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CPImage::SetHintText
2001/12/23 update.
ツールヒントの文字列を指定します。

書式

  void SetHintText(char *lpStr);

パラメータ


lpStr
ツールヒントの文字列を指定します。最大510バイト分まで指定可能です。
複数行表示の場合の改行は、「\n」で行ってください(Macintosh環境でも同じです)。

解説


ツールヒントの文字列を指定します。
ツールヒントを無効にする場合は、引数の文字列にカラ文字("")を指定してください。





ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にイメージを配置します。
以下では、「TestDialog」というキャプションのダイアログ内にイメージを配置しています。
このイメージにマウスカーソルを合わせると、「Imageのツールヒントです。」と書かれたツールヒントが表示されます。

CPWindow win;
CPImage image;

//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);

//イメージの位置・サイズを指定
image.SetBounds(10,10,120,100);

//イメージの塗りつぶし
image.ClearImage(CP_RGB(0,255,0));

//ツールヒントの文字列を指定
image.SetHintText("Imageのツールヒントです。");

//ツールヒントのフォントサイズを指定
image.SetHintFontSize(10);

//ツールヒントの文字色を指定
image.SetHintForegroundColor(CP_RGB(0,0,255));

//ツールヒントの背景色を指定
image.SetHintBackgroundColor(CP_RGB(192,255,192));

//イメージをCPWindowに結びつける
win.Add(&image);

//ダイアログの表示・イベントループの開始
win.DoModal();

この結果、イメージにカーソルを合わせると、以下のようなツールヒントが表示されます。




ビルド時に必要なファイル


ライブラリ :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
ヘッダ :CPImage.h


関連リンク


CPImageクラス
CPImage::SetHintFontSize
CPImage::SetHintForegroundColor
CPImage::SetHintBackgroundColor