「 あとがき 」 |
■ 次のバージョンのお知らせ |
2003年の冬を目処に(Microsoft Office 2003 Editions のリリースから2〜3ヵ月後くらい?)、刷新版となる version 1.30 を作成します(あくまでも「予定」ですので、予定よりリリース時期が遅れる可能性も大いにあります)
収録単語数の追加
Microsoft IME 98/2000 対応版での、「第1・第2水準実装外漢字」漢字変換の完全対応
(これによって、Microsoft IME 98/2000 でも、Microsoft IME 2002やATOK、ことえり3/ことえり4とほぼ同等の漢字変換環境を実現させる事が可能になります)Microsoft IME 2003 をサポート予定
Microsoft IME 97 での「通常版インストール」のサポートを廃止
(サポートを「エキスパート版インストール」に限定)Microsoft IME 97 と Microsoft IME 98 対応版のダウンロードファイルを統合
また、README(取扱説明書)については、「 弓道漢字辞典 」を一から作り直します
「ASCII ART」による描画部分を削除
「JIS2000(JIS X 0213:2000 附属書1〜3)準拠エンコード」の依存部分を削除
≫ 全日本弓道連盟のホームページのトップページでも、Macromedia Flash Player(Flashプラグイン)がインストールされていなければ先へは一切進めないという素晴らしい構成になっているので、「 弓道辞書 」のREADMEで使用しても問題無いハズ
なお、2003年9月9日から、従来の version 6.x から各種パフォーマンスが2倍から10倍も向上した Macromedia Flash Player(Flashプラグイン) version 7.x へとアップデートしていますので、すでに「swf形式(Macromedia Flash)ファイル」に対応している環境の場合でもぜひアップデートしておきましょう
「swf形式(Macromedia Flash)ファイル」と「SVG(Scalable Vector Graphics)形式ファイル」に対応していない環境の場合には、事前に対応プラグインをインストールしておいて下さい
■ 「 弓道辞書 」のアップデートのためにダウンロードされたみなさんへ |
今回のバージョンのREADMEのすべてのページに目を通していただいていたでしょうか?
「 弓道辞書 」での更新に一番手間を掛けている箇所はREADMEです。
バージョンが0.1(もしくはリリースが1)アップしているだけでも変更箇所は少なくありませんし、バージョンが0.2(もしくはリリースが2)アップしようものなら、「よくある質問」の各ページや「豪華特別付録!!!」の各ページの記述内容はもうベツモノです。
お願いですから、ダウンロードされたたびに、そのバージョンのREADMEのすべてのページをぜひお読み直し下さい。
■ ATOKについての雑文 - 1 |
作者の立場から見るとどうでも良い事なんですが、「 弓道辞書 」ダウンロード数における「ATOK対応版」の割合が日を追うごとに伸びています(Windowsでの場合)。
≫ 「Microsoft IME 97対応版」や「Microsoft IME 98対応版」の需要は徐々に減少していくの当然の事でしょうが、「Microsoft IME 97」や「Microsoft IME 98」を使っていたヒトの多くは、「Microsoft IME 2002」の環境には移行せずに「ATOK」を買い求めているようです。
また、ユーザーからの問い合わせのメールでも「より快適に漢字変換するためにATOKに変えました」という方が多数いらっしゃいました。
PCに元々入っていたシロモノをそのままの状態で使っていて、日頃、漢字の変換効率という概念を意識する事の無かったヒトが「 弓道辞書 」に触れた事で、日常用語においても漢字変換効率(※)を追い求めるようになっっているようです。
※ 「理想のかな漢字変換はどれだ?」のページにて、各種日本語入力かな漢字変換辞書システムにおける変換の様子を窺い知る事が出来ます
ただ、「ATOK16 for Windows」パッケージ版(標準小売価格8000円)や、「ATOK16 for Mac OS X」パッケージ版(標準小売価格9800円)は、なかなか手を伸ばしづらい・・・、という方もいらっしゃるハズ。
そんな方には、Vectorによるオンラインダウンロード販売
「ATOK16 for Windows ダウンロード版」(5800円)
「ATOK15 for Mac OS X ダウンロード版」(5800円)
「ATOK16 for Mac OS X ダウンロード版」(5800円)(2003年11月21日〜Google 検索: Vector "ATOK16 for Mac OS X")はいかがでしょう?
あまり知られていないようですが、けっこうお得なのではないでしょうか?
なお、「ATOK16」バージョンアップ版は、「JUSTSYSTEM Just MyShop」にて5000円で直販されます
■ ATOKについての雑文 - 2 |
「ATOK15〜」や、Mac OS X 10.2の「新ことえり3」・Mac OS X 10.3の「ことえり4」の目玉機能である「関西弁ネイティブでのかな漢字変換サポート」。
しかし、
関西クン+追加単語セットNo.1〜3(作者ページ)・関西クン+追加単語セットNo.1・2(Vector) (for ATOK/Microsoft IME/WXG/松茸)
Standard Osaka Dialect Dictionary (for ATOK)・・・「全国大阪弁普及協会 トップページ」>「♪ダウンロード♪」
大阪弁辞書 (for ことえり)
などをインストールすれば、「ATOK15〜」や「新ことえり3/ことえり4」でなくとも快適に関西弁ネイティブでのかな漢字変換が実現出来てしまいます。
あまり知られていないようですが、関西在住の方にとってはけっこう便利なのではないでしょうか?
