip形式で圧縮されておりますので、解凍してください。 解凍用プログラムはこちらなどから入手することができます。 解凍しますと、「 shutter.exe 」と「 ReadMe.htm 」が出現します。 後は、 shutter.exe を実行すればそのまま動作します。 つまり、インストールの必要はないということです。 shutter.exe はフロッピーでもCD−Rでもハードディスクでも、またどのフォルダでも好きな場所に置いてください。 shutter.exe 一つだけあれば動作します。 また、どの場所に置かれていても起動時に自動レジストリ登録、終了時に自動レジストリ登録削除が可能です。
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☆ ソフトウェアの使い方 | ||||||||||||||||||||||||||||||
shutter には3つのモードがあり、それぞれモードごとに使い方が異なります。
1つ目が「Lock Mode」です。 「Num Lock」キーの2度早押しで「Nomal Mode」へ移行できます。 「Scroll Lock」キーの2度早押しで shutter が終了します。
「Num Lock」キーの2度早押しで「High Mode」へ移行できます。 「Scroll Lock」キーの2度早押しで shutter が終了します。 「Ctrl」、「Pause」キーまたは「マウスの中ボタン」の2度早押しでウィンドウを瞬時に非表示にできます。
基本的には「Nomal Mode」と同じですが、「Pause」キーは1度押すだけでOKです。
他の人がコンピュータをさわることが多い場合には「Lock Mode」にしておくと便利です。 自分が使うときだけモード変更をすれば、 shutter を使っていることすら知られることはまずありません。
時々他の人がコンピュータをさわることがある場合には「Nomal Mode」がお勧めです。 全ての操作が2度早押しですので、間違って shutter を動作させてしまうこともまずありません。
自分しかコンピュータを触らない場合は「High Mode」で決まりです。 よく触る「Ctrl」キーは2度早押しのままで「Pause」キーは1度押すだけで瞬時に非表示が可能です。
これらの3つのモードは「Num Lock」キーの2度早押しをするたびに
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☆ アンインストール方法 |
インストールをしませんので、アンインストールの必要性もありません。 shutter を終了させ(これで自動的にレジストリ登録の完全削除完了)、 shutter.exe を削除するだけでOKです。 あ、後 ReadMe.htm と imagesフォルダの削除もお忘れなく。
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☆ 使用上の注意事項 |
★ フォアグラウンド処理の問題点における注意事項 |
shutter は完全なフォアグラウンド処理を実現しております。Windowsのウィンドウの概念にはZオーダー、アクティブ、フォアグラウンドなどがありますが、Zオーダーとは重なっているウィンドウの前後の位置を表し、アクティブとは全ウィンドウの中で現在活動的な(注目されている)、別の言葉で言うとフォーカスが当たっているウィンドウを指し、フォアグラウンドとは入力可能な状態、別の言葉で言うとキーボードフォーカスが当たっているウィンドウを指します。通常は「Zオーダーが最前面のウィンドウ」がアクティブであることが多く、フォアグラウンドであることも多いのですが、実際のところはZオーダーとアクティブやフォアグラウンドは別物になります。つまり、最前面ウィンドウでなくてもアクティブなウィンドウやフォアグラウンドなウィンドウをつくることも可能ということです。 MicrosoftはWindows98からフォアグラウンドの動作を制限しました。Windows2000の場合ですと、最後にキーボード入力があってから200秒間はフォアグラウンドなウィンドウを作れないようになっています。それには理由があります。例えばフォアグラウンドウィンドウを0秒で製作できたとしましょう。その場合、ワープロソフトで文章を入力していて、エンターキーを押す瞬間に「あなたは100,000,000円支払うことに同意しますか?」というようなダイアログボックスが他のソフトウェアからフォアグラウンド処理で出された時に、きっと勢いでそのままエンターを押してしまうでしょう。こうなったらさあ大変です。 Microsoftはそうならないために、Windows98以降のOSはフォアグラウンド処理をするのに200秒という意味のないような長い時間の後にしか許可していないのです。いくらアプリケーション側でフォアグラウンド処理を実行しようとしてもそのウィンドウはフォアグラウンドにはならず、タスクバー上で点滅した(FlashWindow)状態になるだけなのです。 たった一度のフォアグラウンド処理の場合やフォアグラウンド処理を行う直前にメッセージボックスを出す場合は問題なくできても、繰り返しフォアグラウンド処理を行うことは大変難しいものになります。ウィンドウの非表示と表示を瞬時に繰り返すソフトウェアではその機能が必要となります。 shutter はそのフォアグラウンド処理を瞬時にまた完璧にできるように設定してあります。 shutter は0秒でフォアグラウンド処理ができます。それも、フォアグラウンド処理を行う直前まではちゃんと規定値(200秒)の状態でありながら、その瞬間だけ0秒にし、その直後には再び規定値に戻しています。