タブが選択されたときのコールバック関数を設定します。
書式
typedef void (* LP_TABPROC)(CPTab *);
CP_BOOL AttachSelectEvent(LP_TABPROC lpProc);
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パラメータ
lpProc
「void xxxx(CPTab *)」型のstatic関数を指定します。
ここで指定したコールバック関数に対し、タブでアクションが起こった場合のイベント処理を行います。
解説
タブでアクションが起こった場合のコールバック関数を設定します。
タブが選択されたときに、ここで指定したコールバック関数を呼び出します。
なお、コールバック関数は必ずstaticの静的関数である必要があります。
コールバックを解除する場合は「DetachSelectEvent( )」を呼び出してください。
例
ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にタブを配置します。
CPWindow win;
CPGroup group1,group2,group3;
CPTab tab;
static void OnTabSelect(CPTab *lpTab)
{
int num;
num=lpTab->GetSelectTab();
}
void main()
{
//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,260,280);
//タブの位置・サイズを指定
tab.SetBounds(20,20,180,120);
//タブの背景色を設定
tab.SetBackgroundColor(CP_RGB(32,64,128));
//タブにグループを追加
group1.SetBounds(0,0,180,60);
tab.Add("TAB-1",&group1);
group2.SetBounds(0,0,180,60);
tab.Add("TAB-2",&group2);
group3.SetBounds(0,0,180,60);
tab.Add("TAB-3",&group3);
//タブのコールバック関数設定
tab.AttachSelectEvent(OnTabSelect);
//タブをCPWindowに結びつける
win.Add(&tab);
}
この例では、タブが選択されるとコールバック関数「OnTabSelect」が呼ばれます。
この関数内で選択されているタブの番号をnumに入れています。
ビルド時に必要なファイル
ライブラリ
| :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
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ヘッダ
| :CPTab.h
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関連リンク
CPTabクラス
CPTab::DetachSelectEvent