インストールの方法

WWWサーバーの適当なディレクトリに、伸張してできたファイルを入れてください。 インストーラはありません。CGIプログラムとhtmlファイルは同じディレクトリに入れて下さい。
また、readme.htmlとreadmeディレクトリも適当な場所に入れて下さい。

  1. *.cgiファイルのインストール
    CGIが実行できるディレクトリーに入れてください。
    CGIが実行できるディレクトリーはWWWサーバーの設定によって違います。すべての ディレクトリーで実行可能になっている場合や、特定のディレクトリー(例えば、 cgi-bin)のみで実行可能になっている場合があります。サーバー管理者に聞いてください。
    ・CGIファイルのオーナー、グループはrootとしてください。
    ・プログラムファイルapitial.cgiには実行権を与えてください。

    もし、このようになっていない場合は、rootになって、次のコマンドを実行して下さい。
    chown root.root apitial.cgi
    chmod 4755 apitial.cgi

    apitialははperlで書かれたプログラムではありませんので、catコマンドなどで ファイルを表示することはできません。
    また、ログファイルを作りますので、ディレクトリーはすべてのユーザーで書き込み可能にしてください。

  2. cfg_file.cfgファイルの変更
    cfg_file.cfgはapitial の動作設定をします。
    cfg_file.cfgの中のコメントを参考に設定してください。

    useraddコマンドはmanによると
    -p passwd
    The encrypted password, as returned by crypt(3). The default is to disable the account.
    とあり、-pオプションのパラメーターにはcryptで暗号化したパスワードを渡さねばなりません。 しかし、なかには平文のパスワードを渡す仕様のものもあるようです。 初期設定ファイルの中の「USE_CRYPT」をYES(半角大文字)にするとapitial はuseradd コマンドにcryptで暗号化したパラメータを渡します。NO(YES以外の文字)にすると、暗号化しないパラメータを渡します。 パスワードの設定がうまく方を使用してください。
    useraddコマンドには -m オプションを指定しないとホームディレクトリを作成しないものもあります。

  3. .htaccessファイルのインストール
    apitial はユーザーの情報やパスワードを変更することができるので、apitial のページにはアクセス制限をしたほうが無難です。
    アクセス制限は.htaccess、と.htpasswdファイルで行います。
    次の例を参考にしてください。
    .htaccessファイル

    .htpasswdはhtpasswdで作ります。
    htpasswd -c .htpasswd office
    で作ることができます。htpasswdにパスが通っていない場合は、フルパスでコマンドを入力して下さい。
    apacheならば、本体と同じディレクトリにあります。
    -cオプションはファイルを作るというオプションです。
    2つめのIDからは、
    htpasswd .htpasswd kanri
    などとします。
    コマンドに続けて、パスワードの入力が求められます。

  4. ファイルの保存
    ファイルは必ず、漢字コードEUC、改行コードLFで保存して下さい。
    漢字コードがSJIS、JISの場合は正常に動作しません。