さらに、阪神タイガース人名辞書 (for ATOK/Microsoft IME) も追加装備しておけば完璧かも(^^;
それから、
fdic - 博多弁辞書 (ATOK10形式テキストファイル:DOS/Windows形式・MacOS形式)
名古屋弁IME辞書(MS-IME形式テキストファイル)
というシロモノも存在していますので、福岡や名古屋の方にとってはけっこう便利なのではないでしょうか?
■ README - デザインについて |
初期のversionにおいて、『「README」が読みづらい』というご意見を多くのかたからいただきましたので、version0.16 Release2以降、「README」のデザインを全面刷新しました。
「 弓道辞書 」作者が思うには、
→「若年層」 : 配色のコントラストが控えめくらいなほうが、目に負担が掛からず読みやすい。
→「年配の方々」 : コントラストの高い、文字が明確にくっきり浮き出るような配色のほうが、目に負担が掛からず読みやすい。
・・・のでは無いでしょうか?
そんな訳で、好みに合わせて配色を“簡単に”選んでもらえるようにしてみましたが、どうだったでしょう?
また、ディフォルトの状態で「README」の文字サイズをあえて大きめにしてあります。
「 弓道辞書 」作者が思うには、
→「若年層」 : 文字サイズは小さめにして、たくさんの文字が一度に表示出来るほうが読みやすい。
→「年配の方々」 : 一度に表示出来る文字数は少なくなっても、文字が大きめの方が読みやすい。
・・・のでは無いでしょうか?
そんな訳で、PCに不慣れなヒトがより多いであろう「年配の方々」に配慮して文字サイズを大きめにしてみているのですが、どうだったでしょう?
もし文字のサイズが大きすぎて(もしくは、小さすぎて)読みづらいと感じられる場合には、下記の要領でブラウザソフトの文字サイズ設定を変更して下さい。
■ README - 手順説明について |
懇切丁寧&親切度が、「Microsoft IME 対応版」 > 「ATOK 対応版」 > 「ことえり 対応版」の順番で低下していっています。
これは「Microsoft IME 対応版」以外の手順は「同様の仕組みの専門用語変換辞書からの情報」「メーカーのホームページ」「PC雑誌」「パソコンショップの店頭」「動作テスト協力者」などからの情報を寄せ集めて作成しているためで、他のモノはナゲヤリという訳ではありません・・・とは言うものの、そんな状況を解消させるためにも、「 ATOK 」 や「 ことえり 」のプロパティ画面などのキャプチャ画像などをみなさんからお寄せいただければ非常に嬉しいのですが、誰か慈愛に満ちた弓引きの方はいらっしゃらないでしょうか?
■ より多くのかたに使っていただけるように - 1 |
より多くの方に使っていただけるよう、マルチアーキテクチャ&マルチプラットフォーム対応としました。
とりあえず、日本で普及している3大アーキテクチャが標準装備しているプラットフォームと、「日本人が作った日本人のための日本語入力かな漢字変換辞書の標準プラットフォーム」である「 ATOK 」の各OS対応版をフォローしました。
これによって実質的にほとんどのユーザーへ対応出来ていると思いますし、対応していない日本語入力かな漢字変換辞書を使用されている方でも、ご自分の手でいじっていただければ使用出来るようになるでしょう。
利用者がいるかどうか判らないアーキテクチャへの対応のために、「README」のデータ量が増えてしまっていますが、作成にあたっての作者の方針ですのでご容赦下さい。
■ より多くのかたに使っていただけるように - 2 |
専門用語漢字変換支援辞書分野の中を見ても、ここまで簡単インストールを実現しているモノ(「Microsoft IME 対応版」のみ)は他に無いですし、「アップデート時の学習結果継承」「マルチアーキテクチャ&マルチプラットフォームへの対応」「おぞましいほど親切な手順説明」「Unicode 3.2 対応」等々、無料のモノとしては分野最高レベルの事をおこなっているつもりです。
私はこの「 弓道辞書 」を、「オンラインソフトダウンロードサービス」へ自らの意思で物色しにいくヒトたちだけのシロモノにはしたくは無いのです。
PCの扱いに長けているかたにとっては、これらの「まどろっこしい説明」や「弓道用語とは関係無い説明」、「無駄に使われているデータ」は「ウザく」感じられるでしょうが、メモリリソースやCPUパワー、通信コストをより消費してでもユーザーフレンドリーな設計に徹するというのが時代の潮流というモノです。
新しくネット接続する方というのはパソコンに詳しい訳が無い・・・。
だからこそ、これほどまでのサポート体制が必要であると考えています。