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             Puchi Proxy Server 1.42 Beta


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HigoN

@のっけからお願い。

みなさまの動作報告により、
 Windows95/98/NT・Solalis2.6・Machintosh・Linux2.0で動作の
 報告がありました。WindowsCEは動くとか動かないとか(^^;
重ねてお礼を申し上げます。


@できることとか、できないこととか。

  個人でWWWを利用する際、ブラウザや相手方のサイトは、ダイアルアップ接続の人の事なんかちっとも考えてくれなかったりします。製品の最新FAQやチュートリアルなど、Webサイトだけでやられると精神衛生上好ましくありません。サンプルソース等もやはりオフラインで参照できないと。
それから前にソケットを監視してWWWの仕組みを調べていたとき、平気な顔して個人情報入りのクッキーを持っていったりするサイトがあったりするし。
あるいはそれ以上の・・・止めておきましょう(^^;。やはりこれもヤです。
  そこで、個人でWWWを閲覧するときに、「あったらいいな」「必要だな」「ここ不便だな」、と思った機能を好き勝手に付けていったのが「ぷちプロクシ」です。
そのため、このソフトは他の自動巡回ソフトや、変換ソフトのようなアプローチはとっていません。自分の用途に合ったに柔軟なものに仕上げたつもりです。 あなたのブラウザのお供にいかがですか?
このソフトが、私と同じように、あなたがインターネット利用に対して持っている不満の解消に役立てれば幸いです。


以下が特徴。

 ・複数のプロクシサーバのすばやい切り替え
 ・WWWのページを読み込みと同時にファイルに漏れなく保存する機能。
 ・保存したキャッシュを完全なオフライン状態で読みとる機能。
・Cookie送信のOn/Off/Hook。
・ブラウザ情報・リンク情報を一部書き換えられる。
・OutOfBind関係の接続を受けた際に接続元のアドレスがわかる。
 ・永遠にフリー。


そして短所・っていうか改善予定箇所

 1.たとえ数メガのファイルでも丸ごとキャッシュに保存しようとする。
2.キャッシュ保存モードにすると読み書きのために動作がちょっち遅くなる。
 3.保存したキャッシュはオフラインの状態でしか使うことができない。

  それぞれの長所に弱点がありますね。(^^;;;
2.については実際問題として、回線の方が遅いのでさほど問題にはならないです。その他についてはキャッシュ保存のOn/Offで調整してくださいね。うまい解決方法を思案中です。

以上、
なにぶん自分用に作ったものなので無骨な出来です。バグがでて当たり前と思って使ってください。


@動作環境

ウチの環境が貧弱なので皆様のご報告を待つのみです(T_T;;。

 CPU486以上必須・Pentium100Mhz以上推奨
出来るだけ早いHDD推奨

P5-133Mhz 32M(Win95)ぐらいあればとりあえず実用可です。
P5-166Mhz 48M(Win95)ぐらいあればなんとか実用可らしいです。
それでもLinuxやMacで動かすと遅いらしいです。
P6-200Mhz 64M(Win95)ぐらいあれば実用可らしいです。

 JDK1.1.2以降のJava実行環境。
 (基本的にJVMがインストールしてあればどこでも動くハズですが、最新のJDK1.2beta2-3では動作はしますが、外見がおかしくなってしまいます。JDK1.2beta4では遅いもののの正常に動きます。)

Windowsでは、IE4.0か、Java-SDK2.0bがインストールして
 あれば、別の方法で動作させることが出来ます。詳細はWin32ディレクトリ以下にあるtxtファイルを参照して下さい。


@使用方法


  Windows95での使用を前提として話を進めます。
かなり適当な説明なので、参考程度にするべきです。
どうしても詰まる所があったら質問してください。次回以降の
Readme.txtに反映されるでしょう。

 1 JDKまたはJREをインストールします。インストールした場所に
  あるのbinディレクトリにはPATHを設定します。
  持ってない方は次のサイトに行って手に入れてください。
  Sun(Japan) http://www.sun.co.jp/
JavaSoft(USA) http://www.javasoft.com/

 2 全てのファイルを同じディレクトリに解凍する。中のファイルは以下。

--+ PuchiProxy.jar classファイルのアーカイヴ(展開しなくてよい)
   + doc + readme.txt このファイル
| + histry.txt 更新履歴
| + FAQ.txt 動作不具合の傾向と対策集
| + CustomTIPS.txt カスタマイズの注意事項
+ PuchiProxy.bat 実行用のバッチファイルの例(Windows用)
+ PuchiProxy.sh 実行用ファイルの例(UNIX Bourneシェル用)
+ agents.ini 動作に必要なデータ
+ addins.ini 動作に必要なデータ
+ image以下 動作に必要なデータ
+ public_html以下 動作に必要なデータ
+ Win32以下 MS製JavaVMでの実行ファイルと説明

3  DOSプロンプトでファイルがあるディレクトリまで移動して、以下のようにコマンドを入力します。コマンドにあるディレクトリ指定は、各自の環境に合わせて変更してください。バッチファイルにしておくと後々便利です。

  コマンドの例
   ・CLASSPATHを設定してない場合(JDK)
jre -classpath d:\java\lib\classes.zip;.\PuchiProxy.jar PuchiProxy.PuchiProxy

