実行ファイル:Trans Commander 3.x Manual

デーモン

Trans Commander 3.xでは、全てのサービスはデーモンと呼ばれるプログラムが提供しています。 プログラムファイル名はtrnscmd3.exeで、デーモンが提供するサービスは、コマンドテーブルやシェル拡張等があり、メモリ上に常駐することを前提として作られています。

コントローラ

前記したようにデーモンはTrans Commanderの全サービスを提供していますが、デーモン自身では、設定を変更したりファイルを書き換えることは一切しません。 その為にコントローラが用意されています。 コントローラはデーモンとは対照的で、設定の変更や編集を行いますが、どのようなサービスも提供しません。 コントローラはいくつかのプログラムファイル群として存在しています。

trnsopt3.exe 「オプションと情報」ダイアログを提供します。 通知エリアのアイコンをダブルクリックする行為は、間接的にこのプログラムを呼び出しています。
cmdadder.exe コマンドテーブルにコマンドを追加します。 これはエクスプローラ等で、ファイルのコンテキストメニューに含まれる「送る」に登録する等して使うことを、前提としています。
trnswthr.exe 設定ファイルで定義されているローカル設定ファイルのパスを書き換えます。