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Web タコメーター


Web タコメーター (wtwdmtr.exe) は各フィルター毎に検出された情報量等を表示します。
表示方法は針によるアナログの物、数字によるデジタルな物、そして表情による物まで様々な物があり、 どのような Web タコメーターとしてデスクトップに貼り付けるかだけでも楽しむことができます。

Web タコメーターを起動すると、Web タコメーターはタスクトレイに入ります。

このタスクトレイアイコンにて右クリックをし、「新規メーター作成」を選択すると次のような基本テンプレートが表示されます。
これは、WebTacho のインストール後に登録されている「Web タコメーターの新規作成」を選択した時の動作も同じです。

基本テンプレートとは、メーターを作成するために必ず指定する必要がある必須のメーター形状設定情報です。
この設定画面では、基本テンプレートを指定することにより、メーターの基本的な形状と色を設定します。

「形」のテンプレートで選択できるメーターには、大きく分けて以下の3種類があります。
詳細は実際に起動してみてお試し下さい。

普通のメーター計器盤の上に目盛と針があるアナログメーターです。
低トラフィックのときはにこやかな笑顔、高トラフィックのときは不機嫌な顔になるエモーショナルメーターです。
テキスト単純なテキスト(数字)でトラフィックを表示するデジタルメーターです。

メーターの表示例:

「色」テンプレートの設定では、ビデオカードの機種・デバイスドライバによっては、 Windows を16色、256色表示した場合に、表示が見づらくなることがあります。
その場合は、他のテンプレートに切り替えてご利用ください。

また、補助テンプレートを用いると、基本テンプレートの設定に修正を加えることができます。

ただし、補助テンプレートを利用する場合は以下のような注意点があります。

このメーター形状設定を終了すると、次はネットワーク監視の設定を行います。
最初の「表示データー」部分では以下の設定をすることができます。

トラフィックの種類
すべてのトラフィックすべての種類のトラフィック(の合計)をメーターに表示します。
フィルター n - ???WebTacho/Kernel で設定したフィルターのトラフィックをメーターに表示します。
対象ホスト
セグメント全体を監視ネットワークセグメント全体のトラフィックを、メーターに表示します。
トラフィック最大のホストを監視指定したトラフィックの種類・方向について、 トラフィック最大のホストを自動的に選択して、そのホストのトラフィックをメーターに表示します。
選択されているホストは、トラフィックの変動に応じて、自動的に変更されます。
メーターをダブルクリックして状態の表示をおこなうと、その時点で選択されているホストを知ることができます。
IPアドレスで新しいホストを指定IPアドレスで指定されたホストのトラフィックを、メーターに表示します。
「対象ホスト」欄に監視したいホストのIPアドレスが表示されていない場合に、ご利用ください。
xx.xx.xx.xx - ...選択したIPアドレスのホストに着目し、そのトラフィックをメーターに表示します。
WebTacho/Kernel が既に存在を確認しているホストのみ選択可能です。
IPアドレスの入力

「対象ホスト」欄で「IPアドレスで新しいホストを指定」を選択した場合は、 この欄に IP アドレスを入力してください。
送受信の方向
送信トラフィック指定したホストが送信しているトラフィックを、メーターに表示します。
受信トラフィック指定したホストが受信しているトラフィックを、メーターに表示します。
送受信の合計指定したホストが送信および受信しているトラフィックの合計を、メーターに表示します。
「表示データー」設定注意事項:

次の「トリガー」部分では以下の設定をすることができます。

トラフィックが限界を越えたらトリガーを発動する
トリガー機能を使用するには、この欄をチェックしてください。

限界値
この欄には、トリガー発動を判定するためのトラフィック限界値を、 ネットワークの最大通信速度(LAN容量)に対するパーセント表示で指定してください。
(WebTacho/Kernel における LAN容量の設定が正しいことを、あらかじめご確認ください)
メーターに表示されているトラフィックがこの欄で設定した限界値を越えると、 トリガーが発動して、「トリガー発動時の動作」欄で定義した動作をおこないます。
また、発動したトリガーはトリガーレポートに記録され、 タスクトレイのポップアップメニューの「トリガーレポート」コマンドで表示することができます。

トリガー発動時の動作
トリガー発動時の動作を定義します。
警告音の鳴動、タスクトレイアイコン(およびツールヒント)の変化、ダイアログの表示 (あるいは、これらの組み合わせ)を選ぶことができます。
なお、トリガー発動によって変化したタスクトレイアイコンは、 トリガーレポートを表示すると、元のアイコンに戻ります。

「トリガー」設定注意事項:

最後の「その他」部分では以下の設定をすることができます。

メーターのレンジ
メーターのレンジ とは、メーターに表示できる最大のトラフィックのことです。
たとえば、レンジが 10MBPSのメーターは、0MBPS〜10MBPSのトラフィックを表示することができ、 これを越えるトラフィックについては「針が振り切れた」状態になります。
Webタコメーターでは、針があるメーターの場合、表示盤を10分割した目盛を使っていますので、 目盛の単位はレンジの 1/10で、レンジは目盛の単位の10倍ということになります。
ネットワークの通信速度と同じネットワークの最大通信速度(LAN容量)を、メーターのレンジにします。
トラフィックに応じて自動的に調整トラフィックがメーターの表示可能範囲におさまるように、レンジを自動的に調整します。
?? MBPS選択した値を、メーターのレンジにします。
メーターの説明
メーターに関するコメントを自由に入力してください。

「トリガー」設定注意事項:

以上の設定にて Web タコメーターは表示されるようになります。

表示後の設定変更・・・オートスタートの利用

表示された Web タコメーターの移動やサイズ変更、およびデザイン変更は Web タコメーターを右クリックして行うことができます。
ここで「オートスタートに登録」を選択しておくと、複数の Web タコメーターを 一度に起動する時に便利です。
タスクトレイアイコンにて右クリックをし、「オートスタート」を選択するか、 WebTacho のインストール後に登録されている「Web タコメーターのオートスタート」 を選択することによって、オートスタートに登録された複数の Web タコメーターは 一度に起動することができます。