Ver 1.07
表示・非表示を指定します。
書式
void SetVisible(CP_BOOL f);
|
パラメータ
f
CP_TRUEを指定すると、ボタンを表示します。
CP_FALSEを指定すると、ボタンを表示しません。
デフォルトでCP_TRUEです。
解説
ボタンの表示・非表示を指定します。
動的に非表示から表示に切り替えた場合は、SetVisibleで表示状態を変更した後に「Repaint」を呼び出してボタンの再描画をかけるようにしてください。
例
ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にボタンを配置します。
but2では、SetVisible(CP_FALSE)にしているため、ボタンは表示されません。
CPWindow win;
CPButton but,but2;
//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);
//ボタンの位置・サイズを指定
but.SetBounds(10,10,120,20);
//ボタンの文字列を指定
but.SetText("Button1");
//ボタンをCPWindowに結びつける
win.Add(&but);
//ボタンの位置・サイズを指定
but2.SetBounds(10,40,120,20);
//ボタンの文字列を指定
but2.SetText("Button2");
//ボタンを非表示にする
but2.SetVisible(CP_FALSE);
//ボタンをCPWindowに結びつける
win.Add(&but2);
//ダイアログの表示・イベントループの開始
win.DoModal();
ビルド時に必要なファイル
ライブラリ
| :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
|
ヘッダ
| :CPButton.h
|
関連リンク
CPButtonクラス
CPButton::Repaint
CPButton::IsVisible