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CPPushButton::SetBounds
2001/12/25 update.
表示位置とサイズを指定します。

書式

  void SetBounds(int x,int y,int wid,int hei);

パラメータ


x
表示位置の相対的な水平座標です。
親のCPWindow(または、CPGroup)の表示開始位置を起点とした座標を指定します。
y
表示位置の相対的な垂直座標です。
親のCPWindow(または、CPGroup)の表示開始位置を起点とした座標を指定します。
wid
プッシュボタンの幅を指定します。
hei
プッシュボタンの高さを指定します。

解説


プッシュボタンの表示位置とサイズを指定します。
このメソッドを呼び出しただけでは、親となるCPWindow(またはCPGroup)には結びつけられていないので、反映はされません。
CPWindow(またはCPGroup)のAddメソッドを呼び出すことにより、この指定が有効になります。





ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にプッシュボタンを配置します。
以下では、「TestDialog」というキャプションのダイアログ内に「PushButton」の文字列の入ったプッシュボタンを配置しています。

CPWindow win;
CPPushButton but;

//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);

//プッシュボタンの位置・サイズを指定
but.SetBounds(10,10,120,20);

//プッシュボタンの文字列を指定
but.SetText("PushButton");

//プッシュボタンをCPWindowに結びつける
win.Add(&but);

//ダイアログの表示・イベントループの開始
win.DoModal();



ビルド時に必要なファイル


ライブラリ :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
ヘッダ :CPPushButton.h


関連リンク


CPPushButtonクラス
CPWindowクラス
CPGroupクラス
CPPushButton::SetLocate
CPPushButton::SetSize
CPWindow::Add
CPGroup::Add