1.はじめに | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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e-POST をご利用いただきありがとうございます。 このプログラムはケータイ全キャリア対応の掲示板・私書箱メッセージ交換システムで、次のような機能を備えています。
2.動作環境 | ・Perl5以上が実装されたWWWサーバー | ・メール自動送受信処理を行うため、SMTPサーバーが利用できるか、sendmailが実装されていることと、このプログラムからアクセス可能なPOP3アカウントが必要です。なお、このPOP3アカウントは e-POSTシステムでの受信だけに専用として使うものでなければなりません。 3.セットアップ | ■サーバーの準備 | FTPでサーバーに接続して、次のディレクトリを作ります。 programdir | e-post.cgi を実行するディレクトリです。すでに何かCGIプログラムを使っているなら作らなくても同じディレクトリでけっこうです。 | ディレクトリ名としてよく cgi-bin が使われますが、サーバーによってはこのディレクトリ名を使ってはいけない場合や、別にCGIプログラム実行用ディレクトリが予約されている場合もあります。 アクセス権は「読み込み実行」を指定します。 basedir | このプログラムを運用するディレクトリです。 | たとえば e-post というディレクトリー名でアクセス権は「読み書き実行」を指定します。 bbs1 | bbs2 bbs3 pbox 掲示板データ、私書箱データを保存するディレクトリです。 | basedir に左の名前でサブディレクトリーを4つ作り、アクセス権は「読み書き実行」を指定します。 ■変数の定義e-post.cgi ファイルをテキストエディタで開いて変数を定義します。
| #!/usr/bin/perl | 先頭行の #!..... はシステムに対して perl の実行パスを指示するものです。 | サーバーの環境に合わせてください。 windowsのIIS、PWSサーバーの場合は必要ありません。 $script | e-post.cgi ファイルのインターネットアドレス(URL)を http:// からファイル名まで、フルパスで記述します。 | サーバーのスクリプトマッピングによっては拡張子を pl、plx、pl5 などにしないと実行できない場合があります。 このファイルの中で http://www.mydomain/cgi/e-post.cgi とあるのは、この $script に定義したアドレスに読み替えてください。 | $libpath | このプログラムは、次のライブラリをrequireして使います。これらのライブラリがこのスクリプトと同じ場所か、perl の @INC に格納されたパス以外にあるときは、そのパスを指定します。 | ・cgi-conv.pl ・jcode.pl ・base64.pl ・smtp.pl ・fold.pl ・mimew.pl ・pop3.pl | なお、cgi-conv.pl、smtp.pl、pop3.pl 以外のライブラリーは次の方々の著作物です。それぞれの規定にしたがって取り扱ってください。 | ・jcode.pl ・fold.pl は歌代和正さん=ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/IIJ/dist/utashiro/perl/ ・base64.pl はA.P.Barrettさん=ftp://ftp.funet.fi/pub/languages/perl/CPAN/scripts/mailstuff/ ・mimew.pl は生田昇さん=http://www.cc.rim.or.jp/~ikuta/mime_pls/ $basedir | サーバーに作った basedir のシステムパスを定義します。 | なるべく絶対パスで記述してください。 パスがわからないときは、とりあえずここは空欄にして check コマンドを実行してしてみればわかります。 $baseurl | 上記 basedir のインターネットアドレス(URL)を http:// から記述します。 | $i-home | ケータイ用のホームページがあればそのインターネットアドレス(URL)を http:// から記述します。 | $p-home | パソコン用のホームページのインターネットアドレス(URL)を http:// から記述します。 | $timeoffset | サーバー設定時刻と国際標準時との時差を設定します。 | $charcode | sjis、jis、euc のいずれか、使用する日本語文字コードを指定します。 | sjis 以外を指定するときはこのスクリプト一式をその文字コードに変換する必要があります。 $crypt | パスワードを crypt関数で暗号化します。 | crypt関数が使えない環境の場合は値を 0 にします。 $check | checkコマンドの有効・無効を設定します。 | セットアップが完了し、checkコマンドが必要なくなったら off にしてください。 $guide | トップページに表示する案内文を記述します。 | トップページは HTMLファイルで作ることができます。その場合は、top.html という名前で basedir に置きます。プログラムは top.html があるとこれを優先して表示します。 ■ファイルの格納 | FTPでサーバーに接続してファイルを転送します。 FTPソフトの自動判別モードは使わないで、*.gif はバイナリモード、そのほかはすべてテキストモードで転送してください。 UNIX系サーバーではファイル名の大文字小文字が区別されます。転送したファイル名に大文字があっら小文字に変更してください。 e-post.cgi | programdir に格納し、アクセス権は「読み込み実行」を指定します。 | *.pl | ライブラリディレクトリがあり $libpath に定義した場合はそこに、それ以外の場合は e-post.cgi と同じディレクトリに格納し、アクセス権は「読み込み」を指定します。 | epost.inf | セットアップ情報です。 | basedir に格納し、アクセス権は「読み込み」を指定します。 zip*.zcd | (*=0〜9) 郵便番号を住所に変換するデータベースです。 | basedir に格納し、アクセス権は「読み込み」を指定します。 *.gif | i-mode の絵文字変換ファイルです。 | basedir に格納し、アクセス権は「読み込み」を指定します。 ■checkコマンドの実行 | サーバーにファイルを格納したらブラウザを立ち上げ、オンラインにして check コマンドを実行します。 $script に定義したアドレスに ?check を付けてリクエストします。ブラウザのアドレスバーに、 たとえば、http://www.mydomain/cgi/i-post.cgi?check と入力して Enter キーを押します。 「Internal Server Error」になったら、ディレクトリ、ファイルのアクセス権(パーミッション)の指定が間違っているか、ファイルが正しく転送されていないかのどちらかです。 なお、上記のアクセス権指定は一般的な例です。サーバーによっては別の指定をしなくてはいけないことがありますから、プロバイダやホスティング社の説明を確認してください。 e-post.cgi の変数の定義に間違いがあると赤字でエラーが出ますから、修正してやり直しです。 crypt関数をサポートしていないサーバーの場合は変数の定義部の上にある $crypt=1; を $crypt=0; にしてください。 checkコマンドを実行してエラーが出なければ、次にセットアップ情報とライブラリファイルのチェックをします。 (1) http://www.mydomain/cgi/e-post.cgi?check:inf (2) http://www.mydomain/cgi/e-post.cgi?check:cgi-conv (3) http://www.mydomain/cgi/e-post.cgi?check:jcode (4) http://www.mydomain/cgi/e-post.cgi?check:base64 (5) http://www.mydomain/cgi/e-post.cgi?check:smtp (6) http://www.mydomain/cgi/e-post.cgi?check:fold (7) http://www.mydomain/cgi/e-post.cgi?check:mimew (8) http://www.mydomain/cgi/e-post.cgi?check:pop3 以上を順に実行して、もしエラーが出たら、そのファイルに異常があるかも知れません。確認してください。 なお、ファイルは互いに関連していますから、チェックしたファイルに異常が無くても関連ファイルに異常があるとエラーが出ます。 エラーの原因はほとんどの場合、perlの実行パスか、ディレクトリー、ファイルのアクセス権指定の間違いです。 上記のアクセス権指定は一般的な例です。指定すべきアクセス権はサーバーの設定によって違いますから確認してください。 check コマンドか途中で止まってしまう場合は、プログラム実行メモリー制限オーバーが考えられます。この場合はファイルの分割などが必要です。 ■setoup コマンドの実行 | ファイルをチェックしてエラーが出なければ setup を実行します。 $script に定義したアドレスに ?c:setup を付けてリクエストします。 たとえば、http://www.mydomain/cgi/e-post.cgi?c:setup と入力して Enter キーを押します。 「セットアップは完了しました」と表示されます。 4.運用設定 | セットアップできたらシステム運用のための設定を行います。 | ブラウザから $script に定義したアドレスに ?c:admin を付けてリクエストします。 たとえば、http://www.mydomain/cgi/e-post.cgi?c:admin と入力して Enter キーを押すと、e-POST Administorator ページに入れます。 このページに入る ID は admin、パスワードは 9999 と仮設定してあります。これでログインしてから、ご自身の ID、パスワードに変更してください。パスワードは暗号化されますから忘れるとシステムの管理ができなくなり、この場合は再セットアップする以外に対処法はありませんからご注意ください。
