「Bitmap読み込みクラス」機能説明
「Bitmap読み込みクラス」はJavaでBMPイメージの読み込みを行うクラスです。
ご存知のようにBMP(Microsoft Device Independent Bitmap)イメージは
Windows環境でよく利用されるイメージフォーマットです。(DIBイメージとも呼ばれることもあります。)
BMPイメージにはさまざまなファイル形式がありますが、このクラスでは
8bit(256色)、24bit(フルカラー)のBMPイメージのみに対応しています。
1bit(2色)、4bit(16色)、RLE圧縮、その他拡張形式、OS/2形式には対応しておりません。

「Bitmap読み込みクラス」では読み込んだBMPイメージの内容を
1ピクセル32bitの情報として加工し、全体をint型配列として返します。

イメージの生成や表示を行いたい場合には、
まずは呼び出し側でjava.awt.image.MemoryImageSourceクラスを利用して
受け取ったint型配列から画像のビットを生成します。
その後MemoryImageSourceのインスタンスをComponentまたはToolkitの
CreateImage(ImageProducer)メソッドに渡し、Imageオブジェクトを生成します。

実際の使用例は demo.htm を参考にして下さい。

次に「Bitmap読み込みクラス」のコンストラクタとメソッドを示します。

「Bitmap読み込みクラス」のコンストラクタ
コンストラクタ 説明
Bitmap(URL url,String str) Bitmapオブジェクトを作成する

「Bitmap読み込みクラス」のメソッド
メソッド 説明
int[] getBMPSource() BMPイメージ全体のピクセルデータをint型配列として返します。
int getWidth() BMPイメージの横幅をint型で返します。
int getHeight() BMPイメージの縦幅をint型で返します。


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