オブジェクトの編集

概要     

オブジェクトの移動

オブジェクトツールを使い、次のいずれかの場所をプレスし、ドラッグします。
  1. 選択オブジェクトの錨点のどれか
  2. 選択オブジェクトのセグメントのどこか
  3. 選択中心マーカー
  4. 閉じた選択オブジェクトの内側の何もないところ
  5. 開いた選択オブジェクトの端点どうしを仮につないだ形の、内側の何もないところ


マウスで移動を開始できる位置


Shift キーを押しながらドラッグすると、垂直か水平方向に移動します。
Ctrl キーを押しながらドラッグを開始すると、選択オブジェクトをそっくり複製して、 移動を開始します。

錨点からドラッグを開始するか、それ以外の場所からドラッグするかで、 グリッドやガイドラインへのスナップのしかたが異なります。
錨点からドラッグを開始した場合は、ドラッグ中の錨点がグリッドまたはガイドラインにスナップします。 その他の場所からドラッグを開始した場合は、選択領域矩形の四辺のいずれかがスナップします。 (いずれもスナップが有効になっている場合)

グリッド →ガイドライン


また、錨点からドラッグを開始した場合には、ドラッグ中にマウスが非選択状態の錨点の近くを通過すると、 カーソルが、に変わります。 この時に、左ボタンを離さずに右クリックすると、ドラッグ中の錨点が通過中の錨点の位置に、正確に重なります。
これを錨点スナップといいます。
錨点スナップ
錨点から移動を開始 スナップ可能な状態 スナップして移動終了

錨点スナップが成功すると、タイトルバーが一瞬またたいて、移動が終了します。
失敗した時は、タイトルバーはまたたかず、移動も継続します。

キーボードで移動することもできます。
Ctrl + 矢印キーを押すと、グリッドひとつ分ずつ移動します。
(ただし、グリッドの大きさが 8 pixel 以下の場合は、8 pixel 移動します。)
Shift + Ctrl + 矢印キーでは、1 pixel 分ずつ移動します。

「オブジェクト/移動」のサブメニュー(およびそのショートカットキー)には、 次のメニューが用意されています

「中心を原点に」(Ctrl + Home

選択領域の中心が原点(x=0 y=0)になるように移動します。

「中心を左下に」(Ctrl + End

選択領域の左下が原点になるように移動します。

「数値入力」(Ctrl + M

数値入力による移動。(次項参照)


数値入力による移動

上記の、マウスで移動開始できる位置をダブルクリックするか、
「オブジェクト/移動/数値入力」(Ctrl + M を選ぶと、次のダイアログが出ます。


X,Y それぞれの編集ボックスに入力する値は、
「相対」ボタンが押されている状態では、移動距離となります。
「絶対」ボタンが押されている時は基準点(右端の9つの点からなるラジオボタンのチェック位置)で 示される選択領域矩形の位置の絶対座標となります。

基準点の位置と移動結果(x=0, y=0)

 
 
 
 

「OK」を押せば、選択オブジェクトの移動を実行します。「コピー」を押せば、複製を移動します。

数値入力による選択錨点の絶対移動 New!

選択錨点がひとつだけの場合、または、選択されたどれかの錨点の上でコンテキストメニューを開き、 「この錨点を基準に移動」 を選んだ場合は、次のダイアログが出て、 (複数選択されている場合はマウスがポイントしている錨点を基準に)絶対位置へ移動することができます。



位置合わせ

複数のオブジェクトを、相対的に位置合わせをするには、オブジェクトツール「オブジェクト/位置合わせ」(TABを実行します。 下のダイアログが出ますので、水平・垂直それぞれについて位置合わせモードを選んで「OK」を押します。


位置合わせダイアログ


位置合わせモードの組み合わせと実行結果
もとの状態 水平=左端
垂直=なし
水平=なし
垂直=上端
水平=右端
垂直=中央
水平=中央
垂直=等間隔
水平=等間隔
垂直=等間隔


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