JDKは、雑誌や本の付録CDに収録されています。注意して欲しいのはその JDKのバージョンです。最新の JDKのバージョンは1.2で、最近の本に付いているのは、これか、もしくは 1.1.8でありApplet Basicを変換するのは問題ありませんが、AppletViewerを使ってプログラムを試す時に不都合が生じます。実行にInternet Explorerを使う場合には、JDKのバージョンは何であっても構いません。Applet Basicに付いているサンプルプログラムは JDK1.0.2を使い、Internet Explorer Ver.5で実行し実際に動くのを確認しています。一番のお勧めは、やはり JDK1.0.2と Internet Explorer Ver.5の組み合わせです。JDK1.0.2が付録で見つからない、わざわざそのために本を買いたくないという方は、http://java.sun.com/product/からダウンロードしてください。以下では、JDK1.0.2とJDK1.2の場合のインストール方法を示していきます。
JDK1.0.2をインストールする場合、必要なファイルは jdk-1.0.2-win32-x86.exeだけです。付録で得た、もしくはダウンロードしたこのファイルをダブルクリックして実行し、ウィンドウが閉じるまで待つとインストールは完了です。普通のウィンドウズのアプリケーションのようにグラフィカルなインストール画面は出てきませんが異常ではありません。
JDK1.2をインストールする場合も、必要なファイルは jdk12-win32.exe の一つだけです。そのファイルをダブルクリックして実行し、画面に従って進んでください。すべてデフォルトのままで構いません。
他のバージョンの JDKもインストールに大差はありません。要するに、ファイルを取得して、それをダブルクリックするだけです。
これで JDKの準備は終わりました。次に Applet Basic本体のインストールを説明します。