2004.09.28 circle@home.ns01.info

サービス定義について

■ セクション
サービス定義には、以下のセクションがあります。

[Service] セクション
[Service] セクションには、以下のキーワードがあります。

[Icon] セクション
[Icon] セクションには、以下のキーワードがあります。

[Ping] セクション
[Ping] セクションには、以下のキーワードがあります。

[Menu] セクション
[Menu] セクションには、以下のキーワードがあります。

■ サブメニュー セクション
サブメニューセクションは、上述の[Menu] セクションと同じです。
ただし、defaultキーワードはありません。

■ ユーザー定義コマンド
ユーザー定義コマンドは、[Service]/[Ping] セクションのOnStart/OnStopキーワードや
[Menu]/サブメニュー セクションにて記述できる、実行可能なコマンドです。
ユーザー定義コマンドには、以下の種類があります。

■ サンプルの説明
パッケージに同梱されているサンプルの、Apache+Ping.ini の内容を説明します。

[Service]                                         ; 監視するサービスに関する記述。
Host=                                             ; 自ホストのサービスである。
Name=Apache                                       ; サービスの名前は Apache。
Root=C:\Program Files\Apache Group\Apache         ; Apache をインストールしたフォルダのフルパス。
Notice=1                                          ; 稼動状態が変わったら通知表示を出す。
Log=1                                             ; 監視ログに記録を残す。
OnStart=                                          ; 稼動を開始した時には何もしない。
OnStop=                                           ; 稼動を停止した時には何もしない。

[Icon]                                            ; タスクトレイに表示するアイコンの指定。
Run=Apache0.ico                                   ; 稼動中を示すアイコンファイル、ServiceWatcherの起動フォルダ内にある。
Stop=Apache1.ico                                  ; 停止中を示すアイコンファイル、ServiceWatcherの起動フォルダ内にある。

[Ping]                                            ; Apache サーバーの応答確認のやり方。
Port=80                                           ; サーバーの受信ポート番号、80=HTTP。
Request=HEAD / HTTP/1.0\n\n                       ; 応答を確認するためのダミーリクエストの内容、改行文字2つは必須。
Timeout=120                                       ; 応答待ちのタイムアウト、120秒=2分。
Interval=300                                      ; 応答確認の間隔、300秒=5分。
Notice=1                                          ; 応答状態が変わったら通知表示を出す。
OnStart=                                          ; 応答を開始した時には何もしない。
OnStop=Apache.exe -w -n Apache -k restart         ; 応答が停止した時には、強制的にサーバーを再起動する。

[Menu]                                            ; コンテキストメニューの定義。
default=5                                         ; ダブルクリック時は設定編集を実行。
1=サービス開始,Apache.exe -w -n Apache -k start    ; 一番上のメニュー項目。
2=サービス停止,Apache.exe -w -n Apache -k stop
3=サービス再起動,Apache.exe -w -n Apache -k restart
4=---                                             ; セパレータ。
5=設定編集,notepad conf\httpd.conf                 ; メモ帳を起動。
6=設定検証,Apache.exe -w -t -f conf\httpd.conf     ;
7=ログ参照,@SUBMENU=LogMenu                        ; サブメニュー LogMenu を呼び出す。
8=---                                             ; セパレータ。
9=監視ログ,@LOG                                    ; 監視ログをメモ帳で閲覧。
10=監視終了,@QUIT                                  ; 一番下のメニュー項目、ServiceWatcher を終了。

[LogMenu]                                         ; サブメニュー LogMenu の定義。
1=viewer,ApacheLogViewer
2=---
3=access,notepad logs\access.log
4=error,notepad logs\error.log

■その他
不明点や不具合情報はサポート掲示板まで。