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「 読みやすい文章への配慮 」

 

使用者のPC環境(フォントやブラウザソフトなど)によって、「第3水準漢字」「第4水準漢字」そのものが表示出来無い場合が有り得る事を配慮するためもありますが、当然の事ながら、義務教育で習う事の無い「第3水準漢字」「第4水準漢字」は、万人が読めるという訳ではありません

また、「第1水準漢字」「第2水準漢字」の場合でも、恒常的に使用される日常用語以外には、読みづらい漢字がけっこうあります

 

機関紙『弓道』などでは、全日本弓道連盟での雲の上的な存在の大先生方のお名前が良く書かれているのですが、これってどんな読み方をすればいいのかをすべて知っているヒトがいったいどれだけいるのでしょうか?

普通、難解な読みをするヒトの名前は読めないかもしれないものであると記述者は認識し、それなりの配慮を施すべきでしょう

それから、「流派の名称そのもの」や「流派に固有する弓道用語」など、読めない弓道用語がネット上には氾濫しています

  • 流派について知ってもらおうと情報発信しているハズなのに、第三者には読めない(かもしれない)文章を羅列するというのはいかがなものかと・・・

また「古典的な言い回し」というか「古典的慣用表現」なども、弓道に関する文章には多用されがちですが、これらも若い世代のヒトにとっては読みづらいものです

  • 第三者には読みづらい(かもしれない)文章を羅列するというのはいかがなものかと・・・

 

情報発信をおこなう以上、少しでも多くのヒトへ正確に情報を受け取ってもらう事が趣旨である訳ですから、『読み』を併記してお子様でも読めるくらいの配慮をしたほうが、より親切というモノでは無いでしょうか?

 

 

■ 「rubyタグ」とはなんぞや?

 

1999年3月22日、HTMLを規定している組織「W3C」は、ホームページ(HTML文章)上に「ルビ」を振るための拡張規格(「rubyタグ」)を制定しました

ただし、現状で「rubyタグ」を対応させているブラウザソフトは

・・・のみです

※1 XHTML Ruby Supportのページにて

と記述されていますが、Netscape 7.1(=Mozilla 1.4)でも「Content-typeがtext/htmlのページ」上での全ての要素のルビを表示可能です

「Mozilla」とは、実質的にNetscape 6.0~」の開発・検証版となるブラウザソフトで、AOL Time Warner「The Mozilla Organization」への開発資金を提供をおこなう事によって、開発・検証が済んだバージョン「Mozilla」Netscape 6.0~」として製品化(※)されています
(「Netscape 6.x」ではMozilla 0.9x、「Netscape 7.0.x」はMozilla 1.0.x、そしてMozilla 1.4はNetscape 7.1として製品化(※2)されました)

※2 ブラウザソフト内に「AOL Instant Messenger」「ICQ」(AOLが資金提供)互換のメッセンジャー機能を組み込んだり、ダウンロードするファイルの中に「Winamp」(AOLが資金提供)などのソフトを同梱するなどしています

※3 ごくごく普通のホームページが全て縦書き(ルビも縦書き)で表示される、Unicode(UTF-8)対応ブラウザソフト

「Windows版」と「Unix版」がありますが、Javaに対応する全てのOS上で作動します
(中に入っている「kagetaka-browser.jar」をダブルクリック)

 


 

また、 『「Internet Explprer ~4.x」、「Netscape Navigator 4.x/6.x」、XHTML Ruby SupportをインストールしていないNetscape 7.x、「Opera」』などの「rubyタグ」非対応ブラウザソフトであっても、ホームページを記述しているヒトが、HTMLファイルへ縦書きブラウザ「影鷹」に同梱されている『影鷹アプレット』(Java Applet)を組み込んでおけば、見る側のヒトのOSやブラウザソフトの種類を問わず、縦書きブラウザ「影鷹」上で表示させているのと同じ条件でルビも表示させる事が出来ます

≫ このページの下のほうに『影鷹アプレット』による「rubyタグ」表示サンプルがあります

 

 

rubyタグ」を使用したページを見てみましょう!

