Ver 1.07
ボタンの再描画を促します。
書式
解説
ボタンの再描画を促します。
イベントなどで動的にボタンの内容が変化した、という場合には「Repaint」を呼び出して再描画を促す必要があります。
例
ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にボタンを配置します。
CPWindow win;
CPCheckBox chkbox;
CPButton but;
//チェックボックスのイベントを受け取る
static void OnCheck(CPCheckBox *lpChk)
{
//再描画を促す
but.Repaint();
}
//ボタンのイベントを受け取る
static void OnButttonSelect(CPButton *lpButton)
{
//親ウィンドウより「CloseWindow」を呼び出し、
//ウィンドウを閉じる
lpButton->GetParentWindow()->CloseWindow();
}
void main()
{
//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);
//チェックボックスの位置・サイズを指定
chkbox.SetBounds(10,10,120,14);
//チェックボックスの文字列を指定
chkbox.SetText("CheckBox");
//チェックボックスのチェック
chkbox.SetSelected(CP_TRUE);
//チェックボックスのコールバック関数設定
chkbox.AttachSelectEvent(OnCheck);
//チェックボックスをCPWindowに結びつける
win.Add(&chkbox);
//ボタンの位置・サイズを指定
but.SetBounds(20,30,120,20);
//ボタンの文字列を指定
but.SetText("Button");
//ボタンのコールバック関数設定
but.AttachSelectEvent(OnButttonSelect);
//ボタンをCPWindowに結びつける
win.Add(&but);
//ダイアログの表示・イベントループの開始
win.DoModal();
}
この例では、chkboxで示されるチェックボックスにコールバック関数「OnCheck」が指定されています。
これにより、chkboxのチェックボックスにアクションがあった場合は、staticで定義された関数「OnCheck」が呼ばれることになります。
この後に「but.Repaint()」を呼び出してプッシュボタンの再描画を行っています。
また、ボタン「but」がクリックされた場合には、コールバック関数「OnButtonSelect」が呼ばれます。
ここで、親クラス(CPWindow)を取得し、「CloseWindow」でダイアログを閉じています。
ビルド時に必要なファイル
ライブラリ
| :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
|
ヘッダ
| :CPButton.h
|
関連リンク
CPButtonクラス