- 2003年1月26日 dic-tk ME 1.5公開
- dic-tk ME 1.4 に対して地名、人名を中心に見出し語数を約4200語、単語数約7800語を追加。
- J-OSの管理制限を超えてしまう「か」「し」の見出し語を追加ユーザ辞書でサポート。
−利用の際は同梱のユーザ辞書(dictkME15add.txt、dictkME15add2.txt)を追加して下さい。「か」「し」の見出し語の単語をそれぞれ約250語づつサポートします。- 辞書情報をサポート。
−J-OS V の「Dictionary Setting」メニュー、 J-OS IME の「Dictionary」ボタンなどで辞書情報を確認できます。- 単語のソートのバグフィックス。
- 開発環境を dictools に変更。
−辞書のメンテナンスを perl5 環境に移行しました。- その他バグフィックス多数。
- 2001年9月1日 dic-tk ME 1.4公開
- 記号入力の追加。
- 省庁改編に対応。
- 単語の誤登録、重複登録などのバグフィックス。
- 2000年10月15日 dic-tk ME 1.3公開
- manaeで使用する際、一部の単語を変換する際ハングアップするバグの修正。
- 2000年07月01日 dic-tk ME 1.2公開
- 「し」で始まる語が変換されないバグの修正。
- 2000年06月28日 dic-tk ME 1.1公開
- 単漢字約1000語追加。
- 若干のバグフィックスと一部語句の追加。
- 1999年06月19日 dic-tk ME 1.0公開
- 正式版リリース
dic-tk MEは、PalmOSプラットフォームのJ-OS用辞書です。「ME」とはMemory Eaterの頭文字です。文字通りメモリを大量に占有します。
J-OS標準辞書(dic-s, dic-k, dic-l)の代わりにインストールして使える仮名漢字変換辞書です。単語を大幅に追加(dic-lの二倍以上)しておりますので、メモリ容量が豊富で、PalmOSプラットフォーム上で文章を頻繁に作成される方にお勧めです。
dic-tk ME 1.5 には以下の特徴があります。
単語数 見出し語数約4万2千語、全登録語数約6万7千語 辞書サイズ 623Kbyte (追加ユーザ辞書を省く) 追加ユーザ辞書 現バージョンのJ-OSの管理領域を超えてしまう「か」「し」の見出し語を、追加ユーザ辞書でサポート。
同梱の dictkME15add.txt、dictkME15add2.txt のテキストファイルを J-OS のユーザ辞書として追加して下さい。「か」「し」の見出し語の単語をそれぞれ約250語づつサポートします。
各ユーザ辞書の文字コードはSJIS、改行コードはCR+LFとなっています。プラットフォームごとにそれぞれのコードを変換してご利用下さい。
J-OS のユーザ辞書の使用法は J-OS のマニュアルをご覧下さい。固有名詞サポート 旧バージョンであるdic-tk 1.x, 2.x, ME 1.4 の弱点である固有名詞を大幅に追加。固有名詞を大幅追加したことで、一部単語で変換効率が落ちています。サポートしている固有名詞は以下の通り。
- 一般略語
- 人名(理論上全国の人名の80%をサポート)
- 全国の市、郡
- 主な山、川、湖、高原
- 主な鉄道路線
- 主な鉄道の駅名
- 主な温泉
- 主な助数詞
- 旧地方名
- 年号
- 主な島、列島、半島
- 主な橋、城、寺院
- 主な湾、灘、海峡、岬
- 主な上場企業
ここからは dic-tk 2.x とほぼ同じです。カタカナ語を排除 カタカナ語を排除し、仮名漢字単語をその分登録しています。ただし、一部固有名詞にはカタカナを含んだ単語を登録しています。 4字以上の複合語の省略 例えば「市場経済」という語句は登録していませんので、この場合は「市場」「経済」と二つに分けて変換してください。3字までの複合語、例えば「一般化」などは、できる限り登録するようにしています。 連続して音の変化する語も登録 「時計」「苦労」という語の場合、「懐中時計」「取り越し苦労」は登録されていませんが、「どけい/時計」「ぐろう/苦労」といった登録をしてあるので、より変換効率が上がるようになっています。 送り仮名サポート 「かまu/構」といった登録をサポートしていますので、岩間さん開発のmanaeで、最大の変換効率を発揮する事が出来ます。
あらかじめJ-OS用辞書(dic-s, dic-m, dic-lなど)がインストールしてあっても上書きされます。
J-OS IIIでは、Install Statusを確認すると、「XL size dictionary installed.」と表示されます。
J-OS VI, Vでは、Dictionary Setting メニューから辞書のサイズ、バージョンなどが確認できます。
J-OS IME では、Dictionary ボタンで辞書のサイズ、バージョンなどが確認できます。
Flash ROMとRAM上のJ-OS用辞書では、RAM上の辞書が優先的に使用されます。
- 現在のバージョンは、「ばーじょん」と入力して変換すると表示されます。
- 送り仮名のうち「じ」「ち」は、「ji」「ti」から変換して下さい。「zi」「chi」の送り仮名は登録していません。
- J-OSでは入力できない「ヴ」を入力できるよう、「う゛/ヴ」を登録してあります。
- 「か」と「し」で始まる単語はJ-OSで管理できる単語数ギリギリです。独自にdic-tk MEに単語を追加なされる方はユーザ辞書をご利用下さい。
- このほかのTipsにつきましては、dic-tk 591のWebページをご覧下さい。記号入力などの方法が記載されています。
- J-OS 2.0まででは、記号「Ω」は表示できません。J-OS III以降をご利用下さい。
- J-OS 2.0までは、「ねっs/熱」「ほっs/欲」「ぜっs/絶」は、「熱する」「欲する」「絶する」という変換ができません。J-OS III以降をご利用下さい。
注)J-OS IIIまでのユーザの方は、「ぜっする」を「zessuru」と入力せず、「zextusuru」と入力すれば、「絶する」と変換されます。- manaeではユーザ辞書を一つしか認識しませんので、本バージョンのご利用はお勧めできません。
- 辞書にバグがあれば直ちに連絡ください。
- dic-tkの扱いは、dic-lなどと同様、GNU General Public Licenseに則るものとします。
dic-tkは、自由に配付してくださって結構です。ただし、配付の際はご一報いただければ幸いです。
- 辞書作成のための時間をたっぷり与えてくれた、嫁さんに...
- J-OSを開発して下さった、山田達司さんに...
- J-OSを販売して下さっている株式会社イケショップに...
- dic-lを作成して下さった、川上真さん、Namさん、みみどんさんに...
- 辞書の作成ツール、dicConvを開発して下さった、鈴木幸成さんに...
- 辞書の作成ツール、dictoolsを開発して下さった、池本昌弘さんに...
- manaeを開発して下さった、岩間直純さんに...
- 励ましのメールを下さった、たくさんの方々に...