Ver 1.10
リストボックスに要素を追加します。
書式
CP_BOOL AddText(char *lpStr);
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パラメータ
lpStr
追加する文字列を指定します。
ここで指定された文字列は、リストボックスの末尾に追加されます。
戻り値
処理に成功するとCP_TRUEが、処理に失敗するとCP_FALSEが返されます。
解説
リストボックスに要素(文字列)を追加します。
既に設定されている文字列を変更したい場合は、「CPListBox::SetText」を使用してください。
例
ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にリストボックスを配置します。
以下では、「TestDialog」というキャプションのダイアログ内にリストボックスを配置しています。
CPWindow win;
CPListBox LBox;
char szName[256];
//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);
//リストボックスの位置・サイズを指定
LBox.SetBounds(10,10,120,80);
//リストボックスの文字列を指定
LBox.AddText("Item 1");
LBox.AddText("Item 2");
LBox.AddText("Item 3");
//リストボックスをCPWindowに結びつける
win.Add(&LBox);
//リストボックスの1行目の文字列を取得
LBox.GetListText(1,szName,255);
この場合、「AddText」にて「Item 1 / Item 2 /Item 3」の文字列が追加されます。
「GetListText」にて1番目の文字列が取得され、結果「szName="Item 2"」が返されます。
ビルド時に必要なファイル
ライブラリ
| :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
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ヘッダ
| :CPListBox.h
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関連リンク
CPListBoxクラス
CPListBox::GetListText
CPListBox::SetText