条件判断構造


Applet Basicでは、条件判断構造として二種類が定義されています。それは、If構造と Select Case構造です。さらに、If構造には単純 If構造とブロック If構造があります。ブロック構造は構造化プログラミングを容易に行えるように拡張された文法要素です。

まずは、If構造です。以下の二種類の書き方があります。

条件式は真偽式、もしくは数式を指定します。数式を指定した場合、その式の結果が 1なら真、0なら偽となります。

次に、Select Case構造です。この構造の If構造との違いは、If構造が式を任意の個数並べられるのに対して、Select Case構造は条件として一つの式しか使えません。以下に書き方を示します。

Select Case (判断式)
Case (式) ,....
Case (左式) To (右式) ,....
Case (Isを用いた条件式) ,....
Case Else
End Select

判断式は数値、もしくは文字列を指定します。Toを用いた Case判断は、(左式) <= (判断式) And (判断式) <= (右式)に変換されます。Isを用いた Case判断は、Isの部分が(判断式)に変換されます。