表示する文字列の色を取得します。
書式
unsigned long GetForegroundColor();
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パラメータ
戻り値
表示している文字列の色を取得します。
CP_RGBと同じ形式で格納されています。
解説
コンボボックスの表示している文字列の色を取得します。
各RGB成分に分解する場合は、「CP_RGB_RED / CP_RGB_GREEN / CP_RGB_BLUE」マクロを使用してください。
例
ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にコンボボックスを配置します。
表示文字列の色と背景色を変更しています。
CPWindow win;
CPComboBox cbox;
unsigned long col;
int rr,gg,bb;
//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);
//コンボボックスの位置・サイズを指定
cbox.SetBounds(10,10,120,20);
//コンボボックスの文字列を追加
cbox.AddText("Item 1");
cbox.AddText("Item 2");
cbox.AddText("Item 3");
//表示文字列の色を設定
cbox.SetForegroundColor(CP_RGB(255,128,64));
//背景色を設定
cbox.SetBackgroundColor(CP_RGB(255,255,192));
//コンボボックスをCPWindowに結びつける
win.Add(&cbox);
//表示文字列の色を取得
col=cbox.GetForegroundColor();
rr=CP_RGB_RED(col);
gg=CP_RGB_GREEN(col);
bb=CP_RGB_BLUE(col);
この例では、「rr=255 / gg=128 / bb=64」が入ります。
ビルド時に必要なファイル
ライブラリ
| :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
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ヘッダ
| :CPComboBox.h
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関連リンク
CPComboBoxクラス
CPComboBox::GetBackgroundColor
CPComboBox::SetBackgroundColor
CPComboBox::SetForegroundColor