コードメモ使用説明

Copyright © 2004 MINO STUDIO (此処は英語版です)

コードメモの使い方は、殆どMS Windowsに付属のメモ帳と同じですので特に変わった部分を取り上げて説明させていただきます。此の使用書で至らぬ部分は作者(MINO STUDIO)のホームページにて詳しく説明を加えていく積もりでいます。

■ What's new?
■ コードメモで出来る事
■ 使い方とアイデア
- ファイルの関連付け
- カラーコーディング
- PHPのエディターとして使う
- Outputのフォーマット
- MacromediaのFlashと使う場合
- Operaのソースビューアーとして使う
- コードメモの背景に絵を使う
- 拡張子の管理
- オプションで拡張子をいじりすぎて困ってしまった場合
- コマンドプロンプトを使い簡単にコンパイルする方法
■ 注意書き

■ お礼
■ ライセンス


What's new

〇 ファイルをリロード出来ます
〇 在るとやはり便利だと思いましたので、エディターのライトクリックで出て来るポップアップメニューに若干のメニューを追加しました
〇 指定したフォルダー内のファイル検索を追加しました。オプションでサブフォルダーもサポートしています。此れは、Delphiにも付いていますが、やはりあれば便利だと思います。ファイルの中のテキストを指定して探す事が出来ますので存分にお使い下さい
〇 Base64のエンコード、デコードが出来ます
〇 MINEヘッダWebのエンコード、デコードが出来ます
〇 Webコードのエンコード、デコードが出来ます
〇 HTMLのカラーコーディングをしている時に、Tidyが使えます(私のHPのスクリーンショットを参照して下さい)
注:
 ● セーブするのを忘れずに!
 ● 余りサイズの大きなファイルは控えた方が良いでしょう。メモリーを食います
 ● 日本語に対応していませんので、英語等の多国語を使用した時に使って下さい。 日本語を使うと番号に変換されます(人間には読み辛くなります)。
〇 HTMLのカラーコーディングをしている時に、HTMLのタグがポップアップします (私のHPのスクリーンショットを参照して下さい)
〇 日本語だと全く意味が無いのですが、ワードカウントが出来ます。このソフトには無料の英語、独語、仏語等、10ヶ国語以上のスペルチェッカーが付けられるので、あれば便利だと思います

修正した所

☆ ASCI、OEM等、キャラクターを変換するメニューの不具合(何もセレクトしていないのにメニューを選べる)を直しました
☆ 変に思ったコード(ソフトのソースです)を直しました
☆ ASCIの判定で、読み取り専用のファイルを開けると“ASCI形式ではない”と言うメッセージが出て来ていたので、其の不具合を調整する為に、ASCIファイルであるかないかはツールメニューから選んで判定します。ASCI形式ではないファイルを開けると一目瞭然なので、通常全く必要ありません。読み取り専用のファイルを上書きしてセーブする場合は、自動的に“名前を付けて保存”と言うことになります


コードメモで出来る事

〇 テキストファイル等の、プレーンなファイルを作ったりセーブしたり出来ます
〇 ドラッグ・ドロップでもファイルを開けられます
〇 開けたファイルは“履歴”として覚えて置けます
〇 履歴を好きな時にクリアー出来ます
〇 ステータスバーに現在のカーソルの位置を正確に表示します
〇 ステータスバーに上書き状況を表示します
〇 ステータスバーにタイプのモード(InsertかOverwriteか)を表示します
〇 ラインナンバーを表示します
〇 勿論、日本語で直接入力出来ます
〇 ノーリミットで取り消し(Undo)が出来ます[貴方のパソコンのメモリー次第です]
〇 ノーリミットでやり直し(Redo)が出来ます[貴方のパソコンのメモリー次第です]
〇 ファイルサイズの大きさに限界がありません[貴方のパソコンのメモリー次第です]
〇 右端で折り返しが出来ます
〇 更に、マージンでも折り返しが出来ます
〇 カラーコーディングが楽しめます
〇 コーディングの色を変えられます
〇 ハイパーリンクを自動的にハイライト(青文字しかもアンダーライン)します
〇 ハイパーリンクをクリックするとURL(正式にはURI)にジャンプします
〇 これらのハイパーリンクの機能を止めることも出来ます
〇 リッチドキュメントファイルとして貴方のコードを、コーディングの色を其のままにセーブできます
〇 HTMLファイルとして貴方のコードをコーディングの色を其のままにセーブできます
〇 ファイルのセーブ時に、ファイルをWindows、UnixそしてMac用に アウトプット出来ます(MacromediaのFlashで、ダイナミックテキストを使うのに打って付です)
〇 ASCI表示をOEMに変換できます
〇 OEMをASCIに変換もできます
〇 文字のキャラクターの大小を変換できます
〇 コマンドプロンプトを呼び出せます
〇 ファイルをセーブしておけば、ファイルのあるフォルダーにコマンドプロンプトを自動的に移動させる事が出来ます
〇 此の為[上記の事が出来るので]コマンドライン・コンパイラーを簡単に駆動出来、面倒なファイルの絶対パスを入れる事無くファイルをコンパイルできます
〇 直接、コードを書く事には関係ありませんが、メモ帳の背景に絵を使えます ― 勿論、引き伸ばし表示、タイル表示、センター表示が出来ます
〇 マウスウィールを使えます
〇 サンブトラッキングできます
〇 コラムモードでセレクトできます (此れには若干のバリエーションがあります)
〇 ファイルを自動的にバックアップします
〇 コードを書く事には関係ありませんが、英語を使う方には便利な米語のスペルチェッカーがついています
〇 JIS又はEUCモードの日本語をShiftJISに変換できます(*)
〇 DelphiスタイルのObjectPascalコードテンプレートが《Ctrl+J》のキーでポップアップします
〇 CppBuilderスタイルのCppコードテンプレートが《Ctrl+J》のキーでポップアップします

