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第3・第4水準漢字の扱い方
「Mac OS 〜9.xでUnicode」編

 

「Mac OS 〜9.x」は、素の状態(Macを購入したまま)であれば第3・第4水準漢字などを含むフォント(※)は入っていませんので、下記を参考にして対応フォントをインストールしましょう

 

 

[方法1] 「MultiLanguageKit」を導入する

 

下記のページを参照して、「MultiLanguageKit」のChinese Language KitKorean Language Kitをそれぞれカスタムインストールで導入しましょう

 

「MultiLanguageKit」の各対応フォントが導入されれば、ブラウザソフトを何も設定する事なく第3・第4水準漢字の多くが扱えるようになります

なお、お持ちの Mac OS インストール CD-ROM に入っていない場合には Mac OS CD-ROM の“Mac OS 特別付録”に同じものが入っています

 

 

[方法2] Adobe Acrobat Reader 5.x /Adobe Reader 6.x の「日中韓言語サポートファイル」をインストールして、「日中韓言語サポートファイル」フォントをMac OS 9.x 上でも利用出来るようにする

 

Adobe Acrobat Reader 5.x /Adobe Reader 6.x の「日中韓言語サポートファイル」は、「Unicode 3.0 UCS」文字集合のの漢字部分の全てである29063文字を上回る文字数を実装しており、第3・第4水準漢字もほとんど実装しています

 

 

[方法3] 「Mac OS X 標準フォント」を、Mac OS 9.x 上で利用出来るようにする

 

「Mac OS 9.x」をメインに使用している場合でも、実際にはMac OS X 10.1〜」とのデュアルブート環境のユーザーが大半でしょう

デュアルブート環境であれば、「Adobe Type Maneger light」(Win用/Mac用フリーソフト)を使用して、Mac OS X 10.0〜」の標準日本語フォントである「ヒラギノ明朝 Pro W3」「ヒラギノ明朝 Pro W6」「ヒラギノ角ゴシック Pro W3」「ヒラギノ角ゴシック Pro W6」「ヒラギノ角ゴシック Pro W8」「ヒラギノ丸ゴシック Pro W4」を、「Mac OS 9.x」でも表示出来るように設定しましょう

参考情報


第1条  定義

(2)「コンピュータ1台」とは、電子装置1台をいい、電子装置1台の中に、複数のCPUが搭載されている場合、複数のOSがインストールされている場合、複数のOSが同時起動している場合も1台と定義します。

第2条 使用権の許諾

(1)お客様は、当該許諾プログラム1種類につき、お客様が所有するコンピュータ1台にインストールし、そのコンピュータ1台において読み取り可能な形で当該許諾プログラムを使用することができます。

(2)お客様は、コンピュータ1台内の複数のアプリケーション環境それぞれに許諾プログラムを使用するために各アプリケーションごとに許諾プログラムをインストールすることができます。

・・・となっていますので、大日本スクリーン製造株式会社としては「Mac OS X 10.1〜」とのデュアルブート環境のヒラギノProフォントを Mac OS 9.x 上で使用しても問題無いという認識のようです

Mac OS X バンドルのヒラギノ OpenType の取り扱いについては、アップルコンピュータへご確認ください。

・・・となっていますが、アップルコンピュータの「デベロッパ - ソフトウェアライセンス」を見るとそれらしき記述はありませんから問題無いのでしょう、きっと

 

 

[方法4] Windows/UNIX/Mac OS X形式の無料配布TrueType FontをMac OS 〜9.x形式TrueType Fontへ変換して使用する

 

「Windows用TrueType Fontファイル」形式と「Mac OS 〜9.x用TrueType Fontファイル」形式とを相互変換するMacintosh用ツール(※1)が存在していますので、それを用いる事で、「UnicodeにおけるUCS文字集合部分対応フォント」を Macintosh でも使用する事が出来ます(※2)

※1 シェアウェアソフト($50 USドル)

※2 仕様上、固定幅(等幅)フォントしか変換出来無いようですが、試用期間中でも問題無く変換してくれるようなので、試してみるだけの価値はあるでしょう!


下記枠内は、「UniDoc System LLC のホームページ」 を意訳したものです

「UniDoc System LLC のホームページ」 には、オンラインマニュアルなども用意されていますので、興味のある方はぜひ熟読されてみて下さい

TrueKeys v3.6
for Chinese/Japanese/Korean Truetype Fonts (beta)

「TrueKeys」は CJK(中国・台湾・日本・韓国)統合漢字包括文字集合に対応したTrueType Font ファイルを、「Windows形式」と「Mac OS 〜9.x形式」との間で相互変換をおこなう事が出来ます

また、「Unicodeで記述された文章」と「中国・台湾・日本・韓国 のそれそれの言語切り替え型エンコード方式(日本語なら「Shift_JIS」)の文章」との間で相互変換をおこなう事が出来ます

 
  • 使用環境が「Mac OS 〜9.x」の場合には、Classic(Cocoa)環境バージョンをダウンロードして下さい
 
ここをクリック!
(http://www.unidocworld.com/Download/TrueKeys_Classic.sit.hqx)
 
  • 使用環境が「Mac OS X」の場合にはMac OS X Carbon環境バージョンをダウンロードして下さい(※)
 
ここをクリック!
(http://www.unidocworld.com/Download/TrueKeys_Carbon.sit.hqx)
 

※ Mac OS X では、WindowsやUNIX用の「TrueType Font」(拡張子「.ttf」)、
「TrueType コレクション」(拡張子「.ttc」)、「OpenType Font」(拡張子「.otf」)もそのまま利用出来ますので、Classic(Cocoa)環境アプリケーション上でも同一のフォントでUnicodeを使用する必要性が無い限り、変換する必要はありません・・・


「Mac OS 〜9.x形式」へ変換されたTrueType Font ファイル のインストール方法については、「MacintoshJIS2000(JIS X 0213:2000)準拠エンコード対応フォント」の配布をされている 富田倫生 さん のページ が参考になると思われます



 

[方法5] 「PerlScript」を使用する(かなり苦し紛れな方法)

 

Macintoshで動作する「PerlScript」の数々をネット上で公開されている Nowralさん(梅村俊彰さん) が、「e漢字フォント」(※)「文字鏡フォント」 を使用してUnicode文章を表示してしまえるという「PerlScript」を作成されています

※ 文字画像をHTML文章などに挿入する事で使用するシロモノです

<「e漢字フォント」の特徴>

  • 約50305文字が収録

  • Windows/Macintosh/UNIX兼用(同梱アプリケーションはWindowsでのみ動作)

  • 5.44MB (lhz圧縮)(解凍ソフトが別途必要・・・ページ最下部参照)

 

いかんせん「Perl」なので初心者にはハードルが高いかもしれませんが・・・

その他にも、「e漢字フォント」「GT書体フォント」「文字鏡フォント」 に役立つツール(これも「Perl」)などもありますので、この機会に「Perl」に挑戦するだけの価値はあるでしょう!

Let's charange !!!

 

 

<備考>

 

 

 

※ : 入手したオンラインダウンロードソフトのファイルの多くの場合は「圧縮」されているため、「解凍ソフト」と呼ばれるソフトによる伸展プロセスをおこなう必要があります(詳しくは、「オンラインダウンロードソフトの基礎知識」 をご覧下さい)

 

 

 

 

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