データの編集

編集した内容は、必ず出力してください。現状、編集途中のデータを保存して再び開く機能はありませんので。

table関係の設定

ウィンドウ右側のタブで設定できます。

セル単位での設定

セルのthへの変更
チェックボックス「th」をチェックすることで、選択セルをtdからthに変更します。複数セルを選択した状態でチェックすれば、一括して変更できます。
セルの結合/解除
選択した複数のセルを「結合」できます。左上のセル以外は属性等も含め内容をすべて破棄され、結合後はその範囲を矢印で示されます。
結合を解除するには、結合範囲の1つのセルにキャレットがある状態で「解除」のボタンを押します。結合範囲のセルは全て結合が解除されます。
属性の設定
セルの属性を設定できます。
単一のセルの属性はタブ内の属性一覧表で作成から削除まで全て可能です。
属性の設定/削除のボタンからダイアログを開くことで、選択した複数セルの属性を一括で設定(ないものについては追加・既にあるものについては変更)・削除(選択範囲のセルのすべての属性一覧から選択)できます。
強調
セル内の文字列全体を em 要素で強調できます。
リンク
URIを指定することで、a要素によるリンクをできます。セル全体がリンクテキストとなります。

行単位での設定

タブ内のラジオボタンにより、選択行を様々なrowgroupやcaption、任意のブロック要素に設定できます。この設定の状態はグリッド左端で確認できます。

thead/tbody/tfoot(rowgroup)
取り込み直後のデータではすべてtbodyです。
複数の行が連続して同じ種類のrowgroupに設定されている場合、それらの行は同一のrowgroupに属しているものとみなされます。つまり、tbodyは1つのtableにつき原則1つまでです。HTMLのDTDではtbodyは1個以上となっていますが、このツールの仕様では1個以下です。
theadに設定する際に、下のチェックボックスをチェックしておくと、新しいthead内のセルを一括してthに変更します。「scope="col"」チェックボックスもチェックすると、同時にscope属性の値をcolとします。
HTMLのDTDでは、thead, tfoot, tbodyの順で出現しなければなりません。しかしこのツールでは、tfootがtbodyの後に出現していても出力の際にtbodyの前に移動されるため、仕様に合致した出力結果が得られます。ただし、basic tableとして出力する際はrowgroupの移動は行われません。
caption
セルの概念には関係ありませんので、行内のセルの文字列は出力の際に結合されます。列の間には半角スペースが挿入されます。(summary属性やその他任意のブロック要素も同様)
summary属性
セルの内容をtable要素のsummary属性とすることができます。複数の行を連続してsummary属性に設定すると、それらが結合されて1つのsummary属性となります。
caption同様、行内のセルが結合されて1つの文字列となります。
任意のブロック要素
選択行の内容を、見出しやp要素など任意のブロック要素として出力します。
属性やインライン要素の記述などはできません。
caption同様、行内のセルが結合されて1つの文字列となります。

後述のtableの分割に関係するため、これらの出現順序に気をつける必要があります。

tableの分割に関する規則

行の設定がtableの分割を決定します。次の規則でtable要素は分割され、出力の際に複数のtable要素が生じます。

つまり、各tableは次の順序で構成されていれば問題ありません。新しいtable要素を出現させるときは、caption、summary属性、theadのいずれかでtableを開始させるか、見出しやpなどのtableに属さない要素が間に挟まっていればよいのです。

  1. caption→summary属性 または summary属性→caption(なくてもよい、どちらか一方でもよい)
  2. thead(なくてもよい)
  3. tfoot→tbody または tbody→tfoot(tbodyだけでもよい)

行・列・セルの操作

行や列に関する操作や、簡単なセルの移動機能などを備えています。

2.~4.は専らデータを意図したとおりに取り込めなかった(セルの区切りの処理方法がデータと合わなかった)場合のためにあります。

テキストの編集

セルの内容に関する簡単な編集機能も備えています。メニューから「テキストを編集可能にする」をチェックすると、セルの内容を書き換えることができるようになります。この状態でセルを複数選択することはできません。