Tαppli 第一号!
TA-01 PiyoSaver ver0.33.0 2002/03/16 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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目次
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これは何? 安直なネーミングの通り、響子さんのエプロンのひよこが大量に歩くセーバーです。 アニメ中のとあるシーンからヒントを得ました。めぞん通な方なら解かりますよね? "あなた、男も覗くんですか?" 度重なる機能拡張の結果、いわゆる簡易セーバーメーカーと化してしまいました… 画面上を移動するキャラクタを使用できるのが最大の特徴です。 一般的なセーバーメーカーのような画像効果や自由度はありませんが、 調整が簡単で小回りが利くと思います。 外部のキャラクタ画像・背景・効果音を使ってカスタマイズすることが可能です。 画像効果や配置の自由度を削っているので、調整が簡単で小回りが利くと思います。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
動作条件 Windows95/NT3.51 以降 (XPでも動作しました) CPU : 多分100MHz以上 (最低限の動作なら特に下限はありません) 空き物理メモリ : 4〜10MB以上 (モニタサイズと設定によります VGAなら最低2.5MB) パレットモードでは正常に動作しません。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファイル構成 CAB圧縮版をWindows標準で解凍した場合、フォルダ構造が再現されません。
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基本的なこと インストールは、右クリックメニューの [インストール(I)] でOKです。 レジストリ等はいじっていないので、アンインストールは上記のファイルを削除するだけです。 少しマウスが動くだけで復帰すると不都合なので、キーボードで復帰するようにしてあります。 パスワード対応です。"画面のプロパティ" の "スクリーン セーバー" タブで設定できます。 もし何らかの不具合で動かない/終了しない場合は、[Ctrl+Alt+Del] で強制終了してください。 エラーについて
ページ違反や0除算エラーが出るときは、数値の入力が間違っていたり、 未対応のファイルが選択されている場合が多いです。 本体のバグである可能性もありますが… | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
設定 右クリックメニューの [設定(O)] (または構成) で設定画面を開きます。 やたらと設定項目が多いですが、それぞれは単純なのですぐに解かると思います。 キーボードを使用する場合、
↓/↑ キーでタブの 右/左 切り替えができます。
使用できる画像についてTab/Shift キーで入力ボックスの 順/逆 切り替えができます。 Enter キーで設定を保存して終了します。 Esc キーで設定を変更せずに終了します。 Space キーでボタンを押します。
BMP/MAG/JPG/PNG の拡張子のみ使用できます。
プログレッシブJPEGは使用できません。 BMPは、4bit/8bit/24bit/RLEが使用できます。 PNGの背景色・アルファチャネルには未対応です。透過色(0%/100%)には 対応しているようです。 また、高速化とメモリ節約のため、画像の横幅はなるべく4の倍数にしてください。 でないと画像が斜めに崩れる可能性もあります。(無いように作ったつもりですが…) 大文字の拡張子のファイルを選択するとエラーを出すようにしているので、 小文字にしておいてください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キャラクタ タイプ@〜Eのキャラクタと、ID1〜6のキャラクタ画像の設定をします。 ☆ 数
↓の "キャラクタの数を補正する" にチェックを入れない場合、
☆ 速さランダム表示する都合上、実際にはおよそ 50〜60% しか表示されません。 使うキャラクタ画像とモニタサイズで調整してください。
1コマで進むドット数です。通常のX-Y座標系で指定します。
☆ キャラクタID右または下に移動するときは負の数を指定します。 途中で向きを変えることはできません。雛突行進です。 < ひょとつこうしん : (新語) 多数のひよこが、一途に真っ直ぐ進むさま >
ひよこの替わりに、↓の "キャラクタ画像" で登録した画像を使用します。
☆ くり返す0またはグレーのボタンにチェックした場合はひよこを使用します。
キャラクタをくり返してアニメーション表示します。通常はオンです。
☆ キャラクタの数を補正するチェックをオフにした場合は、1順アニメーションした後、どこへともなく消滅して、 どこからともなく突然発生します。オフにして使うことはあまりないかと。
キャラクタの速さと画面サイズ等を基に、
☆ キャラクタの動きを指定する↑で入力されたひよこの数が "実際に画面に表示される数" になるように 補正します (最大で9999)。 起動直後は少ないですが、徐々に設定数の前後で落ち着きます。 解像度が 32,000x18,000 を超えるモニタの場合、補正結果がヘンになります。 ……そんなモニタは今のところ無いと思いますけど、念のため。
通常の雛突行進で動くところを、"Motion.ini" で設定した動き方をするようにします。
