プログレスバーの表示の種類を指定します。
書式
パラメータ
m
プログレスバーの描画の種類を指定します。
以下の2つのうち、どちらかを指定してください。
CP_PROGRESSBAR_NORMAL | ...ベタ塗りのバー
|
CP_PROGRESSBAR_GRADATION | ...グラデーションのかかったバー
|
デフォルトは「CP_PROGRESSBAR_NORMAL」です。
解説
プログレスバーのバーの種類を指定します。
例
ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にプログレスバーを配置します。
CPWindow win;
CPProgressBar pbar,pbar2;
int pmode;
//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);
//プログレスバーの位置・サイズを指定
pbar.SetBounds(10,10,120,14);
//バーの種類を指定(デフォルト)
pbar.SetMode(CP_PROGRESSBAR_NORMAL);
//プログレスバーでの位置を指定
pbar.SetPosition(30);
//プログレスバーをCPWindowに結びつける
win.Add(&pbar);
//プログレスバーの位置・サイズを指定
pbar2.SetBounds(10,30,120,14);
//バーの種類を指定
pbar2.SetMode(CP_PROGRESSBAR_GRADATION);
//プログレスバーでの位置を指定
pbar2.SetPosition(30);
//プログレスバーをCPWindowに結びつける
win.Add(&pbar2);
//バーの種類を取得
pmode=pbar2.GetMode();
//ダイアログの表示・イベントループの開始
win.DoModal();
この例の場合は、以下のように表示されます。

2つ目(pbar2)のプログレスバーがうっすらとグラデーションしているのが確認できます。
また、「pmode=CP_PROGRESSBAR_GRADATION」が入ります。
ビルド時に必要なファイル
ライブラリ
| :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
|
ヘッダ
| :CPProgressBar.h
|
関連リンク
CPProgressBarクラス
CPProgressBar::GetMode