登録したテキストを簡単な操作で、テキストカーソル位置(キャレット位置)に貼り付けるソフトです。エディタなどで文章を作成中に、登録したキー(初期設定はALT+X)を押すか、タスクトレイのアイコンをクリックすると、テキストカーソル(キャレット)の下にウィンドウが現れます。そこから貼り付けたいテキストを選んで決定すると、テキストカーソル位置(キャレット位置)に選択したテキストが貼り付けられるといった具合です。
テキストカーソル(キャレット)が出るソフトなら、ほぼ全て動きますので、例えばホームページで住所や電話番号を入力するのにも使えますし、エディタで文章を編集中に、カーソル位置にテキストを貼り付けることもできます。リスト中のテキストは自由に登録、変更、削除が可能です。マクロを使えば日付などを設定することも出来ます。
また、実行ファイル、ファイルの関連付けを実行するマクロを追加したので、WSHと組み合わせたり、Charu2マクロと組み合わせたりすると、色んな事が出来ます。組み合わせなくても、簡単なランチャーにも化けられます。WSH(Windows
Scripting Host、簡単なプログラムを動かす事の出来るシステム。Windows98以降採用されました)と組み合わせた場合はほぼ何でも出来ますんで、かなり最強な感じです。是非VBScriptかJAVAScriptを勉強してチャレンジしてみて下さい。
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1.文章を書いています。 |
2.ALT+Xでウィンドウを出し、貼り付ける項目を選びます。 |
3.リターンキーで決定すると、貼り付けられます。 |
Windows95、98、NT4.0、2000上で動作します。必要なランタイム、DLL等は特にありません。標準のWindowsでOKです。
□インストール方法
インストーラはありませんので、圧縮ファイルを展開した後は手動でインストールしてください。
1.圧縮ファイルを展開します。
2.適当なフォルダ(Program filesの下とか)の下にフォルダごとコピーします。
3.ショートカットを作って、スタートアップに登録します。完了です。
4.アイコンをダブルクリックして起動して下さい。
5.起動するとタスクトレイに常駐します。
!注意!
Charu2の旧バージョンをお使いの場合、設定ファイル(Charu2.ini)、データファイル(Charu2.dat)はそのまま使えますので、上書きをしないで下さい。
!注意!
□アンインストール方法
特にシステムはいじってませんので(レジストリとか)、ファイルを消せばOKです。スタートアップのショートカットもあわせて削除してください。
画面相関図
□テキストリスト
登録してあるテキストの一覧が出るリストです。テキストなどを編集中、登録したキー(初期値はALT+X)を押すか、タスクトレイアイコンを左クリックするとキャレットの位置に現れます。ここから貼り付けたい項目を選んで決定すると、キャレット位置にテキストが送られます。
Ver 0.06.06から、ウィンドウの大きさを変えられるようになりました。好きな大きさにして使ってください。
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□操作(キーボード)
カーソルキー上下 |
項目選択の移動。 |
カーソルキー左右
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フォルダ間の移動。開閉。 |
スペースキー |
項目選択を下に移動。 |
Shiftキー+スペースキー |
項目選択を上に移動。 |
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リターンキー |
決定。選択した項目をキャレット位置に貼りつけます。フォルダの場合は開閉します。 |
Deleteキー |
項目を削除します。 |
Altキー |
テキストリストメニュー表示。 |
ESCキー |
ウィンドウを閉じます。 |
□操作(マウス)
左クリック |
項目の選択。 |
右クリック |
テキストリストメニュー表示 |
ダブルクリック |
決定。選択した項目をキャレット位置に貼りつけます。 |
選択項目にカーソルを合わせる |
テキスト項目の内容を表示。 |
ドラッグ&ドロップ |
項目はマウスでドラッグ&ドロップして並べかえられます。 |
枠をドラッグ |
ウィンドウのサイズを変えられます。 |
ウィンドウの外をクリック |
ウィンドウを閉じます。 |
□項目の種類について
項目には2種類あります。ノーマル項目とロック項目です。項目の登録について
ノーマル項目
通常の項目です。履歴モードONの時に登録されたテキストはノーマル項目です。これは、一回貼り付けると、リストから消えてしまいます。もし、電話番号や住所の様に、何度も使いたい項目があれば、ロック項目にして下さい。ロック項目にする方法
ロック項目
これは、定型文として保存しておきたい項目です。"テキスト項目追加"ダイアログで追加した項目はロック項目になります。ノーマル項目をロック項目にする事もできます。ノーマル項目と違って、何度貼り付けをしても、リストから消えることはありません。ロック項目にする方法