・CLASSPATHを設定している場合(JDK)
jre -classpath %CLASSPATH%;PuchiProxy.jar PuchiProxy.PuchiProxy

   ・CLASSPATHを設定してない場合(JRE)
jre -classpath d:\java\lib\i18n.jar;d:\java\lib\rt.jar;.\PuchiProxy.jar PuchiProxy.PuchiProxy

・CLASSPATHを設定している場合(JRE)
jre -classpath %CLASSPATH%;PuchiProxy.jar PuchiProxy.PuchiProxy

Windowsの場合、実行するとDOS窓が付いてきますが、邪魔な人はjreの所をjrewに変えて実行してください。

4. 起動したら、キャッシュのディレクトリとポート番号を好きなようにセットして、[StartServer]ボタンを押します。これでこのソフトは小さなプロクシサーバとして機能するようになりました。

5. ブラウザを立ち上げ、Httpプロクシの設定のみを
host:127.0.0.1
port:8080
となるようにセットします。ポート番号は先の変更に準じます。

6. あとは、普通にブラウザを使うだけです。内部ページにアクセスするには、http://cc.puchiproxy.net/ と指定します。
設定方法のの詳しい説明は省きますが大体は意図したとおりに動くと思います。どうしても理解できないことがあったら私に質問でもして下さい。


@機能について補足(重要)


 制限?について。

 感想のメールを頂けた人には、なにか良いことがあった方がいいですよね。
 だから、ほんの一部の趣味的な機能はそういう有り難い方たちのために使えないように設定してあります。別に感想でない、如何様なメールでも構いません。使いたいと思ったらまず、メールを下さい。


プロクシセレクターとしての機能

よほどおかしい所に接続しない限りきちんと動きます。


キャッシュ保存・閲覧機能

  保存したキャッシュを読みとる際、「ぷちぷろ鯖」は仮想HTTPdサーバとして働きます。これがこのソフトの特徴で、通常ブラウザのキャッシュに正しく保存されないCGIによる出力情報や、JavaのClassファイルなども、前回接続した通りに再現します。自分の愛用しているソフトで広く出回ってるソフトに、キャッシュ変換ユーティリティがありますが、取りこぼし等が酷いのでそれに比べればキャッシュの保存、閲覧においてはかなりマシなモノだと思っております。まだ不具合も多いですが(^^;


使用ブラウザ情報の改変機能

変えられたら楽しいかなと思ったので付けてみただけです。結果、勝手に改変すると自分が不利益を受けるだけのようです。私に感想のメールをいただけると選択肢が47種類に増えます(笑)。


Referer情報の改変機能

CGIがこの情報を参照することがあるので、安易に変更すると特定のページが見られなくなるなどの被害を被ります。主にCGIのテストなどに利用してください。わからない人はdefaultにしておくこと。


Cookie SendのOn/Off/Hook

Yesにすると、プロクシがCookieを食べてしまいます。ブラウザに付いている
CookieのOn/Off機能と思って結構ですが、これは送り出すCookieのみが対象に
なります。Offにすると、サーバからのCookieはブラウザに渡し、ブラウザから
の情報の勝手な流出を防ぐことが出来ます。Hookにすると、ブラウザがCookieを
送る度に確認ダイアログを出します。この場合編集も可能です。

しかし、Cookieを認証に使ったりするサイトもあるので、On/Offの切り替えが
必要になるかもしれません。



ブラウザによるプロキシの遠隔操作に付いて

この機能は実験段階です。プロクシを使っているブラウザで、
http://cc.puchiproxy.net/
にアクセスすると、ぷちプロクシの内部ページにアクセスできます。これを利用して、離れたコンピュータから設定を変えることが出来ます。但し現在対応しているのは、CasheSaveとOfflineModeのOn/Offのみ。


OOB関係の対策

大袈裟なものじゃないです。あるポートを監視して、接続があるとAddressを返すだけです。パッチ当てるなりしてしっかり対策してないとアドレスが判明してもその時にはOSがお亡くなりになってます。
  因みに私自身攻撃は受けたことはないです。はっきり言って趣味の機能です。
 でも無いと恐いし、有るとカッコイイじゃないですか、なんとなく(をぃ。尚、この機能が使いたい人は、どんな内容でも結構ですから私にメールをくださいませ。


動作報告・感想などは以下までメールでお願いします。お待ちしております。

  _/_/ HigoN _/_/
e-mail(main) bxp01242@niftyserve.or.jp
e-mail(sub) higon@geocities.co.jp
HP建設予定個所 http://www.sun-net.or.jp/~forestin/java/

−−−−−−−− お約束の免責事項 −−−−−−−−

(*)このソフトの使用は自己の責任で行ってください、なぜならこのソフトの使用に際してのどんな被害に対しても私HigoNは責任は負えませんから。
(*)このソフトのバグ、不具合に対しては、作者は最大限の修正の努力を払うつもりですが、義務は無いものとします。
(*)このソフトはフリーウェアです。間違ってもこんなもので金銭的取り引きをしてはなりません。
(*)基本的に再配布・転載は自由ですが、その際はできるだけ私に連絡をください。作者が無邪気に喜びます。
(*)このソフトを無断で改変したものを改変者の明確な表示無しに配布したりするのはなるべく謹んでください。質問には答えますし、必要あればソースを配 布します。共に開発出来る人を歓迎します。
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