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CPSTKeyEvent 構造体
2001/12/16 update.
キーボード入力情報を格納します。

書式

  typedef struct {
      int WinID;          //ウィンドウID
      int EventCode;      //イベントコード
      int CharCode;       //キャラクタコード
      int KeyData;        //キー情報(同時に押されたキー情報)
 } CPSTKeyEvent;

パラメータ


WinID
CPWindowのウィンドウクラスのウィンドウIDです。
EventCode
イベントの種類を示します。
CP_KEYEVENT_KEYDOWN / CP_KEYEVENT_KEYUPのどちらかが入ります。
CharCode
キーのキャラクタコードが入ります。
ただし、制御キーコードはC-Parts独自のコードになります(OSの差異を吸収しているため)。
KeyData
同時に押されているキー情報が入ります。
キーコードは、マスクの形で格納されます。
例えば、ShiftキーとCtrlキーが同時に押されているかを判定する場合は、以下のように判定します。

CPSTKeyEvent ev;
....
if((ev.KeyData & CP_KEY_SHIFT_MASK) && (ev.KeyData & CP_KEY_CTRL_MASK)){
    //ShiftとCtrlキーが押された
    ....
}


解説


CPSTKeyEventは、入力されたキーボード情報を格納する構造体です。
CPWindow::AttachKeyEventで指定するキーボードイベント発生時のコールバック関数の引数に対し、この構造体を指定します。
これにより、キーボードが押されたときに、どのキーがどのような状態で押されたか、という情報を得ることができます。
この構造体の使用方法は、CPWindow::AttachKeyEventを参照してください。


関連リンク


構造体一覧
CPWindow::AttachKeyEvent