タイムタグ挿入ウォッチ使用説明

概要

このソフトは、簡単にいうと、歌詞が書いてあるtxtファイルを読み取り、そこに[分:秒:ミリ秒上2桁]という形式のタイムタグを挿入するソフトです。MP3再生ソフトの歌詞表示プラグインを使うと、そのタイムタグを読み取って、演奏開始からタイムタグにかかれてある時間が経過したときに、そのタグがついている部分の行を表示します。詳しくは、タグつき歌詞のコーナーを参照してください。

使用手順としては、まず、ロードで歌詞のtxtファイルを読み込み、MP3を再生して間髪入れずスターとボタンを押し、後は挿入ボタンを押していく、という手順です。

読み込む歌詞txtファイルについて

例えば

ドはドーナツのド
レはレモンのレ
ミはみんなのミ
・・・・

という歌詞の書かれたファイルにタイムタグを挿入したい場合は

[]ドはドーナツのド
[]レはレモンのレ
[]ミはみんなのミ
・・・・

というように"["と"]"を並べて、行の一番先頭に書き加えます。(これをここでは空タイムタグ、と言う事にします)
このとき、"["と"]"の間に空白があったり、その他の文字が含まれていると、その空タイムタグには時刻が挿入されません。
また、空タイムタグの前に空白や文字があっても、やはり時刻は挿入されません。

悪い例:
[ ]ドはドーナツのド ←"["と"]"の間に空白がある
[れ]レはレモンのレ ←"["と"]"の間に文字が入っている
 []ミはみんなのミ ←空タイムタグの前に空白が入っている
・・・・

また、時刻は、一番上の空タイムタグから挿入されていきます。空タイムタグがもう無いときは、新しくタイムタグを作って、そこに時刻を入れます。

例(注:時刻は適当です):

[]ドナドナドナドナ
[]荷馬車は揺れる

挿入
[01:10:15]ドナドナドナドナ
[]荷馬車は揺れる

挿入
[01:10:15]ドナドナドナドナ
[01:23:32]荷馬車は揺れる

挿入
[01:10:15]ドナドナドナドナ
[01:23:32]荷馬車は揺れる
[01:43:23]

サンプルファイルで実際の動作を確かめておいてください。

各部分説明

 

1:スタートボタン ストップウォッチのスタートボタンと同じ。時間の測定を開始します。
2:挿入ボタン 押した時点の経過時間を、一番上にある空タイムタグに挿入します。
何も、txtファイルをロードしていない場合は、ラップボタンとしても使えます。
また、測定中にEnterキーを押しても、このボタンを押したときと同じ効果が得られます。
3:ストップボタン ストップウォッチのストップボタンと同じ。時間の経過が止まります。
4:リセットボタン ストップウォッチのリセットボタンと同じ。経過時間がリセットされます。
5:経過時間 スタートボタンを押してからの経過時間が表示されます。
60分以上経過しても[65:00:00]のように分で表示される仕様になっています。
6:終了ボタン このソフトを終了します。
7:ヘルプボタン このヘルプを呼び出します。
8:バージョン確認ボタン このソフトのバージョン情報が表示されます。
バージョン情報表示中は、表示画面を消さない限り、他の操作ができなくなります。
9:歌詞表示欄 読み込んだtxtファイルを表示します。
挿入でタイムタグを埋め込まれた行は、図のように選択表示されます。
また、ロードボタンを押さなくても、この欄にファイルをドラッグ&ドロップすれば、
ファイルを読み込むことができます。
10:ロードボタン txtファイルを呼び出します。
11:リロードボタン ロードボタンで呼び出したtxtファイルをもう一度読み込んで、再表示します。
12:消去ボタン 9に呼び出したtxtファイルの一覧表示を消去して、空の状態に戻します。
13:セーブボタン 9に表示された一覧を、ロードで呼び出したファイルに保存します。
14:ステータスバー 現在の状態を表示します。

戻る