domain.txt


domain.txt の記述方法に関する解説です。 domain.txt を編集する必要が無ければ、このページは読み飛ばしてかまいません。
概要
サブドメインがつく場合の処理
ワイルドカード

概要

このプログラムには、ドメイン名の変換ルールを記したデータベース・ファイル( domain.txt )が添付されていますが、 これにまだ記載されていない変換ルールを入手した場合は、それを domain.txt に追加することで、 新ルールを変換操作に反映させることができます。
domain.txt の書式は以下の通りになっています。 見れば分かるとは思いますが、1行につき1ドメイン名ずつ記述していきます。

domain.txt
# domain.txt 第 2 版
[Change]
firnet.or.jp firnet.ne.jp
justnet.or.jp justnet.ne.jp
sanynet.or.jp sanynet.ne.jp
   ......
   ......
[Unknown]
dpro.or.jp
www.raidway.or.jp
   ......
   ......
[NoChange]
aaanet.or.jp
aaa-int.or.jp
abnet.or.jp
   ......
   ......
[Expired]
aix.or.jp


サブドメインがつく場合の処理

ドメインによっては、サブドメイン(第 4 ドメイン以降)の有無や種類によって 変換ルールの異なる場合があります。
(a) www.dtinet.or.jp → www.mars.dti.ne.jp
(b) dtinet.or.jpdti.ne.jp
この例では、"www" という第 4 ドメインの有無により、 "dtinet.or.jp" の変換結果が異なるわけです。 こうしたケースでは、 「旧ドメイン名にサブドメインが多くついているルールほど優先的に適用」されます。 例えば "mars.dtinet.or.jp" というドメイン名を変換する場合、 まず (a)ルールの旧ドメイン名とのマッチングを行ない、 次いで (b)ルールのそれとのマッチングを行ないます。 つまり結果として "mars.dti.ne.jp" となります。
なお、domain.txt における (a) と (b) の記述位置は特に気にする必要はありません。 (b) が (a) より先に記述されても良いです。

ワイルドカード

ドメイン名の変換ルール記述には、ワイルドカード "*" を使用できます。 (今のところ "?" は使えません。)
(例)
mx*.meshnet.or.jp → mx*.mesh.ne.jp
というルールを記述した場合、実際の変換結果は
mxe.meshnet.or.jp → mxe.mesh.ne.jp
mx666.meshnet.or.jp → mx666.mesh.ne.jp
mxhoge.meshnet.or.jp → mxhoge.mesh.ne.jp
といった感じになります。
なおワイルドカードの使用に際しては、以下のルールが適用されます。


< 目次 >
< はじめに > < 操作方法 > < クイック・リファレンス >
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