私が知る限りでは素人の作るフリーウェアレベルで繰り返し型であり、メッセージボックスも出さない完璧なフォアグランド処理を実現しているソフトウェアは見てはいませんが、それでも私でも実現できてしまいましたので、やがてはそのようなソフトウェアが出てくることになるでしょう。つまり shutter と同レベルの処理ができれば、Microsoftの危惧した状態になってしまう恐れがあるということです。ネットに繋がっていない環境であれば、さほど問題ではありませんが、現状ネットに繋がっていないコンピュータは皆無に等しいでしょう。 shutter は0.数秒足らずのほんの一瞬しか0秒のフォアグラウンド処理を許可していませんが、近似のアプリケーションでフォアグラウンド処理を実現する場合にはそれができず、ずっと0秒のフォアグラウンド処理を許可している可能性があります。私もこの問題点の克服に相当苦労をしましたし、やはりこれは並大抵のことではできません。どんな書籍を読んでも、どうインターネットで調べても出ていないようなことをしなければ実現できなかったのです。通常では考えられない手法でしか解決できませんでした。ですので、フリーウェアで出ているフォアグラウンドを扱ったソフトウェアにおいては製作者側で注意事項が書かれていなくとも、このフォアグラウンド処理の問題点が野放しになっている可能性がありますので充分ご注意ください。フォアグラウンド処理すら扱っていないものが多いのも事実ですが。。。 少なくともこの shutter は安心してご利用いただけます。
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★ ウィンドウ消失の問題点における注意事項 |
Version36から取り組んだウィンドウ消失の問題についての注意事項です。 InternetExplorerのようなシングルタスクマルチGUIスレッドのブラウザのリンクをクリックした場合、3種類の動作の可能性があります。 3のケースにおいて、そのターゲットとなる既存のウィンドウが shutter によって非表示にされているウィンドウの場合においてウィンドウが消失してしまう現象をテストの段階で発見しました。これがウィンドウ消失の問題点です。 3のケースにおいて、ブラウザでリンクをクリックした場合は、どうも可視(非表示していない)ウィンドウ限定で、新しいサイトが表示されるようになっているようで、 shutter で非表示にした場合にはウィンドウが消失するだけではなく、ウィンドウハンドルも消失し、それ以上にGUIスレッドすら消失してしまうことが判明しました。これは shutter だけの問題ではなく、他類似アプリケーション(非表示を行うアプリケーション)でも同様の現象が確認されました。 この場合、GUIスレッドすら消失してしまうため、再表示は不可能となります。ですので、 shutter をご利用いただく際、リンク先ターゲットウィンドウを非表示にされた場合は、非表示にされている間はリンクをクリックしないようにご注意いただく必要があります。 Version39まで様々な観点から問題解決策もテストしてみたのですが、私の現時点での力量と shutter の開発理念の観点から解決は不可能でした。対応するとした場合、グローバルフックを用いて、その非表示にされたウィンドウハンドルに対するメッセージを止めるという方法を取れば解決しますが、そのためには別途DLLが必要となり、現 shutter の開発理念に反することとなります。そのため、このように注意を喚起することといたしました。 もし、DLLを導入する shutterS を開発する折にはこの対応も検討するつもりでおりますので、今回に関しましてはご了承願います。 ただ、FirefoxのようにシングルプロセスシングルGUIスレッドにてウィンドウを管理しているプラウザでは問題ありません。
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☆ バージョンアップ履歴情報 |
2007年 2月27日 Version 1 考案開始 2007年 2月28日 Version 1 製作開始 2007年 3月 2日 Version 1 ウィンドウの最小化と終了機能のみ 2007年 3月 3日 Version 2 機能追加(非表示機能の追加) 2007年 3月 4日 Version 3 バグ修正(sleep抜け修正) 2007年 3月 5日 Version 4 機能変更(キーの割り当て変更と最小化削除) 2007年 3月 6日 Version 5 機能追加(フォアグラウンドウィンドウ処理追加) 2007年 3月 7日 Version 6 機能追加(プログラム名変更禁止処理追加) 2007年 3月 8日 Version 7 機能追加(レジストリ処理追加) 2007年 3月 8日 Version 8 機能変更(トリプルプッシュ版製作→ボツ) 2007年 3月 9日 Version 9 性能改善(変数整理によるメモリ使用量の削減) 2007年 3月 9日 Version10 性能改善(アルゴリズム改善による高速化) 2007年 3月 9日 Version11 機能追加(二重起動禁止処理追加) 2007年 3月 9日 Version12 バグ修正(メモリ確保のアルゴリズム変更) 2007年 3月10日 Version13 性能改善(アルゴリズム改善による高速化) 2007年 3月11日 Version14 性能改善(フォアグラウンドウィンドウ処理の的確度の改善) 2007年 3月12日 Version15 性能改善(フォアグラウンドウィンドウ処理の安定度の改善) 2007年 3月13日 