■機能説明

◇文字設定について
・表示する文字の種類、スタイル、大きさを設定できます。
その際、すべての項目について設定してください。

※これは表示が変わるだけです。ドキュメントはテキストファイルで保存されるため、実際の内容には影響しません。


◇自動バックアップ機能について
・右下のメーターがいっぱいになった時に自動的にバックアップします。
・バックアップデータはこのプログラムがあるのと同じフォルダの「back_up***.txt」に保存されます。
いざという時はこれを開くといいかもしれません。
(途中までの編集データが残っている可能性があります)
但しあくまでもこれはバックアップなので保存は別途してください。
※「***」はエディタ番号です。


◇バックアップの設定について
・何分に一度バックアップするかを選択します。
時間はおおよその時間です。
・また、メニューを開いている間や項目設定中などはメーターが上がりませんのでご注意ください。
・ウインドウを変形したりすると、メータ位置がリセットされることがあります。


☆ツールバーのボタンから簡単にバックアップデータにアクセスできます。
画像バックアップファイルから読み込みます
画像バックアップファイルに現在の状態を書き込みます


◇編集可能領域設定について
このテキストエディタで編集できるサイズの設定です。
デフォルトでは32000Byteまでのデータが編集できます。これは通常の使用では十分と思われる量ですが、足りない場合は増やしてください。
例)
デフォルト・・・32000 Byte
→足りない場合・・・100000 Byte

また、少なくてすむ場合は、16000 Byteにするなど、減らすとメモリの節約になります。

※設定よりサイズが大きいファイルを開こうとした時、自動的に領域を大きく設定しなおします。
例)
設定・・・32000 Byte
開こうとするファイルサイズ・・・50000 Byte
→設定が自動的に51000 Byteに変更されます


◇音楽ファイルを再生機能について
お好きな音楽ファイルを再生できます。
BGMは「BGM設定」のダイアログで選べます。選んだら「BGM演奏」で再生できます。
☆MID形式・MP3形式・WAV形式のデータを再生できます。

※MP3形式はOSがサポートしている場合にのみ再生が可能です。初期のWindows95、Windows98ではWindows Media Player 5.2以降がインストールされている必要があります。
※ファイル名に空白が入っていたり、ファイル名があまりにも長すぎると、うまくいかない場合があります。



画像音楽を再生します
画像音楽を停止します

またデフォルトで流れるようにしたBGM(効果音)は以下の方が作成したものです。
★TAM Music Factory  管理人:多夢(TAM)
Copyright (C) 1998-2004 TAM Music Factory All Rights Reserved.


◇ファイルについて
・設定ファイルについて
「settei.dat」にはユーザーの設定データ(自動バックアップの設定、表示する文字のサイズ、種類、スタイル、背景色、 テキストを右で折り返すかどうか、ユーザー拡張子、ダイアログ設定、編集可能領域設定、URLなど) が記録されています。これを削除してしまうと設定がデフォルトに戻ってしまうので注意してください。
逆にデフォルトに戻したい時はこれを削除するといいでしょう。


◇項目の「データサイズ」について
ステータスバーにある「データサイズ」の項目は、ファイルを読み込み/書き込みしたときのファイルサイズを表示しています。
自動バックアップによる書き込みも表示対象になります。
但し、ユーザーの設定データの読み込み/書き込みは対象にはなりません。
また、「新規作成」を選んだ場合は表示が 0 Byteになります。


◇日付と時刻の挿入について
現在の日付と時刻を現在のカーソル位置に挿入できる機能です。 ※以前はクリップボードを使用していたため、この機能を使用した時に、クリップボードにデータがあった場合は、日付で上書きされてしまいましたが、クリップボードを使用しないように改良しました。
また、挿入される日付は、設定で、2種類から選べます。
例)
2003/12/19 18:10:02   または  2003年12月19日18時10分02秒

◇ドラックアンドドロップについて
ウインドウやアイコンへのドラックアンドドロップでのファイルオープンに対応しています。開きたいファイルをひとつ、アイコンやウインドウにドロップしてください。
ただし、アイコンに複数のファイルを一度にドロップするとエラーになります。
また、ウインドウに複数のファイルを一度にドロップした場合はかたほうのみ開きます。


◇検索機能について
編集中の文字列について検索できます。検索は上から下に検索します。 また、大文字と小文字は区別されます。


◇文字コード簡易変換機能について
S-JIS⇔EUCの簡易変換ができます。
それ以外の文字コードには対応していません。

S-JIS→EUCの機能を使う時の注意
すでに文字コードがEUCのときにこの処理を行うと文字化けするので注意してください。

S-JIS←EUCの機能を使う時の注意
ファイル読み込み時の自動変換により、S-JISにはすでに変換されている可能性が大きいです。
自動変換の不具合によりEUCの文字コードがそのまま表示されたり、 手動でEUCに変換をしたが元に戻したい場合にのみ変換をして下さい。
すでに文字コードがS-JISのときにこの処理を行うと文字化けするので注意してください。


