MP Form Mail CGI を動作させるために必要最低限の設定です。必ずすべてを設定してください。
▼図:基本設定
■ メール送信先アドレス
フォームから送信されたメールを送る宛先のメールアドレスを指定してください。2 つ以上のメールアドレスを指定したい場合には、それぞれをカンマで区切ってください。
たとえば、aaaa@futomi.com と bbbb@futomi.com
の場合には、以下のとおりとなります。
【設定例】
aaaa@futomi.com,bbbb@futomi.com |
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つ以上のメールアドレスを指定する場合にも同様です。
■ デフォルトのメール送信元アドレス
フォームから送信されたメールの送信元アドレスを指定します。しかし、ご用意された フォーム HTML の項目で、name 属性が "mailaddress" のものがあれば、それが優先されます。ここではもし name 属性 "mailaddress" がなかった場合もしくは、入力されなかった場合に挿入されるアドレスを指定します。主にあなたのメールアドレスを指定しておいてください。
■ デフォルトのメールサブジェクト
フォームから送信されたメールのサブジェクト(題名)を指定します。しかし、ご用意された フォーム HTML の項目で、name 属性が "subject" のものがあれば、それが優先されます。ここでは、もし name 属性 "subject" がなかった場合もしくは入力されなかった場合に適用されるサブジェクトを指定します。
もしサブジェクトに $name属性$ を指定すると、その部分は、入力された値に置き換わります。たとえば、name 属性 "name" の欄に「太郎」と入力されたとします。サブジェクトの設定が
となっていれば、
に置き換わります。
フォームの項目以外に、$SIRIAL$ を指定すると、シリアル番号に置き換わります。ただし、「機能設定」の「シリアル番号の生成」を「する」と指定した場合にのみ有効となります。
■ 完了画面表示方法
完了画面を表示するためには、2 つの方法を選択することが出来ます。ご都合の良い方を選択して下さい。
▼ 指定URLへリダイレクト
事前に用意された指定のURLへリダイレクトをします。ただ単に指定ページへ飛ばすだけですので、入力された値を表示することは出来ません。この方式を選択した場合には、事前に完了画面をサーバに用意しておいて下さい。
▼ テンプレートを使ってCGIが出力
完了画面テンプレートの HTML に従い、CGI が完了画面を表示します。この方式では、入力値を置換して表示することも可能です。完了画面テンプレートの編集は、管理メニューの"完了画面編集"をご覧下さい。
■ リダイレクト先 URL
"完了画面表示方法"で"指定URLへリダイレクト"を選択した場合にのみ設定して下さい。フォームから送信した後、表示されるページの URL を指定してください。必ず、http:// もしくは https:// から指定するようにして下さい。ここで指定した URL にはちゃんとページがあることを確認しておいてください。
【設定例】
http://www.futomi.com/other/thanx.html |
■ リダイレクト方法
"完了画面表示方法"で"指定URLへリダイレクト"を選択した場合にのみ設定して下さい。リダイレクトするためには、HTTP ヘッダーの Location ヘッダーを使うのですが、一部のホスティングサーバでは Location ヘッダーが使えない場合があります(無料サーバに多いようです。)。その場合には、"メタタグ"を選択して下さい。"メタタグ"を指定すると、CGI は Location ヘッダーを出力せず、いったん、メタタグを含んだ HTML を出力します。そのメタタグにより指定 URL へリダイレクトされます。
■ メール送信機能の選択
MP Form Mail CGI eCommerce 版は、メールを送信するために、sendmail か SMTP サーバのいずれかを選択することができます。ご利用のサーバで sendmail を利用できる場合には、"sendmail を使う" を選択して下さい。
sendmail は、殆どのホスティングサーバで標準でインストールされています。CGI が自動的に、ご利用のサーバの sendmail のパスを取得して表示します。もしホスティング事業者が指定するパスと異なっているようでしたら、この欄を正しいパスに書き換えて下さい。
もしご利用のサーバで sendmail が利用できない場合には、"SMTP サーバを使う" を選択して、"SMTP サーバ指定" 欄には、"localhost" と指定してみて下さい。もしご利用のサーバが SMTP を受け入れられるのであれば、メール送信が可能となります。
■ ログ格納ディレクトリのパス
投稿ログを生成するディレクトリのパスを指定して下さい。パスの指定は、mpmail.cgi から見た相対パスか、もしくは、サーバのファイルシステム上の絶対パスで指定して下さい。
デフォルトで "./logs" が設定されていますが、変更する場合には、事前にログ格納ディレクトリを作成しておいて下さい。また、CGI の実行権限で書き込み可能になるようパーミッションを適切に設定しておいて下さい。ログ格納ディレクトリのパーミッションは、概ね、オーナー権限で CGI が実行される場合には 705、other 権限で実行される場合には 707 となります。
■ フォーム HTML の文字コード
フォーム HTML の文字コード(charset)を指定して下さい。通常は "自動認識" で問題ありません。もし確認画面、メール本文に文字化けが発生するようでしたら、明示的に文字コードを指定して下さい。
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