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CPWindow::CreateNewDialog |
モーダルダイアログを生成します。
書式
int CreateNewDialog(char *lpCaption,int x,int y,int wid,int hei);
パラメータ
lpCaptionウィンドウのタイトルとなる、キャプション文字列を指定します。x
表示位置の水平座標です。y
表示位置の垂直座標です。wid
ウィンドウの幅を指定します。hei
ただし、ウィンドウの枠のサイズは除きます。
ウィンドウの高さを指定します。戻り値
ただし、ウィンドウの枠・キャプション部のサイズは除きます。
ウィンドウID(1000から1015までの番号)が入ります。
ウィンドウIDは、各ウィンドウ(ダイアログ)を一意に識別するためのものです。
「CPWindow::GetWinID」により取得することもできます。
処理に失敗した場合は、0または-1が返されます。
解説
キャプション文字列と表示位置・サイズを指定して、モーダルダイアログを生成します。
この段階では、モーダルダイアログ自身は表示されていません。 「CPWindow::DoModal」を呼び出すことによりダイアログが表示され、 モーダルダイアログのイベントループに入ります。
例
ウィンドウ(ダイアログ)を生成します。
CPWindow win; //ダイアログを生成する win.Clear(); win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200); //ダイアログの表示・イベントループの開始 win.DoModal();
「win.Clear ( )」によりダイアログ(ウィンドウ)の初期化を行い、「win.CreateNewDialog ( )」によりキャプションが"TestDialog"のダイアログを生成します。
「win.DoModal ( )」によりダイアログのイベントループに入ります。DoModal実行中は、内部のイベントループから抜けるまで次の処理には進みません。
ビルド時に必要なファイル
ライブラリ :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a) ヘッダ :CPWindow.h
関連リンク
CPWindowクラス
CPWindow::DoModal