Version16 性能改善(フォアグラウンドウィンドウ処理の完璧度の改善) 2007年 3月13日 Version17 性能改善(汎用性向上のための改善) 2007年 3月14日 Version18 機能変更(誤操作防止のための変更) 2007年 3月14日 Version19 性能改善(汎用性大幅向上のための改善) 2007年 3月14日 Version20 機能変更(秘密隠蔽度向上のためのキー割付変更) 2007年 3月14日 Version21 機能変更(秘密隠蔽度向上のためのアルゴリズム大幅変更) 2007年 3月15日 Version22 機能追加(「Lock Mode」と「High Mode」の追加) 2007年 3月16日 Version23 性能改善(エラー処理の充実による安定度の改善) 2007年 3月17日 Version24 性能改善(アルゴリズム改善による待ち時間の短縮化) 2007年 3月17日 Version25 機能変更(操作性向上のための大幅変更) 2007年 3月19日 Version26 機能変更(秘密隠蔽度向上のためのレジストリ処理大幅変更) 2007年 3月19日 Version27 性能改善(構造化とカプセル化による保守性の改善) 2007年 3月19日 Version28 性能改善(終了処理のアルゴリズム改善による高速化) 2007年 3月20日 Version29 機能追加(アイコンの追加) 2007年 3月20日 Version30 機能変更(テキスト出力形態の変更) 2007年 3月20日 Version31 性能改善(Windows2000でのフォアグラウンドの問題点軽減措置) 2007年 3月21日 Version32 バグ修正(Version31にて不安定な挙動を修正) 2007年 3月21日 Version33 性能改善(Windows2000でのフォアグラウンドの問題点を完全解決) 2007年 3月21日 Version34 性能改善(構造化による保守性の改善) 2007年 3月21日 Version35 性能改善(定数変更によるレスポンスの改善) 2007年 3月21日 Version36 性能調査(ウィンドウ消失の原因究明用関数組み込み) 2007年 3月22日 Version37 性能調査(ウィンドウ消失の原因究明用ファイリング処理組み込み) 2007年 3月22日 Version38 性能調査(ウィンドウ消失の実態把握ファイリング処理組み込み) 2007年 3月26日 Version39 性能調査(ウィンドウハンドルの消失確認関数組み込み) 2007年 3月26日 Version40 性能改善(Version36を改良し、デバッグ用関数を削除) 2007年 3月28日 Version41 性能改善(WindowsXPでのキー入力不安定動作改善) 2007年 3月29日 Version42 性能改善(WindowsXPでのフォアグラウンドタイム変更可能化改善) 2007年 3月30日 Version43 機能追加(非表示ウィンドウがロストした時に表示するメッセージを追加) 2007年 3月30日 Version44 性能改善(WindowsXPでのフォアグラウンド不安定動作改善) 2007年 3月31日 Version45 性能改善(WindowsXPでのフォアグラウンド不安定動作再改善) 2007年 4月30日 Version46 性能改善(WindowsXPでのフォアグラウンド不安定動作対策完了) 2007年 5月 1日 Version47 性能改善(WindowsVistaでのフォアグラウンド動作対策完了) 2007年 5月 2日 Version48 性能改善(フォアグラウンド動作対策時の速度アップ) 2007年 5月 2日 Version49 性能改善(変数名、関数名、変数型、関数型整理変更による保守性の改善) 2007年 5月 2日 Version50 性能改善(フォアグラウンド処理実施時のチラつき改善) 2007年 5月28日 Version50 をリリース版 shutter Version1.00 として配布開始 2007年 6月15日 Version51 性能改善(WindowsXPでタスクバーにウィンドウが残る現象を改善) 2007年 6月16日 Version52 機能変更(タスクバーにでるウィンドウをデスクトップに移動) 2007年 6月19日 Version53 性能改善(ウェイトを入れて安定度を改善) 2007年 6月19日 Version54 機能変更(デスクトップにでるウィンドウをタスクバーに再度変更) 2007年 6月20日 Version55 性能改善(デスクトップとタスクバーを消去できないように改善) 2007年 6月23日 Version56 性能改善(Version55のケースでタスクバーにウィンドウが残る現象を改善) 2007年 6月26日 Version57 機能変更(Version55にて表示されるメッセージを表示しないように変更) 2007年 6月26日 Version58 機能変更(Version55メッセージの代わりにウェイトウィンドウを表示) 2007年 6月28日 Version59 バグ修正(Version55の時にフォアグラウンドタイムを設定値に修正) 2007年 6月28日 Version60 性能改善(アルゴリズム改善による保守性の向上) 2007年 8月 X日 Version60 をリリース版 shutter Version2.0 として配布開始
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☆ 開発手記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
