DoJa Builder2
-エミュレータ設定例-
DoJa Builder2では、環境設定ダイアログの実行設定タブの個所で複数のエミュレータを定義することができ、メインのウインドウで呼び出すことができます。しかし、エミュレータの設定方法がわからないと定義もできませんので、設定例を以下に示します。
-Zentek Technologyのi-JADEの設定例-
Zentek Technologyのi-JADEを設定する場合は以下の様に設定します。なお、N503iのエミュレータを設定する例を記載します。
1. 環境設定ダイアログの実行設定タブで追加ボタンを押下し、コマンド設定ダイアログを開く。
2. コマンド設定ダイアログの設定名にわかりやすく「N503i」と入力。
3. アプリケーションテキストフィールドには以下の内容を記載したバッチファイルのパスを入力します。
(設定例:C:\DoJaBuilder\bin\iJADE.bat)バッチファイルの内容:
java -jar C:\i-jade\i-jade-%1.jar %2
4. 引数テキストフィールドには「n %PROJ-BIN%\%PROJ-NAME%.jam」と指定。
※%1にnを指定するとN503i、pにするとP503iのエミュレータを呼び出すことができます。
-iappliTool(DoJa2.0)付属のエミュレータの設定例-
ドコモが提供している公式ツールであるiappliTool(DoJa2.0)に付属されているエミュレータを実行するためには、以下の様に設定します。
なお、使用に関しての不具合などは一切保証しませんのでご注意下さい。ここで説明する設定は、エミュレータの実行ファイルであるdoja.exe、ビルドしてできたJAM、JARファイルを指定するだけの簡易的なものです。もしそれ以外のオプションなどを使用する場合は適宜修正して下さい。
※doja.exeのオプションなどについては、コマンドプロンプトで「doja.exe -help」と入力すれば表示されます。1. 環境設定ダイアログの実行設定タブで追加ボタンを押下し、コマンド設定ダイアログを開く。
2. コマンド設定ダイアログの設定名にわかりやすく「DoJa Emulator」と入力。
3. アプリケーションテキストフィールドには以下の内容を記載したバッチファイルのパスを入力します。
(設定例:C:\DoJaBuilder2\bin\DoJaEmu.bat)バッチファイルの内容:
C:\iDK\bin\doja.exe -i %1 -j %2
※doja.exeのパスに関してはお使いの環境に合わせて設定して下さい。
4. 引数テキストフィールドには「%PROJ-BIN%\%PROJ-NAME%.jam %PROJ-BIN%\%PROJ-NAME%.jar」と指定。
※この指定は、JAM、JARファイルのフルパスを指定しています。