4話の開発履歴
1998/夏頃
友人に「一緒にゲームを作ってみたい。」と誘われて4話のシナリオ構築を開始。この時点では成年指定(男性向き)であったが、友人に発注して描いてもらったのは裸の中年男性(自警団長)が宙釣りにされたイラストだった…。
この後、時を重ねるに従い、いつのまにやら共作の話は自然消滅してゆく。
1999/03/?
「4話作ってないなー」というのがぶり返して、ポケットステーション用のゲーム作成ソフトで魔王城のエピソードのみゲーム化(容量の都合上)。
これまで物作りに疲れて、さっぱり何も作っていなかったので、そんな中で熱心に作った感慨深いソフトとなった。
2001/10/?
「ぷれこRPG-SYSTEM ver 2」を搭載したHSP版3話公開。直後に4話開発開始。
2002
作っては没にするのを繰り返す。
2003/04/?
RPGエンジンの仕様上、汎用性に問題ありと判断。ver 6時点のソースを9割ほど破棄して「ぷれこRPG-SYSTEM
ver 7」としてRPGエンジンを事実上新造する。
2003/05/?
RPGエンジンの具現化に伴い、プロモーションシナリオとして4話移植を決定。一般向けシナリオに再構築。シナリオが変わり、主人公の一人称が変わり、結末が変わり、ヒロインが変わり(構築前はほとんど出番が無く、仲間でもないキャラクターだったのですが…下克上?)、死ぬはずだったキャラクターの殆どは生存するようになって、シナリオの変更から仲間キャラクターにも入れ替えがあったりと移植じゃなさそうな予感。
2003/07/01
幻のver1.00が完成したが、exeに埋め込むとロードできなくなるファイルがいくつか見つかった為、完成宣言を見送り、修正作業開始。
ついでにセーブデータが破壊されるバグに気がついて修正。
2003/07/03
exeファイル状態で通しプレイが可能となったので、ver1.00の完成を宣言。
2003/07/04
ゲームコントローラー対応、ver1.10とする。
2003/07/30
バグ修正、ver1.11とする。
なんだかなぁ…(制作後記)
・ドット絵は最初と最後で約二年くらい制作時期に差があります。
ブランクの後に描いたら(個人的には良い意味)全然違うのが出来たのでびっくりしながら、極力昔の奴にあわせました(統一感の都合上、沢山出来ている方に似せました。めんたまの描き方だけは新しい方に統一)
サイズ64×64ならポリゴンとかから描き起こすと楽なんだろうなぁ…と思いつつも、3Dはよくわからないので結局、ン十倍の時間と労力がかかりそうですが。
ゲームを作るには640×480という解像度はデカすぎるものでして(DirectXを使ってないのでこれより小さくできない)、キャラクターも32×32くらいでやりたかったのですが、見た目がスカスカになって寂しいのでやむなく現在のサイズです。
・仲間の忍者(アゴがパックリと新衛門さん)→主人公の爺さん(一番適当に描いたのに妙に良い出来だ…)の濃いコンボを描いた前と後で顔イラストの描き方に随分違いが出ました。線画も塗りもなんだかアッサリ風味に。
何か自分の中で革命でも起きたのでしょうか???
・シナリオ変えすぎて本来の4話と随分変わりました。当初は別の話のキャラクターは「ああ、前作と同じ位の時間軸なんだなぁ…。」という印象を持たせる為に、3話から1人だけ引っ張ってきただけだったんですが(3話の時、2話のキャラクターだった、メタン・バーナーに「息子が旅に出て以来、ずっと帰って来ない」と言わせたのと同じく)。名も無い雇兵をこれからの話のキャラクターに変更してみたり。最終話でやるはずだったイベントを持ってきたり。…変えすぎ。元々のシナリオがとてもイタいので少しは改善したんだろうと思う事で良しとしておきましょう。
え? 今でもイタい?