リスト内の指定番目の行を選択します。
書式
CP_BOOL SelectListIndex(int n);
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パラメータ
n
リスト内の行番号です。0が一番先頭になります。
「GetListSize」で取得できる数値-1まで指定できます。
戻り値
処理に成功すると、CP_TRUEを返します。
nの値が不正、などの場合はCP_FALSEを返します。
解説
コンボボックスのリストの指定番目の行を選択します。
選択された行の文字列がコンボボックスに表示されます。
例
ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にコンボボックスを配置します。
以下では、「TestDialog」というキャプションのダイアログ内にコンボボックスを配置しています。
CPWindow win;
CPComboBox cbox;
int index,cou;
//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);
//コンボボックスの位置・サイズを指定
cbox.SetBounds(10,10,120,20);
//コンボボックスの文字列を追加
cbox.AddText("Item 1");
cbox.AddText("Item 2");
cbox.AddText("Item 3");
//コンボボックスをCPWindowに結びつける
win.Add(&cbox);
//リストの1番目を選択
cbox.SelectListIndex(1);
//リスト内に何個の項目があるか
cou=cbox.GetListSize();
//何番目が選択されているか
index=cbox.GetListIndex();
//ダイアログの表示・イベントループの開始
win.DoModal();
この場合、リストの1番目("Item2")が選択されます。
また、リストの項目数「cou=3」、選択されている番号「index=1」が返されます。
ビルド時に必要なファイル
ライブラリ
| :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
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ヘッダ
| :CPComboBox.h
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関連リンク
CPComboBoxクラス
CPComboBox::GetListIndex
CPComboBox::GetListSize