H8で作るPICプログラマ(問題点などその他)

2003/02/16Version By watson8

In System Programming(ISP)について
「チップ単体で持ち込んでROMに焼きこんで…」に対し、ターゲットに載せたまま焼きこむことをISPと言い ますが、この場合プログラミングに使う信号線はユーザプログラム実行時にもH8につながったままになります。RB7/RB6は使い道にきびしい制限を受けることになります。(他に使わずにすめばベストですが…

またRB4/PGMは5V書きこみを禁止しない限り他の用途に使えません。5V書き込み可/禁止は13Vないと 変更できないようです。(マニュアルからはそう読み取れる。未確認)工場出荷時は「5V書き込み可」です。

CodeProtectionビットについて
ConfigWord内にあるこのビットを「プロテクト」にしてしまうと、現在の版では「ノンプロテクト」に 戻せません。これは5V書き込み器しかない場合、ほぼ「チップ破壊」に相当します。既存の13V書き込み器 であればまっさらの状態に戻せます。 ……PICWriteConfig(0)でまっさらにしようとしているのですが…お心当たりの方はご連絡いただけるとうれしいです。

H8/3664F版について
これはRAMが少なくたとえば「16バイト送る」「16バイト書き込む」「ACKを返す」「次の…」といったハンドシェークが必要になります。とりあえず書くは書いて動作はしております。ご希望の方はご相談ください。

マルチプロセッサ環境
書き込みに使う4線のほか、IOピン同士をつないだり、一方の出力ピンを相手のIRQにつないで相互に割り込むと いったことで互いに相手の資源を利用するようなシステム開発が可能です。

親戚たち
実はAVRとIICバス(たとえばEEPROM/24C256)もほぼ同じ構成で焼くことが出来ます。
H8PIC今回の配布
H8AVR動いていますが未公開です
H824Cxxx動いていますが未公開です
AVRAVRAtmel社フリーのavr910.asm
AVRPICみたことないです
AVR24Cxxxあちこちでみかけます
PICAVRみたことないです
PICPICみたことないです
PIC24Cxxxあちこちでみかけます

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