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デバッグの方法
作成したモジュールをデバッガにかけてデバッグすることができます。
まず、デバッグモードでビルドします。つぎに、
[ビルド]メニューの[デバッグ]を選択します。

[デバッグの実行]
ここでは簡単に、gdb の使い方について触れてみます。
まず、run とキー入力してアプリケーションを実行します。
次に、プログラムにバグがあり、エラーが発生して停止した場合は、
where と入力してスタックトレースを参照し、
どこの関数で落ちているかを調べます。
list と入力すると、エラーの発生したソースの位置を見ることができます。
主なコマンドは次の通りです。
- run
実行を開始します。
- cont
中断した実行を再開します。
- step/next
中断した実行を1行ずつ実行します。
- where
現在の関数呼出状況を表示します。
- print
変数の内容を表示します。
- list
現在の位置のソースの内容を表示します。
- break
指定した箇所にブレークポイントを設けます。書式は
break file.cpp:XXX
break CLASS::FUNCTION()
等です。XXX には、行数を指定します。
- cntl-C
実行中のプログラムを停止させます。

[デバッグをしている様子]
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