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エージェント・マネージャー設定


LanMapを用いてマルチセグメント管理をおこなうには、複数のLanMap (エージェントおよびマネージャー) が協調して動作するように設定する必要があります。これは、LanMapの設定のなかで最も複雑な部分です。 「どこの何を設定すればよいのか?」と悩んでしまったときに、設定のポイントをまとめた 設定早見表をご参照ください。

リモートエージェントの[送信元メールアドレス]とは何か?

LanMapリモートエージェントの設定をする場合は、「送信元メールアドレス」と「送信先メールアドレス」 の両方の入力が必要です。「送信先メールアドレス」はリモートマネージャーがメールを受け取るための メールアドレスであり、特に設定に悩むことはないと思います。しかし、「送信元メールアドレス」 にはどのようなアドレスを設定すればよいのでしょうか?以下では、この点をご説明したいと思います。

リモートエージェントは、メールを送信するときに、メール内の「From:」欄に、この「送信元メールアドレス」 を記入します。リモートエージェントは、これ以外の目的には「送信元メールアドレス」を使用しません。 この「送信元メールアドレス」が意味をもつのは、メールが宛先(すなわちリモートマネージャー)に届く前 に配送エラーが発生する場合です。配送エラーが起きると、届かなかったメールは「From:」欄のアドレス (この場合は「送信元アドレス」)宛てに返送されます。したがって、この「送信元メールアドレス」のメール ボックスを週に一度なり月に一度なり定的にチェックすれば、リモートエージェントのメール発信が正常に 動作しているかどうか確認できるわけです。正常に動作していれば、「送信元メールアドレス」の メールボックスは常に空です。

以上の説明からおわかりのように、「送信元メールアドレス」を決める際は、以下の点に注意する必要があります。