目標は「シンプル」でした。軽くて手軽なソフトウェア。ソフトウェアもコンパクトなたった一つのプログラム。インストールも必要なければ、レジストリ登録も手軽にできる。そう決めて開発に当たりました。ですので言語はCで決定。エディタで作るC言語での本格的なWindowsアプリは初めて(コンソールアプリは良く作っていました)ですので、とても楽しみでした。結構知らないことばっかりで、楽しんで組むことができました。 まず第一の問題はキーの取得。グローバルフックを利用すれば、さまざまなメッセージを難なく取得できますが、別途DLLの作成が必要となります。つまり「コンパクトなたった一つのプログラム」という枠から外れてしまいます。それで、GetAsyncKeyStateを利用した今回の仕様にしました。 次の問題はウィンドウの非表示です。当初は最小化でいいと思っていたのですが、最小化は瞬間的に目立ちます。他の人が見た場合「え?今何を隠したの?」と余計に気になります。ということで非表示に決定。非表示にするのにShowWindowとSetWindowPosで色々とテストをしてみました。テストの中でSetWindowPosの方が安定して動作していたので、これで決定。後でわかったのですが、この安定というのは実は定かなものではありませんでした。単なる処理が遅かっただけのことでした。けれど、それを知ったおかげでフォアグラウンドの問題解決ができたのです。 次はフォアグラウンドなウィンドウが非表示になった後の次のウィンドウを取得し、そのウィンドウをフォアグラウンドにする処理です。ここはなかなか大変でした。次のウィンドウハンドルの取得においても、Windowsはウィンドウ管理が曖昧で、もう消失しているウィンドウのハンドルが残っていたりもします。ですので、GetNextWindowでは正確に次のウィンドウハンドルを捕まえられません。そこで、EnumWindowsでプロセスを拾い、GetNextWindowで捕まえたウィンドウハンドルがEnumWindows中に存在しているかで、存在するウィンドウかどうか確認しならが進めました。フォアグラウンド処理は試行錯誤していくなかで、とりあえずの動作を確保。納得できないところは後ほどということで先へ進めました。 次にプログラム名変更禁止処理です。WinMainには argv 、 argc のように自分自身のプログラム名を簡単に取得することができませんでしたので、Pathから生成しました。これは瞬殺で完了しました。 次はレジストリ処理です。これも単純明快。すぐに完了です。で、ここで友人にアドバイスを受け、トリプルプッシュバージョンを作ってみました。けれどこれが不作で、「かえって3回も押してたら目立つぞ!おい!!」という感じでした。ということでボツ!すぐにお蔵入りとなりました。ご要望の人います? 今度は、二重起動禁止処理です。これもいたって簡単に完了。変数整理をしてできるだけメモリの使用量を減らし、アルゴリズムを改善することで高速化を計り終了! といいたかったところだったのですが、タスクマネージャで動作確認していると、ある処理のときだけほんの少しずつメモリ使用量が増えていくのを見つけました。あ、これはいけない!とすぐにトレース&デバッグ。メモリ解放忘れの典型的なバグでした。 ソースを整理してみると無駄な処理がいくつかみつかったので、それを修正している途中、フォアグラウンドの状態変化が見られました。これは何かヒントがあるぞ!と睨んで様々なアプローチでテスト。それによってフォアグラウンドがかなり安定した状態になりました。 安定度が増したので欲がでて、更に汎用性のアップを図りました。ついでに誤操作をできるだけなくす方法も取り入れ、使いやすくするために同僚たちのデスクトップやノートパソコンのありとあらゆるキーボードを確認して、キー割付も変更し、より使いやすいものへと変貌させました。 ならばと、さらに秘密隠蔽度向上のための手立てをし、完全にソースも整理し、アイコンも組み込み、最後の最後に残ったのがフォアグラウンドの問題点だけとなりました。フォアグラウンドの問題点の克服は、フォアグラウンドを完全に実現すること以上に難しかったのです。 とある現象において、フォアグラウンドの問題点を克服できる時があり、それを手がかりに様々なシュミレーションを経て、完全にフォアグラウンドの問題点を解決できました。さすがにこれは大満足です。完璧なフォアグラウンドの実現だけでも大変だったのに、Microsoftですら想像だにしない手法でのフォアグラウンドの問題点の解決です。納得のいくアプリケーションの完成と共に、中途半端なフォアグラウンド処理を扱ったフリーウェアなどが出回っていないかと心配になってしまいました。これを読まれた皆さんは、フォアグラウンド処理を行いながらその問題点を提起していないソフトウェアの利用は止めてくださいね。Microsoftまでもが危惧していることですので。 とにかく全体を通して苦労した点はヘルプがないことです。Borland C++ Compiler 5.5 でコンパイルしたのですが、このヘルプはC++ Builderを購入しないと付いてこないということで断念して、ネット検索のみで対応しました。ですので、組んでいる時間より調べている時間の方が10倍以上多いという大変無駄の多い開発形態でした。ところがこの無駄が財産なのです。無駄の多い人間には余裕が生まれます。いい勉強になりました。 制作上の苦労点はやはり後に回したフォアグラウンド処理の実現とそれ以上にフォアグラウンド処理の問題点の克服でした。間違いなくここが一番大変でした。 