ウィンドウを閉じます。
書式
解説
ウィンドウを閉じます。
ユーザーが故意にウィンドウを閉じたい場合(「閉じる」ボタンが押された、など)に呼び出すと、ウィンドウを破棄します。
例
ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にプッシュボタンを配置します。
CPWindow win;
CPPushButton but;
//プッシュボタンのイベントを受け取る
static void OnPush(CPPushButton *lpPushButton)
{
//親ウィンドウより「CloseWindow」を呼び出し、
//ウィンドウを閉じる
lpPushButton->GetParentWindow()->CloseWindow();
}
void main()
{
//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);
//プッシュボタンの位置・サイズを指定
but.SetBounds(20,20,120,20);
//プッシュボタンの文字列を指定
but.SetText("Close");
//プッシュボタンのコールバック関数設定
but.AttachSelectEvent(OnPush);
//プッシュボタンをCPWindowに結びつける
win.Add(&but);
//ダイアログの表示・イベントループの開始
win.DoModal();
}
この例では、プッシュボタン「but」がクリックされた場合に、コールバック関数「OnPush」が呼ばれます。
ここで、親クラス(CPWindow)を取得し、「CloseWindow」でダイアログを閉じています。
ビルド時に必要なファイル
ライブラリ
| :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
|
ヘッダ
| :CPWindow.h
|
関連リンク
CPWindowクラス