この文書では、afbbsの一般的な管理と設定について解説します。
インストール方法については「install.html」を、ボード外観の変更については「customize.html」をごらんください。
afbbsを稼働させると、「bbsfiles」内に以下のようなファイルが生成されます。
同時に複数のアクセスが起きないよう、システムをロックするためのダミーファイルです。(CGIでは全てのアクセス者が同一ユーザーとみなされる為、同時にファイルにアクセスするとファイルを壊す可能性があります。)
出力HTML用テンプレートです。このファイルを編集することにより、ページの色や記事のレイアウトをカスタマイズすることが出来ます。
このファイルには、管理用パスワードが記録されています。覗き見を防止するため、通常は「読み出し禁止」に設定されています。
このファイルには、afbbsの運用中に発生したエラーが記録されます。トラブルの原因究明、クラック行為の察知などに役立ちます。
ボード毎のログファイル本体です。投稿記事は全てここに記録されます。バックアップを取る場合は、このファイルを保存してください。
話題順/選択表示用のインデックスファイルです。afbbsがログファイルから自動的に生成するので、バックアップの必要はありません。
不測の事故等に備え、必ずログのバックアップを取りましょう(私も何度か泣かされております)。
afbbsには記事のキャンセル機能がありますが、それで対応できない場合(いたずら行為等)には管理者権限で記事を強制削除することもできます。
管理パスワードを変更するには、ftpによる操作が必要です。
afbbsでは、スクリプトの設定を少し変更するだけで複数のボードを自由に開設することができます。「ボード」は、通常の掲示板の他、リードオンリーや普通のHTMLにする事もできます。
では、実際にボードを追加してみることにしましょう。標準設定の「第一ボード」「第2ボード」に加え、新しく「第三ボード」を開設します。
@BOARDS =split("\n",<<''); # 次の行から1行づつ記述し、最後に空行を入れる。 first 第一ボード 2 second 第二ボード 2という部分に、次の1行を追加します。「third」「第三ボード」「2」の間は「タブ」で区切り、最後には改行を入れてください。
third 第三ボード 2
@BOARDS =split("\n",<<''); # 次の行から1行づつ記述し、最後に空行を入れる。 first 第一ボード 2 second 第二ボード 2 third 第三ボード 2
@BOARDS =split("\n",<<''); # 次の行から1行づつ記述し、最後に空行を入れる。 first 第一ボード 2 second 第二ボード 2 third 第三ボード 2という部分から、赤字で示された1行を削除します。
@BOARDS =split("\n",<<''); # 次の行から1行づつ記述し、最後に空行を入れる。 first 第一ボード 2 third 第三ボード 2
@BOARDS =split("\n",<<''); # 次の行から1行づつ記述し、最後に空行を入れる。 first 第一ボード 2 third 第三ボード 2という部分を、次のように変更します。
@BOARDS =split("\n",<<''); # 次の行から1行づつ記述し、最後に空行を入れる。 first ライブラリ 1 third 第三ボード 2「ライブラリ」は「第一ボード」の新しいリンク名を、半角数字の「1」は、このボードが「リードオンリー(書き込み不可)」であることを表わしています。
テンプレートファイルを編集することで、ボードの見栄えをカスタマイズすることができます。詳細については、たかのさんによる「customize.html」を参照してください。