解説ファイル
このソフトについて
じぬぴープロットメーカーは「物語の体操 みるみる小説が書ける6つのレッスン(大塚英志氏著、朝日新聞社刊)」に記されているプロットつくりの練習をするために作ったソフトです。この本の第1章には、タロットカードのように抽象的な単語のカードをシャッフルして6つの位置にならべ、それぞれの位置に「主人公の過去」「主人公の現在」「主人公の将来」「主人公の協力者(援助)」「主人公への敵対者」「結末」という意味を与え、どんどんプロットを作れという練習があります。(やってみるとなかなか難しいですが)大塚さんによれば100回やれとのこと。(うーーん。)
僕は小説家になりたい症候群にかかっている人間です。(新人賞の一次予選に通っただけで、なかなか書き上げられないですが...。ああ悔しい。)大塚さんにこのソフトを送ってみようかな。(「そんな暇あったら書け」って怒られそう。)
大塚さんの本の練習は興味深いので是非やりたいと思いました。でもこんな大変なことをやりっぱなしでファイルに保管しないなんてもったいないと思って本ソフトウェアを作りました。(プログラミングの練習にもなるし。)
プログラムの動作方法と仕組み(マニュアル。簡単です。10KBだもん。ベーマガの投稿みたい。)
起動ファイルは、「BaseGUI.jar」という実行jarです。練習に使うキーワードを「def.wrd」というファイルにカンマ区切りでいれておき、起動時にjarが読み込みランダムに6つ取り出し、(同じカードを2つ以上だすこともあります。)さらに正位置・逆位置もランダムに選んでN,Rと表示します。
利用される方はタイトルをつけ、プロットを書き保存します。{タイトル}.txtのファイル名で保存されます。(タイトルには全角文字または半角英数字(特殊記号など除く)が使えます。)読み出しはボタンからしますが、保存はテキスト形式ですので、通常使っているエディタで読めます。(一行目に使ったキーワードを「主人公の現在」「主人公の将来」「主人公の過去」「「主人公の協力者(援助)」「主人公への敵対者」「結末」の順にカンマ区切りで保存してあります。)
保存・読出の起点になるフォルダは「BaseGUI.jar」と同じフォルダですので、この下にプロットカテゴリ別のフォルダを作ると整理に良いでしょう。図1を参照。
図1.展開フォルダ
キーワードはdef.wrdに入れておきます。自由に編集可能です。図2参照。
図2.キーワードファイル(def.wrd)
起動直後の画面は以下の通りです。図3a参照。シャッフルのボタンを押すと図3bのようにカードに意味がランダムに表示されます。
図3a.画面の説明
図3b.画面の説明
ちなみにカードのボタンを押すとキーワードを書き換えられるようにしました。(キーワードファイルに入ってない語でもいいです。
「至誠R」を押すとウィンドウが開くので「裏切り」などと書き、<セット>ボタンを押すと表示が変わります。変更しかけてキャンセルなら<閉じる>または×ボタンです。(ウィンドウはモーダルではありません。)図4参照。
図4.キーワードの書き換え
いいプロットできたありがとうという人いたら、メールでも下さい。(この系統でわかりあえる仲間が欲しいナ。僕の周りの人って、本読まない人多いから。)
shuichi_jinushi@intentia.co.jp
会社のURLも置いておきます。(このソフトと全く関係ないですが、本業の方でお仕事くださるかた大歓迎です。
ERPベンダーです。(製品はとてもいいと思います。Movexといいます。知名度が無いので売れてませんが...。
SAPってなんであんなにうれるんだろ。何にもしてくれないのに....。(ぼやき))
http://intentia.com 動作環境
Javaで作ったのでUnixでも動くと思います。(SDKはJ2SEの1.4.0ですが特殊なAPI使っていないのでもっと下のバージョンでも大丈夫でしょう。
SWINGとjava.ioのいくつかのクラス(殆ど1.1.x時代からあるのばかりです。)
動作にはjavaのランタイムが必要です。http://java.sun.com/j2se/1.4.2/download.html ←このURLからJ2SE v1.4.xxxのJREというソフトを自分のOSに合わせて、最新バージョンでダウンロードし、インストールしてください。Javaのプログラムもする人はランタイムじゃなくて(JREじゃなくて)SDKをダウンロードし、インストールして下さい。(当然OSをあわせてください。)