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§3.3.9 @section - セクションの記述
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新しいセクションを開始するには、@section命令を用いる。 
命令の書式は以下の通り 
 
@section name [joint_attr] 
内容 
@end 
 
ここで、nameはセクションの名称つまりセクションのタイトルとなる文字列である。 
joint_attrは任意の引数で、当該セクションの子セクションに対する結合属性である。 
結合属性joint_attrは、下表の意味を持つ。 
 
結合属性挙動
無指定結合属性は親セクションの結合属性を継承する。
当該セクションが親を持たない、つまり最上位のセクションの場合は、結合属性は暗黙にdisjoinedが指定されたとみなされ、セクションの内容は個別ファイルに格納される。
親セクションが存在し、その結合属性がjoinedであれば、当該セクションは親セクションと同一ファイルに格納される。
disjoined親セクションの結合属性また親の存在ににかかわらず、当該セクションは個別ファイルに格納される。
当該セクションの子セクションもまた個別ファイルに格納される。
joined親セクションの結合属性また親の存在ににかかわらず、当該セクションは個別ファイルに格納される。
当該セクションの子セクションの結合属性が無指定の場合、子セクションは当該セクションと同一のファイルに格納される。

子セクションを作るには、単に@section命令をネストさせればよい。
例えば、「性別」というセクションの下に「男性」と「女性」という2つの子セクションを作るには、

@section "性別" 
性別に関する内容をここに記述 
 
@section "男性" 
男性に関する内容をここに記述 
@end ;; セクション「男性」の終了 
 
@section "女性" 
女性に関する内容をここに記述 
@end ;; セクション「女性」の終了 
 
@end ;; セクション「性別」の終了 

とすればよい。

関連項目:
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§3.3.9.1 セクション内のみで使える命令群
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  1. セクション内のみで使える命令群
    1. @index - 当該セクション下の索引を挿入
    2. @mark - 参照先の登録
    3. @relate - セクション間の相互・単一の関連をリンクさせる
    4. @autopop - セクション終了時のスタック一斉ポップ



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