このソフトは Windows NT 4.0/95 においてWAVE形式やRAW形式(Red Book仕様)のファイルを連続再生する為のプログラムです。予め、お気に入りのファイルリストを作成しておけばネットワーク上のファイルでもリストファイルをダブルクリックする事で容易に再生できます。
Format Converter WAVE形式の圧縮/伸張を行う補助ツールです。
Windows NT 4.0 (SP3以降推奨)
Windows 95 (OSR2含む)
付属のwpe.dllを使えば、US版 Windows NT 4.0/95 でも利用できます。wpe.dllはwp.exeと同じ場所に置いてください。
Q. 黄色の三角マークが出て起動しません。
A. 必要なDLLが不足しています。MFC42DLL.ZIPをダウンロードしてWindowsのシステムディレクトリ(C:\Winnt\System32やC:\Windows\Systemなど)か、Wave
Player と同じディレクトリに解凍してください。
Q. 設定はどこに保存されますか?
A. レジストリの HKEY_CURRENT_USER\Software\Jack
Software\Wave Player 以下に保存されます。
Q.
音量がリアルタイムで変化しないようですが…
A.
音量は各ファイル毎に設定できるので、再生中のファイルのみリアルタイムで試聴する事ができます。
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図3.1 メインウィンドウ |
ファイル
- 新規作成
空のリストを新しく作ります。
- 開く
以前保存したリストを開きます。
- 上書き保存
現在作業中のリストを保存します。
- 名前を付けて保存
現在作業中のリストに新しい名前を付けて保存します。
- 印刷
(準備中)
- 印刷プレビュー
(準備中)
- プリンタの設定
印刷に使うプリンタの設定を行います。
- アプリケーションの終了
Wave Player を終了します。
現バージョンはメインウィンドウを閉じて、タスクトレイ内にアイコンを残します。
編集
- 元に戻す
(準備中)
- 切り取り
(準備中)
- コピー
(準備中)
- 貼り付け
(準備中)
- プロパティ
選択したファイルに関する情報を編集します。
表示
- ツールバー
ツールバーの表示/非表示を切り替えます。
- ステータスバー
ステータスバーの表示/非表示を切り替えます。
オプション
- リピート
再生が終わったら先頭に戻り繰り返します。
- シャッフル
再生順序をランダムに入れ替えます。
- ランダム
リスト中からランダムに1曲選択します。
- スリープ
指定時間後に自動的に停止します。
- オートプレイ
リストファイルを開いた時に自動的に再生します。
- 最小化
ダブルクリックでリストを開いた時に自動的に最小化状態にします。
現バージョンはタスクトレイ内にアイコンを残す状態になります。
ヘルプ
- バージョン情報
Wave Player のバージョン情報を表示します。
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図5.1 右ポップアップメニュー |
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図5.2 設定ダイアログ(一般設定) |
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図5.3 設定ダイアログ(音量) |
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図6.1 左クリックメニュー | 図6.2 右クリックメニュー |
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図7.1 登録/削除ダイアログ |
登録方法
- スクロールバーで登録したい番号を選びます。現段階では、先頭のデフォルトアイテムは変更もしくは削除できません。(今後も先頭にいくつか追加する予定なので、なるべく後の方から使った方が良い)
- パス欄に起動したいファイルをフルパスで書きます。もしくは、実行ファイルをこのウィンドウにドラッグ&ドロップしてください。フルパスで書かない場合はWave Playerと同じ場所、Windowsディレクトリ(C:\Winnt\System32など)、PATH中を検索されます。
- タイトル欄にはタスクトレイメニューに表示するタイトルを書きます。セパレータはタイトル欄にのみ何か書けば(内容は問わない)作成できます。
削除方法
- スクロールバーで登録したい番号を選びます。
- 削除ボタンを押します。
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図8.1 停止中アイコン | 図8.2 再生中アイコン | 図8.3 一時停止中アイコン |
Wave Playerの動作状況により上記三種のアイコンがあります。アイコンはマウスの右クリックもしくは左クリックでメニューを出せます。左ダブルクリックではWave Playerのメインウィンドウを開きます。右ダブルクリックではWave Playerのメインウィンドウを閉じます。
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図8.4 再生中のタイトル |
再生中のタイトルを調べるには、図7.4のようにアイコン上にマウスカーソルを合せしばらく待ってください。また、メインウィンドウの最上部にも表示されます。
Wave Playerを起動するとメインウィンドウが表示(既に起動している場合はメインウィンドウが再表示)されますので、中央部のリストボックスに再生したいファイルをドラッグ&ドロップします。もしくは追加ボタンからファイルを選択します。ここで追加したファイルはマウスの左ボタンでダブルクリックもしくは右クリックによるポップアップメニューによりすぐに単独で再生させる事ができます。リスト全体での再生の順序を変更したい時は、マウスの左ボタンで移動したいタイトルをクリックして選択し、上に移動ボタンもしくは下に移動ボタンを使って好きな位置に移動します。
再生リストの準備作成できたら、オプションの設定を必要に応じて行います。オプションの設定は自動的に保存されるので次回以降も同じ設定で使えます。ウィンドウ上のボタン類については簡単な説明が付いている(最下部のステータスラインに表示)のでそれを参考にしてください。
オプション設定が終わったら、再生ボタンで再生させます。音量の調整が必要な場合は、マウスの右クリックでポップアップメニューを出して、そのメニューのプロパティを選択して、調整を行います。
一通り設定が終わったら、メニューコマンドの上書き保存や名前を付けて保存でリスト保存してください。保存コマンドで作成される".WLD"ファイルはテキストファイルなのでメモ帳などで見たり、変更したりできます。次回はこの保存したファイルをマウスの左ボタンで、ダブルクリックすればすぐに使えるようになります。オートプレイオプションを設定しておくと開くと同時に再生するようになります。
保存が終わったら後はウィンドウは必要ないので、閉じてください。Wave Playerはタスクバーのトレイ内にアイコンのみ表示されている状態になります。最小化オプションを付けるとこの状態になります。実際にWave Playerを終了させるには、タスクトレイメニューのWave Playerの終了を選択します。Wave PlayerはWindowsの終了時にも終了処理を実行するようになっていますので、特に終了させなくても構いません。
最新版はホームページからも入手できます。
http://www.st.rim.or.jp/~jack/index-jp.html
質問&要望など何かあればメールください。もちろんバグ報告も大歓迎です。
CQB00607 (NiftyServe)
Daisuke Aoyama
jack@st.rim.or.jp
最終更新日: 1997年10月12日