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□テキストリストメニュー
テキストリストのウィンドウで、右クリックをするか、ALTキーを押すと出ます。項目の編集、ロック、削除が出来ます。
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□項目
編集
編集を選ぶと選択している項目を編集できます。下の編集画面で項目の名前、内容、種類を変更できます。ロック項目は名前を変えると良いでしょう。
ロックする
これを選ぶと選択している項目がロックされ、鍵が付きます。
ノーマルにする
これを選ぶと選択している項目がノーマル項目になります。
削除
選択している項目を削除します。
クリップボードを処理
クリップボードの中身を処理します。引用符の追加(引用符は任意の物に設定可能)、gooの各種辞書(英和、和英、大辞林)かgooで検索できます。検索が楽々です。でも、インターネットに繋がっていないと機能しません。
データを追加
テキスト項目追加ダイアログを開きます。
設定
ちゃある2の設定画面を開きます。 |
□項目編集画面
テキストリストのメニュー、"編集"で表示されるウィンドウです。登録されているテキスト項目の名前、内容、種類(ノーマルorロック)を変更することが出来ます。ロック項目などは名前を判りやすく変えておくと良いと思います。
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@テキスト編集
登録されたテキストを編集できます。操作は、一般的なテキストエディタに準拠しています。
Aタイトル編集
登録された項目の名前を変更することが出来ます。項目の名前は最初、ちゃぁるが適当に付けますが、ロック項目には自分で名前を付ける事をお勧めします。
名前は半角24文字までです。
B種類選択
登録された項目の種類(ノーマルorロック)を変更できます。コンボボックスの中から選択して下さい。 |
□テキスト項目追加
テキストリストのメニュー、"データを追加"で表示されるウィンドウです。テキストの追加は、この追加ダイアログと履歴モードを利用したものの2種類があります。Ver
0.03.04までは追加ダイアログは無かったんですが、登録が面倒なので、Ver 0.04.11から追加しました。

マクロテンプレートは、Charu2マクロを簡単に記述するための機能です。テンプレートを選び、貼り付けボタンを押すと、基本的なマクロが、編集画面に貼り付けられます。ファイル名張り付けは、選んだファイルのフルパス名を貼り付ける機能です。編集画面のマクロ作成支援機能も、全く同じ物です。
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□操作
ほとんど編集画面と同じです。名前、データ内容を入力して、"追加ボタン"を押します。すると、テキストボックスがクリアされ、1件分の入力が終わります。
入力して"追加ボタン"を押すという作業を繰り返して、どんどん入力する事が出来ます。終わったら閉じるボタンで、ウィンドウを閉じてください。
登録ダイアログで登録したテキストはロック項目になります。
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□設定
タスクトレイのメニューか、テキストリストのメニューで"設定"を選ぶと、設定のダイアログを出せます。Charu2の設定をする事が出来ます。
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■リストから選んだ文字列はクリップボードにも入れる
この項目をチェックすると、テキストリストから選んだ項目の中身を、貼り付けと同時にクリップボードにも入れます。リストを出して、項目を選ぶたびに、クリップボードの中身も変わります。
■ノーマル項目は終了時にクリアする
鍵のついている項目(ロック項目)はソフトを終了しても保存され、次回起動時に引き継がれます。この項目のチェックを外すと、鍵のついていないノーマル項目も引き継がれるようになります。
■ノーマル項目は一度貼り付けたら消す
ノーマル項目は、一度貼り付けたら消える性質を持っていますが、このチェックを外すと、何度貼り付けても消えなくなります。上の、「ノーマル項目は終了時にクリアする」のチェックも外した場合は、次回起動時も引き継がれ、ノーマル項目とロック項目の性質はほぼ同じになります。ただし、履歴FIFOが有効になっている場合は、Ctrl+Vで貼り付けるごとに一つ消えていきます。
■履歴モード中はCtrl+Vで貼り付ける文字列を先入れ先出しにする
この項目をチェックすると、Ctrl+Vで貼り付けをするとき、履歴を古い順に探し、クリップボードに入れてくれます。履歴動作中(アイコンが赤いとき)有効です。たとえば、"ABC"、"DEF"、"GHI"の順で、コピーしたとします。リストには、"GHI"、"DEF"、
"ABC"の順で入っています。この時、Ctrl+Vで貼り付けをすると、テキストリストを開くまでもなく、3回の貼り付け(Ctrl+Vを3回押す)で、"GHI"、"DEF"、
"ABC"の順に貼り付けが実行されます。実際にやってみれば判るかと思いますので、試してみてください。これはちゃあるから引き継いだ機能です。先入れ先出し(FIFO)と言います。
