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CPFileCtrl::FileSaveDialog |
Ver 1.07
ファイルを保存するためのダイアログを出します。
書式
CP_BOOL FileSaveDialog(char *lpTitle,char *lpDefFileName, char *lpRetFileName,int MaxFileNameLen);
パラメータ
lpTitleダイアログのタイトル(キャプション)文字列を指定します。lpDefFileName
256バイトまでの長さの文字列を指定してください。
デフォルトで表示するファイル名を指定します。lpRetFileName
256バイトまでの長さの文字列を指定してください。
ダイアログで選択されたファイルのフルパス名を格納するポインタを指定します。MaxFileNameLen
lpRetFileNameに格納できる最大バイト数を指定します。戻り値
1000まで指定できます。
ファイルのフルパスの取得に成功した場合は、CP_TRUEを返します。
失敗した場合またはキャンセルされた場合は、CP_FALSEを返します。
解説
ファイルセーブダイアログを出し、任意のファイルを選択することにより、ファイルのフルパスを返します。
ダイアログのデザインは、各OSでの標準ファイルダイアログを使用しています。
なお、取得したフルパスは各OSに依存したものが返されます。
例えば、Windows環境の場合は「C:\User\test.txt」
、Macintosh環境の場合は「Macintosh HD:User:test.txt」
のようになります。
なお、このメソッドで実際にファイル内容が変更されることはありません。あくまで、ファイルを選択し、そのフルパスを返すだけです。
例
CPFileCtrl f; char szPath[256]; if(f.FileSaveDialog("Save","untitled.txt",szPath,255)){ ... }
この例では、「Save」というタイトルでデフォルトのファイルが「untitled.txt」のファイルセーブダイアログを開きます。
ファイルの選択に成功した場合は、szPathにファイルのフルパスが入ります。
ビルド時に必要なファイル
ライブラリ :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a) ヘッダ :CPFileCtrl.h
関連リンク
CPFileCtrlクラス
CPFileCtrl::FileOpenDialog