サイズを指定します。
書式
void SetSize(int wid,int hei);
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パラメータ
wid
タブの幅を指定します。
hei
タブの高さを指定します。
解説
タブの表示サイズを指定します。
このメソッドを呼び出しただけでは、親となるCPWindow(またはCPGroup)には結びつけられていないので、反映はされません。
CPWindow(またはCPGroup)のAddメソッドを呼び出すことにより、この指定が有効になります。
また、位置とサイズを同時に指定した場合は「SetBounds」を使用してください。
例
ウィンドウ(ダイアログ)を生成して、その中にタブを配置します。
以下では、「TestDialog」というキャプションのダイアログ内に3つのグループの入ったタブを配置しています。
SetLocate/SetSizeでは、「SetBounds(20,20,180,120);」としているのと同等の意味になります。
CPWindow win;
CPGroup group1,group2,group3;
CPTab tab;
//ダイアログを生成する
win.Clear();
win.CreateNewDialog("TestDialog",120,120,260,280);
//タブの位置を指定
tab.SetLocate(20,20);
//タブのサイズを指定
tab.SetSize(180,120);
//タブにグループを追加
group1.SetBounds(0,0,180,60);
tab.Add("TAB-1",&group1);
group2.SetBounds(0,0,180,60);
tab.Add("TAB-2",&group2);
group3.SetBounds(0,0,180,60);
tab.Add("TAB-3",&group3);
//タブをCPWindowに結びつける
win.Add(&tab);
//ダイアログの表示・イベントループの開始
win.DoModal();
ビルド時に必要なファイル
ライブラリ
| :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
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ヘッダ
| :CPTab.h
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関連リンク
CPTabクラス
CPWindowクラス
CPGroupクラス
CPTab::SetBounds
CPTab::SetLocate
CPWindow::Add
CPGroup::Add