■履歴モードOFFで起動する
この項目をチェックすると、履歴モードOFFで起動します。常に履歴を取ると、テキストリストがいっぱいになってしまうので、普通、必要な時だけ履歴ONにします。
■履歴モード中はコピー時に効果音を鳴らす
この項目をチェックすると、履歴モード中(アイコンが赤い時)にCtrl+Cなどでテキストをコピーすると、設定したWaveファイルが再生されます。再生するWaveファイルは、参照ボタンで任意に変えることが出来ます。
■貼り付けた項目はリストのトップへ移動
この項目をチェックすると、テキストリストから選んで貼り付けた項目を、リストのトップへ移動するようになります。すると、自然とよく使う項目はリストの上に集まり、使わない項目は下へ沈んでいきます。2chの"あげ"みたいな機能です。
■履歴記録時にポップアップを出す
この項目をチェックすると、履歴モードの時コピーするとテキストリストがポップアップします。効果音を鳴らしても「何が起こってるか判らん!」って人向けです。この時のテキストリストは1.5秒で閉じ、操作も出来ないようになっています。履歴で何をコピーしたか判りやすくなります。
■テキストリストの選択位置を保持する
この項目をチェックすると、テキストリストで選択した項目の位置を、リストを閉じた後も保持し、次回リスト表示時にも引き継ぎます。いちいちカーソルが上に戻らないので快適です。
■透明度(Windows2000のみ)
ここで、リストウィンドウの透明度を設定できます。半透明に出来るのは、Windows2000以降のみで、Windows95、98、NT4.0では出来ません。最大で90%まで透明に出来ます。使いにくくない程度に透明にすると、なんか格好いいです。
■引用符
[クリップボードを処理]の[クリップボードに引用符を付加]で付加される引用符を設定します。
■ポップアップ
テキストリストを出すホットキーを設定します。デフォルトはAlt+Xです。ボックスを選択して、設定したいキーを押します。ALT+Xにしたい場合は、ALTとXを押し、離します。お勧め設定はAlt+Xです。
■履歴モード切り替え
履歴記録をするかどうかを切り替えるキーを設定します。初期値はShift+Alt+Xです。ボックスを選択して、設定したいキーを押します。ALT+Xにしたい場合は、ALTとXを押し、離します。設定したキーを他のソフトでホットキーとして使っていた場合は、他のキーに変更する必要があります。お勧め設定はCtrl+無変換です。
■ポップアップ位置
テキストリストをポップアップする位置を補正する値です。初期値は、若干左下に補正しています。キャレットの高さが判れば補正はいらないんですが、判らないので設定にしてあります。知ってる方は教えてください。
■Word97,98の切り取りバグに対応する
この項目をチェックすると、WordでCtrl+X問題を回避できるようになります。ただし、他のアプリケーションで問題が出る可能性があるので、Wordを使わない時はチェックを外すようにしてください。
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□メインメニュー
タスクトレイアイコンで右クリックをすると出るメニューです。
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□項目
バージョン情報
Charu2のバージョンを確認できます。
ヘルプ
このファイルを開きます。
設定
設定を開きます。
ノーマル項目をクリア
テキストリストの中にある、ノーマル項目を全部削除します。キー項目は残されます。
履歴モードON
履歴モードをONにします。タスクトレイアイコンが赤くなり、コピーしたテキストがテキストリストに溜められます。
データを追加
テキスト項目追加ダイアログを開きます。
クリップボードを処理
クリップボードの中身を処理します。引用符の追加(引用符は任意の物に設定可能)、gooの各種辞書(英和、和英、大辞林)かgooで検索できます。検索が楽々です。でも、インターネットに繋がっていないと機能しません。
終了
Charu2を終了します。あんまり使わないと思いますが。 |
□クリップボードのテキストを検索
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クリップボードのテキストを検索できます。gooの英和、和英、大辞林とgoo検索です。gooの検索機能を使うので、当然ですがインターネットに繋がっていないと使えません。常時接続の人には結構便利かなと。
知りたい単語をコピーして、タスクトレイのメニューからクリップボードを検索を選んで検索、ってのが便利だと思います。
なんか、某Hotなんとかっていうgoo検索ソフトが使いにくい&アイコンが格好悪い(しかもシェアウェア!)んでCharu2に入れてみました。
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タスクトレイアイコンとは、タスクバーの右側、時計の横に並ぶアイコンのことです。マウス操作だけでもCharu2を操作できるようになっています。
□クリップボード表示