多くの方がこのフォアグラウンド処理の実現ができないで悩んでいる様をネットで数多く見ました。無理なのかなぁ?と思いつつ色々試していく中で何とか安定度の高いフォアグラウンド処理ができました。これは、もの凄く単純な手法で解決できました。が、当然納得できるはずもありません。完璧なフォアグラウンド処理を実現したかったのです。フォアグラウンドウィンドウを生成できなくともSetForegroundWindowはエラーを返しません。ですので、暗礁に乗り上げかけたのですが、発想の転換で解決し、完璧なフォアグラウンド処理を実現することができました。 どうやって解決したのかというと、、、 やっぱり秘密にしておきます。ここら辺が肝ですから。 何かやりたければ人に聞くだけだとか、それをしてくれるAPIを探してそれを利用するというだけの安直な考えではプログラマとは言えません。それでは単なるパズルです。完全なフォアグラウンド処理を行ってくれるAPIなんてありませんし、自分のプログラミング技術で解決できることでもありますので、ぜひ挑戦してください。 また、それ以上に大変だったフォアグラウンド処理の問題点の克服に関しては、ヘルプがなかったことが幸いしています。後でヘルプで調べてみると、そんなことできないというような内容だったのです。無駄が財産とはこのことです。マニュアルやヘルプだけを見ている方では、思いつきにくいと思います。試行錯誤で一杯試してこその克服でした。
では、興味のある方が多いと思いますので、フォアグラウンド処理の実現の秘密(?)を一つ一つ解説します。 まず、第一の関門は「フォアグラウンドにしたいウィンドウ」のハンドルを持つスレッドと「現在フォアグラウンドなウィンドウ」のハンドルを持つスレッドの違いの把握です。この二つを結び付けなければ「フォアグラウンドにしたいウィンドウ」をフォアグラウンドにすることはできません。AttachThreadInputを使います。ここは基本ですので、みなさんもできていると思います。 ところがスレッドをアタッチしてフォアグラウンドにしようとしても、FlashWindow状態となり、実際にフォアグラウンドにはならず、、ウィンドウタイトルが点滅してしまう症状で苦しんだ人も多いと思います。これは、現在フォアグラウンド処理をやってはならないシチュエーションのタイミングでフォアグラウンド処理を実行してしまった場合になります。フォアグラウンド処理は最終入力の後、一定時間の間は実行できないようになっているのです。 MicrosoftはWindows98以降そういう設定にしたのです。理由は、もしも瞬時にフォアグラウンド処理ができてしまうことを考えた場合、ワープロ入力中に突然ウィルスの作ったダイアログボックスが開いて、そこでエンターキーを押してしまってとんでもない事柄に承諾してしまったら大変なことになります。ですので、最終入力の直後はフォアグラウンド処理はできないようになっているのです。その一定時間の値はSystemParametersInfoで取得設定ができるので、フォアグラウンド処理を行う前に、まず規定値を保存し、その後一定時間を0にし、フォアグラウンド処理を行った後に規定値に戻す必要があるのです。これも基本ですので、できている人も多いでしょう。 ところが、まだ現実にフォアグラウンドウィンドウとはならない場合が多いのです。ここまでのことができれば、「フォアグラウンドにしたいウィンドウ」をZオーダーの一番トップである最前面に持ってこれているわけですが、ところが最前面であってもフォーカスが当たらず、フォアグラウンドな状態にならない場合が多くあるのです。とくにシングルプソセスマルチGUIスレッドのウィンドウにおいて失敗が多く見られました。これには理由があります。決してOSが混乱しているわけではありませんし、シングルプロセスマルチGUIスレッドに限定したものでもありません。その理由とはシングルプロセスマルチGUIスレッドのアプリケーションの反応が早いことだけなのです。 また、この克服が大変苦労したところです。ところが、とても簡単なあることをすると、かなり安定度が高くフォアグラウンドにすることができます。ネット上ではその手法は出ていませんし、中には「無理だ」とおっしゃられている方も見えますし、AttachThreadInputやSystemParametersInfoは使わない方が良いとまでおっしゃられている方も見えます。 ところが本当に簡単な手法で安定度アップができてしまうのです。この実現に私は膨大な時間を費やしました。が、その手法は本当に驚くべきほど簡単な、そしてすぐにできてしまう手法です。それさえすれば、100%といっていいほどにウィンドウをフォアグラウンドにすることができます。みなさんもぜひ苦しんでください。誰でもできる簡単な手法です。聞くと怒れてしまえるほど単純な手法です。これが無駄の多い人間の手法です。 ところがこれで終わりではありません。私の使っているマシン、OSではフォアグラウンド処理はほぼ完璧にできても、別のマシンやOSでは設定を変えなければならないのです。それどころか、同じマシン、OSであってもその時々で設定変更を余儀なくされる可能性すらあります。つまり不安定なのです。汎用性がないのです。どうやって当時100%にしていたかというと、その不安定さを見越して余裕ある設定にしていただけです。けれど、マシンが変わるとその余裕すら意味のないほど大きく設定を変える必要性があるのです。これを自動化できれば良いのですが、SetForegroundWindowは実際にはフォアグラウンドにできていなくてもエラーを起こしません。そのためにその設定の自動化が困難だったのです。 ところが発想の転換で解決できました。完璧なフォアグラウンドウィンドウの生成が各マシンごとの、各マシンのその時々のシチュエーションのベストなタイミングでできるようになりました。