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CPFileCtrl::FileOpenDialog
2002/01/31 update.
Ver 1.07
ファイルを開くためのダイアログを出します。

書式

  CP_BOOL FileOpenDialog(char *lpTitle,char *lpRetFileName,int MaxFileNameLen);

パラメータ


lpTitle
ダイアログのタイトル(キャプション)文字列を指定します。
256バイトまでの長さの文字列を指定してください。
lpRetFileName
ダイアログで選択されたファイルのフルパス名を格納するポインタを指定します。
MaxFileNameLen
lpRetFileNameに格納できる最大バイト数を指定します。
1000まで指定できます。
戻り値
ファイルのフルパスの取得に成功した場合は、CP_TRUEを返します。
失敗した場合またはキャンセルされた場合は、CP_FALSEを返します。

解説


ファイルオープンダイアログを出し、任意のファイルを選択することにより、ファイルのフルパスを返します。
ダイアログのデザインは、各OSでの標準ファイルダイアログを使用しています。
なお、取得したフルパスは各OSに依存したものが返されます。
例えば、Windows環境の場合は「C:\User\test.txt」、Macintosh環境の場合は「Macintosh HD:User:test.txt」のようになります。






CPFileCtrl f;
char szPath[256];

if(f.FileOpenDialog("Open",szPath,255)){
  ...
}

この例では、「Open」というタイトルのファイルオープンダイアログを開きます。
ファイルの選択に成功した場合は、szPathにファイルのフルパスが入ります。


ビルド時に必要なファイル


ライブラリ :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
ヘッダ :CPFileCtrl.h


関連リンク


CPFileCtrlクラス
CPFileCtrl::FileSaveDialog