・ファイルを開くときに、文字コードがEUC(またはJIS)の場合は自動的にS-JISになおして開きます。

・ファイルを開いた時に文字コードがEUCなら、上書き保存の時もEUCで保存されます。

・「名前を付けて保存」の時は常にS-JISなので、EUCで名前を付けて保存したい時は、「EUCに変換して保存」 を選択すればOKです。

※現在の機能では、JIS→S-JISの変換はできません。ご了承ください。したがって、JISのファイルを開いてから上書き保存をするとS-JISになってしまい戻せなくなるので、JISのファイルを開く場合は十分注意してください。


◇文章の簡易暗号化機能について
テキストファイルをちょっとした暗号文にできます。
ぱっと見では解読できません。ただ、あまり強度は高くないと思います。
暗号化の際にはパスワードを入れます。正しいパスワードを入れないと復号化できません。(空白になります) また、パスワードとして入力できるものは、8桁の数値に限ります。それ以外は無効になります。
パスワードを入力してから、
暗号化するときは暗号化ボタンを押して、ダイアログから名前を付けて保存して下さい。
復号化するときは復号化ボタンを押すと、ダイアログが開くので、そこから選んで復号化してください。

※デフォルトパスワードは12345678になっています


◇タグ挿入機能について
タグではさみたい文字列を選択→メニューバーのHTMLタグを挿入を選ぶ
のようにして、選択した文字列の両端にHTMLタグを挿入できます。
ホームページ作成時などに便利だと思われます。

※選択部分のサイズは10KB(正確には挿入するタグの分を考えなくてはならないので、9KBちょっと)までとなっています。
通常使用では全く問題ないと考えますが、一応注意しておいてください。 50KBのテキストファイルとかの文字の前後にタグを挿入しようとして選択→挿入とすると問題が発生します。
(普通はそんなことはしませんが^^;)



◇HTML変換機能について

html→txt
<br>タグなどの<>に囲まれた文字列を除去するだけの機能です。
もし<>が対になっていない場合は変換を中断するので、問題を解決してから再開してください。
HTMLファイルをテキストファイルにする際に便利だと思います。


txt→html
<>&lt;&gt;に置き換える機能です。
また、ファイルでの、改行の後ろに「<br>タグ」を付加します。

これだけですが、txt→htmlの変換に役立つと思います。

・txt→html変換で、あまり大きなファイル(60KBのファイルなど)を変換するとエラーになる可能性があります。
この機能を使う前にセーブしておくことをお勧めします。


◇HTMLプレビュー機能について
作っているホームページをブラウザでプレビューできます。
※保存していないファイルについてプレビューした場合、 一時ファイル
「temp.html」
をつくってプレビューするので、画像のリンクなどがうまく出ないことがありますがご了承ください。
この一時ファイルは終了時に削除されます。
☆文字の配置やデザインなどの確認に便利です。


◇簡易印刷機能について
現在のファイルを関連付けられたアプリケーションで印刷します
例)
拡張子がhtmlのファイルはインターネットエクスプローラで印刷される

※関連付けられたアプリケーションで印刷されるため、 意図したとおりには印刷できないことがあります。
※保存していないファイルについて印刷した場合、 一時ファイルとして、
「無題.txt」
をつくって印刷します。
また、この一時ファイルは終了時に削除されます。


◇スケジュール機能について
スケジュール機能にはアラーム機能があります。
指定時刻になるとダイアログで知らせます。
また、オプションウインドウを閉じただけで、 自動的に設定を適用してアラームがONになります。
設定方法は、カレンダーの右にある、スケジュールをかけるテキストボックス の先頭に、
♪**:**(*は数字)
のように記述するだけです。
例)
♪19:00や♪08:30など、24時間制で、2桁で指定してください。
このとおりに指定しない場合は作動しないようになっています。
(19;00や08;30などでは動作しません。コロンとセミコロンの打ち間違いなどには注意しましょう)
また、このエディタを起動していない場合は通知できません。


◇スクロール機能について
画像 画像 エディットボックスをオートスクロールします。マウスの左クリックで停止します。
画像 画像 編集中のページトップや、一番下に移動できます。
   [Ctrl]+[↑]でもトップへ移動できます。
   [Ctrl]+[↓]でも一番下へ移動できます。