☆ キャラクタ画像データの書式について 説明がヘタクソなので解かりづらいです。 どのようになるのか実際に使ってみてください。 TYPE1=P/x1,y1/x2,y2/x3,y3/……/xn,yn/- と書きます。 xn,yn は、本来の位置からの補正量です。各コマは "/" で区切り、 最後は "/-" で終わります。 1ループ最大400コマまで設定できます。 TYPE1=0/0,0/0,-100/-100,-100/-100,0/- とすれば、四角形の頂点の移動を繰り返します。 最初のPを1にすると、キャラクタ画像のコマ数と同期します。 キャラクタ画像のコマ数が20コマで、↑で n=12 だった場合、12コマ目までは補正をして、 13〜20コマ目は補正をしません。(xn,yn)=(0,0) になります。 キャラクタをジャンプさせる際や、雪を左右に動かせながら降らせる際などに使用します。
ひよこの替わりに使用するキャラクタを登録します。
選択したファイルは、CharaImg\Chara?.xxx (? はID / xxx は拡張子) にコピーされます。登録されると、左のグレーのボタンにチェックが入ります。 そのあと、1コマのサイズとループするコマ数を指定してください。 実際の画像サイズよりも大きい数値を指定すると、エラーが起きる場合があります。 画像の仕様について CharaImgフォルダ にサンプルのひよこが入っています。 よくある連結画像なので簡単に作れます。 右から左に進む場合は、表示する順番に左から横方向につなぎます。 左から右に進む場合はその逆に、右のコマから順に表示するので 左右反転してください (文字の使用や処理速度の向上のためです)。 作成した2つの画像を上下につなげます。 注意 黒(0,0,0) のドットは透過色になるので 黒で表示したい色は、パレットを操作できるツールで (1,0,0) 等に調整してください。 ツールは "D-Pixed" がオススメです。 http://www.vector.co.jp/vpack/browse/pickup/pw1/pw001471.html | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
背景 背景の表示方法を設定します。 ☆ 一色に固定する
設定したRGB値の色の背景を使用します。
☆ ランダムに色を切り替える
設定したコマ数毎にランダムに背景色を変更します。
☆ デスクトップ画面を使用する
背景がセーバー起動時のデスクトップ画面になります。
☆ 画像を使用する
背景に画像ファイルを使用します。選択したファイルは
☆ ランダムに画像を切り替えるBackImg\PiyoBG0.xxx (xxx は拡張子) にコピーされます。 中央に表示するか、並べて表示するかも選択します。 キャラクタ画像と同じく、指定した場所でアニメーションする画像を指定します。 例えば、煙突から立ち昇る煙などが表現できます。 画像は3種類まで選択できます。 選択したファイルは、CharaImg\PiyoBG?.xxx (? はID / xxx は拡張子) にコピーされます。 その後、1コマのサイズと表示する位置 (通常のX-Y座標系) を指定してください。 いちばん2つ目の "コマ数" には、何コマ毎に変化させるかを入力します。 表示しない場合は0にします。 "前面" にチェックを入れると、キャラクタよりも前面に表示されます。
"BackImg"フォルダまたは指定したフォルダにある画像ファイルを
☆ 背景の明るさを変更するランダムに選んで背景に使用します。 ファイルの文字数にもよりますが、使用できるファイル数は BMPは300・MAGは150・JPGは800・PNGは500程度です。 設定したコマ数毎にランダムに背景画像が切り替わります。 中央に表示するか、並べて表示するかも選択できます。
背景の明るさ(RGB値) を、(設定値/256) 倍にします。
☆ 画像を使用する場合の背景色CRTモニタなら省電力にも貢献。 注意 設定した倍率を掛けた結果、黒(0,0,0) になったドットは透過されてしまいます。 (2,0,0) のドットを 100 の明るさにした場合、2x100/256=0 (切り捨て) となります。 (8,8,8) あたりにしておくと無難です。
背景画像を使用する場合の、背景色と余白の色を変更します。
画像の黒(0,0,0) のドットと、"中央に配置" を選択した際の画像の周囲の部分が 指定した背景色になります。JPEG画像には使わないほうがよいです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
効果音 効果音を再生方法を設定します。音量は小さめにしたほうが良いです。 ☆ 確率で指定する
設定した確率 (千分率) でひよこが鳴きます。
☆ コマ数で指定する
設定したコマ数毎にひよこが鳴きます。再生しない場合は0にします。
☆ IDで指定したサウンドを使用する
ID0〜4 (ID0はひよこ) に登録したサウンドファイル (wavのみ)を使用します。
☆ フォルダ内のファイルをランダムで使用する選択したファイルは、Sound\PiyoSnd?.wav (? はID) にコピーされます。 再生は、IDの小さいほうを優先します。 ID0を500‰・ID1を300‰・ID2を700‰にした場合、 再生する確率は、ID0・1はそのままですが、 ID2は、ID0・1で800‰になるので、残りの200‰になります。 ID3以降は0‰になります。
"Sound"フォルダまたは指定したフォルダにあるwavファイルをランダムで使用します。
☆ 指定した時刻の間だけ再生するファイルの文字数にもよりますが、1800ファイル程度まで使用できます。 設定した確率またはコマ数毎にランダムに再生します。 注意 次の音を再生する際に前の音が再生中だった場合、前の音が途切れてしまうので、 効果音の長さは1コマの長さ (コマ数を指定した場合は、1コマの速度xコマ数) よりも短くすることをオススメします。
いわゆるモーニングコール機能です。指定した時刻の間だけ再生します。
24時間制 (0:00〜23:59) です。 ひよこの鳴き声で、さわやか(?)な朝を迎えることができます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
