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CPTab::SetBounds
2001/12/27 update.
表示位置とサイズを指定します。

書式

  void SetBounds(int x,int y,int wid,int hei);

パラメータ


x
表示位置の相対的な水平座標です。
親のCPWindow(または、CPGroup)の表示開始位置を起点とした座標を指定します。
y
表示位置の相対的な垂直座標です。
親のCPWindow(または、CPGroup)の表示開始位置を起点とした座標を指定します。
wid
タブの幅を指定します。
hei
タブの高さを指定します。

解説


タブの表示位置とサイズを指定します。
このメソッドを呼び出しただけでは、親となるCPWindow(またはCPGroup)には結びつけられていないので、反映はされません。
CPWindow(またはCPGroup)のAddメソッドを呼び出すことにより、この指定が有効になります。





ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にタブを配置します。
以下では、「TestDialog」というキャプションのダイアログ内に3つのグループの入ったタブを配置しています。

CPWindow win;
CPGroup group1,group2,group3;
CPTab tab;

//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,260,280);

//タブの位置・サイズを指定
tab.SetBounds(20,20,180,120);

//タブにグループを追加
group1.SetBounds(0,0,180,60);
tab.Add("TAB-1",&group1);
group2.SetBounds(0,0,180,60);
tab.Add("TAB-2",&group2);
group3.SetBounds(0,0,180,60);
tab.Add("TAB-3",&group3);

//タブをCPWindowに結びつける
win.Add(&tab);

//ダイアログの表示・イベントループの開始
win.DoModal();



ビルド時に必要なファイル


ライブラリ :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
ヘッダ :CPTab.h


関連リンク


CPTabクラス
CPWindowクラス
CPGroupクラス
CPTab::SetLocate
CPTab::SetSize
CPWindow::Add
CPGroup::Add