スキンファイルの作成
始めに
スキンファイルの作成にはビットマップ形式を作成/編集できるソフトと標準的なテキストエディタ、アイコンエディタが必要になります
ビットマップ編集ソフトは特に限りませんがレイヤー処理できるソフトの方がスキンファイルを作成する際に便利です
また最終的な保存形式は無圧縮形式のビットマップです
partsフォルダ内の既定のSkinを参考にするとわかりやすいかもしれません
ディレクトリ/ファイル構成
\楓player\parts\ディレクトリ内にスキンフォルダは格納されます
フォルダの名前がそのままスキンファイル名になります

構成

- parts
  - SkinFolder
    - skin.bmp
    - s_mask.bmp
    - player.bmp
    - p_mask.bmp
    - task.ico
    - define.ini

skin.bmp
プレイヤーウィンドウの隣のスキンウィンドウに表示するビットマップファイルです
大きさは2ピクセル*2ピクセル以上であれば特に指定はありませんがあまり大きいと処理に時間がかかります
s_mask.bmp
スキンウィンドウのリージョン(領域)を定義するビットマップファイルです
このファイルで特定の1色を使用して表示を避ける領域を作成します
先の定義ファイルdefine.iniで説明しますが、そのファイル中に透過色を指定する箇所がありますので その一色を切り取ることによりウィンドウを自由な形にします
透過色に指定する色はとくになんでも構いませんが デバイスコンテキストの表示深度により色の認識がうまくいかない場合がありますので、黒(255,255,255)や白(0,0,0) 等で作成すると誤認識の可能性が低くなります
また処理速度は色々な色を指定するよりも黒と白の二色で作成する方が速いです
player.bmp
プレイヤーウィンドウのバックに表示するファイルです
上のボタン(?/▼/_/×/・・・)の下より表示されます
プレイヤーに表示されているラベルのテキスト色も変更できますのでどんな色でも大丈夫です
p_mask.bmp
スキンウィンドウのリージョン(領域)を定義するビットマップファイルです
説明についてはs_mask.bmpを参照してください
task.ico
タスクトレイに表示されるアイコンです
32*32のファイルですが、表示は16*16ですのであまりイメージ通りに行かない場合もありますががんばってください
アイコンエディタを持っていない場合は既定のSkinからコピーするか、 \楓Player\ico\フォルダ内の適当なアイコンを使用してください
define.ini
このファイルについては既定のSkinフォルダ内のdefine.ini/define.txtに 詳しく説明を記述していますので参考にしてください
また編集にはWindows標準のメモ帳などで編集できます。
他のテキストエディタでも編集できますが、改行やスペースなどに気をつけてください
編集に失敗しているとエラーを起こしますので、心配であれば既定のSkinフォルダ内のdefine.iniをコピーして編集するとよいと思います
マージンの指定等は、実際に設定ウィンドウで適用しながらの編集がよいとよいと思われます