アートのマスターの

易うらない講座

 

離為火
りいか

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 困難に陥ると、どこかで落ち着くところがあります。離とは「つく」ことです。落ち着いたところが、最悪のところまで来たのか、まだまだ途中なのかはわからないが、どこかで落ち着くものです。
 また、困難に陥ったときは、そのまま流れに任せるだけではなく、何かについておくことは大切です。信念であるとか、擁護者であったり。また、落ち着いたのであれば、ここをひとつの通過点として、新たなる出発へと心を切り替えるのもいいでしょう。

 

上九 最後の切り札を投入のとき。社長自ら営業に赴くようなもの。
六五 結婚式で泣く人は悲しいからなのでしょうか。幸せのウラには涙があります。
九四 想定していなかった事態に悪戦苦闘。これも日ごろの平和ボケか。
九三 些細な気持ちで行った事が大きくなりすぎた。責任をとるか逃げるのかの選択を。
六二 質素な現状に満足している様子。この精神を将来どのように役立てるのか。
初九 当分の間、階段は順番に踏みしめておくほうがいいようで。実践しながら学ぶ。

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