ヒントは「鳴かぬなら鳴くまでまとうホトトギス」です。色々試して頑張ってください。ただ、OSに制御を渡すことは忘れずにね。これもヒントです。 そして、色々テストをしてみました。今回テストしたマシンは8台。テストしながらわかったのですが、Pentiumはそうとう遅いのですね。Duronの1.6GHzの私のマシンより、PentiumDの2.8GHzの方が浮動小数点演算の繰り返し処理に1.3倍程度の長い時間がかかりました。AMDのパイプライン処理の強さでしょうか。そして、Windows2000と比較してXPやVistaのウィンドウ処理の遅さにも驚きました。XPやVistaでのテストを行うために途中パチンコに通い新しいマシンまで購入してしまいましたので最速のマシンのXPでもWindows2000の軽さには敵いませんでした。いずれにしても、これで汎用性アップは完全完了です。 最後にフォアグラウンド処理の問題点の解決です。これはきちんと処理しなければ、危険なアプリケーションとなってしまいます。単なる一度きりのフォアグラウンド処理は簡単にできますが、そうではないアプリケーションの場合はフォアグラウンドタイムを0秒固定でしか安定しない場面があります。この克服が大変だったのです。危険なアプリケーションの状態でフリーウェアとして出すわけにはいかないですし、本当に試行錯誤の連続でした。前述の「フォアグラウンド処理の問題点における注意事項」にも記載しておりますが、ありえない処理での解決です。実際このソースとにらめっこをした時間が数百時間となっています。手間ですが、少し変更してはコンパイル、実行を繰り返して、驚くほどのテストを重ねてのようやくの完成です。無駄は庶民の財産です。そして、プログラミングはとてもとても奥が深いです。。。 今後のプロジェクトについてですが、下記に記載しておきました。本当に作るかどうかは別として、結構夢広がる企画です。。。乞うご期待!?
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☆ お礼の言葉 |
shutter 製作に当たりまして、Tomさん、t-waveさん、dekameさんに多大なるご協力をいただきました。 この場を借りまして御礼申し上げます。 ありがとうございました。
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☆ その他 |
★ SOHO業務募集中! |
こんな私ですが、仕事をさせてみたいと思っていただけましたらご連絡ください。釣りと子育てと本業に忙しくて開発は遅いかもしれませんが、、、 お待ちしております!
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☆ 作者より |
庶民・凡人の味方、真面目で不誠実な一般庶民、 DreamHope です。
この度は TouchMethod をご利用いただきありがとうございます。 ご利用前にこちらに記載されています、操作方法や注意事項、免責事項、利用条件などをお読みください。 今後も庶民的で品質の高いソフトウェアを出して行きたいと考えておりますので、応援の程よろしくお願いします。 ソフトウェアの不具合のご指摘、ご感想、バージョンアップのご要望などありましたら、遠慮なくご連絡ください。
DreamHope's FreeWares は庶民救済企画として誕生しました。 罪もない一般庶民が犠牲になっているこの世の中において、少しでも力になれればと思っております。 「 DreamHope's FreeWares が気に入った!」もしくは「 DreamHope の考えに賛同したい!」 そうおっしゃっていただける奇特な方! そんな方がもしお見えでしたら、ぜひ夕張市に10円でも100円でも募金を行ってあげてください。 よろしくお願いいたします。
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☆ ソフトウェアの概要 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【TouchMethodのLessonにおいて使用している文書の著作権】
「マッチ売りの少女」
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☆ ソフトウェアの紹介 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーボードを見ながら入力することを「サイトメソッド」といいますが、その逆にキーボードを見ずに入力を行うことを「タッチメソッド」といいます。 ゲームではなく、真面目で本格的なキーボード、テンキーおよびマウス入力練習用のタッチタイピングソフトです。
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☆ ダウンロード方法 |
ここをクリックすると、ファイルのダウンロードダイアログボックスが現れます。 そこで、「保存」をクリックし、任意のフォルダに保存してください。
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☆ インストール方法 |
