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CPComboBox::GetListBounds
2001/12/20 update.
リスト部分の表示する位置・サイズを取得します。

書式

  CP_BOOL GetListBounds(CPSTRect *lpRec);

パラメータ


lpRec
取得した矩形情報を格納するCPSTRect構造体へのポインタです。
ここに情報が返されます。
(lpRec->x , lpRec->y)が表示位置、
(lpRec->width , lpRec->height)が表示サイズになります。
戻り値
処理に成功すると、CP_TRUEを返します。
失敗するとCP_FALSEを返します。

解説


コンボボックスで表示されるプルダウンリスト部の表示位置・サイズを取得します。





ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にコンボボックスを配置します。

CPWindow win;
CPComboBox cbox;
CPSTRect rec;

//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);

//コンボボックスの位置・サイズを指定
cbox.SetBounds(10,10,120,20);

//コンボボックスの文字列を追加
cbox.AddText("Item 1");
cbox.AddText("Item 2");
cbox.AddText("Item 3");

//コンボボックスをCPWindowに結びつける
win.Add(&cbox);

//コンボボックスの位置・サイズを取得
cbox.GetListBounds(&rec);

この例では、
(rec.x , rec.y) = (10 , 32)、
(rec.width , rec.height) = (120 , 42) が入ります。
これが、コンボボックスのプルダウンリストを表示した場合の表示位置・サイズになります。


ビルド時に必要なファイル


ライブラリ :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
ヘッダ :CPComboBox.h


関連リンク


CPComboBoxクラス
CPComboBox::GetBounds