指定の範囲を選択します。
書式
CP_BOOL CursorSelect(int start,int end);
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パラメータ
start
選択の開始位置です。
0から文字数分-1まで指定できます。
end
選択の終了位置です。
第一引数で指定した数値(start)から、文字数分-1まで指定できます。
戻り値
処理が不正な場合に、CP_FALSEを返します。
解説
エディットボックス内の文字列の指定の範囲を選択します。
あらかじめ、文字が指定・入力されている必要があります。
例
ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にエディットボックスを配置します。
CPWindow win;
CPEditBox ebox;
int c_st,c_end;
//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);
//エディットボックスの位置・サイズを指定
ebox.SetBounds(10,10,120,20);
//エディットボックスに文字列を指定
ebox.SetText("ABCDEFG");
//文字列を選択
ebox.CursorSelect(2,4);
//エディットボックスをCPWindowに結びつける
win.Add(&ebox);
//選択されている範囲を取得
ebox.GetCursorSelect(&c_st,&c_end);
//ダイアログの表示・イベントループの開始
win.DoModal();
この例の場合は、「CursorSelect」により"CDE"が選択されます。
「c_st=2 , c_end=4」が入ります。
ビルド時に必要なファイル
ライブラリ
| :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
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ヘッダ
| :CPEditBox.h
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関連リンク
CPEditBoxクラス
CPEditBox::GetCursorSelect