(*)
小さいファイルの場合、総てを選択してコンバートも出来ますが、大きなファイルを開けている場合は、貴方のパソコンのメモリーと相談の上行ってください。部分的に選択ー>コンバートを繰り返すと云う手段をお勧めします。


使い方

【ファイルとの関連付け】

コードメモはどのファイルとも関連付けされていません。若しも、ユーザーが或るファイルのデフォルト・エディターとしてコードメモを使用したい場合は、MS Windowsに付属のメモ帳と同要領でファイルとの関連付けを行って下さい。
コントロールパネルからフォルターのオプション −>ファイルタイプ を選んでコードメモ(EXEの名前はMEMOです)と関連付けて下さい。

【カラーコーディング】

コードメモのカラーコーディングのシステムは、拡張子を判別して行っています。其のため、新規のファイルでセーブしていないファイルについてはカラーコーディングが出来ません。其処で、メニューから、書式 −>コードメモ・カラーコード、そしてユーザーの使っている言語を選んでください。

【PHPのエディターとして使う】

コードメモにはPHPのキーワード等が既に組み込まれていますので、PHPのエディターとしてもお使い頂けますが、オプションダイアログでHTMLの拡張子にPHPの拡張子を追加する必要があります(例えば、*.php, *.phtml)。若しも、追加するのが面倒な方は、そのつどメニューから、書式 −>コードメモ・カラーコードからHTMLを選んでください。

【コードアウトプット】

此のフォーマットについては、メニューから切り替えても変化は目に見えません。此れは良くご存知の事と思われますが、若しも、変化を見たいと言うユーザーは、Unix又はMacのフォーマットでセーブして、其れをWindows付属のメモ帳で見てみて下さい。

【MacromediaのFlashと使う】

MacromediaのFlashを使って外部のテキストファイルをロード出来るのをご存知の方もいるかと思いますが、何故か、 MacromediaのFlashは、Macのフォーマットを好みます。勿論HTML形式でロードさせれば良いのですが、所謂『Plain Text』をロードさせたい場合Windowsのメモ帳では上手く行きません。其処で、コードメモを使って極普通にファイルを作り極普通にテキストファイル『txtの拡張子』でセーブします。此の時コードアウトプットをMacにしておきます。
勿論、もう既にあるWindowsのフォーマットのファイルをMacに変えて上書きしてセーブしても可。

【Operaのソースビューアーとして使う】

Operaと言うウェブブラウザをご存知でしょうか?とても快速なブラウザです《当方曰く、世界一速い》。OperaはデフォルトでMS Windows付属のWordPadをビューアートしますが、OperaのメニューからFile -> Preferencesを選びSource viewerを選びます。ファイルを検索出来るので検索(Browse)のボタンを押してmemo.exe《コードメモの事》を選びます。

