舞の時計 Q&A集

last updated 1998-03-23

目次


Q:「舞の時計」っていうのはどんなソフトなのですか。

A:「舞の時計」は、Windows95/NT4.0用の時計プログラムです。

  1. 常に手前に表示される。
  2. ドラッグで移動できるが、必ず、スクリーン上端にはり付いている。
  3. 字がが大きくて見やすい。
  4. 本体は小さいので、邪魔にならない。
という特徴を持っています。

  Windows95にしろ、NT4.0にしろ、タスクバーに時刻を表示できるわけですが、これが見づらくてしかたありません
  作者は、腕時計を使わない人なので、(かつ、ほぼ常時PCと向かい合って仕事をしてる人なので)、PCの画面上に時計があると何かと便利なのですが、見にくいのではなんにもなりません。まぁ、上記の(3)のためだけにあるソフトといっても過言ではないでしょう。

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Q:配付パッケージにsetup.exeがありません。どうやってインストールすればいいんですか?

A:インストーラはありません。

  「舞の時計」は、mi.exe単体で動作します。特に初期設定ファイルもDLL(PlugInを除く)も必要ないので、どこか適当なフォルダー(ディレクトリ)にコピーして使用して下さい。

  機能的にシンプルなソフトであるため、インストーラをつけてもそっちの方が本体より大きくなってしまってはしょうがないですし、なにより、インストーラに得体の知れないことをされるのも気持ち悪いと思いますので、このような構成になっています。

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Q:やっぱり、気に入らないのでアンインストールしたくなりました。どうすればいいでしょう。

A:アンインストーラはありません。

 mi.exeを削除して下さい。また、レジストリが整理されてないと絶対ヤダという方は、レジストリエディタで、HKEY_CURRENT_USER\Software\ABplusInc\mi
を削除して下さい。

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Q:インストール後に、mi.exeの格納場所を変えたくなりました。移動しても大丈夫ですか。

A:大丈夫です。

  mi.exeはどこにいても動作します。また、インストールされた場所を、後に参照することもありませんので、問題ありません。

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Q:表示されている場所が気に入りません。移動できますか。

A:できます。

  日付が表示されている部分にマウスカーソルを合わせて、マウスの左ボタンを押し、そのまま移動して下さい(いわゆるドラッグ操作)。「舞の時計」がそれに追従して動きます。

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Q:スクリーンの上端に張り付いていて、下に動きません。どういうことですか。

A:それは仕様です。

  「舞の時計」の目的は、邪魔にならず、かつ、見つけやすいところで常に時刻を表示しているということにあります。そのため、常にスクリーンの上端に位置しています。
  スクリーンの上端ってのは、ウィンドウを最大化したときにタイトルバーがくるところなので、もっとも情報量が少ない位置なのです。つまり、邪魔にならないということですね。それと、常に上端に位置していることが保証されているので、探す場合は、一回の走査で見つけることができます。

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Q:「舞の時計」を起動していてもタスクバーに現われません。何故ですか。

A:その様になっているからです。

  「舞の時計」は、さりげなく常にそこにいるという在り方を志向していますので、タスクバー上で自分の存在を主張するようなまねはしないのです。

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Q:ボタンなどがないのですが、どうやって操作するのですか。

A:ポップアップメニューで操作します。

  時刻を表示している部分にマウスカーソルを合わせ、右ボタンをクリックするとポップアップメニューが現われます。そのメニューから、 の各操作を行なうことができます。

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Q:終了するにはどうしたらいいのですか。

A:ポップアップメニューで終了を選んでください。

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Q:カスタマイズできますか。

A:できます。

 ポップアップメニューを表示して、設定を選ぶと、設定ダイアログが現われます。そこで、配色時報、の設定ができます。
 また、Plug-Inを追加することによって、機能の追加やカスタマイズができるようになっています。

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Q:表示色を変えることはできますか。

A:できます。

  設定ダイアログを開き、配色タブを選択すると、文字の色背景の色というボタンがあります。このボタンを押すことで、色を変えることができます。ボタンの右にあるサンプル表示を見て、OKなら、OKボタンを押して下さい。

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Q:色の変化ってのは、なんですか。

A:時刻によって、表示色が徐々に変わる機能です。

  設定ダイアログの配色の頁で、色の変化というチェックボックスをチェックすると、その頁の下部の のラジオボタンが有効になります。で、その状態で、表示色を変更すると、上部のサンプルと同時にラジオボタンの横のサンプルも同様の表示色になります。これで、それぞれの時刻の表示色を設定します。

 これで、OKボタンをクリックすると、設定された時刻と色、現在の時刻をもとに、中間色を算出して表示します。

例えば、

を指定すると、夜中から朝にかけて徐々に暗い青から明かるい青に変わっていき、午前中は青紫、午後になるとだんだん赤くなってきて、夜になれば、徐々に暗くなって来るという、超アナログな雰囲気を演出できるわけです。

