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CPSpinEditBox::CursorPosition
2001/12/27 update.
カーソルを指定の位置に移動します。

書式

  CP_BOOL CursorPosition(int x);

パラメータ


x
カーソル位置です。
0から文字数分まで指定できます。
戻り値
処理が不正な場合に、CP_FALSEを返します。

解説


エディットボックス内のカーソルを指定の位置に移動します。
あらかじめ、文字が指定・入力されている必要があります。
すでに、文字列が範囲選択されている場合は、「CursorPosition」により選択が解除されます。





ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にスピンエディットボックスを配置します。

CPWindow win;
CPSpinEditBox spine;
int pos;

//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);

//スピンエディットボックスの位置・サイズを指定
spine.SetBounds(10,10,120,20);

//スピンエディットボックスに値を指定
spine.SetValue(12345);

//カーソル移動
spine.CursorPosition(3);

//スピンエディットボックスをCPWindowに結びつける
win.Add(&spine);

//カーソル位置を取得
pos=spine.GetCursorPosition();

//ダイアログの表示・イベントループの開始
win.DoModal();

この例の場合は、「CursorPosition」により"4"の位置にカーソルが移動します。
また、「pos=3」が入ります。


ビルド時に必要なファイル


ライブラリ :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
ヘッダ :CPSpinEditBox.h


関連リンク


CPSpinEditBoxクラス
CPSpinEditBox::GetCursorPosition