 

検索エンジンの「キッズgoo では、検索したページの文章のほぼすべての漢字へ「rubyタグ」を自動付与させる機能(※1)を持たせています
(付与されたルビはそれほど正確ではありませんが・・・)

※1「rubyタグ」を付与させる機能の使い方>

1 : 「rubyタグ」対応ブラウザソフトで、「キッズgoo にてとかなどと入力して検索してみましょう

2 : 「キッズgoo 内のページ(トップページなどを除く)では、ページの上側にルビ付与設定欄が

  せってい     ふりがな あり  ふりがな なし    
ふりがなの 設定

・・・と表示されますので、「ふりがな あり」を選択してをクリックしましょう

3 : すると、「キッズgoo 内のすべてのページだけで無く、そこから検索されたホームページ(※2)の文章のほぼすべての漢字にルビが振られます

 

※2 検索されたホームページから同じ窓でリンクされているページは、さらにそのページへも次々と「rubyタグ」が付与されていきますが、リンクされるページが別の窓を開いて表示される場合へは適用されないようです

 

 

ブラウザソフトの「rubyタグ」対応状況

 

  ゆがけ  
例えば「rubyタグ」を使用して 「弽」 と表示させようとする場合・・・、

(↑:このページでのルビ表示には「tableタグ」を使用して擬似的に表示させています)

「Internet Explorer 5.0~」(※1)、
XHTML Ruby SupportをインストールしたNetscape 7.x
縦書きブラウザ「影鷹」(※2)では、
    ゆがけ  
    「弽」 というような状態で、

≫ 『「Internet Explprer ~4.x」、「Netscape Navigator 4.x/6.x」、XHTML Ruby SupportをインストールしていないNetscape 7.x、「Opera」』などの非対応ブラウザソフトでは、「弽(ゆがけ) というような状態で、

・・・表示されます

 

※1 Internet Explorer 5.0~」(for Windows) : 正常にルビ表示可能

  Internet Explorer 5.0(for Mac OS 9.x) : ルビ表示可能ですが、特定条件下でレイアウトが崩れる事があります

  Internet Explorer 5.1(for Mac OS 9.x) : ルビ表示可能ですが、特定条件下でレイアウトが僅かに崩れる事があります

  Internet Explorer 5.2(for Mac OS X) : 正常にルビ表示可能

  Internet Explorer 5.5(for UNIX:Solaris/HP-UX) : 正常にルビ表示可能と思われます・・・

(↑:「Unix対応版5.5」は、Microsoftのサイトでは20029月から配布停止となりましたが、evolt.org - Browser Archive 「Internet Explorer」にて「Unix対応版5.0(英語版)」が現在でもダウンロード可能で、5.0でもルビ表示可能と思われます・・・)

※2 ルビを含めて縦書き表示

 

参考情報

W3C - Ruby Annotation
(最新版 - 英語原文)

W3C - Ruby Annotation
(1999322日版 - 「どら猫本舗」さんによる和訳文章)

プロジェクト「お子様文庫」
お子様向けに、総ルビ化した「文庫」が提供されています

HTMLかなふり支援
Rubyタグ生成ツール(Windows用)

RubyTagMaker
Rubyタグ生成ツール(Windows用)

Ruby Editor
Rubyタグ付与ツール付きタグ記述式HTMLエディタ(Windows用)

秀丸エディタ用ルビふりマクロ
Rubyタグ生成ツール(Windows用)

 

 

■ 「rubyタグ」を使用してみましょう!

 

  ゆがけ  
」と表示させたい場合、HTMLソースを

とすると、

「Internet Explorer 5.0~」、
XHTML Ruby SupportをインストールしたNetscape 7.x
縦書きブラウザ「影鷹」では、
    ゆがけ  
    「弽」  

≫ 『「Internet Explorer ~4.x」、「Netscape Navigator 4.x/6.x」、XHTML Ruby Supportをインストールしていない「Netscape Navigator 7.x」、「Opera」』などの非対応ブラウザソフトでは、「弽(ゆがけ)

・・・というような感じで表示されます

なお、の間へ挿入する文字が、非対応ブラウザソフトでの括弧となります

 


