Wave Player for Win32

& Wave Tools

このソフトは Windows NT 4.0/95 においてWAVE形式やRAW形式(Red Book仕様)のファイルを連続再生する為のプログラムです。予め、お気に入りのファイルリストを作成しておけばネットワーク上のファイルでもリストファイルをダブルクリックする事で容易に再生できます。


目次

  1. 動作環境
  2. ありがちな質問&解答
  3. ダイアログアイテム
  4. メニューコマンド
  5. ポップアップメニュー
  6. タスクトレイメニュー
  7. ランチャーへの登録/削除
  8. トレイアイコン
  9. 使い方
  10. その他

関連ツール

Format Converter WAVE形式の圧縮/伸張を行う補助ツールです。


1. 動作環境

Windows NT 4.0 (SP3以降推奨)
Windows 95 (OSR2含む)

付属のwpe.dllを使えば、US版 Windows NT 4.0/95 でも利用できます。wpe.dllはwp.exeと同じ場所に置いてください。

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2. ありがちな質問&解答

Q. 黄色の三角マークが出て起動しません。
A. 必要なDLLが不足しています。MFC42DLL.ZIPをダウンロードしてWindowsのシステムディレクトリ(C:\Winnt\System32やC:\Windows\Systemなど)か、Wave Player と同じディレクトリに解凍してください。

Q. 設定はどこに保存されますか?
A. レジストリの HKEY_CURRENT_USER\Software\Jack Software\Wave Player 以下に保存されます。

Q. 音量がリアルタイムで変化しないようですが…
A. 音量は各ファイル毎に設定できるので、再生中のファイルのみリアルタイムで試聴する事ができます。

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3. ダイアログアイテム

ダイアログウィンドウ
図3.1 メインウィンドウ

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4. メニューコマンド

ファイル

編集

表示

オプション

ヘルプ

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5. ポップアップメニュー

右ポップアップメニュー
図5.1 右ポップアップメニュー
設定ダイアログ(一般設定)
図5.2 設定ダイアログ(一般設定)

 

設定ダイアログ(音量)
図5.3 設定ダイアログ(音量)

 

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6. タスクトレイメニュー

タスクトレイ左メニュー タスクトレイ右メニュー
図6.1 左クリックメニュー 図6.2 右クリックメニュー

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7. ランチャーへの登録/削除

ランチャー登録/削除ダイアログ
図7.1 登録/削除ダイアログ

登録方法

  1. スクロールバーで登録したい番号を選びます。現段階では、先頭のデフォルトアイテムは変更もしくは削除できません。(今後も先頭にいくつか追加する予定なので、なるべく後の方から使った方が良い)
  2. パス欄に起動したいファイルをフルパスで書きます。もしくは、実行ファイルをこのウィンドウにドラッグ&ドロップしてください。フルパスで書かない場合はWave Playerと同じ場所、Windowsディレクトリ(C:\Winnt\System32など)、PATH中を検索されます。
  3. タイトル欄にはタスクトレイメニューに表示するタイトルを書きます。セパレータはタイトル欄にのみ何か書けば(内容は問わない)作成できます。

削除方法

  1. スクロールバーで登録したい番号を選びます。
  2. 削除ボタンを押します。

 

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8. トレイアイコン

トレイアイコン トレイアイコン(再生中) トレイアイコン(一時停止中)
図8.1 停止中アイコン 図8.2 再生中アイコン 図8.3 一時停止中アイコン

Wave Playerの動作状況により上記三種のアイコンがあります。アイコンはマウスの右クリックもしくは左クリックでメニューを出せます。左ダブルクリックではWave Playerのメインウィンドウを開きます。右ダブルクリックではWave Playerのメインウィンドウを閉じます。

トレイアイコン(再生中、タイトル付き)
図8.4 再生中のタイトル

再生中のタイトルを調べるには、図7.4のようにアイコン上にマウスカーソルを合せしばらく待ってください。また、メインウィンドウの最上部にも表示されます。

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9. 使い方

Wave Playerを起動するとメインウィンドウが表示(既に起動している場合はメインウィンドウが再表示)されますので、中央部のリストボックスに再生したいファイルをドラッグ&ドロップします。もしくは追加ボタンからファイルを選択します。ここで追加したファイルはマウスの左ボタンでダブルクリックもしくは右クリックによるポップアップメニューによりすぐに単独で再生させる事ができます。リスト全体での再生の順序を変更したい時は、マウスの左ボタンで移動したいタイトルをクリックして選択し、上に移動ボタンもしくは下に移動ボタンを使って好きな位置に移動します。

再生リストの準備作成できたら、オプションの設定を必要に応じて行います。オプションの設定は自動的に保存されるので次回以降も同じ設定で使えます。ウィンドウ上のボタン類については簡単な説明が付いている(最下部のステータスラインに表示)のでそれを参考にしてください。

オプション設定が終わったら、再生ボタンで再生させます。音量の調整が必要な場合は、マウスの右クリックでポップアップメニューを出して、そのメニューのプロパティを選択して、調整を行います。

一通り設定が終わったら、メニューコマンドの上書き保存や名前を付けて保存でリスト保存してください。保存コマンドで作成される".WLD"ファイルはテキストファイルなのでメモ帳などで見たり、変更したりできます。次回はこの保存したファイルをマウスの左ボタンで、ダブルクリックすればすぐに使えるようになります。オートプレイオプションを設定しておくと開くと同時に再生するようになります。

保存が終わったら後はウィンドウは必要ないので、閉じてください。Wave Playerはタスクバーのトレイ内にアイコンのみ表示されている状態になります。最小化オプションを付けるとこの状態になります。実際にWave Playerを終了させるには、タスクトレイメニューのWave Playerの終了を選択します。Wave PlayerはWindowsの終了時にも終了処理を実行するようになっていますので、特に終了させなくても構いません。

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10. その他

最新版はホームページからも入手できます。

http://www.st.rim.or.jp/~jack/index-jp.html

質問&要望など何かあればメールください。もちろんバグ報告も大歓迎です。

CQB00607 (NiftyServe)
Daisuke Aoyama
jack@st.rim.or.jp

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最終更新日: 1997年10月12日