そのた その他の設定をします。 ☆ 言語
言語を 日本語/英語/ラムちゃん風 に切り替えます。
☆ 1コマの速度"うちの日本語が訛っているというのけ?" ただし、このドキュメントは日本語なので "がんばって <日本語おぼえて> くださいね、五代さん。"
1コマの速度を指定した値に調整しようとします。
☆ パスワード変更次の行に "現在の処理速度は xxx+yyyミリ秒です。" と表示されます。 "xxx" は、実際の描画処理にかかった時間 (32コマの移動平均) です。 "yyy" は、指定した速度に調整する等のための処理待ちの時間です。 処理の都合上、必ず10ミリ秒以上になります。
パスワードを変更します。"画面のプロパティ" の "パスワードによる保護(P)" に
☆ 処理速度の情報を表示するチェックをしているときに有効です。
セーバーの処理速度に関するちょっとした情報が、画面の左上に表示されます。
☆ 時計を表示するベンチマークとして使う場合は、ひよこの数を デフォルト(200・補正あり) / 最大数(9999x4・補正なし) にするとよいです。 ひよこの数がほぼ一定 (約23,500) になるまで根気良く待ってください。 スピードは、主にCPU等ハードウェアの性能とモニタサイズとひよこの数に依存します。 ちなみに、私のマシンでは 45ミリ秒/2,340ミリ秒 でした。
画面左下に現在の日付と時刻を表示します。
☆ 伝言を表示する
伝言板機能です。
☆ タスク切り替えキーを無効にする"Message.txt" の内容を画面左下に表示します。 "編集" ボタンを押してメッセージを編集できます。 折り返しはしないので、途中で改行してください。 右に、表示できる最大行数が表示されます。 フォントについて 表示する文字に対して、 フォントの種類・サイズ(ピクセル数)・色(本体と輪郭)・ スタイル(太字/斜体/下線) が指定できます (処理速度の情報については色のみ)。 フォント選択ダイアログでは、フォント名のみ反映されます。 セーバーとして機能させるために、指定したコマ数毎に色を反転するようにもできます。
[Ctrl+Alt+Del] などのタスク切り替えキーを無効にします。
パスワード機能を使う際は、ここにチェックしておかないと意味がありませんが その場合、もしフリーズしたり、パスワードを忘れてしまったときは 電源ボタンを押して Windows をシャットダウンするほかないので注意してください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
下のボタンについて 連打すると表示がおかしくなるので注意してください。
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こんな使い方も! WindowsMediaPlayer でBGMを再生させながら、ダブルクリックで起動すれば BGM付きセーバーになります。かなり手抜き。 動きが単調なのを逆手にとって、ひよこの数を小さくして 眠れないときにひよこを数える用途にも使えます。 ひよこが1匹、ひよこが2匹… (羊に替えるとなお良) ひよこの数を少なめにして、野鳥ならぬひよこの会の修行ができます。カウンター必須。 ただしオス・メスが判るようにはなりません。腱鞘炎に注意。 ひよこの数を0匹にすれば、壁紙セーバーになります。(当たり前か) 速度測定機能を使ってベンチマークができます、とりあえず。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
著作権と謝辞 悲しいかな画力がないので、ひよこ画像は TaMuRaさん作詞・清水孝夫さん作曲 の "ひよこのエプロン" というWRD作品に使われたものを、 作者のwataさんの了解を得て使用しております。(少し手直ししありますが) TaMuRaさんのHP (風景写真や音楽関係です) http://www.vector.co.jp/authors/VA002493/ ひよこの元ネタの著作権は高橋留美子先生にあるのでしょう、きっと。 著作権を侵害する意図はありません、もしそう思われたら心外です(?)。 HotSoupProcessor というフリーウェアのプログラミング言語を使用して作成しました。 この言語を開発された おにたま氏 と各種プラグインを製作された方々に感謝します。 http://www.onionsoft.net/ 本ソフトはフリーウェアです。 良識の範囲内であれば、自由に二次配布を行って構いません。 オリジナルの素材を同梱してもOKです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
免責 このスクリーンセーバーを使用したことによる問題については責任を感じますが、 責任は負いかねます。あしからず。 ふぐ哀悼……もとい、不具合等の報告やご要望等がありましたらご連絡ください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Tαppliとは…? 私トラふぐのソフト開発計画 (T計画) の産物のブランド名です。某αppli のノリで。 TA-01 は開発コードです。01から進んでいない… | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主な履歴 "こんなプログラム、修正してやる!" とばかりに、頻繁にバージョンアップしています。 新バージョンが公開されてから1週間くらい待ったほうがより安全かも? が、その間にバージョンアップすることも(汗) ある程度ネタをそろえてからにすればいいのに。 バージョン名について ver0.aa.b の aa の部分は機能拡張によるもので、設定ファイルの互換性がありません。 b の部分は、細かな不具合等の修正によるものです。 ver1.00.0 の大台に乗る日はいつになるのやら…
TA-01 PiyoSaver / Script © Torafugu 2001-2002 |