ドメイン管理
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仮想ドメイン(IPベース、Nameベース)の登録、削除を行います。
仮想ドメインを登録すると、HTTPサービス、FTPサービスに<VirtualHost>の設定が追加され、メールサービスに仮想ドメインのメール設定が追加されます。また、DNSのゾーン定義ファイルも当ホストがDNSサーバであることを前提に作成されます。
削除のときは、各サービスから設定情報が削除され、不要となったディレクトリも削除されます。
登録、削除とも、完了時には各サービスの設定内容は再読込みされ、直ちに反映されます。
ドメイン単位で登録可能なユーザ数の制限が可能です。ドメイン新規登録時は、/vsm_server/config/defdmiuserの内容で登録されます。初期設定値は「5」ユーザ(ドメイン管理者を含む)です。初期設定値を変更するときは、'vi'等のエディタを使用して修正してください。
ドメイン作成時のドメインユーザ初期ディスク制限値(ホームページ、メール)は/vsm_server/config/dmiquotadefに記述されています。初期設定値は、ホームページ「10」MB、メール「5」MBです。初期設定値を変更するときは'vi'等のエディタを使用して修正してください。ホームページ(FTP)制限値の上限は「999999」、メール制限値
の上限は「4095」となります。小数点の使用はできません。
登録可能な最大ドメイン数は「100」です。ネットワークや各種サービスの利用状況、及びハードウエア資源に応じて適切なドメイン数の範囲内で運用するとことを強くお勧めします。
IPベース仮想ドメインとNameベース仮想ドメインの設定上の相違は以下の通りです。
<IPベース仮想ドメイン>
新規登録 |
ドメイン名
登録するドメイン名を半角英(小文字)数字30文字以下で入力します。
属性
登録するドメインの属性を「IPベース」、「Nameベースホスト」、「Nameベース」のいづれかから選択します。Nameベースのドメインを登録するときは、先にNameベースホストの登録が必要です。
HTTPサーバ名
HTTPサーバホスト名を半角英(小文字)数字12文字以下で入力します。「host」は使用できません。ドメイン名は自動的に入力されます。
IPアドレス
設定するIPアドレスを入力します。Nameベースドメインのときは、ホストIPアドレスを選択してください。
ネットマスク(IPベース、Nameベースホストのみ)
ネットワーク環境にあわせて、ネットマスクを入力します。
管理者ID
管理者アカウントを半角英(小文字)数字8文字以下で入力します。(「-」、「_」は使用できます。)Virtual SiteManagerドメイン管理者ログインアカウントはメールアカウント(管理者ID@ドメイン名)となります。
管理者初期パスワード
管理者初期パスワードを「=」、「&」を除く半角14文字以下で入力します。未入力のときは「admin」が初期パスワードとして設定されます。
[先頭に戻る]※ドメイン一覧(画面下部)のドメイン名をクリックすると、ドメイン管理者ログイン画面が表示されます。サーバ管理者ID、パスワードでドメイン管理者画面にログインすることができます。
削除 |
[先頭に戻る]登録されているドメインが1頁30件単位で表示されます。
削除対象のドメインを選択します。Nameベースホスト(区分「00000」)を選択すると、同一IPアドレスのNameベースドメイン(区分「NBASE」)全てが削除対象になります。
削除欄に「SSL」と表示されているドメインは、現在SSLを使用しています。当該ドメインを削除するときは、先にSSLの利用を停止してください。
削除は画面単位になります。改頁すると選択状態は解除されます。
ユーザ数制限 |
登録されているドメインが、1頁30件単位で表示されます。変更するドメインのNo.をクリックすると画面上部に入力画面が表示されます。
ユーザ数上限
設定する上限値を入力します。最大値は「9999」です。無制限にするときは「0」を入力します。