フォルダ構成について
ADVRUNでは、データは種類ごとにフォルダ分けを行うという仕様となっています。
画像ならば画像フォルダへ、等という様に規定されています。
フォルダ構成の基本的注意事項
画像や音声など、大量の画像を扱う場合にはサブフォルダを作成する必要性があります。ADVRUNでは、サブフォルダ内のファイルも、相対パスをきちんと入力すれば読み込みが可能となっています。
注意事項
・Win32の規定により、パスの区分けは必ず「\」をお使い下さい。URLに使われる「/」にも対応していますが、ご使用は特別な理由がない限りお控え下さい。
・あまり深くサブフォルダを作成しないで下さい。数階層程度が最適です。
・たとえば、画像ファイルが「Pic\Chara\Mariko\001.piz」でしたら、ファイル名の指定は「Chara\mariko\001.piz」と相対パスを指定します。
・アーカイブ時に全てのファイルが同一リスト上で管理されますので、同じファイル名をその種類のデータに命名しないで下さい。
開発時のフォルダ構成
開発時は全てデバッグモードとなっています。
そのため、アーカイブか可能なデータファイルも全てそのまま保管されることになっています。
フォルダ配置
「GAME001」というフォルダがあるとします。その中に、以下に示すフォルダ構成とファイル構成がそのままADVRUNの開発環境の構成となります。
フォルダ構成
フォルダ名 説明 サブフォルダ BGM 音楽ファイル・ループ設定ファイルを置きます × PadData ジョイスティック設定ファイルを置きます × Pic 画像ファイル・画像スクリプトファイルを置きます。 ○ Script スクリプトファイルを置きます × Sound 効果音を置きます ○ System システムファイルを置きます ○ Video ビデオファイルを置きます × Voice 音声ファイルを置きます ○
ファイル構成
ファイルは、この場合では「GAME001」の中にそのまま置きます。
ファイル名 説明 ADVRUN.EXE ゲーム実行ファイル game.info ゲーム設定ファイル ogg.dll OggVorbis再生DLL vorbis.dll vorbisfile.dll
配布時のフォルダ構成
いくつかのフォルダはアーカイブファイル化されて、フォルダを設定する必要はありません。
フォルダ構成
フォルダ名 説明 BGM 音楽ファイル・ループ設定ファイルを置きます PadData ジョイスティック設定ファイルを置きます Video ビデオファイルを置きます
ファイル構成
言語設定ファイル等を使用する場合には、以上のファイルに加えてADVRUN.EXEと同じフォルダ内に格納してください。
ファイル名 説明 ADVRUN.EXE ゲーム実行ファイル game.inf ゲーム設定ファイル ogg.dll OggVorbis再生DLL vorbis.dll vorbisfile.dll ARDPics.ARD ゲームアーカイブデータ
(単一アーカイブ選択時はGAMEDATAS.ARDのみとなります)ARDScript.ARD ARDSound.ARD ARDVoice.ARD ARDSystem.ARD
ゲームの配布方法
アーカイブデータやフォルダ構成を完璧に維持・復旧できる形ならば、どんな配布方法でも問題ありません。
オンラインで配布されているインストーラーツール等を適宜ご利用下さい。