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Last modified: 18 April, 2001
『月山実行環境バージョン 3.1.0』(以下G3)は、シナリオによって様々な形で活用する事が可能です。
G3のシナリオは、XMLを拡張し規格化したGEMLとGSMLで製作されます。その為、製作したシナリオの汎用性は
非常に高く、他のアプリケーションへの利用も容易に行なえます。
シナリオ製作に特別なソフトは必要ありません。適当なエディターやワープロで、簡単なGEML/GSMLを記述するだけです。
専用のシナリオ開発ツール『厳島バージョン3.1.0』を使用すれば、XMLの知識がなくてもシナリオ製作が可能です。
もし貴方が、ホームページの製作でHTMLを目にした事があるのなら、
このGEML/GSMLのシンプルでかつ、ダイナミックなパワーに驚きを感じる事でしょう。
プラグインを利用する事で、JAVAで出来る事、その全てが可能です。
風林火山で提供した標準機能のみを利用する場合、あえて制限した事が不可能にあたる部分です。
GEML/GSMLについて |
シナリオデータは、「GEMLファイル」と「GSMLファイル」の最低二つのファイルで構成されます。
「GEMLファイル」はG3に対してゲームの動作環境を記述したもので、「GSMLファイル」はゲームのシナリオが
記述されたものです。
一つのゲームには、必ず一つの「GEMLファイル」が必要です。
「GEMLファイル」には、G3が最初に読込むべきスタート・シナリオが、複数ある「GSMLファイル」のどれなのかを明記し、
画面サイズ、オープニング・エンディングのプラグインの指定なども記述されます。
「GSMLファイル」は、ゲームの内容が記述されます。
このファイルはいくつあってもかまいません。ノベルゲームならば、各章ごとにファイルを分割して製作できます。
グループでゲームを製作する際にも適した作りになっています。
G3は共用フラグを持ち、分割したそれぞれの「GSMLファイル」の中からフラグを自由にコントロールできます。
フラグ名は任意の文字列です。文字、数、空白が混在してもかまいません。持てる値はon/offのみとなります。
フラグを利用し、分岐をコントロールすることで自由なシナリオの流れが実現できます。
プラグインによる機能拡張 |
G3は、ノベルゲームに適した設計になっていますが、標準の機能だけでもMIDIカタログなど
アイデア次第で様々な使い方が出来ます。
しかし、プラグイン機能を利用する事で、進化しつづけるJavaテクノロジーを柔軟に追加していく事が可能です。
自作のプラグインを開発し、よりオリジナリティーのあるゲームを製作する事を推奨します。
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