ファイルを書き込み専用で作成し、開きます。
書式
CP_BOOL Create(char *lpFName);
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パラメータ
lpFName
作成するファイル名です。
フォルダ名を「/」で区切ることにより、パスによるファイル指定を行うことができます
(この操作は、Windows/Macintoshに限らず同じです)。
パス指定の開始位置は、現在のカレントフォルダになります。
例:
"tmp01.dat" | ... "tmp01.dat"を開く
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"user/tmp01.dat" | ... "user"フォルダ内の"tmp01.dat"を開く
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戻り値
ファイルの作成・オープンに成功した場合は、CP_TRUEを返します。
失敗した場合は、CP_FALSEを返します。
解説
ファイルを新規に作成し、書き込み専用で開きます。
すでに同名のファイルが存在する場合は、一度破棄されて新たに作成されます。
ファイルを読み込み専用で開く場合は、Openを使用してください。
また、開かれたファイルは、ファイルの処理が終わったときにCloseにて閉じるようにしてください。
例
ファイル"tmp01.dat"を作成し、このファイルに"HelloWorld!"と出力します。
CPFileCtrl f;
char szBuff[]="HelloWorld!";
//ファイルを書き込み専用で開く
if(f.Create("tmp01.dat")){
//ファイルよりデータを読み込み
f.Write(szBuff,strlen(szBuff));
//ファイルを閉じる
f.Close();
}
ビルド時に必要なファイル
ライブラリ
| :CPartsLib.lib (Macintoshの場合は、CPartsCW.a)
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ヘッダ
| :CPFileCtrl.h
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関連リンク
CPFileCtrlクラス
CPFileCtrl::Open
CPFileCtrl::Close