技術情報とインストール

1. 動作環境 2. インストール - Windows版 3. インストール - TGZ版


動作環境

  現在、弊社で動作を確認しているのは以下の環境です。その他環境での動作を確認されたお客様は、ご一報頂ければ幸いです。
動作確認済環境
  Linux/UNIX Windows NT Windows 95/98/ME
サーバOS Turbo Linux 3.0 & 6.1 / LASER5 Linux 6.0 / PlamoLinux1.4.5 / OpenLinux 2.3 / Cobalt RAQ Server 3 & 4 / RedHut Linux 6.2 & 7.1 WindowsNT3.0以降 / Windows2000以降 Windows95 OSR2以降 / Windows98 / WindowsME
Webサーバ Apache-1.2.6 IIS 4.0 Personal Web Server
Perl Version 5.002 ActivePerl522 / Perl for Win32 v3.16 ActivePerl522 / Perl for Win32 v3.16
Webブラウザ Internet Explorer 4.01以降 / Netscape Navigator 4.04以降(NN6を除く)
携帯端末 iモード / Mobile Gear


インストール - Windows版

  GroupCGIをお使い頂くには、予めPersonal Web Server 1.0以降(95/98)又はInternet Infomation Server3.0以降(NT)、及びPerlが導入されている必要があります。
  Windows95/98は、本格的なネットワークサーバとしてご利用頂くには不向きのOSです。GroupCGI2000を、Windows95/98の環境で本格的にご活用頂く場合には、WindowsNT版及びその他のラインナップをご使用になられることをお勧め致します。
1. 各ソフトウェアの入手
Windows98をご利用の場合、PWSは、OS(CD-ROM等)に同梱されています。
IISは、WindowsNT OptionPack等に同梱されています。
また、以下Microsoft Official Home Pageより、ダウンロードすることも可能です。

http://www.microsoft.com/japan/
Perlは、以下ActiveState Home Pageより、ActivePerl Complete Package(APi522e.exe以降)をダウンロードしてください。5MB程あるので、若干の根気が必要です。
http://www.activestate.com/
GroupCGIは、以下A.N.D. Official Home Pageより入手可能です。
http://www.and.ne.jp/
2. PWS(IIS)とPerlの導入
PWS(IIS)及びPerlをOSにインストールしてください。
それぞれのセットアップ時、GroupCGIの実行においては特別な設定は必要ありません。通常に導入を完了してください。
3. GroupCGIのインストールと起動
入手したGroupCGIファイルをダブルクリックしてください。 GroupCGIのインストールが始まります。指示に従い、インストールを完了してください。

スタートメニューから、GroupCGIを起動できます。 はじめに管理者用のアカウント(ID:administrator, Password:未設定)でログインし、各種管理設定を行ってください。 管理用ページについての詳細は、ヘルプの [GroupCGI各種管理設定] をご覧ください。

他のPCや携帯端末等からGroupCGIをご利用になる場合は、GroupCGIをインストールしたディレクトリ中の、login.cgiにアクセスしてください。 ブラウザを起動し、URLにlogin.cgiを指定します。以後、お気に入りやスタートページに登録してお使いください。
(例: http://www.and.ne.jp/GroupCGI2000/login.cgi )


※ Webサーバに、IIS 4.0以降をご利用のユーザ様は、引き続き手順4を行う必要があります。IIS 3.0以前をご利用の場合には、手順4を行う必要はありません。
4. PerlをCGI拡張子に関連付ける(IIS 4.0以降のみ
Perlが.cgiファイルを実行できる様に設定してください。
  • Internet Infomation Serverの管理コンソールを起動します。規定のWebサイトツリー内に、GroupCGIのエイリアスが登録されています。
  • 登録されているGroupCGIサイトを右クリックし、プロパティ画面を開きます。
  • プロパティ画面、アプリケーション設定枠内の構成ボタンを押します。アプリケーションのマッピングがリスト表示されます。
  • cgi拡張子を、Perl.exeに関連付けて登録してください。この時、Perl.exeに「 %s 」パラメータを2つ付加して登録することがポイントです(図 1)。


    図 1:Perl.exeファイルとcgi拡張子の関連付け

  • すべての設定を保存して、ウィンドウを閉じます。
5. GroupCGIのアンインストール
コントロールパネルのアプリケーションの追加と削除より、アンインストールできます。


インストール - TGZ版

  GroupCGIをお使い頂くには、OSとWEBサーバが正常に動作し、Perlスクリプトが実行可能な環境が必要です。
  OS、Webサーバ、Perlのインストール及び設定方法に関しては、付属のマニュアルや書籍、インターネット情報等をご覧ください。
1. ソフトウェアの入手
GroupCGIは、以下A.N.D. Official Home Pageより入手可能です。
http://www.and.ne.jp/
2. ファイルのコピー
ダウンロードしたファイルを、適当なディレクトリで解凍します。解凍すると、gc32ディレクトリが展開されます。
(例: > tar zxvf XXX.tar.gz)
3. GroupCGIの導入設定
解凍したgroupcgiディレクトリ内には、以下のディレクトリとファイル群が存在します。
・andhelpディレクトリ(ヘルプ用HTMLが格納されています)
・andiconディレクトリ(アイコン画像群が格納されています)
・adminディレクトリ(管理画面インターフェース用HTMLが格納されています)
・templeteディレクトリ(通常画面インターフェース用HTMLが格納されています)
・dataディレクトリ(各種データファイルが格納されます) ・その他各種CGIファイル群(プログラム本体となるCGIやPLファイルです)

