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・画像ファイル
・サウンド・音楽ファイル
・ビデオファイル
・言語ファイル
・ジョイスティック設定ファイル
画像ファイル
ファイル形式
PNG・BMP・JPEG・PIZに対応しています。また、画像合成やフィルター処理がスクリプトとして定義できる画像スクリプトファイルも画像と同様に扱うことが出来ます。
形式 展開速度 データ量 αch
対応用途 BMP : ◎ × × 小さい画像 JPEG : × ◎ × 背景 PNG : △ ○ ○ キャラクタ PIZ : ○ ○ ○ キャラクタ・高画質な背景 PSF : × ◎ ○ 多目的・多用途(画像スクリプトファイル)
画像用途の種類
対象用途 αch
対応説明 参考例 背景 : ゲームのスクリーンサイズより大きいこと。 キャラクタ : α 制限なし go キャラクタアニメ : α 横に3マス(W*3xHのサイズ) go メッセージ・選択肢ウィンドウ : α スクリーンサイズ内であること ルール・トランジション : スクリーンサイズと同じサイズであること 絵文字 : α 16x16マスで、サイズはGame.Infoで指定が可能です go 選択肢ボタン : α スクリーンサイズないならば自由に設定可能 go リアルタイムエフェクト : α 横に8マスで1マスのサイズは設定ファイルで指定可能 go キーウェイト : α 横に8マスで1マスサイズは正方形で高さを1辺として自動的に設定します。 go
参考画像
キャラクタ : キャラクタアニメ : 絵文字 : 選択肢ボタン : リアルタイムエフェクト : キーウェイト :
サウンド・音楽ファイル
ファイル形式
機能 対応形式 説明 音楽 OggVorbis,CD-DA トラック番号で指定しますので、OggVorbisファイルはTrack??.Oggなどという名称でファイル名を設定してください。 効果音 OggVorbis,WAVE(一部) WAVEは、短い効果音バッファでのみ使用可能です。 音声 OggVorbis OggVorbis形式のみの対応です。再生方式は、ストリーミング方式です。 トラック番号のつけ方
Track02.Ogg、Track03.Ogg、・・・・、Track10.Ogg、Track11.Ogg、・・・・
という命名仕様となっています。また、トラック番号は2番から指定するという規定がありますので必ずお守り下さい。
サウンド機能の無圧縮WAVEとOggVorbisについて
@media.soundloadで指定するサウンド再生機能は、バッファ番号によって使用できるファイル形式が異なります。
対応表
バッファ番号 使えるファイル形式 解説 0〜1 : WAVE、OGG ロード時にメモリ内にサウンドデータを生データに変換して瞬時に再生できるようにします。 2〜3 : OGG ロード時はファイルのセットのみで生データへの変換は再生時に逐次行われます。 また、音声の再生機能はバッファ番号2〜3と同一のものとなっています。特性もそのまま同じとなります。メリット/デメリット
バッファ番号 再生開始準備時間 ロード時処理時間 用途 0〜1 : 瞬時 1秒以内〜数秒 5秒以内の短い効果音 2〜3 : 1秒程度 瞬時 10秒を超える長時間の効果音
音楽再生機能のリピート
音楽機能には、リピート範囲を指定する機能が付いています。拡張子を、LOPと変えた同じファイル名のファイルを用意して、テキストエディタで最後から戻したい位置の秒数(小数点以下3桁まで)を指定してください。
記述例(Track02.LOP)
20.996
ビデオファイル
ファイル形式
MPEG1、WindowsMediaVideo、AVIに対応しています。
(特殊なコーデックを必要とするAVIや最新版のWMVでは再生できない場合があります)
サイズや内容
ADVRUNで対応している画面比率が、4:3ですのでその比率に合わせたサイズでビデオをご用意下さい。
サイズは、320x240では画質が落ちる場合もありますので、640x480や400x300等の高画質なものをご利用すると見栄えがよくなります。
また、ビデオ形式はなるべくMPEG1にすることをオススメします。
言語ファイル
言語ファイルとは
ADVRUNでは、内部の文字処理をUnicode化しています。そのため、日本語だけではなく、英語・中国語などの他言語もサポートすることが出来ます。
メニューやウィンドウを外国語表示するようにするのが、言語ファイルです。
付属の言語ファイル
SDKには、英語用の「ADVRUN.ENG」が付属しています。このファイルに書かれた内容を元に、外国語への対応が可能となっています。
言語ファイルの作成方法
[MainMenu_Game]
OPEN=&Open Scenario File...
CFG=&Config
AUTO=&Auto pilot play
SKIP=&Skip read part
NEXT=&Jump Skip
RETURN=&Return Choices
=とその左側は、命令となっていますので書き換えないようにしてください。右の説明を元に、他言語の文字コードで記述してください。
編集には、対応外国語用のテキストエディタをお使い下さい。
サードパーティ製言語ファイル
海外のユーザーの協力により、中国語言語ファイルがネットワーク上で公開されています。
ジョイスティック設定ファイル
ジョイスティック設定ファイルとは
ジョイスティック・ゲームパッドなど、キーボードやマウスよりもさらに使いやすい入力デバイスに対応するための設定ファイルです。
形式について
テキストファイル形式となっており、行番号=ボタン番号という割り振りとなっています。
ジョイスティックには、全て番号順にボタン番号が割り振られていますので、その番号に合わせたADVRUNの機能番号を設定することで、機能を割り振ることが出来ます。
設定ファイル内部形式
行番号がそのままボタン番号となりますが、行に書く場合は「コメント=機能番号」と言った形式にしなくてはいけません。コメント部分には、ボタンに書いてあるマークやアルファベットを記述しておくと分かりやすいと思います。1:○=24ボタンが多い場合は、ボタンの数だけ書く必要があります。
2:▽=21
3:×=23
また、ボタン番号を調べるにはSDK付属の「ジョイスティック設定ファイル作成ツール」をご利用下さい。
機能番号
機能名称 機能番号 内容 エンター 13 OK・次へ・選択 ESCAPE 27 キャンセル スペース 32 PAGE UP 34 ウィンドウスクロール上 PAGE DOWN 33 ウィンドウスクロール下 HOME 36 END 35 十字キー上 38 上移動 十字キー右 39 右移動 十字キー左 37 左移動 十字キー下 40 下移動 F1 112 ソフトウェア情報 F2 113 ロード F3 114 セーブ F4 115 メッセージスキップ NUMキー(0-9) 48-57 アルファベットキー(A-Z) 65-90