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CPSpin::AttachUpSelectEvent
2001/12/27 update.
スピンの矢印の[Up]が選択されたときのコールバック関数を設定します。

書式

  typedef void (* LP_SPINPROC)(CPSpin *);
  CP_BOOL AttachUpSelectEvent(LP_SPINPROC lpProc);

パラメータ


lpProc
「void xxxx(CPSpin *)」型のstatic関数を指定します。
ここで指定したコールバック関数に対し、スピンの矢印[Up]が選択された場合のイベント処理を行います。

解説


スピンの矢印[Up]が選択された場合のコールバック関数を設定します。
なお、コールバック関数は必ずstaticの静的関数である必要があります。
コールバックを解除する場合は「DetachUpSelectEvent( )」を呼び出してください。





ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にスピンを配置します。

CPWindow win;
CPSpin spin;

//スピンの[Up]イベントを受け取る
static void OnSpinUp(CPSpin *lpSpin)
{
}

//スピンの[Down]イベントを受け取る
static void OnSpinDown(CPSpin *lpSpin)
{
}

void main()
{
    //ダイアログを生成する
    win.Clear();
    win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);

    //スピンの位置・サイズを指定
    spin.SetBounds(10,10,20,20);

    //スピンのコールバック関数設定
    spin.AttachUpSelectEvent(OnSpinUp);
    spin.AttachDownSelectEvent(OnSpinDown);

    //スピンをCPWindowに結びつける
    win.Add(&spin);

    //ダイアログの表示・イベントループの開始
    win.DoModal();
}

スピンの[Up]が選択されたときは、コールバック関数「OnSpinUp」が呼ばれます。
スピンの[Down]が選択されたときは、コールバック関数「OnSpinDown」が呼ばれます。


ビルド時に必要なファイル


ライブラリ :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
ヘッダ :CPSpin.h


関連リンク


CPSpinクラス
CPSpin::DetachUpSelectEvent
CPSpin::AttachDownSelectEvent
CPSpin::DetachDownSelectEvent