S Rec 説明書
インストール
srec30b5.zip を展開し、適当なフォルダに入れてください。
特に必要なDLLは無いと思います。
使い方
[REC] ボタンを押すと、指定されたフォルダ(デフォルトはカレント)に 指定されたファイル名001.wav で録音します。
無音を検出すると、そのファイルは閉じて、番号を増やして録音準備します。
再び有音(?)を検出すると、録音を再開します。
[STOP] ボタンを押すと、録音を終わらせます。
SPECTRUM ラジオボタンを押すと、表示がスペアナになります。
LEVEL ラジオボタンを押すと、表示がレベルインジケータになります(デフォルト)。
GOGO.DLL が存在すると、午後のこ〜だを使用して MP3 エンコードすることが可能になります。
GOGO.DLL は ver 2.25 を使用していたような気がします。3/2 の最新は 2.26 になちゃってますね
MP3吐き出し後、WAVファイルを消すこともできます(GOGO.DLL が存在するときのデフォルト動作)。
無音閾値を設定することができるため、アナログ入力でも曲間を認識できるようになりました
自動設定のボタンを押すと、現在のレベルの1割増の値を閾値とします。
録音サンプリング周波数はSRecを起動し直したときから有効になります。
[音量正規化]がチェックされていると、録音後に正規化します(level(t)*32767/peak)。
[48k->44.1k]がチェックされていると、録音後にサンプリングレート変換します。
[生WAV]がチェックされていると、WAVファイルを保存します。
[午後る]がチェックされていると、録音後にMP3ファイルを生成します。
[午後る]の横の設定ボタンを押すと、午後のこ〜だのオプション設定ができます、多分。
終了時、カレントフォルダに srec.ini ファイル(設定ファイル)を生成します。
各種変換中は終了できません。
注意
ファイルの上書きチェックはしません。強制的に上書きです。気をつけましょう。
640M の MO に録音してみましたが、問題無く録音できました。(MP3変換を実装する前に試した)
他のアプリケーションは終了させることをお勧めします。
エラー処理が弱いですが、MO でディスクフルになっても落ちなかったので大丈夫だと思います。
でも、C: がディスクフルになるのは危険なので注意したほうがいいと思います。
MDなどをリピート再生しつつ録音しつつ寝てしまうとディスクフルになるので気をつけましょう>ボク
4096Bytes (1024sample ≒ 23msec)毎にバッファリングして処理しているので、
ファイルの長さはその倍数(+ヘッダ36bytes)になります。
そして無音区間の検出も、バッファリングした 4096bytes が全部閾値以下かをチェックしてます。
なので、頭やケツに、最悪で 1023sample の無音が録音される場合があります。
が、聴感上は関係無いです。
SPECTRUMを選択すると、遅いマシンでは固まると思います。遅いマシンの場合はハードウェアをアップグレードするか、二度とSPECTRUMを押さないでください。
最近、SPECTRUM を使ってないので、不安定かもしれません(汗
動作環境
家のVAIO PCV-R60 (PenIII500改, Win98), 家の自作(MMX200, OSR2), カイシャのDELL(PenIII600, NT40SP5), 家の mobio(MMX200, W2K) で開発、または動作確認しています。(リリースごとにすべての環境で動作確認しているわけではない)
自作マシン(MMX200, Win95 OSR2)では、エンコードが実時間以上にかかります。
でも、音飛びせずに録音できているようです。
CD-Rが1倍速で焼ける程度のマシンなら音飛びせずに録音できると思います(保証はしません)。
著作権・免責など
著作権は石原和典にあります。
作者は石原和典とunazさん(48kbps->44.1kbps変換部)です。
無保証です。
リンクは自由に。事後連絡いただけるとありがたいです。
無断で転載することは禁止します。
0.30β5 既知のバグ
ディスク容量チェックをしてない。
上書きチェックをしてない。
ENTERキーを押すと終了する。
アイコンのデザインが変。(だれか作って!)
ちゃんとしたドキュメントがない
午後のこ〜だって?
MP3エンコーダです。
http://homepage1.nifty.com/herumi/
その他
S Rec ってセパレート録音の意味で付けたような気がします。
MD から MP3 にしようと思って、これを作ったんですが、自分はあまり使ってません。
低レベルオーディオAPIを叩く実験というのもコレを作ったキッカケです。
こちらで紹介されてから、MP3変換などを入れてみたくなりました。
スレッドを使ってみる実験の意味合いもあったりします。
プロセスの起動は重いらしいので嫌いで、午後のこ〜だは DLL を使うようにしてますが、exe版を使っても実際には音飛びしないんじゃないかなぁとか思ってますが、もう試す気はありません。
スカパーに入って新曲を録音しまくりたいなぁとか思ってますが、WOWOW も CATV も見ないので解約した実績があるので、妻に反対されそうです。
履歴
1998/09/23 Ver 0.01
作ってみたので公開
まだ名前が LowLebelAudioTest(^^;
1998/09/26 Ver 0.10
名前をちゃんとつけた
フォルダ・ファイル名を変更可能にした
音量インジケータもどきを付けた
やっとマトモ風アプリになった
コールバックを関数でなく、メッセージにした(だから何?)
バージョン情報はデフォルトのまま(^^;
1998/09/26 Ver 0.20
スペアナもどきを付けた。
ディスクフルでストップするようにした。けど、ヘッダが変なままになる。
2000/03/02 Ver 0.30b1
午後のこ〜だ(GOGO.DLL)によるMP3エンコード対応
アナログ入力(無音閾値)対応
2000/03/05 Ver 0.30b2
MP3エンコードの処理をスレッド化
UIをちょっぴり修正
サンプリング周波数だけ設定を保存
2000/03/05 Ver 0.30b3
2000/03/08 Ver 0.30b4
unaz さんによるサンプリングレート変換対応
プログレスバーを豪華3本立て(?)に
録音中・変換中は終了できないようにした
2000/03/20 Ver 0.30b5
午後のこ〜だのオプション設定をできるようにした。
各種設定を保存するようにした。
サンプリングレートを変更したときにメッセージを出すようにした
最後にゴミファイルができるバグをFix.
MFC をスタティックリンクにした。
裏スレッドを上品に殺すようにした。
変なアイコンを描いてみた。
石原和典 kazunori@148ra.com
BBS 作りました。