プログラムファイルはzip形式で圧縮されておりますので、解凍してください。 解凍用プログラムはこちらなどから入手することができます。 解凍しますと、「 setup.exe 」と「 SETUP.LST 」、「 TM.CAB 」、「 ReadMe.htm 」が出現します。 setup.exe を実行するとインストールを開始します。 後は、指示に従ってインストールしてください。 WindowsXPにおいての全角文字のログオン名の場合でもインストールできます。 また、インストールの速度を早めるために、Lessonファイルを一つのファイルにまとめてあります。一番最初に起動したときに自動的にLessonファイルが展開生成されますので、その折に「TouchMethodがご利用可能です」とメッセージがでます。二度目以降はでません。
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☆ ソフトウェアの使い方 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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☆ アンインストール方法 |
アプリケーションの追加と削除よりアンインストールしてください。
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☆ 使用上の注意事項 |
今回XGA版製作に伴って、上級編は80文字のLessonを導入しております。ですので、SVGAにて上級編を行った場合、62文字を超える文字は見ることができず、正常にLessonを行うことができませんので、上級編はXGA版で行うようにしてください。 また、今回のバージョンアップによって、TouchMethodの取り扱いLesson数を500から1000に増やしました。それに伴って、個人履歴ファイルも変更になりましたので、過去のバージョンのTouchMethodをご利用いただいていた方は、今までの個人履歴ファイル(TouchMethodのインストールフォルダの下にある「TMData」というフォルダの中にある〜.tmd)を削除していただかなければ、今までと同じIDでログインできませんのでご了承下さい。 コンピュータ操作というのは以外に目を疲れさせます。 練習は徹底的にやらないと伸びませんが、ときに2日ほど休むと著しく伸びるときがあります。 授業の進め方などわからないことがありましたら、遠慮なくご連絡ください。
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☆ バージョンアップ履歴情報 |
2007年 6月 8日 Version 1.1 性能改善 文章入力時において、誤入力でのエンターを自動削除 2007年 6月 8日 Version 1.1 機能変更
問題形式のLessonにおいて4度目の間違いにて不正解とし、解答 2007年 6月 8日 Version 1.1 機能変更 初級編以外のLessonにおいて、大文字と小文字を区別 2007年 6月 8日 Version 1.1 性能改善 WindowsXPの日本語ログオン名に対応 2007年 6月 8日 Version 1.1 をリリース版 TouchMethod Version 1.1として配布開始 2007年 7月XX日 Version 2.0 機能追加 Lessonを信じられないほどたくさん追加 2007年 7月XX日 Version 2.0 機能追加 ユーザ定義英単語機能を追加 2007年 7月XX日 Version 2.0 機能追加 AutoReNamerを組み込む 2007年 7月XX日 Version 2.0 機能追加 本格的な成績処理機能を追加 2007年 7月XX日 Version 2.0 機能変更 本格的なLesson作成ツールを改良し裏画面から表画面へ変更 2007年 7月XX日 Version 2.0 機能追加 Lesson移動ツール追加 2007年 7月XX日 Version 2.0 機能追加 グローバルLesson認識機能追加 2007年 7月XX日 Version 2.0 機能追加 個人履歴ファイル移動ツール追加 2007年 7月XX日 Version 2.0 機能追加 グローバル個人履歴ファイル認識機能追加 2007年 7月XX日 Version 2.0 機能追加 ファイリングロック機能追加 2007年 7月XX日 Version 2.0 機能追加 Lesson結果印刷機能追加 2007年 7月XX日 Version 2.0 機能追加 XGA版TouchMethod Lesson画面追加 2007年 7月XX日 Version 2.0 機能追加 XGA版TouchMethod Lesson画面にブラウザ機能追加 2007年 8月XX日 Version 2.0 機能 追加 小説型および漢字のLessonを信じられないほどたくさん追加 2007年 8月XX日 Version 2.0 機能 変更 Menuのタブ当たりの最大数を100から500に拡張 2007年 8月XX日 Version 2.0 機能 変更 Lessonの最大数を500から1000に拡張 2007年 8月XX日 Version 2.0 をリリース版 TouchMethod Version2.0 として配布開始
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☆ 開発手記 |
