表示位置とサイズを指定します。
書式
void SetBounds(int x,int y,int wid,int hei);
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パラメータ
x
表示位置の相対的な水平座標です。
親のCPWindow(または、CPGroup)の表示開始位置を起点とした座標を指定します。
y
表示位置の相対的な垂直座標です。
親のCPWindow(または、CPGroup)の表示開始位置を起点とした座標を指定します。
wid
エディットボックスの幅を指定します。
hei
エディットボックスの高さを指定します。
解説
エディットボックスの表示位置とサイズを指定します。
このメソッドを呼び出しただけでは、親となるCPWindow(またはCPGroup)には結びつけられていないので、反映はされません。
CPWindow(またはCPGroup)のAddメソッドを呼び出すことにより、この指定が有効になります。
例
ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にエディットボックスを配置します。
以下では、「TestDialog」というキャプションのダイアログ内に「EditBox」の文字列の入ったエディットボックスを配置しています。
CPWindow win;
CPEditBox ebox;
//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);
//エディットボックスの位置・サイズを指定
ebox.SetBounds(10,10,120,20);
//エディットボックスの文字列を指定
ebox.SetText("EditBox");
//エディットボックスをCPWindowに結びつける
win.Add(&ebox);
//ダイアログの表示・イベントループの開始
win.DoModal();
ビルド時に必要なファイル
ライブラリ
| :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
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ヘッダ
| :CPEditBox.h
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関連リンク
CPEditBoxクラス
CPWindowクラス
CPGroupクラス
CPEditBox::SetLocate
CPEditBox::SetSize
CPWindow::Add
CPGroup::Add