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CPEditBox::CursorSelect
2001/12/20 update.
指定の範囲を選択します。

書式

  CP_BOOL CursorSelect(int start,int end);

パラメータ


start
選択の開始位置です。
0から文字数分-1まで指定できます。
end
選択の終了位置です。
第一引数で指定した数値(start)から、文字数分-1まで指定できます。
戻り値
処理が不正な場合に、CP_FALSEを返します。

解説


エディットボックス内の文字列の指定の範囲を選択します。
あらかじめ、文字が指定・入力されている必要があります。





ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にエディットボックスを配置します。

CPWindow win;
CPEditBox ebox;
int c_st,c_end;

//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);

//エディットボックスの位置・サイズを指定
ebox.SetBounds(10,10,120,20);

//エディットボックスに文字列を指定
ebox.SetText("ABCDEFG");

//文字列を選択
ebox.CursorSelect(2,4);

//エディットボックスをCPWindowに結びつける
win.Add(&ebox);

//選択されている範囲を取得
ebox.GetCursorSelect(&c_st,&c_end);

//ダイアログの表示・イベントループの開始
win.DoModal();

この例の場合は、「CursorSelect」により"CDE"が選択されます。
「c_st=2 , c_end=4」が入ります。


ビルド時に必要なファイル


ライブラリ :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
ヘッダ :CPEditBox.h


関連リンク


CPEditBoxクラス
CPEditBox::GetCursorSelect