 

また、「Internet Explorer ~3.x」や「Netscape Nsavigator ~4.x」、「Opera ~6.x」以外のブラウザソフトで表示する場合には、HTMLソースの冒頭部分(ヘッダー部 : の間)に「スタイルシート(CSS)」を挿入すると、ルビや読み仮名のサイズや色、配置位置などを変える事が出来ます

 

例えば の場合には、
  • 「ルビ文字サイズ」 : 7pt (※)
  • 「ルビ文字色」 : 赤
  • 「括弧文字色」 :青
  • 「ルビ配置位置」 : 左寄せ
※ 出版の世界では『ルビ』=『5.5pt』ですが、PCのディスプレイ上で表示する事を考えると『6~8pt』程度が適当であると思われます

≫ 「ルビ文字サイズ」を指定しない場合には、ブラウザソフトでの「文字サイズ」設定に比例して「ルビ文字サイズ」も可変します

・・・と、いう感じで設定され、

「Internet Explorer 5.0~」と、
XHTML Ruby SupportをインストールしたNetscape 7.x
縦書きブラウザ「影鷹」(※3)では、
    ゆがけ  
    「弽」  

≫ 『「Internet Explorer 4.x」、「Netscape Navigator 6.x」、XHTML Ruby Supportをインストールしていない「Netscape 7.x、「Opera 7.0~」』などの非対応ブラウザソフトでは、「弽(ゆがけ)

≫ 「Internet Explorer ~3.x」「Netscape Navigator ~4.x」「Opera ~6.x」では、「弽(ゆがけ)」

・・・などというような感じで表示されます(※1)(※2)

※1 当然の事ながら「Internet Explorer ~3.x」「Netscape Navigator ~3.x」ではUnicode(UTF-8)をサポートしていないため半角英数の文字以外は文字化けしますが、「読み仮名の表示例としてはこんな具合である」・・・とご理解下さい

※2 あくまでも擬似的な表示例であるので各種間隔等については再現出来ていません

※3 実際には縦書きとなります

 


 

なお、「ルビ」や「文字間隔」等に使用出来るスタイルシートについては、

などのページが参考になると思います

 

 

■ 既存のホームページ(HTML文章)に「rubyタグ」を加えるには?

 

<「Shift_JIS」「euc-jp」「JIS(iso-2022-jp)」エンコードのHTMLファイルの場合>

「ホームページ作成支援ソフト」を使用している場合には、、「yugake」「yagoro」「aduchi」などとローマ字表記(※)で記述しておいていったん保存し、FTPソフトでサーバーへアップロード直前に「文字列置換ソフト」(※)を用いてフォルダ内のHTMLファイルを下記のようにまるごと一括文字列置換するのが現実的だと思われます

※1 半角アルファベットよりも全角アルファベットを使用したほうが、文字列置換時の誤変換が発生しにくくなると思われます

2 「文字列置換ソフト」の入手方法についてはこちらのページをご覧下さい

 

「第1・第2水準実装外漢字」の文字参照化 と「rubyタグ」付与を同時におこなう場合の例

 

 

 


 

<「Unicode(UTF-8)」エンコードのHTMLファイルの場合>

Windows NT4.0/2000/xp」「Windows Server 2003を使用している場合には、無償配布されているフリーの「Unicode完全対応Windows用文字列置換ソフト」(※)を用いて、フォルダ内のHTMLファイルを下記のようにまるごと一括文字列置換するのが現実的だと思われます

※:「文字列置換ソフト」の入手方法についてはこちらのページをご覧下さい

≫ Mac OS X 10.1~用シェアウェア(有料)文字列置換ソフトでは、おそらくUnicode完全対応なのではないかと思いますが、作者の方に確認してみて下さい

 

「第1・第2水準実装外漢字」への「rubyタグ」付与をそのままおこなう場合の例

ゆがけ

みつがけ


よつがけ


やごろ


あづち

 

 

Windows 95/98/Me や、Macintosh、Unix を使用している場合には、「Unicode(UTF-8)対応テキストエディタ」や「Unicode(UTF-8)対応タグ挿入型HTMLエディタ」を使用して、そのソフトでの「置換機能」にて一つの文字種ごとに上記のような感じで一つ一つのファイルを個別に文字列置換していくしかないかも・・・

