ディレクトリの相対パスの指定方法は、慣れない人には判りにくいかも知れません。
そこで、具体的な設定方法を説明します。
- HTMLファイルのあるディレクトリ(フォルダ)をカレントディレクトリと呼びます。
相対パスは、カレントディレクトリからの位置関係を表します。
- カレントディレクトリは「./」と表現されます。
従って、例えばHTMLファイルとアプレットが同じディレクトリにあった場合は、
「<applet code=TateyaTxt width = ○○○ height = ○○○ codebase = "./" > 」
という風に設定します。
これに従いますと、縦書き化したいテキストファイル「text.txt」がカレントディレクトリにあった場合は、
「<param name="URL" value = "./text.txt">」
と表現するのが正式ですが、「./」は省略出来ますので、普通は
「<param name="URL" value = "text.txt">」という風に書きます。画像ファイルの設定方法も同様です。
- 一つ上の階層のディレクトリは「../」と表現されます。
カレントディレクトリの表現からピリオドが一つ増えていることに注意してください。
HTMLファイルの一つ上位のディレクトリにアプレットがある場合は、
「<applet code=TateyaTxt width = ○○○ height = ○○○ codebase = "../" > 」
という風に設定します。同じように、文章ファイル「text.txt」が上位ディレクトリにある場合は
「<param name="URL" value = "../text.txt">」
と表現します。
- HTMLファイルより下位のディレクトリを指定するには、「./ディレクトリ名/」と表現します。
HTMLファイルより一つ下位の「tateya」ディレクトリにアプレットがある場合は、
「<applet code=TateyaTxt width = ○○○ height = ○○○ codebase = "./tateya/" > 」
という風に設定します。同じように、文章ファイル「text.txt」が一つ下位の「tateya」ディレクトリにある場合は
「<param name="URL" value = "./tateya/text.txt">」という風に書きます。 画像ファイルの設定方法も同様です。
- あとはこの応用になります。
例えば二つ上のディレクトリを表したい場合は「../../」と表現します。
同位の別のディレクトリを指定したい場合は「../ディレクトリ名/」と表現します。
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