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CPSpinEditBox::SetDiffValueF
2001/12/27 update.
数値(小数)の増減値を指定します。

書式

  void SetDiffValueF(double n);

パラメータ


n
数値(小数)の増減値を指定します。

解説


スピンボタンの[Up][Down]が選択されたときの、エディットボックスでの数値(小数)の増減値を指定します。
数値を整数で扱っている場合は、「SetDiffValue」を使用してください。





ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にスピンエディットボックスを配置します。

CPWindow win;
CPSpinEditBox spine;
double diff;
double minp,maxp;

//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);

//スピンエディットボックスの位置・サイズを指定
spine.SetBounds(10,10,120,20);

//スピンエディットボックスの増減値を指定
spine.SetDiffValueF(0.2);

//スピンエディットボックスの最小値・最大値の指定
spine.SetRangeF(0.0 , 4.0);

//スピンエディットボックスをCPWindowに結びつける
win.Add(&spine);

//スピンエディットボックスの増減値の取得
diff=spine.GetDiffValueF();

//スピンエディットボックスの最小値・最大値の取得
spine.GetRangeF(&minp,&maxp);

//ダイアログの表示・イベントループの開始
win.DoModal();

この例の場合、スピンボタンで指定できる数値の範囲は0.0から4.0、増減値は0.2になります。
「diff=0.2 / minp=0.0 / maxp=4.0」が入ります。


ビルド時に必要なファイル


ライブラリ :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
ヘッダ :CPSpinEditBox.h


関連リンク


CPSpinEditBoxクラス
CPSpinEditBox::GetDiffValueF
CPSpinEditBox::SetDiffValue