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乾 為天 |
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けんいてん |
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爻をクリックすると之卦にリンクされます。
爻をご覧になるとお分かりのように、陽だけで構成されています。この卦を得たらおおむね大吉ではありますが、爻辞にご注意ください。
あるひとつのことは極めたと判断できますが、うかうかとしていられません。なぜならば、登りつめたあとは、落ちるだけなのです。
剛健、積極的など、乾 のイメージがそのままですが、ここまで極まってしまうとある程度の慎重さというのも要求されます。
うらなってこの卦を得たら、その時が絶頂期だと考えます。病気を占ってこの卦を得ましたら、最悪の峠も過ぎようとしているのか、このまま死に至ってしまうのかのどちらかでしょう。純粋な卦ですので、判断が難しいところです。
この卦のイメージ
陽の極み。陽とは、盛り、大きい、前進、強い、など。とにかくそういったものの、極点であると考えますので、あとは衰運と考えるほうが無難です。
とはいえ、全体的には「大吉」といった解釈でよろしいかと思います。ただ、一見盛大に見えても、その実は、中身が伴っていないことが多く、あまり強く推し進めると、頓挫する危険性を秘めています。
全体運
解釈は、製作者独自の暫定的なものであり、決してその限りではありません。
仕事 | 計画もほどほどに、実行に移すとき。予定が難解になりすぎて、実現できない危険性があります。運気が強いですから、試行錯誤で進み始めてもよろしいかと思います。 | ||
人間関係 | 表面的にうまくいっていても、その実はドロドロとしたものがあるかもしれません。恋愛でも同様に、うまくいっているように見えても、いつケンカが始まってもおかしくない。ケンカをしている場合は、逆に、互いにそろそろ和解しようと考えているが、意地の張り合いで進行する様子。ちょっとしたきっかけで仲直りすることがある。 | ||
病気 | 高熱、苦しみを伴う状態であれば、徐々に回復する様子。自覚症状のない場合は、健康を過信せずに、健康診断だけでも受けたほうがいい。小さな病は、徐々に悪化する。早期治療を心がけてください。突発的事故に注意。 |
変爻も必ずお読みください。全体運と相反する場合は、変爻を重視してください。
爻 | 全体運 | |
6 | 一言 | 調子に乗りすぎて進んで失敗する。退けるものなら退いたほうがいい。 |
仕事 | 投機的なことは避けてください。今までに稼いだ分だけ、すべて戻してしまう可能性があります。勢いだけで進んでいるのなら、一番危険な状態となります。これまでのツキは、もう終局とお考え下さい。 | |
人間関係 | 意地を張って、引き下がれない様子。このまま仲間割れの恐れもあります。修復したい関係ならば、仲直りするきっかけを掴んで和解を提示してみてください。即効性はありませんが、気長に待つことです。 | |
病気 | 重症ならば、もはや手遅れ的な様子。逆に、小さな病気にもかかわらず、症状が強烈に表れている場合もあります。健康状態ならば、「健康」という病気かもしれません。 | |
5 | 一言 | 何事においても、今が飛躍のチャンス。 |
仕事 | 比較的高い地位などにいる方は、実力を兼ね備えているので、そのまま進んでよし。地位や経験の浅い方は、過大評価を受けている傾向にあり、力を入れすぎて失敗する可能性が。 | |
人間関係 | 信用を勝ち取った様子。だとすると、今からはここまでのやり方では通用しない。より高度なテクニックを要求されるときです。厳しいようですが、少しずつでも努力して前進すべし。 | |
病気 | 症状の急変に注意。交通事故、火災など、全体的な災難には、最低限のチェックを。 | |
4 | 一言 | 今がチャンスと錯覚しやすい。初心からの総点検を。 |
仕事 | 周囲にしなくてはならないことが目に付くが、なかなか行動を起こせない様子。チャンスの到来が近いので、生活する最低限度の整理をするようにしてください。今を怠ると、ボタンの掛け違いになってしまいます。 | |
人間関係 | 結婚など、将来を見込んでのお付き合いをされている方とは、少し迷いが生じてしまう頃です。ですが、そういった考え方にあるのは、そういったことを真剣に考えている証でもありますので、心配は思うほどにはありません。 | |
病気 | 小康状態が続く。よくもならず、悪くもならない。慢性病とは、長く付き合う手段を考えるときです。 | |
3 | 一言 | 今までどおりに事を運ぶと思わぬ失敗を犯しやすい。 |
仕事 | 忙しい割には見入りが少ない。動きが激しいように見えるだけで、実際にはあまり進行しない。 | |
人間関係 | 派手に遊んだりしている関係でも、その空虚さというものが、周囲の激動で気付かない。些細な事で、大きな事件に発展しやすい。 | |
病気 | 症状だけを見て、深刻になる必要はない。医師など、冷静に判断できる人の判断を仰ぐべし。健康な人は、過労で突然倒れたりすることがある。 | |
2 | 一言 | 一人で行くと暴走してしまう。よき理解者に相談せよ。 |
仕事 | すべてを任されているような立場の人は、上司、部下にかかわらず、アドバイスを乞うとよい。独断で暴走すると失敗する。ハリキリ過ぎに注意。 | |
人間関係 | 宴会の幹事など、小さな組織の責任者に祭り上げられる可能性あり。何事も、「いい経験をさせていただいている」「勉強させていただいている」といった低姿勢で臨むべし。組織のまとまりが悪い。 | |
病気 | ||
1 | 一言 | 機が熟していない。チャンス到来の時期まで、じっと待つべし。 |
仕事 | 何事も時期が早すぎる。派手な動きは慎む事。職を探すのに吉。ただし、即決はいけない。前後への二者択一に迫られたときは、「勇気ある後退」を。 | |
人間関係 | 無理のない、現実的な計画をたてるのに吉。異性との新たな出会いを秘めている。地味にしていれば、結果的には革命的な出来事でも、自然に訪れてきます。あせりは禁物。 | |
病気 | 食べ物や、睡眠時間など、生活習慣を見直してください。悪い習慣は、慣れてしまって、普通になってしまうと、忘れた頃に大病を患う事になります。 |
解釈は、製作者独自の暫定的なものであり、決してその限りではありません。