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■基本設定 [アクセス制限] パソコンからのアクセスを許可するかどうかを設定します。 [エリア区分数] メッセージ交換エリアをいくつに区分するかを設定します。初期設定では全国1エリアに設定されています。 [新しいトピック作成] このプログラムではトピックごとに掲示板が作られます。会員に新しい掲示板の作成を許可するかどうかを設定します。ただし、男女共通掲示板の作成は管理者に限られます。 [メッセージ複数投稿] 1会員が同一トピックに複数のメッセージ投稿を許可するかどうかを設定します。許可しない場合は新しいメッセージを投稿すると古いメッセージは削除されます。 [メッセージ表示数] 1画面に表示する記事数を設定します。これより多い記事がある場合は「次へ」のリンクが表示されます。 [メッセージ保存限度数] 1トピックごとに保存するメッセージ数を設定します。これを超えるメッセージは古いものから順に削除されます。 [私書箱保存限度数] 会員ごとの私書箱に保存するメール数を設定します。これを超えるメールは古いものから順に削除されます。 [チェックモード] [チェック区分] 会員チェック方法について設定します。「男性会員のみ」、「女性会員のみ」、「男女会員とも」が選択できます。そして、ポイント制にするか、有効期限制にするか、その両方にするか、を決めます。 [課金ポイント] ポイント制にした場合、どこで何ポイントを取るかを設定します。「掲示板閲覧」、「掲示板書き込み」、「私書箱メール読み出し」、「メール送信」でポイントが設定できます。 [sendmailのパスまたはSMTPサーバー名] [管理者メールアドレス] メール送信の設定です。 [受信用メールアドレス] [POP3サーバー名] メール受信の設定です。 会員が掲示板のメッセージや、私書箱メール、転送メールに返信すると、e-POSTに届き、それを相手の私書箱に入れたり、アドレスに転送するシステムですから、e-POSTを運用するにはメールを送信するアドレスと受信するアドレスが別個に必要です。 ■掲示板トピック作成 新しいトピック(掲示板)を作成します。全エリアに作成されますが、すでにそのトピックがあるエリアには作成されません。 ■メッセージ一覧 エリアごとにメッセージが一覧表示されます。ここで任意のメッセージを削除することができます。 ■登録会員一覧 都道府県別に会員が一覧表示されます。ここで任意の会員を削除することができます。 ■会員情報更新 会員の登録情報を変更・更新します。 ■会員検索 IDによって会員を検索します。 ■会員メール送信 全会員に、または選択した会員にメールを送信します。 ■料金設定 基本設定で設定したチェックモードに応じて料金を設定します。 ■ポイントプラス設定 プラスポイント制にする場合、どこで何ポイント加算するかを設定します。「ログイン」、「掲示板投稿」、「掲示板メッセージに返信」、「メールに返信」でプラスポイントを設定することができます。 ■メール定型文編集 新規会員登録、ポイント購入申し込み、期限延長申し込み、があったときに会員と管理者に自動送信するメールの文面を編集します。 ■拒否ドメイン登録 会員登録を拒否するメールアドレスドメイン(@の右側)の登録・削除を行います。「男性のみ拒否」、「女性のみ拒否」、「男女とも拒否」を選択して登録することができます。 すでにフリーメールアドレスのドメインが「男性のみ拒否」で設定されています。必要に応じて変更・削除してください。 ■メール送受信テスト 基本設定で設定した「sendmailのパスまたはSMTPサーバー名」、「管理者メールアドレス」、「受信用メールアドレス」、「POP3サーバー名」が正しくメールが送受信できるかどうかをテストします。 ■ID・パスワード変更 管理者の管理ページログインID、パスワードの変更を行います。 ■会員リセット 会員データベースをリセットします。テストのために登録したデータは正式運用の前に削除してリセットするといいでしょう。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
サポートについて まず、CGI Forum をご覧ください。ヒントになる記事があります。ここの「お知らせ」もご覧ください。 個別の無料サポートはライセンス購入後1ヵ月間です。お困りのことがありましたら下記にご連絡ください。 ただし、プログラム改造については有料サポートになります。 support@bellcall.co.jp なお、プログラムの仕様の変更・追加は有料でお受けいたします。 ライセンスについて このプログラムはシェアウェアです。初めて入手したときから1ヵ月を超えて使用する場合はシェアウェアライセンスをご購入ください。 1ライセンスにつき 28,000円(税別)です。 ライセンスは CGI OnlineShop でお求めください。 ■ライセンス契約書(これは法的な文書です。) プログラムは以下の契約条項によってお客様に使用を許諾するものであり、販売されるものではありません。
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