【ソフトを開発しようと思った動機・背景】 もう10年ほど前になるのでしょうか……。「児童、生徒、学生のために!」と、以前作成したMS-DOS版のブラインドタッチメソッドソフトを捨て去り、開発開始。 はじめてのWindowsアプリケーション、はじめてのVisualBasic、はじめてのイベント駆動プログラミングに挑戦し、夏休みのほとんどを費やし、およそ1日18時間、10日ほどかけて制作しました。 以来、ずっと学校において多くの子どもたちが使ってくれ、何百人、何千人ものワープロ検定合格者も出てくれました。なかにはこのソフトを見て懐かしんでくださる方も見えるのではないでしょうか……(あ、これ! 苦労したやつ! とか)。 特に正確な指使いを習得してもらいたくて、初級編では次に押すキーおよびその指の爪をカラーでわかりやすくビジュアルに表現してみました。 当時のコンピュータ環境に合わせて、またノートパソコンでも利用できるように800×600のSVGAサイズ で開発しました。現在はノートパソコンも大画面が主流になってきましたので、XGAも組み入れ、SVGAとXGAの2本立てとなっております。 検定の合格レベル表示や経験値を用い、ロールプレイングゲーム的に楽しめるようにもしました。とある経験値までゆくとイベントが発動し、「MouseMethod(マウス入力練習用もぐらたたき)」がスタートするなど、結構楽しんでいただけるかと思います。 正しい指使いは個人差もありますが、ほとんどの人は約2週間ほどで習得できます(その代わり徹底的にやらないとだめですが……)。その手助けができたら、というのが動機でしょうか……。
【開発中に苦労した点】 10年も前の話であまり覚えてはいないのですが、なにしろはじめてのことばかりで、当時誰もVisualBasicを知っている人が周りにいなかったため、何をどうしたらどうなるというすべてがわからず、ヘルプだけが唯一の相談相手で、すべてにおいて苦労した記憶があります。 組み込むことのできるありとあらゆる機能を試験的に組み込んでみて、いろいろと勉強させてもらったソフトで、思い出深いソフトでもあります。そして、今回フリーソフトで出す気になり(庶民救済企画のため)少し手直しをしました。そのなかで一番苦労したのはアイコンです。絵心がないといいアイコンはできませんね! あんな見栄えの悪いアイコンでも苦労したのです。音楽も3曲とも自作で、モグラの絵は子どもに書いてもらいました。
【ユーザにお勧めする使い方】 個人利用においてここまで充実したLessonのあるフリーウェアはないとは思いますが、やっぱり、学校導入と個人利用の併用で利用するのに
最も適しているかと思います。ネットワークドライブなどに子どもたちの履歴を保存し、職員室のコンピュータからボタンひとつで一括成績処理ができるので、とても便利です。結果も印刷できますし、レッスン作成も可能ですので色々なニーズにもこたえられるかと思います。
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☆ お礼の言葉 |
今回 TouchMethod に四字熟語を導入したく、四字熟語○ータバンクというWebサイト様に利用許諾の旨をお願いしたのですが、ものの見事に断られました。四字熟語○ータバンクのメルマガ購読者数よりTouchMethodのダウンロード数のほうが多いのですが、、、 Micro○oft様にもWin32APIの意味を利用させていただけないかと利用許諾の依頼をしてみましたがやはり断られました。ただ、Micro○ost様の担当の方は親切丁寧に対応していただけました。 結局、夕張市など人災によって苦しめられている庶民のために立上がってくれる企業さんはないということでしょうか。。。 寂しい限りです。 けれどいい勉強になりました。 ありがとうございました。
その後、プロジェクト杉田玄白に出会い、そちらの文章を随分使わせていただきました。 山形浩生さんを始めとし、プロジェクト杉田玄白にご参加の皆様、本当にありがとうございました。 プロジェクト杉田玄白ご参加の皆様(版権表示) 「マッチ売りの少女」 結城浩さん 「白雪姫」 松本博則さん 「ロミオとジュリエット」 SOGO_e-text_libraryさん 「フランダースの犬」 荒木 光二郎さん 「ソクラテスの弁明」 永江良一さん 「ピーターパン」 katoktさん 心より御礼申し上げます。
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☆ その他 |
★ TouchMethodのLesson大募集! |
TouchMethodのLessonを作っていただける方大募集です。 やっぱり一人では限界があります。 今回左手人差し指の指先4分の1程度の肉がもげてしまう事故に合い、Lesson製作が進まなくなってしまいました。 夕張市など人災によって苦しめられている庶民のために立上がってくださる方、よろしくお願いします。 現在募集しているLessonは小学3年生〜小学6年生までの出現漢字のLessonと四文字熟語の問題編のLessonです。著作権に抵触しないオリジナルのLessonを募集しておりますので、よろしくお願いします。 詳細はご連絡いただければ、必ずお返事いたしますので、よろしくお願いします。
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★ 現在バージョンアップ中 |
TouchMethodに小学3年生から小学6年生までの出現漢字と四文字熟語のLessonの追加とネットワークを用いたLessonごとのランキング機能の追加を計画中です。 完了しましたら、またTouchMethodのブラウザの方にでも掲載しますので、よろしくお願いします。
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★ SOHO業務募集中! |
こんな私ですが、仕事をさせてみたいと思っていただけましたらご連絡ください。釣りと子育てと本業に忙しくて開発は遅いかもしれませんが、、、 お待ちしております!
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