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Q:フォントを変えることはできますか。

A:できません。

  フォントを変更すると、配置も全部直さなきゃならないので、そこまではサポートしていません

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Q:時報ってなんですか。

A:15分、30分、1時間毎にテロップを表示する機能です。

  設定ダイアログを開き、時報タブを選択すると、音声、テロップについてのチェックボックスと入力欄があります。チェックボックスがチェックされている状態の場合、機能が有効になります。
  音声では、入力欄にwavファイルのファイル名を指定します。
  テロップでは、入力欄に表示したい文字列を指定します。テロップの指定では、各種のメタ文字列が使用できます。

  設定ダイアログの下部のラジオボタンで時報を機能させるタイミングを指定します。ここで言う???毎というのは周期ではなく、例えば、15分毎であれば、毎時の0分、15分、30分、45分に時報がなるという意味です。

メタ文字
  • %G:元号(明治、大正、昭和、平成)
  • %g:元号の頭文字(M,T,S,H)
  • %e:和暦
  • %Y:4桁の年(1997など)
  • %y:2桁の年(97など)
  • %M:月(1月-12月)
  • %m:月(01-12)
  • %d:日(00-31)
  • %h:時(00-24)
  • %n:分(00-60)
  • %w:曜日(Sun-Sat)
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    Q:アラーム機能はありますか。

    A:ありません。

      アラーム機能というのは、時刻等を指定して、その時刻になったら何等かのアクションを起こすという意味だと思いますが、その様な機能はありません。

      単にそれだけの機能であれば、実現は容易です。実際に、テスト段階のバージョンではその様な機能がありました。
      しかし、機能そのものはともかく、それを設定するユーザーインターフェースが煩雑なものになってしまって、作者自身、使わなくなってしまったので、機能を削除してしまいました。
    要望が多いようであれば、復活させるかも知れません。

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    Q:時報の設定は、15分毎、30分毎、1時間毎の3種類しか選択できないのですか。

    A:できないのです。

      内部的には、分単位での指定が可能なのですが、ユーザーインターフェースでは、上記の3種類のみに絞っています。任意に指定できるようにするためには、キーボード操作が必要になってしまうため、操作が面倒になると判断したためです。

      これは、うっとおしい操作が必要になる機能はあえて採用しないというポリシーによるものです。割り切って使用して下さい。

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    Q:Plug-Inってなんですか。

    A:mi.exeに機能を追加する拡張モジュールです。

     「舞の時計」は、その性格上、時間の経過を把握しています。また、常にデスクトップ上で動作しています(時刻を知りたいときだけ起動するという使い方はしないでしょうから)。
     となれば、一定時間毎に何かをやりたい場合に、「舞の時計」の機能として組み込んでおくと簡単にできるし、タイマー・リソースの節約もできるということで、niceなわけですが、いかんせん、なんでもかんでも詰め込んでしまうと、わけがわかんない代物になってしまいます。機能を詰め込む度にバージョンアップってのもやりたくないし。

     で、mi.exeから、一定時間毎に拡張モジュールの機能を実行してやるためのインターフェースを用意してい置いて、それによって、mi.exeの外部で機能を追加できるようにしたものが、Plug-Inです。
     その実体は、mi*.dllという名前で、mi.exeとのインターフェースとなる特定の関数をエクスポートしているDLLファイルです。これを、mi.exeと同じフォルダー(ディレクトリ)においておくことで、mi.exeが起動時に自動的に組み込みます。

     mi.exeが組み込んだPlug-Inは、設定ダイアログの「拡張」ページに「プラグ・イン・モジュール」の一覧として表示されます(実際には、mi*.dllに当てはまるファイルがすべて表示されてしまいますが)

     このリストボックスの中のファイル名をクリックするとその右に、Plug-Inの説明が表示されます(もし、Plug-Inでないmi*.dllの場合は、何も表示されない)

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    Q:Plug-Inを自作することはできますか。

    A:Delphi3以降のコンパイラを持っていればできます。

     配布パッケージには、miSample.dprというファイルが同梱されています。これをDelphiで開くと、Plug-Inのサンプルになっています。Plug-Inに必要な要件等もこの中にコメントとして書き込んでありますので、参考にして下さい。
     自作したPlug-In自体は、商用も含めてどのように使用してもかまいませんが、弊社は、それについて如何なる責任も負いません

     また、Plug-Inのインターフェースについては、将来的に変更する場合もありえます。もし、自作Plug-Inを公開する場合は、staff@abplus.comまで、御一報下さい(なるべく事前にお願いします)。

     ところで、所詮DLLなので、Delphi以外の言語でも作れるのではないかという考えもできますが、作者はWindowsアプリをDelphi以外で作る気はないので、その辺については無頓着です。

