Ver 1.10
指定のリスト要素を選択・非選択状態にします。
書式
CP_BOOL SelectListIndex(int n,CP_BOOL f);
|
パラメータ
n
n番目の要素の選択状態を変更します。
f
CP_TRUEを指定した場合は、n番目の要素を選択します。
CP_FALSEを指定した場合は、n番目の要素の選択を解除します。
戻り値
処理に成功するとCP_TRUEが、処理に失敗するとCP_FALSEが返されます。
解説
指定のリスト要素を選択・非選択状態にします。
これは「CPListBox::SetMode」にて単一選択にした場合でも複数選択にした場合でも使用できます。
ただし、単一選択モードの場合は、「SelectListIndex」で1要素を選択した場合は、他の要素が非選択状態になります。
例
ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にリストボックスを配置します。
以下では、「TestDialog」というキャプションのダイアログ内にリストボックスを配置しています。
CPWindow win;
CPListBox LBox;
//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);
//リストボックスの位置・サイズを指定
LBox.SetBounds(10,10,120,80);
//リストボックスの文字列を指定
LBox.AddText("Item 1");
LBox.AddText("Item 2");
LBox.AddText("Item 3");
//リストボックスをCPWindowに結びつける
win.Add(&LBox);
//リストボックスの1行目を選択
LBox.SelectListIndex(1,CP_TRUE);
この場合、「AddText」にて「Item 1 / Item 2 /Item 3」の文字列が追加されます。
その後、「SelectListIndex」にて1番目の要素「Item 2」が選択されます。
ビルド時に必要なファイル
ライブラリ
| :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
|
ヘッダ
| :CPListBox.h
|
関連リンク
CPListBoxクラス
CPListBox::GetListIndex
CPListBox::SelectListAll
CPListBox::SelectListClear
CPListBox::SetMode