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タスクトレイアイコンにカーソルをかざすと、ツールヒント(黄色いやつ)にクリップボードの中身(頭64文字)が表示されます。ただし、クリップボードのテキストが空の場合は何も表示されません。
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□テキストリスト表示
タスクトレイアイコンをマウスの左ボタンでクリックすると、マウスカーソルの位置にテキストリストが現れます。キーボードで操作しなくてもウィンドウを出すことが出来るわけです。
□メニュー
タスクトレイアイコンをマウスの右ボタンでクリックするとメインメニューが出ます。ここから設定、履歴モードの切り替え、検索、終了、バージョンの確認などが出来ます。
Charu2の代表的な機能の一つが履歴FIFOモードです。履歴モードはもともと初代Charuの機能で、それをCharu2が引き継いでいるわけです。
クリップボードの履歴を複数個溜め、それを吐き出すという機能です。例えば、住所が羅列してあるテキストがあるとします(架空の住所です)。
埼玉県浦和市本町789-168
岐阜県三和市吉田町5丁目7-96
千葉県鴨川市東条4-9-98
この中から県名だけ抜き出して、他の場所にコピーしようとすると面倒です。全部コピーして、貼り付けた後いらない部分を削る?ちょっと面倒です。県名を一つずつコピーして一つず貼り付ける?凄く面倒です。しかも50行とかあったら嫌ですね。そんな時便利なのが履歴モードです。
履歴FIFOモードを使う場合、まず設定を確認します。設定で、"履歴モード中はCtrl+Vで貼り付ける文字列を先入れ先出しにする"にチェックが付いている事を確認してください(初期設定でチェックされています)。次に、履歴モードにして(メニューかホットキーで)、タスクトレイのアイコンが赤いことを確認します。次に、県名を選択してCtrl+Cなどでコピーします。
普通なら一つのテキストしかコピー出来ませんが、気にせず次々コピーして下さい。全部コピーし終わったら、貼りつけ先にカーソルを移して、Ctrl+Vでペーストします(Ctrl+Vじゃないとダメです)。3個コピーした場合は、3回Ctrl+Vを押して下さい。
□履歴モードの練習
では、練習してみましょう。Charu2が立ち上がっているのを確認して下さい。次に、アイコンが赤い状態(履歴モードON)になっているのを確認して下さい。確認できたら、上の県名を3個コピーして下さい。出来たら、下のテキストボックスに貼り付けてみて下さい。Ctrl+Vを3回押せば全ての履歴が吐き出されるはずです。"埼玉県岐阜県千葉県"となれば成功です。
□例)プログラマー編
int nCounter;//カウンター
long lBuff; //作業用バッファ
bool bChange;//変更フラグ
みたいに、変数の定義から変数名だけ抜き出したいときなども重宝すると思います。っていうか、こういう時使うための機能だし。プログラマーさんは結構楽なんじゃないかと思います。
□アイコンの状態
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履歴モードOFF状態
クリップボードにコピーしても履歴に記録しません。テキストリストを出して、テキストの貼り付けをする事は出来ます。
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履歴モードON
クリップボードにコピーするとリストに登録します。登録したテキストはCtrl+Vを押したとき、ノーマル項目を古い順項目に貼り付ける事もできます。
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□履歴モードの手順
1.アイコンが赤くなっているのを確かめる。灰色の場合は、指定したキー(初期値はShift+Alt+X)か、メインメニューの"履歴モードON"で切り替えます。
2.履歴に入れたいテキストをクリップボードにコピーする(Ctrl+Cなどで)。その間は間違ってCtrl+Vを押さないように注意して下さい。
3.コピーが終わったらCtrl+Vを押して履歴に入れたテキストを貼り付けます。3回コピーしたら3回Ctrl+Vを押して下さい。終わったら履歴モードはOFFにしておいて下さい。
簡単なマクロを記述することで、現在日付、時刻を貼り付ける機能が日付マクロです。マクロといっても全然難しいことはなくて、非常に簡単です。
例えば今、「2000年6月6日午前6時3分0秒」だとします。ちなみにコレは僕の誕生日です。この時、「<charu2macro>$Y/$M/$D/<charu2macro>」と記述された項目をクリックすると、「2000/06/06」が貼り付けられます。"$Y"が2000に、$Mが06に、$Dが06にそれぞれ置換されただけです。
□タグ <charu2macro></charu2macro>
これはHTMLの記述方法のパクリで、タグで挟んだ内側にあるマクロを処理するようになっています。なので、タグで挟まないで$Yなどと書いても置換はされません。マクロを使う場合は、「<charu2macro></charu2macro>」で括る必要があります。
□マクロ $Y,$M,$D.....
