ダイアログボックス Xtras使用方法


msgDlg()

○使用方法

msgDlg(インスタンス, メッセージ, タイトル, アイコン番号, ボタン番号)

○引数の説明

引数

説   明

メッセージ ダイアログボックスに表示する文字列
タイトル ダイアログボックスのタイトル
アイコン番号 ダイアログボックスに表示するアイコン
ボタン番号 ダイアログボックスに表示するボタン

 

Windows Windows

アイコン番号  

説   明

感嘆符(!)のアイコンを表示します。
円の中に(i)のアイコンを表示します。
疑問符(?)のアイコンを表示します。
ストップ記号ののアイコンを表示します。

Windows Macintosh

アイコン番号  

説   明

感嘆符(!)のアイコンを表示します。
警告/注意のアイコンを表示します。
警告/注意のアイコンを表示します。
ストップ記号ののアイコンを表示します。

 

ボタン番号

説   明

[OK] ボタンを表示
[OK] [キャンセル] ボタンを表示
[再試行] [キャンセル] ボタンを表示
[はい] [いいえ] ボタンを表示
[はい] [いいえ] [キャンセル] ボタンを表示
[中止] [再試行] [無視] ボタンを表示

 

○使用例

Windows Windows

set p = new(xtra "fDialog", "org01-1111-1111-1111")

--
押されたボタンの値がresultにセットされます。 --
set result = msgDlg(p, "
ここにメッセージが表示されます。", "タイトルはここに表示されます。", 1,1)
put result
-- 0

Windows Macintosh

 

-- ボタン番号2 --
set result = msgDlg(p, "msgDlg
ボタンテスト", "タイトル", 1, 2)

Windows Windows

Windows Macintosh

 

-- ボタン番号3 --
set result = msgDlg(p, "msgDlg
ボタンテスト", "タイトル", 1, 3)

Windows Windows

Windows Macintosh

 

-- ボタン番号4 --
set result = msgDlg(p, "msgDlg
ボタンテスト", "タイトル", 1, 4)

Windows Windows

 

Windows Macintosh

 

-- ボタン番号5 --
set result = msgDlg(p, "msgDlg
ボタンテスト", "タイトル", 1, 5)

Windows Windows

 

Windows Macintosh

 

○エラーの判別方法

正常終了の場合は、0以上の値が返されます。
エラーの場合は、0以下の値を返します。

戻り値 説明
正常終了:[OK] ボタンが押された。
正常終了:[キャンセル] ボタンが押された。
正常終了:[はい] ボタンが押された。
正常終了:[いいえ] ボタンが押された。
正常終了:[再試行] ボタンが押された。
正常終了:[無視] ボタンが押された。
正常終了:[中止] ボタンが押された。
-1 エラー
-2 引数エラー(アイコン番号・ボタン番号が間違っている。)
-3 エラー(シリアルNo.が間違っている)

 


openDlg()

○使用方法

openDlg(インスタンス, ディレクトリ名, ファイル名)

○引数の説明

Windows Windows

引数

説   明

ディレクトリ名 デフォルト表示させるディレクトリ名をフルパスで指定
ファイル名 デフォルト表示させるファイル名

Windows Macintosh

引数

説   明

ディレクトリ名 オープン対象ファイルのあるディレクトリ名をフルパスで指定
(要 注意参照)
ファイル名 オープン対象ファイル名
指定されたファイルは、反転表示されませんので注意して下さい。

○使用例

Windows Windows

set p = new(xtra "fDialog", "org01-1111-1111-1111")

--
選択されたファイルのフルパスがresultにセットされます。 --
set result = openDlg(p, "
D:\copytest", "test.txt")
put result
-- "D:\copytest\test.txt"

Windows Macintosh

set p = new(xtra "fDialog", "org01-1111-1111-1111")

--
選択されたファイルのフルパスがresultにセットされます。 --
set result = openDlg(p, "
Macintosh HD:copytest", "test.txt")
put result
-- "Macintosh HD:copytest:test.txt"

○エラーの判別方法

正常終了の場合は、ファイル名を含むパスが返されます。
エラーの場合は、0以下の値を返します。

戻り値 説明
ファイル名を含むパス ダイアログボックスでファイルを選択後、[OK] ボタンが押された。
-1 ダイアログボックスで、[キャンセル] ボタンが押された。
-2 引数エラー
-3 エラー(シリアルNo.が間違っている)
その他(0以下の値) 予期しない不明なエラー

○注意

1)表示するファイルは、全てのファイルです。

2)無効なドライブ名や存在しないフォルダ、ファイル名を指定された場合は、デスクトップや最後にファイルをオープン・クローズされた位置が表示されます。

3)Macintosh版は、システムにより、指定されたディレクトリをデフォルト表示できない場合があります。


saveDlg()

○使用方法

saveDlg(インスタンス, ディレクトリ名, ファイル名)

○引数の説明

Windows Windows

引数

説   明

ディレクトリ名 デフォルト表示させるディレクトリ名をフルパスで指定
ファイル名 デフォルト表示させるファイル名

Windows Macintosh

引数

説   明

ディレクトリ名 ファイル保管対象ファイルのあるディレクトリ名をフルパスで指定
(要 注意参照)
ファイル名 デフォルト表示させるファイル名

○使用例

Windows Windows

set p = new(xtra "fDialog", "org01-1111-1111-1111")