これらを、CGIの実行及び画像の表示が可能なウェブ用の適切なディレクトリに移動してください。
4. GroupCGIのテスト実行
ここまでの導入過程で、とりあえずCGIが実行できるかどうかを確認します。
GroupCGIのアーカイブを展開したままの状態では、各CGIファイル及びディレクトリのパーミッションが、適切でない可能性があります。 テストを行う前に、各CGIファイル群を実行可能なパーミッションに設定する必要がありますが、ここではとりあえずGroupCGIの全てのファイル及びディレクトリを「 777 」のパーミッションに設定することをお勧めします。 この状態で正常に動くことを確認した後、各ファイル及びディレクトリを適切なパーミッションに変更してゆく方が何かと問題の切り分けがつきやすいからです。
サブディレクトリを含む、全てのファイル及びディレクトリのパーミッションを「 777 」に設定するには、GroupCGIのアーカイブを展開したディレクトリで以下のコマンドを実行します。

> chmod -R 777 *

その他の各種CGIファイル群の中に、login.cgi があるはずです。このCGIは、GroupCGIのログイン画面を表示する為のCGIスクリプトです。
ブラウザからこのCGIにアクセスし、実行できるか確認してください。
(例: http://www.and.ne.jp/cgi-bin/login.cgi )

もし、ブラウザにInternal Server Error等のエラーが表示される場合には、Perlが正しく導入されていなかったり、サーバ内でCGI群が置かれているディレクトリが適切でない可能性があります。再度サーバ側の設定を確認してください。
CGI群を置いているディレクトリでCGIが実行可能かどうかは、apacheの場合、httpd.confファイルの設定に基づきます。

例:httpd.conf内の記述
   <Directory /home/httpd/html/cgi-bin>
      Options FollowSymLinks ExecCGI(←この行がCGIの実行を可能にしている)
      AllowOverride None
   </Directory>


この時、ログイン画面は表示されるが、アイコン画像が表示されなかったり、ヘルプが表示できない場合があります。この問題を解決するには、以下の2つの方法があります。

方法1:andicon及びandhelpディレクトリをドキュメントルート直下に移動する。
方法2:common.plファイルにある、アイコン及びヘルプへのパスを適切なものに書き換える。

先の説明にある様に、アイコン画像はandiconディレクトリに、ヘルプはandhelpディレクトリに格納されています。

GroupCGIのデフォルトの設定では、アイコンとヘルプへのパスは、ドキュメントルート直下への絶対パスとして設定されています。
よって、方法1を取る場合、アイコンとヘルプを正しく表示させる為には、andicon及びandhelpディレクトリをドキュメントルート直下に置いてください。

◎方法1の手法を用いたディレクトリ構成例:
  /home/httpd/html(ドキュメントルート)
          |
          ---/andicon/*
          |
          ---/andhelp/*
          |
          ---/cgi-bin/gc32
                                |
                                ---/admin/*
                                |
                                ---/templete/*
                                |
                                ---/data/*
                                |
                                ---/*.cgi及び*.plファイル群


方法2の手法を用いる場合には、common.pl内に記述されているアイコン及びヘルプへのパスを、任意の適切なパスに書き換えてください。

ドキュメントルート以外のディレクトリで、GroupCGIをまとめて使う場合のディレクトリ構成例:
方法1の手法を用いたディレクトリ構成例:
  /home/httpd/html(ドキュメントルート)
          |
          ---/gc32
                     |
                     ---/andhelp/*
                     |
                     ---/andicon/*
                     |
                     ---/admin/*
                     |
                     ---/templete/*
                     |
                     ---/data/*
                     |
                     ---/*.cgi及び*.plファイル群

上の構成例の場合だと、andicon及びandhelpディレクトリはドキュメントルートには無いので、アイコン及びヘルプが正しく表示されません。この様な場合、以下の例の様に、common.pl内のパスの指定記述を、CGIから見て相対パスとして書き換えておくと良いでしょう。

common.plの変更例(赤字部分):
   #アイコン画像格納ディレクトリへのパス
   $icon_path="./andicon/";
   #ヘルプ格納ディレクトリへのパス
   $help_path="./andhelp/";
5. ファイルパーミッションの設定
ここまでの手順で、CGIの実行及び画像表示等がすべてクリアできれば、GroupCGIの導入は正常に完了しています。最後に、ファイルセキュリティの観点から、以下の様にパーミッションを再設定をされることをお勧め致します。
- パーミッション
展開されたCGI及びPLファイル群 dr-xr-xr-x (555)
data以下のディレクトリ drwxrwxrwx (777)
data内の全てのファイル rw-rw-rw- (666)
adminとtempleteディレクトリ dr-xr-xr-x (555)
adminとtemplete内の全てのファイル r--r--r-- (444)
andhelpとandiconディレクトリ dr-xr-xr-x (555)
andhelpとandicon内の全てのファイル r--r--r-- (444)
5. GroupCGIの実行
大変お疲れ様でした。GroupCGIの導入は全て完了です。
CGIファイル群の中に、login.cgi があります。ログイン画面を表示するCGIスクリプトです。GroupCGIをご利用になる場合は、PC、携帯端末ともURLにこのCGIを指定してください。
(例: http://www.and.ne.jp/cgi-bin/login.cgi )

はじめに管理者用のアカウント(ID:administrator, Password:未設定)でログインし、各種管理設定を行ってください。 管理用ページについての詳細は、ヘルプの [GroupCGI各種管理設定] をご覧ください。


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