タグで括った中にこれらのマクロがあると、それぞれの意味によって置換が行われます。$Yは西暦4桁、$Mは月、$Dは日です。上の例では「/」で区切られていますが、これは何を書いても構いません。「$Y年$M月$D日」と書いても良い訳です。ちなみにこの出力は「2000年06月06日」となります。
□マクロ一覧
■マクロ■ |
■ 意味 ■ |
■ 出力 ■ |
$Y |
西暦4桁 |
2000 |
$y |
西暦2桁 |
00 |
$WH |
和暦2桁 |
12 |
$MM |
月英語表記 |
Jun |
$M |
月2桁 |
06 |
$D |
日付数字2桁 |
07 |
$ddd |
曜日英語 |
TuesDay |
$dd |
曜日英語簡易表記 |
Tue |
$d |
曜日 |
火 |
$H |
時間24時間表記 |
23 |
$h |
時間12時間表記 |
11 |
$m |
分 |
59 |
$s |
秒 |
59 |
$ampm |
午前午後 |
午後 |
$AMPM |
午前午後英語表記 |
PM |
※出力例は 2000年6月7日23時59分59秒の場合です。
□便利な使い方
この機能はマクロで実現しているので、自由に書式を決めることが出来ます。なので、
「今日の日付は、<charu2macro>$Y/$M/$D<charu2macro>」
「今日は、<charu2macro>$d<charu2macro>曜日です。」
というふうに、テキスト中に埋め込むことも出来ます。秒を利用すれば60までの簡易乱数にもなります。
■実行マクロ一覧
■マクロ■ |
■ 意味 ■ |
■ 書式 ■ |
$SHELL |
シェル実行 |
$SHELL<コマンド>$SHELL |
実行ファイルを実行する。パス名にスペースが入るとダメです。ソフトの起動を待ってから処理します。コマンドライン引数も使えます。
DOS窓でコマンドを打ち込むのと同じです
|
$RELATE
|
関連付け実行 |
$RELATE<ファイル名>$RELATE |
関連付けを実行します。例えば、test.xlsとか、URLとかVBスクリプトなどが実行できます。ダブルクリックで開けるファイルは全部OKです。コマンドライン引数は使えません。また、実行ファイル(*.exe)も実行できます。パスに空白が入っていても大丈夫です。
ファイルアイコンをダブルクリックした場合と同じです
|
□実行マクロの便利な使い方
$SHELLマクロと、$RELATEマクロを使えば、Charu2Proはランチャーにもなれる訳です。しかも、Charu2の機能はそのままに。例えば、
<charu2MACRO>$SHELL<Notepad.exe
dialy.txt>$SHELL$Y/$M/$D $H:$m:$s
</charu2MACRO>
と、記述した場合、Charu2Proのフォルダにある"diary.txt"メモ帳を開いて、その1行目に現在の日時を貼り付けます。
また、関連付け実行でWindows
Scripting Hostを実行することも出来るので、ほぼなんでも出来ます。
□サンプル
西暦4桁 |
<charu2MACRO>$Y/$M/$D</charu2MACRO> |
2000/06/30 |
日付和暦 |
<charu2MACRO>平成$WH年$M月$D日</charu2MACRO> |
平成12年06月30日 |
曜日 |
<charu2MACRO>$d曜日</charu2MACRO> |
金曜日 |
曜日(英語) |
<charu2MACRO>$ddd</charu2MACRO> |
FriDay |
時間1 |
<charu2MACRO>$H:$m:$s</charu2MACRO> |
12:39:24 |
時間2 |
<charu2MACRO>$AMPM
$h:$m:$s</charu2MACRO> |
PM 00:39:52 |
時間3 |
<charu2MACRO>$ampm
$h時 $m分</charu2MACRO> |
午後 00時 39分 |
シェル実行 |
<charu2MACRO>$SHELL<telnet.exe>$SHELL
</charu2MACRO> |
telnetを実行 |
関連付け実行 |
<charu2MACRO>$RELATE<http://www.tiu.ac.jp/~mkeiji/
>$RELATE</charu2MACRO> |
Keizi Webを開く |
まぁ、いつものお約束。このソフトを実行した際の、いかなる障害、損失等について、開発者は一切の責任を負わないこととします。っても、そんなに凄いことしてるわけじゃないので大丈夫だとは思うけど。ただ、一生懸命作ったCharu2のデータファイル(Charu2.dat)が消えると悲しいと思いますから、バックアップは取っておいた方がいいかもしれません。
転載、配布はご自由にどうぞ。圧縮ファイル内のファイルを改変しない限りOKです。ただし、配布には金銭の授受(必要経費除く)があってはいけません。また、雑誌等に掲載する場合は、事前に連絡を下さい。
プログラム・ドキュメント
松本 圭司
アドバイザー
武 千晴
こばやし
けんいちさん
キャレット位置の取得など、幾つかの質問に答えていただきました。いきなりの質問に快く答えて下さって、有り難う御座いました。こばやしさん作の「ぽっぷあっぷ電卓(仮称)」は素晴らしいソフトですので、是非ダウンして使ってみて下さい。非常に便利です。
Ka-yさん
