テンプレートはメールを送信したり、返信したりするときに自動的に適用する「オートテンプレート」と送信時に選択できる普通のテンプレートがあります。
テンプレートも、アドレス帳などと同じく、configフォルダにあるメールを使います。"address","refile","signature"以外のSubjectを持つメールは全てテンプレートとして扱います。
テンプレートの文法は次のようになっています。
テンプレートの文法 |
ヘッダ行 ... ヘッダ行 <空行> 本文行 ... 本文行 |
テンプレートには、簡単なマクロ機能があります。返信や転送のとき元メールのヘッダの一部を引用することができます。
例えば、標準的な返信用のテンプレートは、
返信用テンプレート |
ども鴫原です。 記事「%subject」で、 %nicknameさんは書きました。 |
となります。行頭の空白行は、ここからが本文のテンプレートであることを示す<空行>です。
この例では、%subjectが元メールのヘッダのSubject:で、%nicknameが元メールのFrom:のアドレスをアドレス帳で逆引きした定義名で置き換わります。
適用結果 |
ども鴫原です。 記事「[sgmail-list:00792] SGmail Ver 3.16 release」で、 A.Shigiharaさんは書きました。 |
%での置換マクロは、ヘッダの識別文字列(Subject,From,Mmessage-Idなど)であれば何でも使うことができます。置換できなかった場合は、そのまま残ります。
"send","reply","transfer"の名前を持つメールは、「オートテンプレート」として扱います。送信や返信、転送のとき、自動的にこのテンプレートを適用して送信ウインドウのテキストとして表示します。