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CPButton::SetHintText
2002/02/01 update.
Ver 1.07
ツールヒントの文字列を指定します。

書式

  void SetHintText(char *lpStr);

パラメータ


lpStr
ツールヒントの文字列を指定します。最大510バイト分まで指定可能です。
複数行表示の場合の改行は、「\n」で行ってください(Macintosh環境でも同じです)。

解説


ツールヒントの文字列を指定します。
ツールヒントを無効にする場合は、引数の文字列にカラ文字("")を指定してください。





ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にボタンを配置します。
以下では、「TestDialog」というキャプションのダイアログ内に「Button」の文字列が入ったプッシュボタンを配置しています。
このボタンにマウスカーソルを合わせると、「Buttonのツールヒントです。」と書かれたツールヒントが表示されます。

CPWindow win;
CPButton but;

//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);

//ボタンの位置・サイズを指定
but.SetBounds(10,10,120,20);

//ボタンの文字列を指定
but.SetText("Button");

//ツールヒントの文字列を指定
but.SetHintText("Buttonのツールヒントです。");

//ツールヒントのフォントサイズを指定
but.SetHintFontSize(10);

//ツールヒントの文字色を指定
but.SetHintForegroundColor(CP_RGB(0,0,255));

//ツールヒントの背景色を指定
but.SetHintBackgroundColor(CP_RGB(192,255,192));

//ボタンをCPWindowに結びつける
win.Add(&but);

//ダイアログの表示・イベントループの開始
win.DoModal();

この結果、プッシュボタンにカーソルを合わせると、以下のようなツールヒントが表示されます。




ビルド時に必要なファイル


ライブラリ :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
ヘッダ :CPButton.h


関連リンク


CPButtonクラス
CPButton::SetHintFontSize
CPButton::SetHintForegroundColor
CPButton::SetHintBackgroundColor