--
選択されたファイルのフルパスがresultにセットされます。 --
set result = saveDlg(p, "
D:\copytest", "test.txt")
put result
-- "D:\copytest\test.txt"

Windows Macintosh

set p = new(xtra "fDialog", "org01-1111-1111-1111")

--
選択されたファイルのフルパスがresultにセットされます。 --
set result = saveDlg(p, "
Macintosh HD:copytest", "test.txt")
put result
-- "Macintosh HD:copytest:test.txt"

○エラーの判別方法

正常終了の場合は、ファイル名を含むパスが返されます。
エラーの場合は、0以下の値を返します。

戻り値 説明
ファイル名を含むパス ダイアログボックスでファイルを選択後、[OK] ボタンが押された。
-1 ダイアログボックスで、[キャンセル] ボタンが押された。
-2 引数エラー
-3 エラー(シリアルNo.が間違っている)
その他(0以下の値) 予期しない不明なエラー

○注意

1)表示するファイルは、全てのファイルです。

2)同名のファイルが存在する場合、以下のようになります。

  Windows Windows
  
システムにより、ファイルの上書き確認メッセージ(下図参照)が表示され、[はい] をクリックすると選択されたファイルのパスが返されます。

  

  Windows Macintosh
  
システムにより、ファイルの上書き確認メッセージ(下図参照)が表示され、[入れ替え] をクリックすると選択されたファイルのパスが返されます。

  


flderDlg()

○使用方法

flderDlg(インスタンス)

○使用例

Windows Windows

set p = new(xtra "fDialog", "org01-1111-1111-1111")

--
選択されたフォルダのフルパスがresultにセットされます。 --
set result = flderDlg(p)
put result
-- "D:\copytest"

○エラーの判別方法

正常終了の場合は、ファイル名を含むパスが返されます。
エラーの場合は、0以下の値を返します。

戻り値 説明
ファイル名を含むパス ダイアログボックスでフォルダを選択後、[OK] ボタンが押された。
-1 ダイアログボックスで、[キャンセル] ボタンが押された。
-3 エラー(シリアルNo.が間違っている)
その他(0以下の値) 予期しない不明なエラー

fontDlg()

○使用方法

fontDlg(インスタンス)

○使用例

Windows Windows

set p = new(xtra "fDialog", "org01-1111-1111-1111")

--
選択されたフォントの情報がresultにセットされます。 --
set result = fontDlg(p)
put result
-- ["MS
ゴシック", 12, 255, 0, 0, 1, 1, 1, 0]

○エラーの判別方法

正常終了の場合は、フォント情報が返されます。
エラーの場合は、0以下の値を返します。

戻り値 説明
フォントの情報 ダイアログボックスでフォントを選択後、[OK] ボタンが押された。
-1 ダイアログボックスで、[キャンセル] ボタンが押された。
-3 エラー(シリアルNo.が間違っている)
その他(0以下の値) 予期しない不明なエラー

 

○フォントの情報

選択されたフォントの情報は、リニアリストにセットして返されます。
フォントの情報:list[フォント名, フォントサイズ, フォントカラー(赤), フォントカラー(緑), フォントカラー(青), イタリック体, 下線, 打ち消し線, 太字]

フォント情報

説   明

フォント名 フォント名
フォントサイズ フォントサイズ
フォントカラー(赤) RGB(赤)の値:0〜255
フォントカラー(緑) RGB(緑)の値:0〜255
フォントカラー(青) RGB(青)の値:0〜255
イタリック体 0:なし / 1:イタリック体
下線 0:なし / 1:下線
打ち消し線 0:なし / 1:打ち消し線
太字 0:なし / 1:太字

colorDlg()

○使用方法

colorDlg(インスタンス)

○使用例

Windows Windows

set p = new(xtra "fDialog", "org01-1111-1111-1111")

--
選択された色の情報がresultにセットされます。 --
set result = colorDlg(p)
--
赤を指定した場合
put result
-- [ 255, 0, 0]

 

Windows Macintosh

set p = new(xtra "fDialog", "org01-1111-1111-1111")

--
選択された色の情報がresultにセットされます。 --
set result = colorDlg(p)
--
赤を指定した場合
put result
-- [ 255, 0, 0]

○エラーの判別方法

正常終了の場合は、色の情報が返されます。
エラーの場合は、0以下の値を返します。

戻り値 説明
色の情報 ダイアログボックスで色を選択後、[OK] ボタンが押された。
-1 ダイアログボックスで、[キャンセル] ボタンが押された。
-3 エラー(シリアルNo.が間違っている)
その他(0以下の値) 予期しない不明なエラー

○色の情報

選択された色の情報は、リニアリストにセットして返されます。
色の情報:list[カラー(赤), カラー(緑), カラー(青)]

色情報

説   明

カラー(赤) RGB(赤)の値:0〜255
カラー(緑) RGB(緑)の値:0〜255
カラー(青) RGB(青)の値:0〜255

○注意

1)Windows版では、色の作成はできません。

2)Macintosh版では、色のRGB値以外の値は返されません。


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Last Updated:99/06/08