図解 Internet Explorer 6 for Windows
logo
CLUBPC security (Author) : http://clubpc.vis.ne.jp/
Microsoft (Windows)               : http://www.microsoft.com/japan/windows/
Microsoft (Internet Explorer)   : http://www.microsoft.com/japan/ie/

Navi
Q2回線
   Q2回線とは0990で発信される電話番号で、知らないうちにQ2回線に接続し、気づいたら何万円も使っていたということが起きています。これは主にアダルトサイトで使われる手段で、Q2回線以外にも国際電話をかけさせる方法があります。アダルトサイトの管理者は回線利用料の一部を収入としているわけです。

偽の年齢認証


   Q2接続プログラム単体で悪さをしているのならば、Q2プログラムの削除とダイアルアップ設定の変更で解決します。ただ、これがActiveXを使用したものになると直すのが面倒になります。むしろ再インストールしたほうが早い感じも受けます。ダウンロードされたActiveXに「はい」を押してはいけません。もし押して接続が書き換わった場合は、ActiveXの作成日時を見て一番新しいものを削除してください(本当に大雑把な直し方です)。

インターネットオプション

設定

中身


   これに加えて、98/98SEの場合はWindowsの終了画面から「MS-DOSモードで再起動」を選択し、「C:\>Scanreg /restore」と入力(Scanregとrestoreの間のスペースを忘れずに)。そして、正常に動いていた日のCABファイルを選択し、Enterキーを押すと完了です。

   Me/XPの場合はシステム復元機能が備わっているので、正常に動いていた日に復元すれば、レジストリに対して行われた変更も解消します。


アダルトサイトでアダルト画像は手に入るか?
   アダルトサイトにエッチな画像や動画をダウンロードする目的で行っても、そうそうダウンロードできるものではありません。ダウンロードするためにクリックしたバナーが他のサイトへのものだったとか、Q2プログラムだったとかアダルトサイトの構造はかなりややこしくなっています。

   インターネットの知識と、どのリンクが正当なリンクかを確認する知識なしでは無謀な行為です。「初心者なのでひっかかっちゃいました…」だけは格好悪いです。

   画像に関しては比較的簡単に手にいれることができますが、動画に関してはかなり難しくなっています。どうしても見たいのならば、アダルトビデオのメーカに行ってサンプル動画を見るのが良いでしょう。


CLUBPC security流アダルトサイトの歩き方
   アダルトサイトに行くのならば、Javascript/ActiveX/JavaをすべてOFFにするのが最低条件です。

JavascriptONの場合    :スタートページが書き換えられることがあります
ActiveX/JavaONの場合:接続先が書き換えられることがあります。

一般的に以下のような「だまし・ひっかけ技」があります。

1.年齢認証タイプ
   これは「18歳以上はここをクリック」と書いてあり、かつそのリンクがだましである場合なので、どうしようもありません。自分でHTMLソースを読む癖をつければ防ぐことはできます。

   ちなみに、「表示→ソース」でそのページのHTMLを読むことができます。そしてリンク先の記述は一般に
<A href= http://clubpc.vis.ne.jp/ >とありますので

<A href= http://clubpc.vis.ne.jp/faq/f2.html >
<A href= faq/f2.html >は同一ページ

<A href= http://www.yahoo.co.jp/ >はだましページということになります。ただ複数のサーバにまたがって開設してあるサイトもありますので、一概にはいえません。


2.ActiveXを使った年齢認証タイプ
   これは、ActiveXをすべて無効にしておけばOKです。勝手にプログラムがダウンロードされて、18歳以上ならば「はい」を押せといってきます。押した場合はQ2回線につながり、電話料金請求書を見てびっくり。支払い拒否はできるようですが。。。


3.アダルト映像と見せかけて、exeファイル(Q2プログラム)タイプ
   ファイル形式に注意しましょう。画像なら.jpg、動画なら.rm/.ramなどです。これ以外にも画像/動画の拡張子はありますが、上記に挙げたものが主流といってよいでしょう。この拡張子はリンクと共に、IEの左下に表示されます。index.htmlとあればhtml形式、mov.rmとあればrm形式のファイルとなります。
URL

   他にも、4つのうち3つが動画ファイルで1つだけダミーのQ2プログラムファイルということもあります。たいてい、Q2プログラムを仕掛けてあるページには下のほうにグレーなどの見えにくい字で、Q2プログラムに関する注意事項が書いてあります。

   あとは、10分無料でその後クレジットカードの番号を要求される場合。クレジットカードが絡んでくると、解約が面倒になるので特に注意を払わなければなりません。


4.Javascriptを利用したリンク先だましタイプ
   Javascript(アクティブスクリプト)を無効にしておけばOKです。Internet Explorerの左下にはリンク先を示すhttp://がでますが、Javascriptを使ってリンク先を隠すことができます。


5.いつのまにかタイプ
   Javascript(アクティブスクリプト)を無効にしておけばOKです。これが一番厄介で、いつのまにかInternet Explorerの設定が変えられているタイプです。Javascriptが悪用されて、Internet Explorerのスタートページが変えられてしまうことがあります。


6.ぶっ飛ばしタイプ
   たいてい、Refreshという記号を使ってページの閲覧元から適当なページに飛ばされます。1秒に設定すると、ほぼ自動で飛ばされます。ページの自動読み込みを無効にしておけば飛ばされることはありません。