メール


 当ホストをネットワークのメールサーバとして使用するときに、qmailの設定を行います。

  1. 基本設定
  2. 受信ホスト設定
  3. SMTP経路設定
  4. アクセス制御
  5. POP before SMTP

基本設定

root宛メールの転送先

root宛に送信されたメールを転送するメールアドレスを半角英(小文字)数字49文字以下で入力します。qmailはroot宛メールは受け取りませんので、必ず設定してください。

キューファイルの寿命(秒)

配送待ちメールがメールキューに存在できる最大時間(秒)を半角数字6文字以下で入力します。

接続タイムアウト(秒)

リモートSMTPサーバからの接続要求応答の最大待ち時間を半角数字3文字以下で入力します。

受信データ上限値(KByte)

受信可能なメールの上限値を半角数字4文字以下で入力します。「0」を入力すると、無制限になります。

転送先設定可能数

各ドメインユーザが登録できる転送先数の上限値を半角数字2文字以下で入力します。最大値は「10」です。全てのドメイン共通の設定となります。

当ボタンを押下すると設定内容が登録されます。
設定内容を初期表示状態に戻します。
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受信ホスト設定

[ 登録 ]

ホスト名(ドメイン名)

当ホストで受信するホスト名(ドメイン名)を半角英(小文字)数字42文字以下で入力します。

当ボタンを押下するとホスト名(ドメイン名)が登録されます。登録可能な最大ホスト数は「120」です。
入力内容を空白に戻します。

[ 削除 ]

登録されているホストが1頁30件単位で表示されます。
削除するホスト名(ドメイン名)の削除欄をチェックします。受信ホスト設定画面で登録されたものだけが削除の対象になります。
削除は画面単位になります。改頁すると選択状態は解除されます。

当ボタンを押下すると選択されたホスト名(ドメイン名)が削除されます。
全てのチェックを空白に戻します。
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SMTP経路設定

[ 登録 ]

リレーホストを設定するときに登録してください。
更新のときは画面下部の登録済みデータのNo.をマウスでクリックして、登録内容を表示してから登録してください。

対象ドメイン名

リレー対象のドメイン名を半角英(小文字)数字30文字以下で入力します。「ALL」を入力すると全てのドメインがリレー対象になり、登録済みのリレー対象ドメインは全て削除されます。

SMTPリレーホスト名

リレーホスト名を半角英(小文字)数字42文字以下で入力します。

当ボタンを押下するとホスト名(ドメイン名)が登録されます。登録可能な最大ホスト数は「100」です。
入力内容を空白に戻します。

[ 削除 ]

削除するドメイン名の削除欄をチェックします。

当ボタンを押下すると選択されたドメイン名が削除されます。
全てのチェックを空白に戻します。
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アクセス制御

[ 登録 ]

IPアドレスでアクセス制御をするときに登録してください。登録可能な最大IPアドレス数は「120」です。
更新のときは画面下部の登録済みデータのNo.をマウスでクリックして、登録内容を表示してから登録してください。

制御対象

対象とするプロトコルを「SMTP」、「POP3」のいづれかから選択します。

IPアドレス

許可するIPアドレスを入力します。画面下部に表示されているIPアドレス以外は全て拒否するときは、「deny」を入力してください。

当ボタンを押下するとIPアドレスが登録されます。登録可能なIPアドレスの最大数は「100」です。
入力内容を空白に戻します。

[ 削除 ]

登録されているIPアドレスが1頁30件単位で表示されます。
削除するIPアドレスの削除欄をチェックします。全てのIPを削除したときは「deny」のみとなります。
削除は画面単位になります。改頁すると選択状態は解除されます。

当ボタンを押下すると選択されたIPアドレスが削除されます。
全てのチェックを空白に戻します。
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POP before SMTP

 Virtual Site ManagerのメールサービスはPOP before SMTPに対応しています。ご使用になるメールクライアントによっては、最後にメールを受信してから一定時間(初期設定値は15分)が経過すると、送信時にメールサーバへのアクセスが失敗する場合があります。その場合は、メール送信前に受信を行ってください。その後は通常通りの送受信ができます。
 再度受信操作が必要となるまでの時間を変更する場合は、/etc/relay-ctrl/expiryに記述されている値(秒単位)を変更してください。