選択・非選択状態にします。
書式
void SetEnable(CP_BOOL f);
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パラメータ
f
CP_TRUEを指定すると、選択できる状態にします。
CP_FALSEを指定すると、選択できない状態にします。
デフォルトでCP_TRUEです。
解説
エディットボックスを選択・非選択状態にします。
SetEnable(CP_FALSE)を指定すると、表示が半透明(灰色)表示になり、エディットボックスがマウス・キーボードより操作できなくなります。
動的に切り替えた場合は、SetEnableで選択状態を変更した後に「Repaint」を呼び出してエディットボックスの再描画をかけるようにしてください。
例
ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にエディットボックスを配置します。
ebox2では、SetEnable(CP_FALSE)にしているため、表示はされていますがエディットボックスは選択できません。
CPWindow win;
CPEditBox ebox,ebox2;
//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);
//エディットボックスの位置・サイズを指定
ebox.SetBounds(10,10,120,20);
//エディットボックスの文字列を指定
ebox.SetText("EditBox1");
//エディットボックスをCPWindowに結びつける
win.Add(&ebox);
//エディットボックスの位置・サイズを指定
ebox2.SetBounds(10,40,120,20);
//エディットボックスの文字列を指定
ebox2.SetText("EditBox2");
//エディットボックスを非選択状態にする
ebox2.SetEnable(CP_FALSE);
//エディットボックスをCPWindowに結びつける
win.Add(&ebox2);
//ダイアログの表示・イベントループの開始
win.DoModal();
ビルド時に必要なファイル
ライブラリ
| :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
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ヘッダ
| :CPEditBox.h
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関連リンク
CPEditBoxクラス
CPEditBox::Repaint