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CPWindow::CreateNewDialog
2001/12/29 update.
モーダルダイアログを生成します。

書式

  int CreateNewDialog(char *lpCaption,int x,int y,int wid,int hei);

パラメータ


lpCaption
ウィンドウのタイトルとなる、キャプション文字列を指定します。
x
表示位置の水平座標です。
y
表示位置の垂直座標です。
wid
ウィンドウの幅を指定します。
ただし、ウィンドウの枠のサイズは除きます。
hei
ウィンドウの高さを指定します。
ただし、ウィンドウの枠・キャプション部のサイズは除きます。
戻り値
ウィンドウID(1000から1015までの番号)が入ります。
ウィンドウIDは、各ウィンドウ(ダイアログ)を一意に識別するためのものです。
CPWindow::GetWinID」により取得することもできます。
処理に失敗した場合は、0または-1が返されます。

解説


キャプション文字列と表示位置・サイズを指定して、モーダルダイアログを生成します。
この段階では、モーダルダイアログ自身は表示されていません。 「CPWindow::DoModal」を呼び出すことによりダイアログが表示され、 モーダルダイアログのイベントループに入ります。





ウィンドウ(ダイアログ)を生成します。

CPWindow win;

//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);

//ダイアログの表示・イベントループの開始
win.DoModal();

「win.Clear ( )」によりダイアログ(ウィンドウ)の初期化を行い、「win.CreateNewDialog ( )」によりキャプションが"TestDialog"のダイアログを生成します。
「win.DoModal ( )」によりダイアログのイベントループに入ります。DoModal実行中は、内部のイベントループから抜けるまで次の処理には進みません。


ビルド時に必要なファイル


ライブラリ :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
ヘッダ :CPWindow.h


関連リンク


CPWindowクラス
CPWindow::DoModal