■ 操作説明
○ 転送先記述
Local update
イントラネット接続されているサーバのディレクトリパスと生成する画像ファイル名を
記述します。通常のコピーコマンドで転送します。
○ チェックボタン
Didrect overlay
ビデオ画面にキャプチャカードから直接プレビューする機能のあるカードの場合有効です。
プレビュー画面がスムーズになります。
Activate
キャプチャタイマーの動作をON/OFFします。待機時にはNext capture time に「SLEEP」
と表示されます。
Timestamp
画像上部にタイムスタンプを表示するかどうかを設定します。
形式は「 yy/mm/dd hh:mm:ss LiCam 」となっています。
Interval
キャプチャ間隔を設定します。0秒から設定できますが、サーバーへの書込み間隔が
短すぎると、ファイルのオープンエラーで無視されますから5秒〜10秒以上が望ましい
と思われます。最大間隔は6499秒(100分程度)です。
○ 各ボタンの説明
Capture now
クリックした瞬間にキャプチャリングします。テスト等でお使いください。
TSR Cancel
起動すると、最初のキャプチャ時間と同時にタスクトレイに常駐してしまいますが、それを
禁止する為のボタンです。これもテストの際にしか使わないかもしれません。
Set Task Tray
タスクトレイに常駐させます。手動操作で常駐させる場合にクリックしてください。
一旦タスクトレイに常駐したLiCamを再度デスクトップに呼び戻した場合、その回は再度
自動で常駐しないようにしてますので、これを使用してください。
Vodeo format
キャプチャカードドライバーのサイズ等の設定画面を呼び出します。
Video source
キャプチャカードドライバーの画質やソース設定画面を呼び出します。
Quit
終了します。
このソフトウェアは、ビデオカメラ画像を一般の低価格画像キャプチャカード
を利用して、JPG画像などにして Webサーバー等に転送する機能を持った
ソフトです。24Bitカラー画像対応です。キャプチャカードは安いものでは、
定価で1万円以下の物も有るようです。またCCDカメラモジュールも7〜8千円
から秋月電子通商辺りで入手可能なようです。ビデオ出力のついたデジタルカメラ
も流用出来ます。
本ソフトは軽量版の為、転送方式は、ローカルドライブにマッピングされたサーバー
ディレクトリへの転送のみとなっております。シュアウェア版「LiCam」にはFTP
転送がサポートされています。
キャプチャリングタイマーは毎秒1コマから、数百秒に1コマの間隔で撮影
タイミングを設定可能です。
また、ダイレクトオーバーライトの機能を持つビデオキャプチャカードの場合
は、表示をスムーズに行う事が出来ます。 対応画像フォーマットは JPEG と
なっています。解像度の指定は今回は省略しました。約85%画像品質です。この
画像品質ですと、27万画素のCCD画像で、ラスターが見えるほどです。
Tiny LiCamは、スタートアップメニューに登録すると、PCが起動した後自動的に
起動し、一回目の撮影後は自動的に タスクトレイに常駐することが出来ます。
これにより、PCのリモート起動にも追従出来ます。
Tiny LiCamは、タスクトレイに常駐することで、普段使用しているPCにも邪魔
にならず載せることが出来ますので、 複数の撮影ターゲットにもPC資源を有効
に利用できます。
使用に際しては、あらかじめ各社ビデオキャプチャカードのWindows95用ドライバー
のインストールを済ませておく必要が有ります。
現在確認している動作可能ビデオカードは、
1) miro DC1
2) miro DC20
3) Color QCAM
4) マクニカ RUCORA
5) TVW-PDSV
6) カノープス POWER CAPTURE
7) Canon PowerShot30
8) Integral Technologies FlashPoint
9) アイオー・データ GA-DRTV4/PCI
10) Justy JVC-10
11) FryVideo/PCI
12) アルファデータ AD-TV3
13) IBM SmartCaptureCard(PCMCIA)
14) 東芝 JK-VC1
15) 日立マイコン MSGII05
16) コンピュータテクニカ社 AVCC-1
17) Nogatech(USA) ConferenceCard (英語環境で動作確認)
なお、撮影画像には、著作表示が擦り込まれますが、不可視文字ですので看過下さい。
■ 著作権
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させて頂ければ幸いです。
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しかねる部分が多い事をご了承下さい。
5) 外販OCXのレジストリ登録に失敗する場合が希にありますが、OSの仕様のよう
ですので現時点では対応は難しいと思います。
6) 違法な用途に利用されることについては、作者は関知しようがありません。
本ソフトは Microsoft Visual Studio 97(VisualBasic 5.0)にて作成しました。
なお、MS社製以外の使用外販OCXには以下の物が含まれております。
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