V2.0

 

1 はじめに

 改竄検査プログラムのTRIPWIREのフリー版 やFIDSでは検査結果をメールで送る機能があります。複数のサーバを管理するとき、通常のメーラーでこれらを受けとり、いちいちメールを確認する作業は大変です。また、CRONなどで定期的に動かしておくと、アラートが無いメールも定期的に送られてきます。改ざんマネージャでは複数のサーバから送られてきたメールをスキャンし改ざんが発生したときに、ビープ音と画面のフラッシュで管理者に的確にアラートを伝えます。 改ざん検知システム(tripwire,fids)定期レポートを送るメールアドレスを改竄管理マネージャに指定すると、サーバの死活とアラートの検査を行うことができます。マネージャーは受け取ったメールをスキャンし、指定されたアラートがあればビープと管理ウインドウをフラッシュさせて管理者に気づかせます。サーバ毎にグラフが表示され、メールを受け取ると緑の線で表示します。定期的に緑の線が表示されていればサーバが生きていることがわかります。管理対象はtripwire,fidsに対応しています

変更履歴(2003/2/3)

  • スキン対応(標準、アラーム、円)。自分でスキンを作れます
  • 画面周りの改善。見かけを良くした
  • 円をクリックするとサーバへtelnet,SSH接続する
  • 受信メールの自動削除
  • マウスドラッグによるウインドウの移動

 

 

2 機能説明
各サーバから送られてきたメールを1分おきに検査する。メール本文に指定された文字列が有るか検査する。有ればビープと画面フラッシュで管理者に知らせる。
  • 改ざんがないメールの時は緑の線をプロットする。
  • 12サーバを表示さます。
  • アラームが発生するとサブジェクト、本文を表示します。
  • 円をクリックすると、PUTTYJP.EXEでサーバに公開キーでSSH接続を行います。

 

 

   

 

 

3 インストールとカスタマイズ

アーカイブを解凍するとディレクトリができあがる。

BASP21をインストールしてください ー>リンクサイト

PUTTYJP,PUTTY関連を解凍したディレクトリにインストールしてください

エディタでserver.iniを開いて、編集してください 。このなかに改ざん検知システムが動いているサーバの名前を入れてください。tripwireやfidsはメールのサブジェクトにサーバ名 とサーバ接続の秘密キー名(サーバに接続しないときは ””を入れてください)を含めます。:

  • 接続しないとき 例 www.test.jp,""
  • SSHでログインする 例 www.test.jpm,"puttyjp.exe www.test.jp -i autorized_keys\adminssh2.ppk"
  • telnetログインする 例 www.test.jp,"telnet www.test.jp"

なお、秘密キーはputtygen.exe(SSH2RSA)で作成し、ディレクトリauthorized_keysに入れてください。公開キーはサーバに転送し、接続するユーザの.sshディレクトリに ssh-keygen -i -f xxxxxx.pub >> authorized_keysで登録してください。

エディタでfidsm.iniを編集してください

     標準スキン(panel.gif)
    アラームスキン(panelred.gif)
    円スキン(circle.gif)
    円アラームスキン(circle_alaem.gif)
    メール自動削除間隔(2880)一日 分の2倍の数
    popサーバ名
    メールアカウント
    メールパスワード
    

 ポリシー  メール本文に含まれる文字列を指定する。これが有ればアラームを発生する。

   "識別 ","改ざん検知システムの種類 TWReport or FIDS ", "検知文字列 ","表示メッセージ"

 

 

4 使用方法

fdism.exeを実行する

アラームを停止するには、Reset Alarm で行う

作者                if

問い合わせ   mailto:i9001f@yahoo.co.jp