Version 1.03 (2000/12/22)
ターミナルアダプタ用発信者番号表示ユーティリティ
特長
対応機種
インストール
使用方法
情報を提供していただいた方へ
免責
開発環境
謝辞
著作権
履歴
「ねぇだあれ?」はターミナルアダプタの持つ以下の3つの情報を表示するためのフリーウェアです。
さらに着信番号については、相手の電話番号が電話帳に登録されていれば名前で表示することが出来ます。タスクトレイに入れておけばクリックひとつでかけてきた相手がわかります。
(もちろん相手が発信番号非通知にしている場合や、こちらがナンバーディスプレイの契約をしていなくてなおかつISDNではない一般の加入電話からかかってきた場合はわかりません。)
また累積料金の自動クリアや月単位でのログをとる機能もあります。
私自身はこの機能を利用して、i・アイプラン1200できっちり3000円分使い切っていました。
ブロードバンド接続環境になったので、私自身は現在(2002/02/15)このプログラムを利用していません。これまで情報をいただいた方には大変申し訳ないのですが、今後のバージョンアップについては期待しないでください。
実質的なサポート打ち切りに伴い、ご希望があればソースコードを公開する用意があります。この件については、ホームページを確認していただくようお願いします。
OS: Windows95/98SE/Me(Windows NT/2000では今のところ未確認)
TA: INSメイトV−3DSU(NEC
AtermIT55のOEM製品)/INSメイトV70DSU/AtermIW60
TAはシリアルポート接続のAtermシリーズやそのOEM製品であればたぶん動くと思います。
他のメーカのTAについても、設定しだいで一部の機能はそのまま利用できるはずです。
書庫ファイルを適当なフォルダにディレクトリ名付きで解凍してください。
必要に応じてNedare.exeのショートカットをスタートボタンやデスクトップに作っておくと良いでしょう。
古いバージョンを使用していた場合は、全て上書きすると電話帳ファイルPhoneLst.txtに登録した内容が消えてしまうので、このファイルだけはいったん別のフォルダに移動して置くことをお勧めします。
起動したらまず最初に「設定」ボタンを押してTAを接続した通信ポートを選んでください。
TAがAtermシリーズ等でない場合はATコマンドの設定もする必要があります。
AtermシリーズであってもIT55(またはINSメイトV−3)でない場合、おそらく変更の必要はないと思いますが、念のためATコマンドの設定を確認しておくと良いでしょう。
なお、起動時パラメータは以下うちのひとつだけ指定できます。
私自身はスタートアップフォルダにショートカットを作って、起動時パラメータ「/c」を利用しています。
アンインストールするときはファイルをフォルダごと削除すればOKです。
プログラムを実行するとNedare.iniやいくつかのテキストファイルを同じフォルダに作りますが、必要に応じてそれらも削除してください。
このプログラムはレジストリへ書き込みをおこないません。
下の画面は自分のところに電話をかけ、その直後に「着信番号」ボタンを押したときの様子です。
使用した電話のアナログポートにはたまたまサブアドレスが付いていたため、電話番号の後ろに「/2」が付いています。
![]() |
隠す |
累積料金 | |
発信番号 | |
着信番号 | |
電話帳 | |
設定 | |
ヘルプ | |
バージョン | |
終了 | |
自動着信確認 |
各ボタンでそれぞれの情報が左下の「TA応答領域」に表示されます。
細かい内容はTAの機種によって違いがあると思いますが、INSメイトV−3の場合、
を表示してくれます。
「着信番号」がうまく表示されるかどうか確認するには、アナログポートに繋いだ電話から自分のところに電話してみればわかります。
電話番号の前に「186」を付けてダイヤルし、それから「着信番号」ボタンを押せば自分の番号が表示されるはずです。(回線が常時通知拒否になっている場合を除く。)
Atermシリーズなどであれば「相手」の欄にその電話番号だけが抜き出されて表示されます。
同様に、電話番号の前に「184」を付けてダイヤルし「着信番号」を確認すると、「相手」欄には「番号非通知」と表示されるはずです。
ウィンドウを非表示にします。(いわゆる常駐です。)
「自動着信確認」をチェックしていなければ同時に通信ポートを解放します。
再表示させるにはタスクトレイに入っている「ねぇだあれ?」のアイコンをマウスでクリックしてください。すると最新の「着信番号」を表示します。これにより電話がかかってきたときワン・クリックで即座に相手の番号を確認できます。(インターネットへの接続などで他のプログラムが通信ポートを使用しているとエラーになります。)
これをチェックすると設定された時間間隔(デフォルトは5秒)で「着信番号」の確認を繰り返します。
この状態では「隠す」ボタンを押してウィンドウを非表示にしても通信ポートは解放されず、着信番号情報に変化が生じると自動的にウィンドウを再表示します。
ただし私の環境では、他のプログラムをアクティブにしているとたまにTAからの受信データを取りこぼすようで、必要も無いのにウィンドウが再表示されてしまうことがあります。
実を言うと私はあまりこの機能を使ってません。
ここに電話番号と名前を登録しておけば、「着信番号」表示で「相手」欄には電話番号の代わりに登録した名前が表示されます。
新たな登録をするなら「電話帳」に「電話番号=名前」の形式で新しい行を追加してください。
「相手」欄に電話番号が表示されているときに「電話帳」を開くと、「電話番号=」の後ろにカーソルが表示されるので名前を打ち込んでOKボタンを押すだけで追加登録できます。
「電話帳」の内容はそのままPhoneLst.txtという名前のテキストファイルになっていて、プログラムの起動時に読み込みます。もしこのファイルを直接エディタで編集した場合はプログラムを再起動してください。
設定ダイアログを開きます。
このファイルを表示します。
バージョン情報を表示します。
プログラムを終了します。
以前はバージョンアップのための情報提供をお願いしていたのですが、私自身がブロードバンド接続環境に移行したため実質的なサポートを打ち切らせていただきました。
このプログラムの機能向上に期待して情報を提供していただいた方には、この場を借りてお詫び申し上げます。
なお、ご希望があればソースコードを公開する用意があります。この件については、
ホームページを確認していただくようお願いします。
このプログラムを使用した結果について作者は一切の責任を負いません。
Packard Bell Axcel (Pentium90MHz, RAM40MB, HDD2.1GB+540MB)
Windows95 日本語版 4.00.950a + IE5.01
Borland C++Builder 4.0J
このプログラムは Yukio Tsujihara さんのDelphi用フリーコンポーネント
TrayIcon 1.04 を利用しています。
このような便利なコンポーネントを自由に利用できるように公開していただいたことにお礼を申し上げます。
「ねぇだあれ?」の著作権は Rotta が保有しています。
E-mail: rotta@anet.ne.jp
HomePage: http://zubora.hoops.ne.jp/
ホームページには掲示板も用意しました。当プログラムについての質問はそちらに書き込んでいただいても構いません。