 

 

 

■ 「rubyタグ」サンプル

 

「 豪華特別付録!!! 」 として、

≫ スタイルシート(CSS)の「line-height」属性を使用していませんので、縦書き対応ブラウザソフトでは行間がやや詰まって表示されます)

・・・を作ってみましたのでご覧下さい

これならお子様でも読む事が可能でしょう
(意味が把握出来るかどうかは別として・・・)

※1 「射法訓」の出典元は、地元の道場に壁に貼ってある古文書の写真であるので、弓道教本やネット上で配信されている文章などとは、句読点を与えるべき間の解釈や言い回し、漢字・かなの区別等に異なっている部分があります

※2 下段での『影鷹アプレット』(Java Applet)との関連から、「スタイルシート(CSS level 3)」の「CSS3 module: text - 縦書きレイアウト(Text layout:"writing-mode: tb-rl")」(※3)(※4)を使用しています

※3 今現在の時点で「CSS3 module: text - 縦書きレイアウト(Text layout:"writing-mode: tb-rl")」をサポートしているブラウザソフトは「Internet Explorer 5.5~」のみです
(「Internet Explorer5.5~」や縦書きブラウザ「影鷹」以外のブラウザソフトでの場合には、横書きとして表示されます)

※4 適用例などについては下記をご覧下さい

 

 

 

■ 『影鷹アプレット』による「rubyタグ」表示サンプル

 

『「Internet Explprer ~4.x」、「Netscape Navigator 4.x/6.x」、XHTML Ruby SupportをインストールしていないNetscape 7.x、「Opera」』などの「rubyタグ」非対応ブラウザソフトであっても、ホームページを記述するヒトが、縦書きブラウザ「影鷹」(for Windows/Unix)に同梱されている『影鷹アプレット』(Java Applet)をホームページに組み込んでおけば、見る側のヒトのOSやブラウザソフトの種類を問わず、縦書きブラウザ「影鷹」上で表示させているのと同じ条件でルビも表示させる事が出来ます(※)

※ 見る側のヒトのPCには、Javaがインストールされている必要があります
(下記枠内にサンプルページが表示されていない場合には、Javaがインストールされていないという事です)

≫ Javaがインストールされていない場合には、

・・・をインストールする必要があります



『影鷹アプレット』によって下記ページを表示
『 「rubyタグ」によって「射法訓」と「禮記射義」にルビを振ったサンプル』
(↑:縦書き対応ブラウザソフト(=「Internet Explorer 5.5~」・縦書きブラウザ「影鷹」)向け行間設定)

Javaアプレットに対応したブラウザで開くと、ここに影鷹アプレットが表示されます。

 


『影鷹アプレット』によって下記ページを表示
『 「rubyタグ」によって「射法訓」と「禮記射義」にルビを振ったサンプル』
(↑:縦書き非対応ブラウザソフト(=「Internet Explorer 5.5~」・縦書きブラウザ「影鷹」以外)向け行間設定)

Javaアプレットに対応したブラウザで開くと、ここに影鷹アプレットが表示されます。

 

『影鷹アプレット』操作方法
(縦書き文章表示枠内を一度クリックしてから)
キーボードのキーにて左スクロール(進む)
(縦書き文章表示枠内を一度クリックしてから)
キーボードのキーにて右スクロール(戻る)
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(縦書き文章表示枠内を一度クリックしてから)
キーボードのキーにてページ末尾へ移動
(縦書き文章表示枠内を一度クリックしてから)
キーボードのキーにてページ先頭へ移動

縦書き文章表示枠内を右ボタンクリックで「影鷹アプレットメニュー」を表示

≫Java(縦書き文章表示部分)の操作直後は、このページは実質的に「非アクティブウィンドウ」と同じ状態となるためマウスホイールによるスクロールが効かない状態になります
 Javaの操作後は、縦書き文章表示枠外をクリックするとマウスホイールによるこのページのスクロールが有効となります


 

 

 

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