Word97,98が落ちる問題、Wordの貼り付け問題に関する質問に答えていただきました。大変参考になりました。有り難う御座いました。Charu2よりずっと前にHotClipというソフトを公開されています。ホットキー呼び出し型のテキスト貼り付け&履歴ソフトです。こちらも素晴らしいソフトですので、ダウンロードしてみてください。
■Charu(履歴FIFO機能のみ)■
1999.08.?? |
発明 彼女の人が、こういうの作ってと言ったらしい。記憶に無し。 |
1999.10.02 |
発明2 俺がこういうの欲しいなと思う。上の事実を指摘される。 |
1999.10.05 |
開発開始 色々勉強ついでに作ってみる。フックとホットキーではまる。 |
1999.10.06 |
Ver.991006 順調に評価版完成。毎日の駄文でこっそり公開。 |
1999.10.22 |
Ver.991022 とりあえず公開。 |
■Charu2■
2000.02.06 |
技術的な問題を一通りクリア。開発開始。 |
2000.02.15 |
Ver 0.0215b公開
β版です。 |
2000.03.04 |
Ver 0.03.04公開
一応正式版。オプションに幾つか追加。細かいバグフィックス。 |
2000.04.11 |
Ver 0.04.11公開
・タスクトレイアイコンを左クリックするとキャレット位置にテキストリストが出る機能を追加。
・タスクトレイアイコンにカーソルを合わせると、クリップボードの内容が表示される機能を追加。
・テキストリストの選択項目かクリップボードの内容をgooの各種辞書に検索させる機能を追加。
・テキストリストのツールヒント(カーソルを合わせて動かさないでいると出る黄色いやつ)で選択している項目の内容を表示する機能追加。
・テキストリストの項目をドラッグ&ドロップで並べ替えられる機能を追加。
・オプションに、「貼り付けた項目はリストのトップに移動」を追加。
・アイコンが赤い時、テキストリストの編集中にテキストをコピーすると編集中の項目がリストから消えるバグを修正。
・登録ウィザード機能を追加。
・履歴モードONの時コピーすると、ポップアップが一瞬出る機能を追加。
・キャレットが画面の端の方にあったとき、テキストリストを出すと画面の外にはみ出していたのを補正。
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2000.06.06 |
Ver 0.06.06公開
・Windows2000でタスクトレイアイコンにクリップボードの内容を表示する機能がうまく動いてなかったバグの修正。
・Windows2000でリストウィンドウを半透明に出来る機能を追加。
・日付マクロ機能を追加。VB風の書式で現在の日付、時刻を挿入できます。
・リストウィンドウの大きさを可変に出来るようにした。
・テキスト項目のアイコンを変更。
・クリップボードのテキストに引用符を付ける機能を追加。
・項目の選択位置を保持可能になった。
・Wordが落ちるバグ用のオプションを追加。
・項目の選択位置を保持可能になった。
・あと、色々内部処理を改良。 |
2000.07.07 |
Ver
0.07.07公開
・テキストリストでShift+スペースでカーソルを上に移動できるようにした。
・項目の名前を最大256文字に拡張。
・テキストリストでメニューを出して何もせずに閉じると、タイマーが誤動作するバグを修正。
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2000.07.21 |
Ver
0.07.21公開
・テキスト編集、追加ダイアログにマクロ作成支援機能を追加。
・ノーマル項目を貼り付けたら消すオプションを追加。 |
2000.08.03 |
Ver
0.08.03公開
・貼り付ける項目が間違うバグを修正。 |
2000.10.13 |
Ver
0.10.13公開
・貼り付けた項目をトップに移動する設定になっていたとき、マクロの入っていた項目の中身が書き変わるバグを修正。
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2000.12.24 |
Ver
0.12.24公開
・マクロにシェルと関連付け実行を追加。これで色んなことが出来ます。WSHとか使えば、ほぼなんでも出来ます。 |
こんにちは。師走とはよく言ったもので、忙しい12月を、死にそうな勢いでヨロヨロ走ってる松本です。いやいや、しんどい。
忙しすぎて、Charu2Proのバージョンアップが出来ず、しょうがないのでCharu2をバージョンアップしてみました。Charu2Proのプログラムを貼り付けるだけで簡単だし。時間無いし。今回は、シェルと関連付け実行マクロを追加しました。来世紀はCharu2Proの方もなんかやりたいですね。
ところで、お気づきの人もいるかも知れませんが、チームの名前を、「C+ Factory」から「松本商店」に変えました。由来とか話すのが恥ずかしいので変更です。デジタルクリエイトチーム-松本商店-。かっちょ良いです。
あと、Charu2Proのシリアルが洩れてました(笑)。いやいや、あんなにアッサリとクラックされるとは。俺も修行不足ですね。っていうか、逆アセされたら、どんなロジック書いてもひとたまりも無いよな。う〜ん、。既に対策済みの物しか流通してないので、不正シリアルは使えませんが。ちなみに、もし不正シリアルを使った場合は僕の所に情報を送るようになってますので、注意してね。
でわまた。
Q
Wordで貼り付けがうまくいきません。 |
A
