エディットボックスの選択時の文字列の色を指定します。
書式
void SetSelectForegroundColor(unsigned long col);
|
パラメータ
col
選択時の文字列の色を指定します。
「CP_RGB( r , g , b )」として指定してください。
r , g , b 共に、0から255までの整数値を指定します。
CP_RGBマクロは、これをunsigned long型に変換します。
デフォルトは「CP_RGB(255,255,255)」(白)です。
解説
表示するエディットボックスの選択時の文字列の色を指定します。
例
ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にエディットボックスを配置します。
エディットボックスの選択時の文字列の色を(CP_RGB(255,192,192))、背景色を(CP_RGB(64,64,192))にしています。
また、カーソルの色を(CP_RGB(32,32,64))にしています。
CPWindow win;
CPEditBox ebox;
//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);
//エディットボックスの位置・サイズを指定
ebox.SetBounds(10,10,120,20);
//エディットボックスの文字列を指定
ebox.SetText("EditBox");
//エディットボックスの選択時の文字列の色を指定
ebox.SetSelectForegroundColor(CP_RGB(255,192,192));
//エディットボックスの選択時の背景色を指定
ebox.SetSelectBackgroundColor(CP_RGB(64,64,192));
//エディットボックスのカーソルの色を指定
ebox.SetCursorColor(CP_RGB(32,32,64));
//エディットボックスをCPWindowに結びつける
win.Add(&ebox);
//ダイアログの表示・イベントループの開始
win.DoModal();
ビルド時に必要なファイル
ライブラリ
| :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
|
ヘッダ
| :CPEditBox.h
|
関連リンク
CPEditBoxクラス
CPEditBox::SetSelectBackgroundColor
CPEditBox::SetCursorColor