コマンドテーブル:Trans Commander 3.x Manual

概略

コマンドテーブルサービス(機能)はコマンドを管理し、それをコマンドメニューや、ホットキー等から呼び出し実行するものです。 このサービスはDeskTool時代からTrans Commanderの中核技術であり、皆さんもこのサービスを使うために、このアプリケーションを使うことと思います。

コマンドテーブルの編集

コマンドテーブルの編集は「オプションと情報」ダイアログの「コマンドテーブル」タブから行います。 個々のアイテムがコマンドで、ドラッグ&ドロップで階層を、「上へ」、「下へ」の各ボタンで順番を変更することが出来ます。 また、親アイテムとなったコマンドも動作上の違いはありますが、内容は同じものです。

オプションと情報ダイアログ、コマンドテーブルタブ

コマンドの編集

コマンドには次の情報があります。

キャプション コマンドの名前。コマンドメニューで使用される
ホットキー コマンドに割り当てるホットキー(ショートカットキー)
コマンドライン 実行先 コマンドライン。「ファイル名を指定して実行」に指定するものと同値で、 引数も指定可能。
作業フォルダ 実行されたプログラムの、初期カレントディレクトリ
環境変数ファイル 実行されたプログラムに渡される環境変数を定義しているファイルのパス。
実行時の大きさ 実行されたプログラムが開くウィンドウの初期サイズ。 通常、最大化、最小化のいずれか。 ただし、実行されたプログラムが対応していない場合には無意味。

コマンドの情報を編集するには「オプションと情報」ダイアログ、「コマンドテーブル」タブを開き、編集するコマンドを選択して、「編集」ボタンを選択(クリック)します。 すると次のような「コマンドの編集」ダイアログが開きます。 ここで、コマンドの情報編集し「OK」を選択すると、コマンドの情報が変更されます。 ただし、ここで「OK」を選択しても、「オプションと情報」ダイアログで「変更を保存」又は「OK」を選択しない限り、変更は保存されません。

コマンドの編集ダイアログ

コマンドメニュー

コマンドテーブルに登録されたコマンド郡はまた、コマンドメニューから実行することも出来ます。 コマンドメニューを呼び出す(表示する)には、通知エリアのアイコンを右クリックします。 コマンドメニューはコマンドテーブルと完全にシンク(同期)しており、階層構造等も同じです。 次の絵は、コマンドメニューを開いた様子です。

コマンドメニューを開いた様子