リスト内の指定番目の文字列を取得します。
書式
CP_BOOL GetListText(int n,char *lpBuff,int BuffLen);
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パラメータ
n
リスト内の行番号です。0が一番先頭になります。
「GetListSize」で取得できる数値-1まで指定できます。
lpBuff
取得した文字列を格納するバッファです。
StrLenで指定したバッファサイズよりも大きくバッファ長を確保しておいてください。
BuffLen
lpBuffに格納可能な最大バッファサイズです。
戻り値
処理に成功すると、CP_TRUEを返します。
nの値が不正、などの場合はCP_FALSEを返します。
解説
コンボボックスのリスト内の指定番目の文字列を取得します。
第三引数のBuffLenで指定するバッファサイズよりも大きい文字列の取得には失敗します。
例
ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にコンボボックスを配置します。
CPWindow win;
CPComboBox cbox;
char szText[256];
//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);
//コンボボックスの位置・サイズを指定
cbox.SetBounds(10,10,120,20);
//コンボボックスの文字列を追加
cbox.AddText("Item 1");
cbox.AddText("Item 2");
cbox.AddText("Item 3");
//コンボボックスをCPWindowに結びつける
win.Add(&cbox);
//コンボボックスの文字列を取得
cbox.GetListText(2,szText,255);
この例では、コンボボックスでは「GetListText」により、リストの2番目が選択されており、
szText[ ]に"Item3"が入ります。
ビルド時に必要なファイル
ライブラリ
| :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
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ヘッダ
| :CPComboBox.h
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関連リンク
CPComboBoxクラス
CPComboBox::AddText
CPComboBox::GetText