マイクソソフトのWordを、Charu2と同時に使った場合問題が発生することがあります。下記の落ちる問題もそうですが、ほとんどはWordのバグ、仕様によるものです。貼り付けがうまくいかないのは、Wordがクリップボードを監視し、妙な処理をしているらしいからで、Charu2の貼り付けタイミングを外してしまうからです(ただ、貼り付け出来る事もあるので条件は不明)。
設定のリストから選んだ文字列はクリップボードにも入れるをチェックすればほぼ解決すると思います。
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Q
Word97、98、2Kが落ちます。どっちのバグですか? |
A
Wordのバグです。Wordはクリップボード監視ソフトと相性が悪く、併用してCut&Pasteの操作をすると落ちる事があります。
設定のWordの切り取りバグに対応するをチェックすれば回避できるかも知れません。
個人的には、Wordなんて使うのやめたほうがいいと思います。重いし、3年も同じバグ引きずってるし。っていうか、Wordはこれ以外でも良く落ちるので(2000でも)、使うならオートセーブ設定をしておいたほうが良いと思いマス。
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Q
FIFOってなんですか? |
A
First In First Outの略で、先入れ先出しという意味です。ファイホと読みます。先に入れたものが先に出ます。ところてんを押し出すイメージと同じで、1回目のコピーしたものが、最初のペーストで出ます。反対の、先入れ後出しは、文字通り、先に入れたものが後に出ます。ちょうど、重ねた座布団を上から取るような感じです。先入れ後出しの事はスタックと言います。
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Q
キャレットってなんですか? |
A
キャレットとは、テキストカーソルのことです。マウスカーソルと区別して、正しくはキャレットといいます。エディタやワープロ、IEのテキストボックス、URL欄など、テキストを入力できる場所に出る、点滅している縦棒(形状はアプリによって違うこともある)のカーソルを指します。Charu2ではキャレット位置にポップアップを出すことで、目の移動を最小限に抑えています。
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Q
履歴モードでの登録と追加ダイアログでの登録、それぞれのメリットは? |
A
履歴モードで登録する場合便利なのは、すでにテキストとして、どこかのファイルに保存されている内容を登録する場合です。この場合は、クリップボードにコピーした時点でリストに登録されるので、後はロックするだけです。簡単です。名前はCharu2が適当に付けます。
追加ダイアログで登録する場合は、テキストとしてファイルなどに保存されていない、自分の頭の中にある内容を登録する場合です。この場合は、追加ダイアログを出して、自分で打ち込み、登録する事になります。
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Q
ホットキーがうまく動いていないようです |
A
他のソフトのホットキーとぶつかっているようです。設定を変更してください。起動時に、ホットキーの設定に失敗したというメッセージが出た場合は変更が必要です。
|
C+
Factory(改め 松本商店)で開発、配布しているソフトです。C+
Factory(改め 松本商店)とは、コンピュータでなんか作ろうという集まりで、今の所2名でやってます。っていうか、製作はほとんど僕だけですが。主にオンラインソフトウェアを作って配布しています。Bio100%並みにメジャーになれれば楽しいな〜とか思いつつ、ツールとかゲームとかライブラリとか作ってます。
■画面 |
■説明 |
透明君
Ver 0.06.07
|
Free
Ware | Web
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Windows2000で、任意のウィンドウを半透明にするソフトです。特に意味は無いです。
まぁ、ジョークソフトです。もうバージョンアップとかはしません。意味ないし。こういう事もできますよって感じ。ちなみに、デスクトップを半透明にすると、大分ヤバイ感じになります。やらないほうがいいと思うです。
あと、半透明にすると動作が激烈に遅くなりますが、これは透明君のせいではありません。Windows2000のせいです。GDI64とかになればマシになるかもしれません。透明君はウィンドウハンドルを取得して、それに半透明スタイルと、α値を設定しているだけです。
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EasyX
for DirectX7
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Free
Ware | Web
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DirectXを簡単に、簡潔に使うためのクラスライブラリ(ライブラリと言うほど多機能じゃないけど)です。現在、Direct
Draw、DirectSound、DirectMusicに対応しています。これだけあれば、一応ゲームは作れるのではないかという感じです。