◇天気予報取得機能について
オプションのおまけタブでは、WEBブラウザを起動して、天気予報を提供しているホームページへ簡単に接続できるだけでなく、 明日の天気予報を自動で取得させることもできます。
どちらにしても、それぞれの地域にあわせた設定が必要になります。
オプションの天気取得設定タブでURLを設定してください。デフォルトでは東京になっています。
WEBブラウザを起動して、天気予報を提供しているホームページへいくなら、 どのホームページを設定してもいいですが、このソフトの「明日の天気予報自動取得」は
http://www.adg.ne.jp/auto/www.nihonkai.net/w/(日本海ウェブサーチテキスト版)
に対応させてあるので、この機能を使いたい場合はここから地域を選択してください。
〜/auto/www.nihonkai.net/w/index.cgi?a=****の水色の字の部分を変えるだけでいいと思います。

※気象データについて
・本ソフトウェアはインターネットに接続して、日本海ウェブサーチ様からの天気予報を取得して
おりますが、天気予報の形式が予期なく変更され取得できなくなる事があります。
また、時間帯やサーバーの状態によってもうまく取得できないことがあります。
・本ソフトウェアは日本海ウェブサーチ様とは一切関係御座いませんので、
お問い合わせ等はソフトウェア開発元にお送り下さい。(サポート情報を参照のこと)
・ダウンロードした天気予報の著作権は、日本海ウェブサーチ様に帰属します。
私的利用の範囲内でお使い下さい。


◇指定行移動機能
指定した行へカーソルを移動させ、その行へスクロールして表示します。
プログラムなどを作っていて、「○○行目でエラーが発生しました」などというときに簡単に移動できるので便利です。


◇ファンクションキー(ショートカットキー)について
機能は以下のとおりです。
F1 指定行移動ウインドウ
F2 バックアップファイル読み込み
F3 次を検索
F4 検索画面へ
F5 オプション画面へ
F6 文字列挿入1
F7 文字列挿入2
F8 文字列挿入3
F9 文字列挿入4
F10 メニューバーを選択する
F11 日付と時刻の挿入
F12 ファンクションキー機能一覧を表示

※ファンクションキーを使ってオプション画面で登録した文字列を現在のカーソル位置に 挿入できます。
登録は4つまでできます。よく使うHTMLタグや言葉などを登録しておくと便利です。
デフォルトでは改行タグやHTML構造タグが登録されています。


※登録したい文字列を選択して、[Ctrl]+[6]〜[Ctrl]+[9]で、 オリジナル文字列(F6〜F9で挿入できる文字列)を設定できるようにしました。
また、登録可能なオリジナル文字列は1000byteまでです。


[Ctrl]+[Enter]キー([Ctrlキーを押しながらEnterキーを押す)で、改行と、<br>が入ります。 ホームページ作成時には便利な機能です。

また、
[Ctrl]+[↑]でトップへ移動します。
[Ctrl]+[↓]で一番下へ移動します。

[Ctrl]+[←]で自分の前の番号のウインドウをアクティブにします。
[Ctrl]+[→]で自分の後の番号のウインドウをアクティブにします。



◇ウインドウの透明化機能について
メインウインドウを透明にできます。
下の字を見ながら編集できてしまったり、アイディアしだいでおもしろい使い方ができます。
0〜200の任意の値で透明度を設定できます。
(不透明)0← [透明度] →255(透明)

※Windows2000,XPのみの機能です。
※255に設定するとウインドウが見えなくなってしまうので、0〜200の間でしか設定できないようにしました。(200でもかなり見えませんが^^;)


◇指定ウインドウアクティブ機能について

Bird Editorを複数起動している場合、Bird Editorの指定のウインドウをアクティブにできます。
右下のドロップダウンメニュー(プルダウンメニュー、コンボボックスともいう)で切り替えができます
画像

移動…選んだウインドウに移動(アクティブにする)します。

閉じる…指定ウインドウを閉じます。

更新…ウインドウの状態を更新します。新たにエディタを起動した場合などにウインドウの一覧を更新できます。


メニューバー「その他(O)」の機能も指定ウインドウアクティブ機能で、
「前の番号のウインドウ(M)」…自分の前の番号のウインドウをアクティブにします。[Ctrl]+[←]でも可

「次の番号のウインドウ(N)」…自分の後の番号のウインドウをアクティブにします。[Ctrl]+[→]でも可

のようになっています。


ホームページ作成中など、複数のファイルを編集する場合に開いているファイルが把握できるので便利です。
とくに全画面で編集している時は便利です。
Bird Editorは起動した順に番号が000,001,002,003・・・というように割り振られていきます。
その番号を元にウインドウを判断しています。この番号はタイトルバーを見ればわかります。