【コードメモの背景に絵を使う】

此れはコーディングとは全く関係ないのですが、『コードを書いていて楽しんで何が悪いか!』と言う事で、絵を背景に出来ます。
メニューのツール −>オプションを選びます。設定のダイアログが出て来ますので、其処からその他のセッティングを選びメモの壁紙の所にファイルを絶対パスで指定します。絶対パスのわからない場合は、ボタンを押して検索して下さい。背景はJPEG, PNGやBMPと言った極ありきたりのファイルなら使えます。但しBMP以外のファイルは総て自動的にBMPに変換されMemoのフォルダー内のBackgroundと言うフォルダーにセーブされます。

コードメモのリリースと一緒に100 × 100 pxのbmpファイルが3枚、此のフォルダーに既に入っています。コードメモの作者が作ったものですので、ご自由にお使い下さい。

【拡張子の管理】

一寸大きいファイルですみません。

上の絵の向かって左側はセーブダイアログです。そして右側はオプションダイアログ。
セーブダイアログのフィルターがオプションダイアログのCpp拡張子のリストと同じになっているところに注意して下さい。
例えば、Cpp関連のファイルの拡張子を持つファイルを開けたりセーブしたしした時にCppのカラーコーディングになる様にする為には、Cppの拡張子リストに欲しい拡張子を一つ一つ加えていきます。絵には在りませんが、Cの拡張子のリストに『h』もは行っていますが《当方CppよりもCの方を多く使っているので》Cppを頻繁に使う人であれば、Cの拡張子のリストから『h』を外しCpp拡張子のリストに加えると良いでしょう。

【オプションで拡張子をいじりすぎて困ってしまった場合】

まあ良くある事です。いじり過ぎて自分で何がどうなっているのか判らなくなってしまった場合如何したら良いか?
此れ、コードメモでは簡単です。
メニューのツール −>オプションを選んでカラーコーディングのタブを選びます。其処で、治したい拡張子のラジオボタンを選んで拡張子のリストから一つ一つ削除していきます。治したい拡張子のリストを空になるまで続けて、OKボタンを押してオプションダイアログを閉めます。
此れで、コードメモをインストールした時と同じ状態に戻ります(勿論、治した拡張子だけです)。

【コマンドプロンプトを使い簡単にコンパイルする方法】

コードメモは、ユーザーにソースファイルのコンパイルを出来る様な環境は提供していません。因って、メニューから、例えばツール ー>コンパイルと言ったものは在りません。が、コンパイルし易い環境を提供します。

一旦コードを書き、ファイルをセーブさえすれば、後は可也簡単にコンパイルの作業が可能になります。が、条件が二つあります。

◆ コマンドラインコンパイラーをインストールしてある
◆ コンパイラーをユーザーのコンピューターの環境に設定をしてある(コンパイラーを駆動出来る状態にしてある事)

注意: コードメモのカラーコーディングとコンパイラーとは何の関係も有りません。因って、カラーコーディングの有無さえ考えなければ、どの言語でも使えるでしょう。要は、コマンドラインコンパイラーが必要だと言う事です。

では、使い方を説明して行きます。

● 先ず、メニューからツール −>オプションを選びユーザーのコマンドを記入します。
 * Windows9x、MEの環境ではcommand.com、2000やXPではcmd.exe。ファイル名のみ記入します。
● OKボタンを押してオプションダイアログを閉めます。
● ソースファイルを書きセーブします。
● メニューからツール −>コマンドプロンプト(F8を押しても同じです)を選びます。
● コマンドプロンプトが駆動して、こんな風になる筈です。C:\ソースファイルまでのパス\

此処までくれば後はコンパイラーを呼び出しファイルをコンパイルするだけです。
当方、InpriseのBCCコンパイラー(フリー)を使っていますが、例えば:
make -fxxxxxxxxthisfile.mak
と、此れだけでMakeコマンドを実行できます。

注意: コードメモはコンパイラーのメッセージをキャッチしません。


注意書き

【カラーコーディングとカラーマッピング】

テキストファイル《拡張子*.txt》を作成しているとカラーマッピングで“デフォルト”以外を選んだ場合文字が見難くなります。そのような場合は、カラーマッピングを“デフォルト”の状態にして下さい。
メニューからツールー>エディターセッティングを選び更にColorsのタブを選んでColor SpeedSettingDefaultをクリックして下さい。

【バックグランドのイメージファイルについて】

BMP以外のファイルを選んだ場合、画像はコードメモのあるフォルダー内にある『Background』と言うフォルダーにBMPファイルとして自動的に変換されセーブされます。
■ イメージファイルを絶対に使わないと言う人は兎も角、此の『Background』と言うフォルダーは削除しないで下さい。エラーになる場合があります。


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