タイトル画面で『Play Scenario』を選択するとプロローグ、マップ説明に続き
生産フェイズに移ります。『Play Map』では、プレイするマップを指定したあと
マップ説明、生産フェイズへと移ります。
生産フェイズでは資金内において部隊の調達が可能です。
マップによっては、初めからいくつかの部隊が配置されていることもあります。
『マップを見る』から確認することができます。
クリックで生産フェイズに戻ります。
マップによって、調達できる部隊が限られています。
戦闘について
Over the Enemy では、与えられた資金を使って部隊を調達し、マップの攻略を目指します。
・ここでは、戦闘の流れ・戦闘システムを説明します。
@)部隊の配置
生産フェイズで調達した部隊はマップ攻略開始前にのみ配置することができます。
また、配置可能な場所は白枠で囲まれた地点のみです。
A)索敵
敵ユニットを認識できる範囲です。
自軍の各ユニットや都市(規模によって異なります)にはそれぞれ索敵範囲が定められています。
索敵範囲外の敵は認識できないため長距離攻撃の射程内でも攻撃はできません。
しかしながら、敵は偉大なる将軍様のお導きにより、索敵範囲外のユニットでも正確に攻撃してきます。
敵の長距離砲には十分な警戒が必要となるでしょう。
B)部隊の移動・攻撃
移動可能な部隊をクリックすると移動できる範囲が白く表示されます。
このときカーソルに足マークがつきます。
ここで移動したいところをクリックすると、移動を完了します。
移動前に攻撃したいときは、もう一度ユニットをクリックすることで。移動か攻撃かを選択できます。
移動済みのユニットをクリックすると攻撃可能な敵ユニットにはターゲットが現れます。
ターゲットをクリックすることで攻撃が完了します。
動作の完了動作はユニット右下に表示されます。
左から『移動済み』『攻撃済み』『移動・攻撃済み』を表します。
ユニットにはいくつかの移動タイプがあり、地形によって機動力に変化が生じます。
攻撃にはユニットの攻撃力と『制圧力』が影響します。
C)制圧力とユニットレベル
このゲームの最大の特徴である制圧力について説明します。
各ユニットや都市には『制圧力』が定められています。
言葉のとおりユニットがもつ『制圧する力』で、ユニットの周囲まで影響します。
影響を及ぼす範囲は制圧力の強さに左右され、強いほど広範囲となります。
しかし、ユニットから離れるほど制圧力は減少します。
自軍が制圧している範囲は青い枠で、敵軍が制圧している範囲は赤い枠で表示されます。
自軍ユニット同士の制圧範囲の重複は制圧力の増加となりますが、
自軍と敵軍の制圧範囲が重複する地点では、それぞれの制圧力の差がその地点を
支配することになります。
例)A地点において
自軍ユニットによる制圧力が8、敵軍ユニットによる制圧力が5とする。
このときA地点は、自軍による制圧力3の地点となる。
制圧した地点は、制圧している側にとって有利に働きます。
このゲームにおいては、
実際の攻撃力 = 攻撃力 + 攻撃力 × 標的のマスの制圧力 ÷ 2
となります。ただし、攻撃地点の制圧力が自軍のものでなければなりません。
攻撃地点が敵軍の制圧下にあるような場合には、ユニットの攻撃力のみとなります。
この制圧力をうまく使えば、歩兵が戦車を吹き飛ばすことも夢ではありません。
しかしながら、敵の攻撃にも同様のことがおこるのです。
たとえ大型の戦車であろうと少数で敵の制圧域に突き進むと・・・・・・
各ユニット毎に制圧力が設定されていますが、レベルが上がると制圧力が上昇します。
実際の制圧力 = ユニットの基本制圧力 + レベル − 1
敵ユニットを撃破すると経験値が得られます。
経験値がある一定の値までたまるとレベルが1上昇します。
ユニットにカーソルを合わせると、画面下にそのユニットの情報が表示されますが、
現在の経験値もそこに表示されます。
D)地形情報
戦闘時には、画面下に地形情報が示されます。内容は以下のとおり。
地形効果:地形による防御効果
移動消費:各タイプごとの移動消費量
このゲームにおいては、
実際の防御力 = ユニットの防御力 + ユニットの防御力×地形効果
となります。
たとえば、森(地形効果50%)に主力戦車(防御力10)がいるとすれば
主力戦車の実際の防御力は
10 + 10 × 50% = 10 + 5 = 15
となります。
移動消費量は Cata(キャタピラ),Tire(タイヤ),Sol(徒歩),Air(飛行),Sip(船) の各タイプごとに