POINT
エディタ起動中はタスクトレイにアイコンが表示されます。
そして、このタスクトレイアイコンからもウインドウを切り替えられます。
・左クリックすると、対応するウインドウがアクティブになります。
・対応するウインドウが最小化されているときは復元します。
・「ウインドウを隠す」で対応するウインドウが見えなくなっている時は復元します。
・タスクトレイアイコンを右クリックすると終了できます。


(参考)◇起動ナンバーに関する一時ファイルについて

このエディタは、指定ウインドウアクティブ機能などのために一時ファイル"k_temp.txt"を作成しますが、 参考にその内容を示しておきます。
また、この一時ファイルは終了時に削除されます。

表記 状態 備考
C:\Documents and Settings...など エディタを使用中です 現在扱っているファイルのファイル名がわかります
NULL(終了) エディタを終了した状態です エディタをさらに起動した時にこの番号が再利用されます

※なんらかのトラブルでエディタが強制終了してしまった場合など、 NULL(終了)にならなくなったりします。そうなると、終了時には"k_temp.txt" が自動的に削除されません。そのときはお手数ですが、手動で"k_temp.txt"を削除してください。


◇アンドゥ・リドゥの機能について

アンドゥ・リドゥの機能は、一時ファイル
"undo_data***.txt"     ※***はエディタ番号。このファイルは終了時に自動的に削除されます。
を作りそこに情報を記録することにより実現しています。
(メモリに情報を入れるとメモリを使いすぎてしまうため。)
そのため、フロッピーディスク上などでは容量が足りず、うまくいきません。
(あまりフロッピーディスク上から実行することはないと思いますが・・・)
逆に言えば、ハードディスクの容量が十分に大きければ理論上何度でもアンドゥ・リドゥできます。

POINT
・当然、回数が増えれば増えるほど一時ファイルも大きくなります。
(編集可能領域設定32KB、200回の変更情報を保存で、一時ファイルのサイズ約6.12MB ちょっと効率が悪い方法を使っていますが、ご了承ください。 また、ハードディスクの負担を軽減させるため、高速で入力した場合は一文字ずつ アンドゥできない場合もあります。)
編集可能領域を減らせばこの一時ファイルも小さくなります。
・メニューバーから「アンドゥデータ開放(K)を行えば、 アンドゥの記憶情報をリセットできます。
今までの変更をアンドゥで元には戻せなくなりますが、一時ファイルは小さくなります
・セーブをした時にアンドゥデータの開放を行うかどうかをオプション画面から設定できます。
(デフォルトではデータ開放を行いません)
・現在何回分の情報を記録しているかは右下のステータスバーのnの値でわかります。
・この機能はオプション画面から無効にすることもできます。
(その際、一回のみのアンドゥ・リドゥになります。一時ファイル"undo_data***.txt"も作成しません)

注意
リドゥをしすぎると前の状態に戻ってしまうことがあります。
これは仕様で、バグではありませんが、改善できれば改善予定です。
例)
新規作成→12345と入力→アンドゥを3回する→12になる→aと入力→リドゥを1回する(これが本来できてはいけないこと)→1234となる
原因:前のデータが残っているためです。
もう一度アンドゥをすれば元に戻るため、データの消失はありませんが、一応頭に入れておいてください。
やみくもにボタン連打はあまりよくないです^^;
バージョン4.5.1からこの現象を出にくくしました。(但し、特定条件下ではまだこの現象が出ます)

特定条件下とは...
アンドゥしたあとで、
A,Cボタンを押して開始した時
右クリックメニューからペーストして開始した時
;:[]/*-+などの特殊記号を押して開始した時
引き続き改善を試みます。


◇インストール・アンインストール
・アーカイブ(lzhやzip)をダウンロードした場合
インストール作業は特に必要ありません。適当なフォルダに展開(解凍)してくれれば結構です。
アンインストールの場合は、フォルダごと削除して下さい。レジストリは使用していません。

※一時ファイルを書き込む場所をTEMPフォルダにしている場合は、 TEMPフォルダのデータも削除してください
(よくわからない場合は別に削除しなくても問題はありません。 なんらかのトラブルでエディタが強制終了してしまった場合を除き、 普通はこのフォルダの一時ファイルは終了時に削除されていますので、 このフォルダは空であることが多いです。)
TEMPフォルダは
C:\DOCUME~1\ユーザ名\LOCALS~1\Temp\bird_editor_temp
です。

※設定・スケジュール・バックアップファイルは
マイドキュメントに保存されていますので、必要がない場合はこれも削除してください。
マイドキュメントフォルダは
C:\Documents and Settings\ユーザ名\My Documents\bird_editor_data
です。


(環境によりパスが必ずしも同じとは限りません。メニューバーからマイドキュメントとTEMPフォルダをエクスプローラで簡単に開けます。)