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CPSpinEditBox::SetHintText
2001/12/27 update.
ツールヒントの文字列を指定します。

書式

  void SetHintText(char *lpStr);

パラメータ


lpStr
ツールヒントの文字列を指定します。最大510バイト分まで指定可能です。
複数行表示の場合の改行は、「\n」で行ってください(Macintosh環境でも同じです)。

解説


ツールヒントの文字列を指定します。
ツールヒントを無効にする場合は、引数の文字列にカラ文字("")を指定してください。





ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にスピンエディットボックスを配置します。
このスピンエディットボックスにマウスカーソルを合わせると、「SpinEditBoxのツールヒントです。」と書かれたツールヒントが表示されます。

CPWindow win;
CPSpinEditBox spine;

//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);

//スピンエディットボックスの位置・サイズを指定
spine.SetBounds(10,10,120,20);

//ツールヒントの文字列を指定
spine.SetHintText("SpinEditBoxのツールヒントです。");

//ツールヒントのフォントサイズを指定
spine.SetHintFontSize(10);

//ツールヒントの文字色を指定
spine.SetHintForegroundColor(CP_RGB(0,0,255));

//ツールヒントの背景色を指定
spine.SetHintBackgroundColor(CP_RGB(192,255,192));

//スピンエディットボックスをCPWindowに結びつける
win.Add(&spine);

//ダイアログの表示・イベントループの開始
win.DoModal();

この結果、スピンエディットボックスにカーソルを合わせると、以下のようなツールヒントが表示されます。




ビルド時に必要なファイル


ライブラリ :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
ヘッダ :CPSpinEditBox.h


関連リンク


CPSpinEditBoxクラス
CPSpinEditBox::SetHintFontSize
CPSpinEditBox::SetHintForegroundColor
CPSpinEditBox::SetHintBackgroundColor