定められています。
Cata 2,Tire 3,Sol 3 の地形において、
主力戦車(移動タイプ:キャタピラ、機動力:7)では3マスまで移動可能
戦闘車両(移動タイプ:タイヤ、機動力:7)では2マスまで移動可能
歩兵(移動タイプ:徒歩、機動力:5)では1マスのみ移動可能、となります。
E)建物 / 占領
建物は都市周辺への制圧力、索敵能力を持っています。
建物の占領は、制圧力によって行われます。
建物にユニットをおく必要はありません。
対象となる建物が自軍の制圧下に入ることで自軍の建物とすることができます。
同様に、敵軍の制圧下に入ることで建物は占領されてしまいます。
都市では、大規模な都市であるほど制圧力は大きく、索敵能力も広範囲のものとなります。
また、都市と工場には修復能力が備えられており、これらの建物上にユニットを置くことで
1ターンに修復能力分のHPが回復します。
F)軍資金
『Play Scenario』『Play Map』ともに、各マップごとに設定された軍資金を用いてマップ攻略に臨むことになります。
シナリオの流れについて
Over the Enemy では、マップの攻略結果によってシナリオが変化します。
マップの攻略結果には
『大勝利』『勝利』『引き分け』『敗北』
の4パターンが存在します。
各マップには勝利条件が設けられており、それを満たすことで『勝利』を得ることができます。
また、自軍の損害を2割以下に抑えた勝利が『大勝利』となります。
ターンオーバーで『引き分け』となりますが、勝利条件に『都市の防衛』が含まれる場合は
都市の防衛に成功となり、『勝利』もしくは『大勝利』となります。
自軍ユニットの壊滅、または『都市の防衛』で指定されている都市が陥落すると『敗北』となります。
『大勝利』『勝利』『引き分け』にはそれぞれに次のマップが用意されていますが(例外もあります)
『敗北』はその場でゲームオーバーとなります。
また、マップの構成上『大勝利』が不可能なこともあります。
現在、未完のシナリオとなっていますが、これからの発展にご期待ください。
ユニットステータスと都市ステータス
各ユニットのステータスと、都市の規模ごとのステータスの一覧です。
・ユニットステータス
部隊名 | 生産コスト | 最大HP | 攻撃力 | 防御力 | 索敵範囲 | 機動力 | 移動タイプ | 制圧力 | 攻撃可能距離 |
歩兵 | 1000 | 750 | 2 | 2 | 4 | 5 | 徒歩 |
6 | 1 |
対戦車兵 | 1500 | 750 | 3 | 2 | 4 | 4 | 徒歩 |
6 | 1 |
特殊部隊 | 2000 | 750 | 3 | 3 | 5 | 5 | 徒歩 |
7 | 1 |
人民兵 | 500 | 250 | 1 | 1 | 3 | 5 | 徒歩 | 5 | 1 |
歩兵戦闘車 | 2000 | 1000 | 3 | 4 | 4 | 6 | タイヤ | 5 | 1 |
戦闘車両 | 2000 | 2000 | 5 | 5 | 3 | 7 | タイヤ | 4 | 1 |
対戦車車両 | 2000 | 2000 | 7 | 5 | 3 | 7 | タイヤ | 3 | 1 |
主力戦車 | 5000 | 4000 | 10 | 10 | 3 | 7 | キャタピラ | 4 | 1 |
中戦車 | 3000 | 3000 | 7 | 7 | 3 | 7 | キャタピラ | 4 | 1 |
120mm自走砲 | 5000 | 1000 | 10 | 3 | 4 | 7 | キャタピラ | 2 | 2-5 |
100mm自足砲 | 3000 | 1000 | 7 | 3 | 4 | 7 | キャタピラ | 2 | 2-5 |
偵察部隊 | 1000 | 1000 | 2 | 2 | 6 | 6 | タイヤ | 2 | 1 |
都市ステータス
建物名 | 制圧力 | 耐久力 | 視界 | 修復能力 | 地形効果 |
都市 | 2 | 3 | 3 | 1000 | 75% |
大都市 | 3 | 4 | 3 | 2000 | 125% |
首都 | 5 | 6 | 3 | 3000 | 200% |
工場 | 1 | 2 | 1 | 3000 | 50% |
基地 | 3 | 2 | 4 | 0 | 150% |
駅 | 1 | 4 | 1 | 0 | 50% |
空港 | 1 | 2 | 3 | 0 | 50% |