それぞれのDirectXオブジェクトの初期化、データの読み込み、展開(再生)を主眼に設計されています。アプリケーション固有のデータ、例えばオフスクリーンサーフェスやセカンダリバッファ、セグメントはクラスの外に持つ形になっています。要は、面倒くさい初期化をプログラマの目から隠し、もう一つ面倒くさいデータの読み込みなどを楽にしようという訳です。
■関連Web
Easy
X7 ドキュメント
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GENESIS
ROCK Ver .996.03
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Free
Ware | Web
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GENESIS ROCKとは、C+ Factory開発の、Dirext3D使用、3Dポリゴンリズムアクションパズルであります。
可愛いペンギン(ヒングー)を操り、ステージ上のブロックを、タイミングで消していくゲームです。アクション、パズル、リズムの3要素と更に、キュートなキャラクターと美しいCGで表現されています。連続してブロックを消していく快感は、鉄拳の10連コンボであり、パラッパラッパーであり、ぷよぷよだったりします。
■関連Web
GENESIS
ROCK公式ページ
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SSS
Ver .988.17
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Free
Ware | Web
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これは、夢を制御するソフトです。これを使えば、好きな夢を見る事が出来ます。憧れのアイドルや、好きなアニメキャラ、はたまたHな夢、などなど、好きな夢を確実に見る事が出来るのです。
夢は周りの音の影響を多大に受けると言う事を利用した物で、レム睡眠中(夢を見る睡眠状態)に耳から入った音で、夢を制御します。自分を実験台にして試したところ、かなりの高確立で好きな夢を見る事が出来ました。
■関連Web
WAV配布ルーム
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今後の開発の為に、アンケートにご協力下さい。アンケートはお一人様一度だけでお願いします。送信ボタンは一度だけ押してください。
アンケートはインターネットに繋いだ状態で送信してください。記入中は繋いでいなくても構いませんが。
ご協力ありがとうございました。
■ シェアウェア版 Charu2Pro Ver 0.11.02のお知らせ ■ |

c2p01102.zip
File Size 354KB
Update 2000/11/02
33.6Kbps Modem About 1.5min.
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Charu2には、機能を大幅に拡張したシェアウェア版があります。その名も、Charu2Pro。フリー版Charu2と違うところは、
・テキストリストをツリー表示に。テキストを階層化して管理できます。
・マクロにシェルと関連付け実行を追加。これで色んなことが出来ます。WSHとか使えば、ほぼなんでも出来ます。Charu2がランチャーにもなります。
・テキスト項目のインポートエクスポート機能を追加。ファイルを配布すれば、いちいち全部自分で入力しなくてもよくなります。
・設定画面のレイアウトを変更。
・ノーマル項目を全てロックする機能を追加。
・項目の検索機能を追加。沢山登録しても迷子になりません。
・項目ソート機能を追加。名前順、内容順、容量順にソートできます。
といった具合です。データを階層化して扱えるので、非常に使いやすくなっています。また、検索、ソートなど、基本的な機能も揃っているので、項目数が増えても安心です。
Charu2Pro紹介ドキュメント
Charu2Pro使い方ドキュメント
□価格
■支払い方法■ |
■ 価格 ■ |
銀行振込 |
700円+銀行振込手数料(200円程度) |
ベクターシェアレジ |
800円+シェアレジ手数料(105円) |
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Word2000では、なぜかカーソル位置の取得に失敗して、キャレットの位置にポップアップが出ません。他のソフトでも、Word2000ではカーソル位置の取得が出来ません。きっとシステムのキャレットを使ってないのだと思います(本来キャレットは、システムリソースです)。きっと自前でキャレットを処理してるんでしょう。
それから、VB6.0ですが、ソースの一部を選択した状態(反転して青くなってる状態)でテキストリストを出すと、X座標の取得に失敗します。選択していない状態ではキャレット位置に出るんですが、選択している状態では正確な座標が取れません(0に補正しています)。
まったく、M$ときたら・・・。
あと、キャレットの高さを取得する方法が判らないため、ポップアップの位置を設定で補正してます(取得できてるのは、キャレットの上端の座標)。他のアプリが使っているキャレットの高さを取得する方法をご存知の方は、ぜひ教えてください。
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