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    Q:「舞 Wall」ってなんですか。

    A:一定時間毎に壁紙を変更するPlug-Inです。

      miWall.DLLをmi.exeと同じフォルダー(ディレクトリ)にコピーしておくと、mi.exeの起動時にそれが、組み込まれます
     設定により、15分、30分、1時間のいずれか時間毎に、指定されているファイルを順次、壁紙に設定します。

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    Q:使用する画像ファイルをどうやって指定すればいいのですか。

    A:設定ダイアログ経由でPlug-Inの設定を行います。

      mi.exeのポップアップメニューで設定を選び、表示された設定ダイアログで、拡張タブをクリックすると、組み込まれているプラグ・イン・モジュールの一覧が表示されます。
     この中で、miWall.DLLを選択し(その時、一覧の横に、Plug-Inの説明が表示されるはずです)、「拡張設定」ボタンをクリックすると、miWall用の設定ダイアログが表示されます。

     ここで、「+」ボタンをクリックすると、ファイル選択ダイアログが表示されるので、使用したいファイルを選択します。「−」ボタンで、リストから削除、上下矢印ボタンで、リスト内の順番の変更を行うことができます。

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    Q:壁紙に指定したファイルを削除してしまいました。どうなりますか。

    A:ファイルがないものは無視されます。

      ファイルがなければ、その次に登録されているファイルを壁紙にします。もし、1つもない場合は、壁紙の変更を行ないません。

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    Q:これはフリーウェアですか。

    A:いいえ、シェアウェアです。

      継続的にご使用いただく場合は、送金の上、ユーザ登録していただく必要があります。

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    Q:ユーザ登録はどうすればいいのですか。

    A:パーソナル・ライセンスの場合は、下記のようにします。

    1. プログラムが動作することを確認する。
    2. ライセンス契約書(license.txt)を読む。
    3. 下記に(金500円也を)送金する。
    4. staff@abplus.comに下記の内容をメールで送る。
    5. 登録名登録コードメールで送られて来る
    6. ポップアップメニューで「バージョン/ライセンス情報」を選択し、登録パネルを開く。
    7. 登録名と登録コードを入力し、登録ボタンをクリックする。

      これで、ユーザ登録が完了し、「バージョン/ライセンス情報」を選択した際に登録部分は表示されなくなります。

    振込先
    メールの内容

    パーソナル・ライセンス以外のユーザ登録を希望する場合は、その旨をstaff@abplus.comにメールで連絡してください。

    Plug-Inの「舞 Wall」についても、同様の手続きとなります(メールでの製品の名称が「舞 Wall」になる)。

    Niftyserveの送金代行サービスもご利用いただけます。
    「舞の時計」SW番号:7956
    「舞 Wall」 SW番号:7957
    この場合、Niftyserveより、連絡があるため、staff@abplus.com宛てのメールは不要です。

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    Q:インターネットのメールアドレスを持っていないのですが、どうしたらいいのでしょう。

    A:残念ながら、ユーザ登録できません。

      ーザ管理をメールアドレスで行なっているのと、バージョンアップ情報の連絡等をメールで行なっているため、メールアドレスは必須です。

      なお、大手のパソコン通信では、メールのゲイトウェイ・サービスを行なっていますので、そのアドレスでもかまいません。
      例えば、NiftyServeの場合、(NiftyServeのユーザID)@niftyserve.or.jpが、インターネットのメールアドレスとして利用できます

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    Q:他のマシンで、使用したいのですが、いいですか。

    A:ライセンス規定によります。

      「舞の時計」は、原則として、パーソナル・ライセンスとなっています。この場合は、同時に複数のコンピュータ上で動作させなければ、1つのライセンスで複数のコンピュータにインストールして使用することが可能です。
      ただし、この場合、インストールしたマシン毎に登録パネルでのユーザ登録操作が必要です。ユーザ登録操作を行なっていないものについては試用中という扱いになります。

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    Q:ユーザ登録を行なっていない場合は、どのような制限がありますか。

    A:うっとおしいダイアログがでます。

      試用期間を過ぎると起動時などに登録パネルが表示されます。
      それ以外の機能的な制限はありませんが、試用期間を過ぎたら使用してはいけません。

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    Q:バージョンアップした場合、改めてユーザ登録する必要がありますか。

    A:原則としてありません。

      パーソナルライセンスの場合、一度、ユーザ登録を行なえば、ソフトウェアの名称が変わるほどの大きな変更がない限り、アッパーバージョンの「舞の時計」を使い続けることができます。
      ただし、アップグレードの際に、ユーザ登録処理を再実行する必要が生じる場合もありえます。
     
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    Q:「舞の時計」の最新版はどこで手に入れることができますか。

    A:ABplusのWebページです。

     「舞の時計」は、ABplusの製品です。
      ABplusSharewareShop(http://www.abplus.com/sws)から、ダウンロードしてください。

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    不明な点がありましたら、staff@abplus.comに、お問い合わせください。
    なお、お問い合わせの内容については、このマニュアルに反映させていただく場合がありますので、あらかじめ、ご了承ください。
    −以上−