リスト部分の表示する位置・サイズを取得します。
書式
CP_BOOL GetListBounds(CPSTRect *lpRec);
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パラメータ
lpRec
取得した矩形情報を格納するCPSTRect構造体へのポインタです。
ここに情報が返されます。
(lpRec->x , lpRec->y)が表示位置、
(lpRec->width , lpRec->height)が表示サイズになります。
戻り値
処理に成功すると、CP_TRUEを返します。
失敗するとCP_FALSEを返します。
解説
コンボボックスで表示されるプルダウンリスト部の表示位置・サイズを取得します。
例
ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にコンボボックスを配置します。
CPWindow win;
CPComboBox cbox;
CPSTRect rec;
//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,300,200);
//コンボボックスの位置・サイズを指定
cbox.SetBounds(10,10,120,20);
//コンボボックスの文字列を追加
cbox.AddText("Item 1");
cbox.AddText("Item 2");
cbox.AddText("Item 3");
//コンボボックスをCPWindowに結びつける
win.Add(&cbox);
//コンボボックスの位置・サイズを取得
cbox.GetListBounds(&rec);
この例では、
(rec.x , rec.y) = (10 , 32)、
(rec.width , rec.height) = (120 , 42) が入ります。
これが、コンボボックスのプルダウンリストを表示した場合の表示位置・サイズになります。
ビルド時に必要なファイル
ライブラリ
| :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
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ヘッダ
| :CPComboBox.h
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関連リンク
CPComboBoxクラス
CPComboBox::GetBounds