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設置説明書
FREEWARE ()

より詳細な設定を付加する方法

 コンポーネントに設定を受け渡しするDIVを作成することにより、共通コンポーネントを使用して、ページごとに異なった設定を適応させることが出来ます。

コンポーネントへの信号受け渡しの共通項目
<Div id="setH_ID@[コマンド]=[数値];[コマンド]=[数値];..." style="position:absolute;display:none"></Div>

 コマンドの受け渡しは、<Div id="setH_ID">のDIVを作成します。このDIVはあくまで設定用のものですので、中には何も入力しないで下さい。また、コンポーネント上でこのDIVは読み込み次第非表示としますが、スタイルシートで、このDIVを非表示設定とすることをお勧めします。

コマンド例: (文字数の関係からスタイルシートは省略します)

命令が1つの場合 :

<Div id="setH_ID@T1=6" style"...">

命令が2つ以上の場合 :

<Div id="setH_ID@T1=6;T2=10;T3=8" style"...">

 命令DIVであることをコンポーネントに認識させるために、IDの最初には必ず「setH_ID@」を付加する必要があります。
@の後ろから「コマンド=数値」の形式で入力していきます。 複数のコマンドを指定する場合は「コマンド=数値;コマンド=数値」といった形で、「;(セミコロン)」を用いて各コマンドを区切って設定します。

ウインドウ表示のタイム設定
マウスをハイパーリンクに持ってきたとき、ウインドウから外れたとき等からウインドウが実際に消えるまでの時間を指定できます。
変数情報初期値説明
T1整数6マウスをポイントしてからホップアップするまでの時間 (1=1/10秒)
T2整数10マウスがウインドウ全てから離れた後に、実際にウインドウが閉じるまでの時間 (1=1/10秒)
T3整数8表示しているウインドウから、マウスが上位階層のウインドウに移動した際に、下位階層のウインドウが消えるまでの時間 (1=1/10秒)

ウインドウ位置設定
表示するウインドウの位置をマウス位置から検出する機能に関しての設定を行えます。
変数情報初期値説明
Fx0=false
0>整数
0(false)第一階層のウインドウの表示位置を、マウスカーソルから算出します。 数値を入力すると、マウスの位置からX座標へ入力した数字分シフトします。(Fyと同時に設定する必要があります / DIV内にスタイルシートで座標が入力されている場合は、スタイルシートの情報が反映されます)
Fy0=false
0>整数
0(false)第一階層のウインドウの表示位置を、マウスカーソルから算出します。 数値を入力すると、マウスの位置からY座標へ入力した数字分シフトします。(Fxと同時に設定する必要があります / DIV内にスタイルシートで座標が入力されている場合は、スタイルシートの情報が反映されます)
oX0=false
0>整数
152階層目以降のウインドウ表示のX座標をマウスカーソルから算出します。 数値を入力すると、マウス位置から数値分移動します。 (oYと同時に設定する必要があります)
oY0=false
0>整数
-82階層目以降のウインドウ表示のX座標を上位階層のレイヤーの右端から算出します。 数値を入力すると、上位階層の右端から数値分移動します (oXと同時に設定する必要があります) 例(数値を設定) 例(0に設定)

アルファチャンネルの設定(IEのみ適応)
表示するウインドウの位置をマウス位置から検出する機能に関しての設定を行えます。
この機能はIE固有のものですので、ネットスケープ等のブラウザでは設定は無視されます。
変数情報初期値説明
aS0=false
1=true
1(true)アルファチャンネル機能を使用するかどうかの設定を行います。 0を指定すると、アルファチャンネル機能はロックされます 
aL75アルファチャンネル適応時のウインドウ表示完了時の不透明度を指定します。100で完全に不透明になります。 アルファチャンネル機能がONになっていることが必要です(aS=1:初期値)
aT整数30アルファチャンネルの表示速度を指定します。 (1=1/1000秒) アルファチャンネル機能がONになっていることが必要です(aS=1:初期値)

そのほかの機能
動作上の設定を規定できます
変数情報初期値説明
mC0=false
1=true
1(true)ウインドウの外でマウスをクリックしたときに、全てのウインドウを経過時間に関わらず非表示にします



ウインドウの位置を固定する
DIVに個別のスタイルシート値を指定することで、デフォルト設定とは別に強制的な位置指定を行うことが可能になります。
デフォルト設定よりも優先順位が高いので、数値を入力してあるDIVは、自動位置指定の対象にはなりません。(必ずX座標とY座標を同時に指定する必要があります)

<Div id="Hopup2_1" style="top:1;left:10">

例:2階層目1番DIVを上から10、左から10ピクセルに強制的に固定する 


Opera7 beta1 への対応
 2002年12月10日現在で発表されているOpera7beta1は、DOM2のサポートにより、本スクリプトの動作対象圏内に入りますが、挙動不審な動作があるため、コンポーネント上で動作不可設定としています。
 コンポーネント「h_script.js」の47行目にある

if (isOP7) isJS = false

 をカットすることにより動作を行うことが可能です。
 Opera7beta1での動作を行うためには、下記の点にご注意ください。

1:DIV単体で動作させる場合は問題ありません。
2:DIVに入れ子で<Table>タグを挿入する場合には、横幅を絶対値(width=100等)にてサイズを指定してください。 指定しない場合、DIVの幅情報が正常に取得できません。

 この不具合は製品版にて解消される可能性があります。
 解消されない場合は、製品版発表後に対応策を検討いたします。



1:特徴 / アーカイブ内容
2:設置の流れと注意
3:基本的な設置方法
4:より詳細な設定を付加する方法
5:スクリプト仕様書