こんばいな! ―説明書―
概要
新しいゲームやマンガを作る時、悩むのは初めの一歩。
「何か1つでもキッカケがあればなぁ」と思うこと、ありませんか?
そしてそのきっかけというのは、時にただ一つの言葉であったりします。
「こんばいな!」はそんなきっかけになりそうな言葉を、意図的に作り出すソフトです。
難しい操作は一切必要なし。マウスのクリックだけで出来ます。
基本的にマウスのみで操作できます。
各項目の下にあるボタンを押すたびに、内容が変わります。
基本機能
1・・・名詞
「何」「誰」に値する言葉が入ります。
「名詞.txt」の中からランダムで選ばれます。
2・・・格助詞
名詞と動詞をつなぐ言葉です。
▼を押して相応しいものを選択してください。
3・・・動詞
「〜する」にあたる部分です。アイデア上、かなり重要になるかもです。
「動詞.txt」からランダムで選ばれます。
拡張機能
4・・・時
「いつ」にあたる言葉が入ります。
「いつ?.txt」から選ばれます。
5・・・場所
「どこで」にあたる言葉が入ります。
「どこ?.txt」から選ばれます。
6・・・テーマ
内容を具体的に表す単語が入ります。
「テーマ.txt」からランダムで3つまで選ばれます。
7・・・ジャンル
ゲーム作成の際のジャンルが表示されます。
第一・第二候補とするも良し、二つを組み合わせるも良し。
「ジャンル.txt」からランダムで2つ選ばれます。
ボタン
8・・・「こんばいな!」ボタン
全ての項目を一度に変えます。
これを押した後で個別にいじっていくやり方をオススメします。
9・・・「りせっと」ボタン
全ての項目の内容を消去します。
10・・・「せーぶする」ボタン
現在表示されている内容を「お気に入り.txt」に追加保存します。
保存した内容はファイルを開けばいつでも確認できます。
データ編集について
フォルダ内にある、各テキストファイルは編集可能です。
自分の好みに合わせて好きな単語を集めたりしてもいいでしょう。
編集方法は、1行1語で書き込むだけです。
使用例
基本的には、基本機能だけでも成り立ちます。特に動詞が重要。
ゲームであれば、動詞の内容によってある程度のジャンルが決まります。
具体的なものが思い浮かばない場合は、テーマやジャンル項目を使用してみましょう。
例1:「野菜」を「運ぶ」
この場合、障害を避けつつ時間内に多くの野菜を運ぶアクションゲームや、
特定の手順で指定された場所へ運ぶパズルゲーム等を考えることが出来ます。
さらに拡張機能を使用して時代背景を決めれば、グラフィック作成にも役立つかと思われます。
例2:「パンダ」を「助ける」
「助ける」という、いかにもありふれた動詞ではありますが、他の項目次第で色々と想起が可能です。
試しに拡張機能を使ってみましょう。
舞台:近未来の村/テーマ:恋愛/ジャンル:音ゲーム と出ました。
この場合、名詞のパンダを利用してこんな設定のゲームを考えてみました。
数十年前、既に絶滅したかと思われていたパンダが山奥の村で発見された。
希少価値からか、ハンター達から常に危険にさらされるパンダを救うことは出来るのか!?
主人公は村に住む少年で、楽器の音色によって人の心を動かす不思議な能力を持つ。
無理矢理作ったので無理なところも多いですが、とりあえずこんな感じの音ゲーの完成です。
テーマ「恋愛」に関しては、村に住む幼馴染の少女など作ればOKでしょう。
気に入らない部分は個別に変えることも出来ますし、きっかけにさえなればいいのですから・・・
また、上の例で格助詞部分を「が」に変えると、立場が入れ替わったものが出来ます。
パンダが人を助けるゲームなんてのも、斬新でいいかもしれませんね。
この他工夫次第で色んなことが出来ますので、試してみてください。